昔に戻りたいスピリチュアルな理由は?過去世や宇宙、霊界への郷愁

昔に戻りたいと思うとき

スピリチュアルな界隈に結構います。
昔に戻りたい… そう思ってる人、そう思っていた人。
自由だった子供時代に戻りたい、楽しかった学生時代に戻りたい、する恋人と愛し合ったあのときに戻りたい…
いずれにしても、「今」よりも幸福を感じていた過去にもどりたいという感情が表向きなのですが、スピリチュアル的に言うとその感情は過去世にまで遡れます。多くの人が昔に戻りたいと感じる理由の本質は、「今」よりも愛に包まれていた過去世の記憶に起因しています。


 

昔に戻りたいスピリチュアルな理由

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☆ウリエル☆

私は昔に戻りたいとか思わないです。苦しい思いして培った経験値を失うのは嫌だし自分のためにならないからです。
ですがたまに思います、最も愛に満たされていたときに戻りたいと… それは私の感覚で言うと再び得たいという気持ちとおなじです。

スピリチュアルな分野で「昔に戻りたい」という言葉を聞くと、同じ言葉でも多少ニュアンスが違う3つぐらいの意味に分かれたりします。

  1. 今生きている人生の子供時代にもどりたいみたいな意味
  2. 理由なんか分からないけど昔に戻りたいっていつも思ってる
  3. かつての自己に戻りたい

(1)はスピリチュアルな感覚をもたないわりと普通の人たちも思うようなことです。
(2)と(3)はスピリチュアルな感覚を持つ人たちに多く見られるような傾向です。

順に説明をしてゆきたいと思います。


今生きている人生の昔に戻りたい心理

今生きている人生の昔に戻りたいという心理の裏側にはいくつかの理由がありますが、不満・状態・劣等感・後悔など、とても人間的な感情が原因である場合が多いです。おそらくは、誰もが1度や2度は思ったことがあるのでは無いでしょうか?
大別すると4つぐらいのタイプに分かれるのでそれぞれを簡単に説明したいと思います。

現実を受け入れられない

目の前の結果を受け入れられないとき、それによって自信を喪失してしまうとき…
例えばなにか大きな失敗をしてしまうとか、たとえば大切な何かを失ってしまうとか、それは貴重品かもしれませんし、大切な恋人かも知れません。
その現実が受け入れられず、「今」から続く未来を生きなくない、「昔」に戻りたい、そう思ってしまうことはあると思います。

なかにはもっと単純に、年齢と共に失われていく若さや美貌、増えていくシワに耐えられない… そんな人もいます。
(悩みはシンプルかもしれませんが、心情は複雑でしょう)

今の自分が認められなくなり、愛せなくなり、昔に戻りたいと思ってしまいます。

スピリチュアル的な解決方法としては、
今の自分を受け入れて自分を許し愛することです。

自分を愛する… 簡単そうで難しく、このではたびたびお話に登場するキーワードです。

健康上の問題

もし働けないほどに健康を害したら… 重い病気をwあずらったら、もし片腕を失ったら… もし歩けなくなったら…
正直なところ、「昔に戻りたい」そう思ったとしてもこればかりは仕方がないだろう、と私も思ってしまいます。

それほどに私たちの人生にとって自分や周りの人の「健康」とは影響の大きなものだからです。

スピリチュアル的な観点で見たなら、カルマの法則に従って言うなら、身に起きることはすべて必然であり成長の機会です。

大きな心でそれを受け止めたなら、霊的にも大きな成長がまっていることでしょう。

心や体が痛いとき、苦しい時、それは私たち人間の成長を願うからの口づけであり贈り物です。

今はまだ受け入れられない人も、いずれは受け入れられる日が来ます。

昔の自分を超えられない

過去の自分を超えられない、それは勉強の成績かも知れませんし、スポーツの成績かも知れません。
持っているお金や立場かも知れませんし、感じている幸せの量かも知れません。

いずれにしても過去の自分と今の自分を比較してこう思ってしまう人たちです。
「昔は良かった…」と。

こういった人たちは、数字や感覚など、実際に過去の自分となんらかの比較をした上で昔の自分に戻りたいと思っています。

ただ、スピリチュアル的に言うなら人間として得るものはすべて一時的なものです。
勉強の成績も、スポーツの結果も、お金や立場も、死ねば無くなってしまうし、どこかに記録されていても地球が爆発すればこの地上からは失われます。

