魂をスピリチュアル的に説明すると?魂の意味と本質。

魂

魂とは?一般的には肉体に宿る精神や心、あるいはそれらを内包するより上位の霊的な意識と定義されるのが魂です。
人間が生まれる時に魂は肉体に宿り、そして死ぬときに魂は肉体から離れます。
スピリチュアルな分野にや宗教においては魂は輪廻転生により前世から来世へと生まれ変わりを繰り返すと言われていたり、善良な人間の魂は死後に天国へと召されるとも言われています。
魂と似たような言葉として、霊、霊魂、魂魄などさまざまな言葉があります。
霊と魂って何か違いはあるのか?などなど、目に見えない魂についてお話をしたいと思います。


 

魂とは?

魂とは人間の肉体に宿り、その人間の存在を司るようなもの、より本質的なものとして古来より伝わり、魂は霊的な存在として肉体から離れた場合でもその存在が失われず存在し続けるものと考えられてきました。
たとえば日本では、人間が死を迎えた瞬間に肉体は停止しても魂は存在しつづけると考えられ、お墓に埋葬したり仏壇で供養しました。
エジプトでは死んだ後でも死者の魂は生き続け、その個体の個性は失われることはないと考えられてきました。
仏教においても魂の永続性がと解脱が説かれ、キリスト教では死後も霊魂は存続しつづけ、審判の日に永遠の日に焼かれるか神の国に迎え入れられると言われています。
この世界にある殆どの宗教が人間の死後の存在を認めています。
そして日本のスピリチュアルな分野では、人間が死んだら生まれ変わる「輪廻転生」や「来世」の存在とともに「魂」の存在も広く信じられています。

魂については実証実験などもあり、有名なのは、「魂の重さ21グラム」の話です。
1866年~1920年に生きたアメリカ合衆国マサチューセッツ州の医師、ダンカン・マクドゥーガルは人間や動物が死んだ際の体重の変化を観察することで魂の重さを量ろうと実験しました。実験は精度の高いものとは言えないまでも、結果としては死後の何人かは体重が減ったそうです。それが魂の重さ21グラムの話です。

近年でも分野で魂の実在を調べるような研究や実験がなされています。
量子脳理論からのアプローチや、実証実験なども進められていて、中にはこんな面白い話もありましす。

イギリスの医師サム・パルニア氏(蘇生医療の専門家であり、臨死体験の研究家)は、魂の実在を証明するためにある実験をしました。
天上に板を釣り上げてその板に物体を物を置きます。
亡くなった人が死後にその物体を確認することが出来、蘇生後にその物体が何で在るかを認識できるなら魂は死後に肉体を離れて意識を保つことが出来る存在であるということが確認出来ます。
100人の患者にこの実験が行われ、蘇生に成功した7名が物体を正しく認識していたそうです。

臨死体験時に「光が見える」「加速する」「時間が早くなる」「幸福感につつまれる」「天使や聖人が見える」「異世界を体験した」「死んだ家族に会った」というような話はよく聞きます。
臨死体験をあつかった実験や、臨死体験をテーマにした本などでよく目にするような内容です。
ちなみに私は死んだことも死にかけて臨死体験をしたこともありませんが、上記に書かれているような内容はおおよそ瞑想時に身に起きています。
余談ですが、私はこの天空の庭先で瞑想とは生きながらに死ぬことだとお伝えしていますが、それはつまり、魂の認識に戻るということです。

さまざまな哲学、宗教や思想において、人間の本質や死後の人間の存在である「霊」「霊魂」「魂」は必ずしも同じではありません。
魂の存在は科学的には証明されていませんし、人間は死ぬとこの物質世界での生命活動を停止しますから死んだ人間に死後のことを聞くことはできませんから真実は闇の中です。
いずれ科学がスピリチュアルな領域にも発達したり、人間の感覚が今目に見えないさまざまな存在や世界を捉えられるほどに発達したなら、あるいは死後の世界や、死後の人間の魂についての真実が分かる日が来るかも知れません。

魂のスピリチュアル的な本質

さて、ここまでは魂について一般的に言われているようなことについて簡単に概要を説明しました。
魂が本当に存在するかどうか? 物質世界においてはおそらくこの議論に決着はつかないでしょう。
なにせ死んでしまうとそこで終わってしまいますし、どのような実験を行おうともそれが夢とか超能力のたぐいの話で片付けられてしまえば、魂が実在するという証明にはならないからです。魂があるか無いかという終わらない議論は横に置いておいて、魂が存在するという前提で魂について私が知ってること、体験などをお話します。

そもそも魂とは何か?

