霊界(メンタル界~コーザル界) 霊界の仕組みや様相
霊界とは私たち人間が住む物質界と重なり合うように存在する霊的な世界です。霊界は私たち人間の霊魂が属する世界であり、人間が死んだ後に、霊魂が滞在する世界でもあります。
霊界は人間の心を超えた本質に近い領域であり、より一元的で純粋な霊的エネルギーに満ちた世界です。霊界には複数の階層が存在し、下層は人の心の領域である幽界(アストラル界)と繋がるパーソナライズされたながらも一体性をもつ領域であり、中層は人間の霊魂が長期的に滞在する領域、そして上層部はより純粋な高度な霊的存在、つまり大天使のような上位の霊体が存在する領域になっています。下層から中層までが「メンタル界」上層が「コーザル界」などの名前で知られていますが文献や個人の体験によって認識は若干異なります。
普通は目に見えない世界なので解が難しいかも知れませんが、ひとつひとつ丁寧にお話が出来たらと思います。
【目次】
霊界とは?
霊界とは?死後に人間の霊魂がいく世界です。すごく簡単に言うと、成仏出来ない霊は幽界(アストラル界)にゆき、成仏した霊は霊界にゆき、霊界の上層には天使や菩薩など高位の霊体が存在するといった感じです。
まずは下の画像をご覧ください。
スピリチュアル的に言うならば、私たち人間が住む物質世界と重なり合うように存在する霊的領域の世界が3つあり、世界は全部で4階層存在します。
私たち人間が住む物質界、私たち人間の心の領域である幽界(アストラル界)、そして霊界は人間の肉体や心を超えたさらに高次に存在する世界です。4つの階層世界には、この記事の前段となる記事がありますのでそちらを参考にしてみてください。
霊界の様相
霊界とはどのような場所なのか?
ここで言う霊界は、霊的な世界全体を指し示す言葉ではなく、物質界、幽界、霊界、神界のこの世界に存在する四階層構造の、三階層目にあたる霊的な世界のことです。
霊界は一般的には死後の世界として語られることの多い世界で、私たち生きた人間からしてみたら肉体を失った後に移行するためそのような認識になるかもしれませんが、霊界は本来、死した人の魂があつまる場所と言うよりは、物質的な肉体を持つ必要の無い霊的な存在達や人間が死後、肉体を手放したときに帰ってくるホームみたいな場所です。
ですから、ずっと霊界に暮らしている人(霊魂)もいます。とても美しく素晴らしい世界なのですが、まだまだ上の階層があるので、「天国」と言われるような場所とも少し違います。霊界は人間の心を超えた思考的な世界です。
- 物質世界、幽界(アストラル界)を超えたさらなる高次世界
- 人間が死後に赴く安寧の世界。
- 霊界の上層には高位の霊体(天使、菩薩など)が存在する
- 霊界には7つの階層がある
この4つが霊界のおもな特徴になります。
実際のところ霊能者が体験する霊的な世界、霊的な領域のほとんどが幽界(アストラル界)の領域であり、霊視であれ体外離脱であれこの霊界の領域を安定的に体験できるレベルの霊能者は少ないです。なにせ人間の心さえも超えた領域なので。
人間が死ぬとあの世の入り口である幽界(アストラル界)へと認識を移行します。肉体を失った人間は死後しばらくは、霊体に幽体をまとったような状態で幽界(アストラル界)に存在し続けますが、やがて幽体を脱ぎ捨てて霊界へと移行します。(いわゆる49日です)
成仏出来ない霊とは、強い感情や想いを残すことで幽体を脱ぎ捨てられずにこの地上と霊界の狭間である幽界(アストラル界)に縛られた人の霊です。
霊界は幽体を脱ぎ捨てた、つまり感情と想念を捨てさり純粋な霊体となった人間たちが来世までの間滞在する世界でもあります。
霊界にも幽界(アストラル界)と同様に7つの階層が存在します。
7層それぞれに様相も役割も違いますが、上層にゆくほどに、アセンションした存在や天使的な存在など、より高度な霊体が存在します。
霊体とは?メンタル体とコーザル体
人間の魂の存在を信じるような人たちの多くは、人間は肉体と魂の2つを持っていると思っています。ですが、実際の人間には、この世界の4つの階層に対応した4つの要素によって成っています。それは、肉体、幽体、霊体、魂の4つです。