本当に価値のあるものとは努力や苦悩など、人生で得られた人としての成長と魂の成長です。

であるなら、上手くいかないときもしっかりと魂の糧にしたなら、結果は負けていたとしても魂の視野で見れば勝利者です。


後悔

自分の過去の決断や行いを悔いている。
例えば進路であったり、初恋の人に告白できなかった、大切な場で緊張して本来の力を出せなかった、友人を深く傷付けてしまったなどなど、中には人生の方向性を変えるような選択や分岐に関わるものもあるかもしれません。
いずれにしても、過去の自分の行いや選択を後悔している。やり直したい、戻りたい。

スピリチュアル的に言うのであれば、成功も失敗も学ぶべき必然です。
人生がどのように分岐していたとしても、かならず学びが存在する、私たちの人生はそのように設計されています。

理由なんか分からないけど昔に戻りたいといつも思ってる

スピリチュアルな界隈にはこのタイプの人が結構たくさんいて、理由は分からないけど今の自分に納得がいってない人が多いです。このタイプに多いのは、過去世をハッキリ記憶しているわけではないけどなんとなく感じるとか憶えているみたいな人たちです。

スピリチュアル的に言うなら、人間の魂はします。長い輪廻を振り返ると今の自分の人生よりも優れた、充実した、幸福だった、そんな人生は山ほどあります。過去世で自分が生きた人生と、カルマの法則によって決められた今の人生のギャップから、理由も分からず昔に戻りたいという感情だけを持っている人がいます。強い使命感を持っているのに自由が無いみたいな感覚を持つ人もいます。

地球外から、この地球に生まれ変わって来た魂たちによくみられます。

かつての自己に戻りたい

こちらは「理由なんか分からないけど昔に戻りたいっていつも思ってる」というタイプよりもさらにハッキリと自分を自覚しているタイプと言えるかも知れません。

かつてアトランティスにいた頃の自分に… かつて天使であった自分に… かつての強い力を持った自分に…

こういったコトを言い出す人の中にはちょっと自分に酔っちゃってる人もいて、事実と異なることを言ってる人が多いのですが、事実としてこのタイプは存在します。

ただし、かつてが高い霊性をもった自分であるならいとも簡単に「今」を受け入れてしまうと思うので、「かつての自己に戻りたい」と言うような人は、能力においてはそうかもしれませんが、霊性においては、さほどでも無いかもですね。

私にもあります、かつての自分… 戻りたいとは1ミクロンも思いませんし、その理由も自分の中に持ってます。

魂の郷愁

かつて、神と一つだったときに戻りたい… という魂の郷愁は人間誰しもが持っています。それは、人間の心が悪にそまっても奥深くに残る良心そのものでもあります。

理由も無く、「昔に戻りたい」そう思うとき、それは過去世の豊かな暮らしに対してかもしれませんし、霊界での魂の安寧の時かもしれませんし、原初の光を思ってのことかもしれません。

理由無く「昔に戻りたい」そう思うとき、もしかしたらそれはあなたの魂が感じている郷愁かもしれません。

スピリチュアル的に言うなら昔に戻る必要なんて1ミクロンも無い

私がまだ子供の頃、母親が言ったことがあります。「昔に戻りたい…」

当時小学生だった私は、いつぐらいに戻りたいのか?そうたずねると、幼稚園ぐらいのころが一番なにも考えずに生きられたから楽だったと言いました。
たしかに小学校より幼稚園のほうが時間も短いし楽だったなって当時思ったことを憶えています。

私が大人になって30歳過ぎたぐらいの頃に同じ質問を母親にしたことがあります。「昔に戻りたいとか思う?」母は言いました、「思わない!あんな苦労は2度としたくない!」というのは父とのコトです…(笑)

当時の私はすでに霊的な意識を強く持っていたので、昔に戻れたとしても同じこと繰り返すのは怠いしどうせ輪廻転生するなら戻るか新しく始めるかの違いだし、なら貯めた経験値失いたくないみたいなことを思ってました。