魂は神が自らに似せて想像したものです。

魂は神のカケラであり神の子でもあります。
私たちの魂は神と同じ性質の力を持っています。それは創造の力であり、自由意志の力です。
そもそもなぜ神が人間の魂を創造したのか?という疑問はあるかと思います。
神とは – 神と人と宇宙の法則

神と人間についてはこの記事から始まる一連の記事に書いてありますので神と人間の魂について深く知りたい人は読んでみてください。

人間として生まれるのは魂の修行のようなもの

魂は永遠不滅の存在です。

魂の修行人は誰しも魂を成長させるために生まれてきます。人間として生まれるということは、言わば魂の修行のようなものと言えるかもしれません。

ただ、魂とは一般的の想像されているような人間の霊のようなものではなくもっと完全性の高いものです。そしてより本質的に言うならば人間が生まれる理由は原罪を解消すること、より大きな魂となることです。

魂のレベル

魂にはレベルがあります。
レベルと言ってもRPGゲームのように経験値を貯めると上がるという性質のものでもありませんが、正しいことをして霊徳を積めば魂の力が増すという側面は確かにあります。

魂のレベルについては、自分の魂が生まれた時の系譜や、生まれた時期によって魂の大きさや力の強さはが異なります。
魂は分魂を繰り返してさまざまな系譜に別れ数を増やしてきたので、傾向としてはフル痛ましいほど大きな力を持っている傾向があります。魂にはあるいみ年齢のようなものがあります。
魂のレベルには、そもそも自分が持っているベースでの力のレベルと、個体として独立した後に自分自身で成長させて力増し高めたレベルと2つの軸があります。

魂の課題

魂がもつ課題とはつまり、魂のレコード(記録)に残っているカルマであると言えます。
魂の課題、つまりそのたましいに残されている解消すべきカルマは、人間として生まれる時の人生設計に大きく関係しています。カルマを解消する為に設計された人生の枠組みに人間を従わせる見えない力が、私たち人間が「運命」とか「宿命」とよぶ力です。

魂を磨き、向上しましょう。

スピリチュアルな分野や宗教などで、魂を磨くとか、魂を向上させる、魂を成長させるということがよく言われますが、私たち人間にやどる魂、つまり「本当の私たち」「私たちの本質」が本来の力を取り戻し、より大きく成長するために、カルマを解消し、霊徳を積まなければなりません。
それをとてもシンプルな言葉で言うと、「心を清めて愛を持って生きる」ということが出来れば、自ずとカルマは浄化され、愛ある行動によって霊徳は高まるでしょう。

魂についてよく頂く疑問や質問

魂はどこあるのか?

宗教や思想によってさまざまな説がありますが、魂は目には見えないので確認のしようがないとおもいます。
胸にあるという人もいれば、頭にあるという人も居ますし、頭の少し上にあると言う人も居ます。
この天空の庭先ではなんどか魂についてお話していますが、魂は天界(神界)に存在しています。
ただし、高次世界には時間と空間の制約がないため、魂は天界にありながらもあなたという存在と常に繋がっています。
ではどこにつながっているのか?
魂の座と呼ばれる第七チャクラ、人間の頭部の眉間の奥です。
繰り返しになりますが、頭部にあるというわけではないです。あくまでも魂は天界(神界)に存在しながらあなたと繋がっているのです。
そして線やヒモのようなもので繋がってるわけでもありません。高次世界のものはこの地上世界においては同時に何処にでも存在できるからです。
神然り、天使然りです。

魂はどんな姿形?

魂の話は人間の霊体と混同されるため人の姿のように語られたり描写されることも多いですが、魂はまるい光の球とか星の光のようなものです。

魂と人間の外見はなにか関係がありますか?

傾向としてですが、カルマの浄化が進んでいる魂ほど、整った容姿や美しい外見で生まれてくることが多いです。

人間の外見と魂はなにか関係しますか?

魂自体は神の光の欠片であり個体差はありませんが、ただし力の大きさというか質量のようなものはあって、輝きが強く大きいほど、その力も大きいです。
魂自体が人間の外見に影響することはありませんが、その魂が過去世においてどのような人生を送り、どのようなカルマを持っているかなど、これまでの経験や、これから必要案経験によって、人間として生まれてくる時の外見には無限と言ってよいほどに個体差があります。

犬や動物にも魂はありますか?

