攻撃的な人をスピリチュアル的に説明すると?エネルギーバンパイアの特徴・原因・対策

あなたの周りに、理由もなく攻撃的な人はいませんか?その人の言葉や態度に、心がざわついたり、どっと疲れてしまったり…。なぜあの人は、あんなにも攻撃的なのだろう。そういったことで一人で悩んでしまうのは辛いことだと思います。この記事では、「攻撃的な人」という存在をスピリチュアルな視点から、そのエネルギーの本当の意味と、あなたを守り、最善の道を選ぶ方法をお伝えしていきます。


 

なぜか気になる…「攻撃的な人」が示すスピリチュアルなサイン

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☆ウリエル☆

あなたの周りにいる、なぜか攻撃的なあの人…。その存在は、あなたの魂が成長するための大切な機会を与えてくれているのかもしれません。

こうげき‐てき【攻撃的】 の解説
[形動]
1 相手を激しく責めるさま。他人に対して寛容さがないさま。「攻撃的な性格」
攻撃的(こうげきてき)の意味 – goo国語辞書

攻撃的な人、学校でも仕事でも、どこにでもいるかと思います。相手を激しく責めたり、罵倒したり、中には暴力的な行動に出でる人もいるかと思います。人にはそれぞれ個性があり、ひとりとして同じ人間は居ませんが、なぜ「攻撃的な人」と「温厚な人」がいるのでしょう?

性格や育った環境と言ってしまえばそれまでですが、人間の性格や性質は、人の意識や心よりも深い部分に根ざしています。もしこの記事をよむあなたが攻撃的な人であったなら、あなたの周りに怒りっぽい攻撃的な人がいたなら… それは「攻撃的な性質」をもつ人自身の課題でもありますし、周囲の人たちにとっての課題でもあります。


そもそも「攻撃性」とは何か?スピリチュアルなエネルギーの二面性

まず、私たちが「攻撃的な人」と聞いて思い浮かべるのは、あまり良い印象ではないかもしれません。ですが、スピリチュアルな視点から見ると、「攻撃性」の源となるエネルギーそのものに、「善」や「悪」はないのです。

正しい攻撃性(守る力・正義)と誤った攻撃性(奪う力・利己心)

人間の攻撃性は、その源泉を辿ると、生きようとする本能と、私たちの身体にある霊的な中枢「チャクラ」の働きに由来します。特に、生命力の基盤となる第一チャクラは、活動的でパワフルなエネルギーを生み出します。

このエネルギーの使い道には、大きく分けて二つの方向性があるのです。

  • 正しい攻撃性:「大切なものを守りたい」「正義を貫きたい」といった、愛や他者への貢献に基づいた動機から使われるエネルギーです。これは「勇気」や「実行力」「改革する力」といった、神聖な力として発揮されます。
  • 誤った攻撃性:「自分の思い通りにしたい」「他者から奪いたい」といった、利己的な欲望や恐れに基づいた動機から使われるエネルギーです。これは「支配」や「破壊」「侵害」といった、誤った行動として現れます。

私たちが誰かを「攻撃的で苦手だ」と感じるのは、この世界で、後者の「誤った攻撃性」を示す人があまりにも多いからなのかもしれません。

第一チャクラと赤いオーラのエネルギー

第一チャクラのエネルギーは、オーラの色で言うと「赤色」に対応し、燃え盛る「火」の力に例えられます。このエネルギーが強い人は、もともとパワフルで、物事を推し進める強い力を持っています。

その力を正しくコントロールし、高い理想や信念に基づいて使うことができれば、不正を正したり、社会をより良い方向へ導いたりする、素晴らしいリーダーシップを発揮することができるでしょう。

しかし、その使い方を誤り、コントロールできずに暴走させてしまうと、自分勝手な主張を繰り返したり、自分より弱い立場の人を攻撃したり、陰で他者を傷つけたりするような、歪んだ形で現れてしまうのです。

あなたの周りの「あの人」はどちらのタイプ?