肉体は物質界に、幽体は幽界(アストラル界)に、そして霊体は霊界に対応する体で、魂は神界の領域に対応しています。霊能力者の中には、肉体を離れて霊体で活動する体外離脱と呼ばれる霊能力をもつ人間もいて、過去の聖人聖者や高度な霊能力を持つ霊能者によって霊界や霊体についてのさまざまな文献や情報が残されてきました。
霊体について
人間の肉体にはおもに2つの霊的な体が宿っています。幽体と霊体です。魂は神界の可変に存在し、神のかたわらに在りながら肉体と繋がっています。
肉体、幽体、霊体はそれぞれがエーテル体とチャクラによって繋がっていて、3つでありながら1つです。
余談ですが、阿修羅をはじめとする三面六手は、古来より私たち人間の肉体、幽体、霊体を象徴しています。
阿修羅は古代インドでは命や生命を司る神であり、本来の意味(息、命)に由来します。古代では息も命も今日で言うプラーナやエーテルのように世界に満ち、人間の内外で循環するエネルギーを意味しています。
肉体、幽体、霊体はエーテル体によってエーテルエネルギー(息・命)を共有しています。3つでありながら1つです。
霊界に対応する霊的な体は霊体ですが、霊体は上位と下位で大きく2つの性質に分かれます。霊体は体外離脱を習得した霊能者が霊界の上層で見た場合と、霊界の下層で見た場合においてもその外観が異なります。
下位の霊界に対応する霊体は幽体と同様に人間としての形状を残しており、肉体と同様の外見、あるいは光る人型に近い形状として視認されます。
これはメンタル体とも呼ばれ、人間の精神や思考に対応したエネルギー体です。
霊界の上層で見る霊体は、光輝く球体です。これは多くの霊能者たちに「魂」と誤認されてきましたが、実際には魂体と呼ばれる上位の霊体です。これはコーザル体とも呼ばれる私たち人間の純粋な霊的エネルギーに対応しています。
過去のさまざまな文献には私たち人間のもとに高度な知性をもつ光る球体が現れることがありますが、それはまさに上位の霊体です。
そして、霊体(メンタル体~コーザル体)についてはここで説明すると長くなるのでまた別に記事にまとめたいと思います。
上位の霊体(光る球体)についてはこちらの記事が参考になります。
物質界と幽界と霊界の違い
簡単に言うと、物質界は私たちの肉体が存在する世界、幽界(アストラル界)は私たちの心が存在する世界、霊界は私たちの霊体が存在する世界です。
人間が死ぬと肉体は失われますが、心と霊体は残ります。
心は私たちが人間であったときの顕在意識であり、霊体は、私たち人間の潜在意識や集合意識のようなものです。
物質界は言うまでもなく私たちが今生きているこの世界です。幽界(アストラル界)は「心」の領域で、感情や想いなど、肉体では直接触れられない領域であると言えます。霊界は神と魂の属する神域にもっとも近い領域であり、純粋な霊的エネルギーに満ちあふれる世界です。私たち人間の、潜在意識や深層意識に対応する世界でもあり、「個」として隔てられたこの物質世界とことなり、互いの意識や記憶が結びつき繋がる世界でもあります。
霊界への行き方
霊界は、物質界、幽界(アストラル界)と三位一体をなす領域であり、もっとも上位であるが故、人間の意識が認識するのは極めて困難領域です。
物質世界、幽界(アストラル界)、霊界の間にはそれぞれ障壁があり、今物質世界に存在するわたしたちは霊界そのものを認識することは出来ませんし、見ることもできません。
もしこの物質世界と重なり合う霊界を見ることが出来たなら、思った人間や場所をすぐさま身近に感じ、無くなった人たちの存在を間近に見たり、5次元以上の高次の存在、つまり天使や菩薩など、上位の霊体を見て、この世界を満たすエーテルエネルギーを輝く粒子のように見ることが出来るでしょう。
霊界を認識する方法はおもに3つあります。
- 明晰夢・覚醒夢によって認識する
- 霊的能力によって認識する
- 幽体離脱・体外離脱によって体験する
このあたりは、幽界(アストラル界)を認識する能力や方法と変わりはありません。