人間は神によって創造された神の光の欠片で、全ての人間の魂が天上より生まれたものです。
植物や動物は天上界から流出したエネルギーが結晶化した世界から生まれたので、簡単に言えば地に、地球に属します。
これはあくまでも古い魔術の概念に従う話なのですが、動物には人間と同じ「魂」はありません。(一部の例外を除いては)
今の私たち人間の肉体とは、もともと地に属していた生き物に天上の魂が宿ったものです。
動物の霊は私たち人間の魂とは異なる霊的なレコードをも、人は死ねば魂は天上へと戻りますが、動物は死後に地のエネルギー(地球のエネルギー)へと戻りまた生まれて来ます。

虫にも魂はありますか?

動物の話と同じで、虫も地からうまれた存在です。
動物世比べさらにその存在は小さく、植物やこの地球とひとつの大きなエネルギーを共有している存在と言えます。

赤ちゃんに魂がやどるのはいつ?

赤ちゃんの魂は妊娠したときに宿ると思われがちですが、じつは肉体という受け皿があって初めて魂は肉体と結びつきます。
つまり人間の魂は出産時に肉体に宿ります。
このあたりのことは詳しく書いた記事がありますのでそちらを参考にしてください。

妊娠をスピリチュアルとカルマの法則で説明すると

人形に魂はやどるか?

私たち人間と同じ魂はやどりません。神が創造した人間の魂はこの地上においては人間の肉体にしか宿りません。(一部の例外を除いては)
ただ、オカルトやホラーなどでは人形に魂が宿ったとかそんな話がよくあります。
私たち人間は、自らのエネルギーを想念を通して分け与えたりすることができます。

人形に悪い霊が取り憑くようなことは確かにあります。
ただし、それは本当の人間の魂ではなく、人間が生み出した想念体(エネルギー体)であることがほとんどです。
世の中で「人間の霊」としてみなされている霊のうちでもこの想念体がかなりの数を占めています。
それは分霊の一種で、その性質は生き霊とおなじものです。

認知症や植物人間になったとき、人間の魂は?

人間の魂は肉体に宿るものではなく、天上界(神界)とよばれる領域の世界に過去も今もずっと存在しています。
高次の概念を説明するのは難しいですが、人間の魂は時間や空間の制限を受けないので、天上界(神界)に存在しながら同時に私たちの内に存在しています。
それは認知症や植物人間になったときもかわりはありません。
魂がどこにあるのか?という質問の意図が、生きてるのか死んでいるのか?という話であるならそれはスピリチュアル的には大きな問題では有りません。
認知症や植物人間など、人間の基本的な活動に影響するような身体の状況になることは、本人のカルマもあるかもしれませんがむしろ関わる周りの人間のカルマによるところが大きいからです。
例えばあなたの家族がそういった状態にあったとしたなら、本人より周りで関わる人たちの学びの機会なのです。

魂は傷つくの?魂に癒しが必要と言われました

魂は神によって創造された永遠不滅の存在です。
魂そのものは傷つくこともないので癒しを必要とすることもありません。
霊感商法や無知なスピリチュアルカウンセラーが、魂が傷ついてるとか魂に癒しが必要などと言ってあなたに近づいてきたときには関わらないようにしましょう。
人間誰しもが傷を負いながら人生をなんとか生きて、その中で喜びを見いだしたり成長して、それが魂のいっそうの輝きとなります。

魂にも家族とかありますか?

魂にはルーツがあります。つまり人間の家族とは違いますが近しい魂というのはたしかに存在します。

魂を磨き、魂を成長させるために、心を清めて愛を持って日々を生きましょう。

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天空の庭先 管理人の☆ウリエル☆です♪瞑想歴30年、オーラ見える歴28年、ヒーリング歴29年、浄霊歴26年、オーラ視、浄霊、ヒーリング、などなど、いわゆる霊能力と呼ばれる力を持っていて、占星術など占いの分野やオカルトなど、スピリチュアルな分野に精通しています。 これまでの人生でのスピリチュアル体験から得たことを記事にしています♪ 関わる人全てに豊かになって欲しい。それが私の願いです。 <strong>霊能力が身についたキッカケ</strong> 霊能力と呼ばれる力を手に入れるキッカケは、21歳の時に霊的な師と出会い、ヒーリングを受けた事でした。 私をヒーリングしてくれたその方は、世界を旅しながら無料で奉仕やヒーリングをして生きている方で、日々何十人、何百人と癒していました。その方との出会いをキッカケに、私自身にもヒーリング能力が身についたり、オーラが見えはじめたり、体外離脱を体験したり、成仏出来ない霊を救う能力が発現したり、様々な霊的な体験をしました。それら体験は、この天空の庭先にまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/experience/">体験談</a> <strong>天空の庭先オープン</strong> 2004年に楽天ブログで天空の庭先がスタートしました。 本業はデザイナーで、ふつうに社会で働きながら、平日の夜や週末の休みを利用して、霊的な疑問や相談にお答えする活動をしてきました。 今日までの天空の庭先の歩みはアーカイブのページにまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/archive/">ブログアーカイブ</a> 「☆ウリエル☆」というハンドルネームは、宇宙の運行や浄化を司る天使の名前を借りました。横の2つの☆は当時の楽天ブログでウリエルというハンドルネームがすでに取得されていたために、仕方なく横にくっつけたのですが、この☆のおかげで姓名判断や数秘術でとてもよいハンドルネームになりました♪ 「天空の庭さき」というブログとサイトのタイトルは、天の国のかたすみ、みたいなニュアンスで命名されました。 私は本当の「天国」や「楽園」は、それを求める人の心の中にあるものだと思います。ここを訪れる人たちが豊かで美しい人生を歩むヒントをみつけてくれたらそれは私にとって幸いです。  