大切なのは、表面的な「攻撃性」というレッテルだけで判断するのではなく、そのエネルギーがどのような「動機」から発せられているのかを見つめることです。正義感からくる厳しい態度は、一見攻撃的に見えても、その本質は愛かもしれません。一方で、他者のエネルギーを奪い、自分を満たすためだけの攻撃性は、明確な不調和のサインと言えるでしょう。


誤った攻撃性「エネルギーバンパイア」とは

「誤った攻撃性」の中でも、特に多くの方が悩まされるのが「エネルギーバンパイア」と呼ばれる存在です。彼らは、第一チャクラのエネルギーを健全に自己生成するのではなく、他者から奪い取ることで、自身のエネルギー不足を補おうとします。

また、「奪い取る」ということだけでなく、攻撃的な態度であったり、マイナスエネルギーによって「消耗させる」ことで、結果的にエネルギーを削り取っていく場合も多いです。

エネルギーバンパイアの定義とスピリチュアルな意味合い

エネルギーバンパイアとは、ホラー映画の吸血鬼のように、血を吸ったりはしませんが、名前の通り、他人の「気」、つまり生命エネルギーや感情エネルギーを吸い取ってしまう人のことを指すスピリチュアル用語です。特別な存在ではなく、私たちのすぐ身近な、職場の人や友人、家族の中にさえいる可能性があります。

彼らは、自分の内面にあるエネルギーの枯渇や不調和を、他者からのエネルギーで埋め合わせようとします。その行為は、意識的な場合もあれば、本人に全く自覚がない無意識的な場合もあります。

【チェックリスト】エネルギーバンパイアの10の特徴

あなたの周りに、こんな人はいませんか?もし複数当てはまるなら、その人はエネルギーバンパイアの性質を持っているかもしれません。

  1. 常に不平不満や愚痴、悪口を言う:ネガティブな言葉は、聞く人のエネルギーを著しく消耗させます。
  2. 人のやる気を削ぐような否定的な発言をする:他人の成功やポジティブな感情を素直に喜べず、水を差すようなことを言います。
  3. 「かわいそうな私」を演じ、過度に同情を引こうとする:他者の優しさや罪悪感に働きかけ、関心とエネルギーを引き出そうとします。
  4. 自分の話ばかりして、人の話を聞かない:コミュニケーションが一方的で、相手への配慮がありません。
  5. 物理的な距離が不自然に近い:パーソナルスペースにぐいぐいと入り込み、体に触れようとすることがあります。
  6. 他人を支配・コントロールしようとする:自分の思い通りにならないと、機嫌が悪くなったり、威圧的な態度をとったりします。
  7. 一緒にいると、理由もなくどっと疲れる:会った後に、体がだるくなったり、眠くなったりします。
  8. あなたがエネルギーに満ちている時に限って近づいてくる:楽しい時や嬉しい時に限って連絡してきたり、邪魔をしてきたりします。
  9. 嘘をついたり、裏切ったりすることに抵抗がない:自分の利益のためなら、平気で他人を利用します。
  10.  恩を仇で返すような態度をとる:親切にしても感謝の気持ちがなく、それを当たり前だと思っています。


スピリチュアルな原因を探る、なぜ人はエネルギーの使い方を誤るのか?

人がなぜ、他者を傷つけたり、エネルギーを奪ったりするような「誤った攻撃性」を示してしまうのでしょうか。その背景には、単なる性格の問題だけでなく、深いスピリチュアルな原因が隠されていることがあります。

原因1:カルマの法則と過去世からの因縁

私たちの魂は、成長のために何度も生まれ変わりを繰り返しています。その過程で、誰かを傷つけたり、裏切ったりした経験は、「カルマ」という形で魂に刻まれます。今世で攻撃的な人に悩まされている場合、それは過去世であなた自身が誰かにしてしまったことの裏返しである可能性があります。魂は、その痛みを自ら体験することで学び、カルマを解消しようとするのです。憎しみ合った者同士が、今世では親子や夫婦として出会うことも少なくありません。この場合の学びは、体験そのものであるため、いずれ課題は過ぎ去りますが、カルマにおいて大切なのは、「気づき」と「学び」です。

原因2:チャクラの乱れとエネルギーの滞り

自分自身のエネルギーが枯渇し、滞っていることも大きな原因です。特に、生命力の源である第一チャクラや、感情を司る第三チャクラのバランスが崩れていると、健全な方法でエネルギーを生み出すことができなったり漏洩する可能背が出てきます。その結果、最も手軽な方法として、他人からエネルギーを「奪う」という行為に走ってしまうのです。これは、心の中に「悪意」や「否定心」といったマイナスのエネルギーが蓄積されている状態が生み出す、代替行為でもあります。

原因3:魂の成長過程で課された「試練」

攻撃的なエネルギーをコントロールし、それを正しい力へと昇華させることは、攻撃性をもてあます多くの人にとって重要な「試練」であり、学びのテーマです。特に、もともと強いエネルギーを持って生まれてきた魂は、その力を正しく使うための課題に直面しやすいと言えるでしょう。その人自身も、自分の内側で暴れるエネルギーに苦しみ、どう扱っていいか分からずにいるのかもしれません。