スピリチュアルな事実として…
仮に昔に戻って別の選択肢を選んで人生を変えたとして、今より楽な人生に、良い人生に変わる保証などありませんし、変わったとしても無意味です。私たちは輪廻転生を繰り返しながらカルマを解消します。返済するカルマの総計が変わらない以上は、いったん避けたとしても必ずまた巡ってくるからです

スピリチュアル的に言うなら、私たちが辛く苦しく避けたいようなことの中にこそより多く成長と価値のあるものが存在します。

そして私たちが過去を悔いて反省したり許すとき、乗り越え忘れたとき、「過去」は変えられたと言えます。
なぜなら、この物質世界には時間と空間の概念がありますが、の世界にはそれがなく、ただすべてのが存在するだけです。
それは私たちの想いと行いによってつねに変化しています。

わざわざ昔に戻らなくても、過去も未来も変えられるのです。


昔の自分に戻りたいスピリチュアルな本質

かつてすべては一つでした。
私たち人間の魂は、神から別れ出でた神の欠片です。

今は個体性をもっていますが、愛は… 相手と自分をひとしく扱える心は、すべてを一つにします。

私もたまに思います。
「昔に戻りたい…」

それは愛によって一つであったころに戻りたいという魂の郷愁です。そして昔には戻れないことも知っています、ですから未来に必ず実現したいと思っています。

すべての魂が愛によってまたひとつになる未来を。

そのために…

私は「心を清めて愛を持っていきる」ということを言い広めていきます♪

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天空の庭先 管理人の☆ウリエル☆です♪瞑想歴30年、オーラ見える歴28年、ヒーリング歴29年、浄霊歴26年、オーラ視、浄霊、ヒーリング、などなど、いわゆる霊能力と呼ばれる力を持っていて、占星術など占いの分野やオカルトなど、スピリチュアルな分野に精通しています。 これまでの人生でのスピリチュアル体験から得たことを記事にしています♪ 関わる人全てに豊かになって欲しい。それが私の願いです。 <strong>霊能力が身についたキッカケ</strong> 霊能力と呼ばれる力を手に入れるキッカケは、21歳の時に霊的な師と出会い、ヒーリングを受けた事でした。 私をヒーリングしてくれたその方は、世界を旅しながら無料で奉仕やヒーリングをして生きている方で、日々何十人、何百人と癒していました。その方との出会いをキッカケに、私自身にもヒーリング能力が身についたり、オーラが見えはじめたり、体外離脱を体験したり、成仏出来ない霊を救う能力が発現したり、様々な霊的な体験をしました。それら体験は、この天空の庭先にまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/experience/">体験談</a> <strong>天空の庭先オープン</strong> 2004年に楽天ブログで天空の庭先がスタートしました。 本業はデザイナーで、ふつうに社会で働きながら、平日の夜や週末の休みを利用して、霊的な疑問や相談にお答えする活動をしてきました。 今日までの天空の庭先の歩みはアーカイブのページにまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/archive/">ブログアーカイブ</a> 「☆ウリエル☆」というハンドルネームは、宇宙の運行や浄化を司る天使の名前を借りました。横の2つの☆は当時の楽天ブログでウリエルというハンドルネームがすでに取得されていたために、仕方なく横にくっつけたのですが、この☆のおかげで姓名判断や数秘術でとてもよいハンドルネームになりました♪ 「天空の庭さき」というブログとサイトのタイトルは、天の国のかたすみ、みたいなニュアンスで命名されました。 私は本当の「天国」や「楽園」は、それを求める人の心の中にあるものだと思います。ここを訪れる人たちが豊かで美しい人生を歩むヒントをみつけてくれたらそれは私にとって幸いです。  

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  1. あんじゅ

    こんにちは。

    私も過去に戻りたいとは思いません。まあ容貌の変化にため息をつく事はありますが💦でも内面的には今の自分の方が好きです。少なくとも過去の自分よりは成長していると思えるので。あくまで自分比ですが。
    それとこれは子供の頃から感じているのですが、私の帰る場所は別にある。この世は仮の宿という感覚です。子供の頃は現実逃避だったかもしれません。しかし今でもそういう感覚があります。