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関連記事一覧

  1. ☆cham☆

    ☆ウリエル☆さん

    こんにちは、こんばんわ、
    いつもありがとうございます。

    知りたいこと、気づかされること
    本当に沢山あります。
    最近は尚更助けられてます。

    闇と光を行ったり来たり
    信仰の浅さと、愛の無さを情けなく思います。
    こんなはずではないのに、、と

    天空の庭先、、、
    なんだか
    見透かされてるかのようなw
    賢さの種が沢山落ちてますね!
    蛇のように賢く、鳩の様に素直に☆

    ありがとうございます。

  2. むちゃす

    いつも楽しく拝見させていただいております。
    魂はどこにあるのか?でハッとしました。夜に寝室で眠っていたところ途中ですっきりと目醒めて気がついたら宇宙にいました!浮かんでいる状態ではなく宇宙そのものの様な感覚で、また不思議な事に寝室で眠る自分の身体を感じつつ宇宙を体感しているのでした。自分は始めからここに存在しているような気がして来て現実世界の体験の方が夢なのでは?と感じました。

  3. てつ

    ウリエルさん、こんばんは。

    コメントしようとしていた事が先に別の方が書かれていて、少しびっくりしたと同時に、みんな日々をより良くしようと精一杯生きているのだなと痛感しました。汗

    「心を清めて愛を持って生きる。」これほどまでにシンプルで難しい事はないなと感じる今日この頃。。

    昨日は愛を持てたのに今日はどうしても許せない、、上司のあの態度が気に入らない、、最近はそんな否定的な感情ばかりで、最後に残るのは罪悪感と虚無感だけ。

    人間の、魂の成長は途方もなく遠いものだけれど、少しずつでも輝きを増していけたらと思います。

    お忙しい中、更新ありがとうございます。ウリエルさんに幸多きありますように。

  4. ユキウサギ

    RPGゲーム、そうですね(^^)同じ属性のグループで助け合い(^^)…レベル上げて魂の力が強まり、課金によりオプション?追加があったりステージが上がっていき。

    白のオーラの方こちらに訪れる方多いのですかね。私も白らしいです。
    以前は狭い地域の中で同じオーラの方を探すとか、大変だったでしょうね。白いオーラの方にはかなり生きづらい世の中だったことでしょう。
    白のオーラの方は多分、白いシャツ着てるみたく、始終白く浄化する必要があり、それにより神さまから与えられたお役目をこなし、ツールを与えられ、周りの環境をも浄化するという、「強い愛」を持つつとめがあるのかと思います。
    今まで周りの人々に「助けてー」と、言い続けていましたが、なんかそうではなくって…「神さま」から、ある意味長男長女のように、「まずはお姉ちゃんに与え」「兄弟のお世話をするように」宿命づけられてこの世に生まれている魂もいるんだなあと最近、こちらにお邪魔するうち学びました。
    必要な力は与えられ、「宇宙の摂理にかなった方向」に向けていく。愛がなくては出来ない事です。
    周りの方々を、変える、ではなくて、周りの方々自ら、変わっていって下さいました。
    きっとその方々も、そのうちお兄ちゃん、お姉ちゃんに生まれるはずです。
    「皆様への愛」。宇宙の摂理はこれをとてもおよろこびになるような気がします。
    皆様への愛を与えても幸せになる為に、私たちは魂を輝かせることかと思います。
    辛いとひっくり返ってしまいますが…瞑想して反省して、また翌日は歩む毎日です。