原因4:未解決のトラウマと愛の不足

幼少期の経験や、過去の出来事によって心に深い傷(トラウマ)を負っている場合、その人の心は常に緊張と恐れに満ちています。自分を守るために、過剰に攻撃的な態度をとってしまうのです。根底には、自己肯定感の低さや、「自分は愛されていない」という深い孤独感、愛の不足が隠されています。憎しみや怒りといった感情は、そうした心の痛みの裏返しなのです。

【今日からできる】攻撃的なエネルギーと正しく向き合うためのスピリチュアルな対策

攻撃的な人から自分自身を守り、心を穏やかに保つためには、具体的な対策を知っておくことが大切です。無理に相手を変えようとするのではなく、まずはあなた自身のエネルギーを守ることに集中しましょう。

対策1:エネルギーバリアを張り、霊体を守る

目に見えないエネルギーからの影響を防ぐために、自分専用の「バリア」をイメージすることは非常に有効です。これはイメージワーク、エネルギーワークとも呼ばれます。

家を出る前や、苦手な人に会う前に、一呼吸置いて、自分のエネルギーを自分の肉体の内側に収めるようなイメージをもち、外界からのエネルギー的な影響を抑えたり、光のバリアが自分を包むようなイメージワークによって自らを守る準備をします。 アファメーションは、イメージを具現化させる早道です。自分自身の属する宗教や信念体系にもとづいた祈りの言葉を唱えることは有効です。この光のバリアが、外からのネガティブなエネルギーから自分を守ってくれています。

余談ですが、私はこの種類のエネルギーワークを師と出会って以来、祈り、呼吸法、瞑想とともに欠かしたことがありません。「わが体に五芒星燃え。わが頭上に六芒星輝かん」私の四方には祈りによって創造された、大天使の光りをこの世界に反射する想念体が存在します。これは「想いが実現する」という神から与えられた魂がもつ創造性によって具現化させる、魔術的な概念でもあります。

そしてこれは私自身の経験ですが、本気で瞑想やエネルギーワークに取り組む人は一つだけ肝に銘じておいてください。
もし人間が霊的に、祈りや光りのバリアによって輝いていたら、それはアストラルレベルの存在、(霊、悪霊、想念体など)から見たら、それはそれは目立つということです。

得るものと引き換えに、新たに生まれるリスクもあるのです。

対策2:物理的・心理的に健全な境界線を引く

エネルギーバンパイアは、無意識に物理的な距離を詰めてくる傾向があります。まずは、あなたの両手を広げたくらいのパーソナルスペースを意識し、むやみに人を立ち入らせないようにしましょう。そして、「嫌なものは嫌だ」と、心の中でしっかりと境界線を引くことも大切です。相手の機嫌を損ねることを恐れて、無理に誘いに乗ったり、長話に付き合ったりする必要はありません。あなたの心と時間を守る勇気を持ちましょう。

愛とは反する行為のように思うかも知れませんが、知恵と愛のバランスが重要なのです。

対策3:自身の波動を高め、影響を受けにくくする

あなた自身のエネルギー状態、つまり「波動」が高ければ、低い波動を持つ存在とは共鳴しなくなり、影響を受けにくくなります。楽しいと感じる時間を大切にしたり、美しい音楽を聴いたり、心から笑ったり…。あなたが「心地よい」と感じることで、あなたの波動は自然と高まっていきます。また、自然の中に身を置くことも素晴らしい浄化法です。公園を散歩したり、木々に触れたりすることで、地球の大きなエネルギーが、あなたに溜まった不要なエネルギーを受け取ってくれます。

対策4:生活習慣を整え、オーラを強化する

私たちの身体を包むオーラは、エネルギーのバリアとして機能しています。このオーラを強く輝かせるためには、日々の生活習慣がとても重要です。栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。心と体が健康であれば、生命エネルギーが満たされ、オーラは自然と力強くなります。また、オーラを強化するという文脈では、浄化も重要です。粗塩を入れたお風呂にゆっくり浸かったり、流水で手や顔を洗い流すことも、手軽で効果的な浄化法ですので、ぜひ試してみてくださいね。あと最近記事にしましたが、オーラの強化に筋トレもオススメです(笑)

自分自身が光を放つために|内なる攻撃性を正しい力へと変える方法

攻撃的な他者への対策だけでなく、私たち自身の内面を見つめることも、この問題を乗り越える上での鍵となります。なぜなら、時に私たちの中にも「攻撃性」の種は眠っているからです。

内省と自己肯定による心の浄化

もし、誰かに対して強い怒りや否定的な感情が湧き上がってきたら、その感情をただ見つめてみましょう。「なぜ私はこんなに腹が立つのだろう?」「この感情は何を教えてくれようとしているのだろう?」と。多くの場合、その怒りの下には、癒されていない悲しみや、満たされていない欲求が隠されています。自分の嫌な部分も、弱い部分も、すべて含めて「これが私なんだ」と受け入れ、愛してあげること。それが、心を浄化する第一歩です。

他者への「許し」と「慈悲」を育むということ

攻撃的な相手を「許す」ことは、とても難しいことかもしれません。しかし、スピリチュアルな意味での「許し」とは、相手の行為を認めることではなく、その相手を「カルマの鎖から解放してあげる」という、慈悲の行為なのです。「あの人もまた、何かに苦しんでいるのかもしれない」と、相手の魂に思いを馳せ、その幸せをそっと祈ること。不思議なことに、相手を許した時、本当に解放されるのは、あなた自身の心なのです。

ただこれも難しいのは、「知恵と愛」のバランスです。与え尽くす愛は美しいですが、身の丈に合わない愛の行使は身を滅ぼす場合もあるので。

「心を清めて愛を持って生きる」ということの真の意味

究極的には、全ての解決策は、この言葉に集約されます。自分の心の中にある怒り、憎しみ、嫉妬といった否定的な想念を手放し、代わりに感謝や思いやり、愛といったポジティブなエネルギーで心を満たしていくこと。それは、あなた自身の波動を高め、魂を輝かせるだけでなく、あなたの周りの世界をも変えていく力となります。


まとめ:攻撃的な人との出会いは、ひとつの機会と経験

「攻撃的な人」との出会いは、確かにお辛い経験かもしれません。しかし、それは決して無意味な試練ではないのです。その出会いは、あなたに「エネルギーの法則」を教え、「魂の境界線」の大切さに気づかせ、そして何よりも「あなた自身の内なる光」を見つめる機会を与えてくれています。

忘れないでください。攻撃性のエネルギーそのものは、使い方次第で、「破壊的」にも「正しさの行使」にも使えるのです。そして、私たちは皆、自分の意志の力で、自分の人生を、そして自分の世界を、より愛と光に満ちたものへと創り変えていくことができます。

 

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天空の庭先 管理人の☆ウリエル☆です♪瞑想歴30年、オーラ見える歴28年、ヒーリング歴29年、浄霊歴26年、オーラ視、浄霊、ヒーリング、などなど、いわゆる霊能力と呼ばれる力を持っていて、占星術など占いの分野やオカルトなど、スピリチュアルな分野に精通しています。 これまでの人生でのスピリチュアル体験から得たことを記事にしています♪ 関わる人全てに豊かになって欲しい。それが私の願いです。 <strong>霊能力が身についたキッカケ</strong> 霊能力と呼ばれる力を手に入れるキッカケは、21歳の時に霊的な師と出会い、ヒーリングを受けた事でした。 私をヒーリングしてくれたその方は、世界を旅しながら無料で奉仕やヒーリングをして生きている方で、日々何十人、何百人と癒していました。その方との出会いをキッカケに、私自身にもヒーリング能力が身についたり、オーラが見えはじめたり、体外離脱を体験したり、成仏出来ない霊を救う能力が発現したり、様々な霊的な体験をしました。それら体験は、この天空の庭先にまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/experience/">体験談</a> <strong>天空の庭先オープン</strong> 2004年に楽天ブログで天空の庭先がスタートしました。 本業はデザイナーで、ふつうに社会で働きながら、平日の夜や週末の休みを利用して、霊的な疑問や相談にお答えする活動をしてきました。 今日までの天空の庭先の歩みはアーカイブのページにまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/archive/">ブログアーカイブ</a> 「☆ウリエル☆」というハンドルネームは、宇宙の運行や浄化を司る天使の名前を借りました。横の2つの☆は当時の楽天ブログでウリエルというハンドルネームがすでに取得されていたために、仕方なく横にくっつけたのですが、この☆のおかげで姓名判断や数秘術でとてもよいハンドルネームになりました♪ 「天空の庭さき」というブログとサイトのタイトルは、天の国のかたすみ、みたいなニュアンスで命名されました。 私は本当の「天国」や「楽園」は、それを求める人の心の中にあるものだと思います。ここを訪れる人たちが豊かで美しい人生を歩むヒントをみつけてくれたらそれは私にとって幸いです。  

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