ただ違うのは、人間にはより認識が難しい高次の領域やエネルギーであるということです。
明晰夢・覚醒夢によって認識する
生きたまま霊界に行くのは簡単ですが、霊界を認識するのはとても難しいです。
霊界はこの物質世界と重なり合うように存在しますが、にもかかわらず、ほとんどの人が認識できていないからです。
私たち人間が霊界を認識できる一番の機会は、睡眠時の夢です。眠っている状態は「臨死状態」に近いため、人間誰しもが睡眠時に霊界を体験しています。ですが霊界は幽界(アストラル界)よりもさらに高次世界であるため、睡眠時に体験した霊界での記憶をこの物質界に持ち込むことは困難です。
これは、フルカラーがモノクロになるみたいな変化に似ています。
たとえば霊界の虹に13色の色があったとしても、物質世界の記憶に置き換わると7色しか認識できないみたいなことです。
霊界での情報量は物質世界より圧倒的に膨大です。ですから霊界の体験は「断片的」そして「置き換え」や「劣化」した状態で夢などの記憶に現れます。
そして霊界での記憶は一部の例外を除いては、明晰夢として、覚醒夢として記憶に残ります。
霊的能力によって認識する
霊界は霊魂の世界で、私たちの霊魂が目に見えないのと同じように、ふつうは目に見えませんし認識もできません。死後と世界としてその存在は世の中に広まっていますが、本当に存在するのか?実在が証明されているわけでもありません。
ですが、臨死体験として世界各地に体験談や記録が残っていたり、霊能力者や神秘家が残した記録や文献としても残されています。
霊界の記憶は「劣化」したり「置き換え」がおきるため、すべてが同じではありませんが、ヨギや霊能者、聖人聖者たちが残した体験の記録には多くの共通点があります。
体外離脱によって認識、体験する
体外離脱とは、肉体から霊的な体が離脱した状態のことを言います。
体外離脱は、自然発生的におきる場合もありますし、霊能力をもつ人が自発的に行う場合もあります。
体外離脱が起きるとどのようなことが起きるかと言うと、まず自分の意識が霊体と一緒に肉体を離れます。その時、意識は肉体の外にあるわけですから、自分の肉体を自分の肉体の外側から確認出来るような状態になります。
この状態から、幽界(アストラル界)や霊界(メンタル界)に移動することが出来ます。
このサイト、天空の庭先の管理人であるわたくし☆ウリエル☆にも体外離脱の能力があり、体験にもとづいた記事もあるのでよかったら参考にしてみてください。
霊界の階層
魔術的な概念に従って言えば、私たちの世界は4階層世界、「物質界」「幽界」「霊界」「神界」が存在し、それぞれがさらに7つの階層をもっています。
ですから霊界にも7つの階層が存在します。
霊能力者が体外離脱で体験する世界や体外離脱に関する文献には体験の個人差がありますが、7つの階層のどの領域を体験したか?によっても印象は大きく変わります。
霊界の階層構造について知識を持たない人たちにとっては、7つの階層の領域がすべて平面的に繋がる一つの領域と思ってる人も多いでしょう。
もっと言えば、幽界(アストラル界)の階層と霊界の階層の区別が付かない霊能力者やスピリチュアリストがほとんどです。
古い魔術の概念では7つそれぞれの階層に名称がありますが、解りにくいと思うのでそれぞれの階層にもっともイメージの近い日本語を私が選んであててみました。
階層は7つに別れていますが、「物質界・幽界・霊界・神界」の四階層がそれぞれ影響しあいながらおり重なっているように、幽界の七階層も完全に別れた領域ではなく、たがいに重なり合っていて影響を及ぼしあっています。
- 第七階層 – 常光
- 第六階層 – 理
- 第五階層 – 安寧
- 第四階層 – 鋳型
- 第三階層 – 常世
- 第二階層 – 選別
- 第一階層 – 静域
七つの階層には、私たちが「人間の死後の世界」としてもっている一般的なあの世のイメージもあれば、天国や極楽浄土のよな永遠の幸福に包まれたような世界もあります。
ここからは霊界の階層についてもうすこし詳細にせつめいしたいと思います。
第七階層 – 常光
霊界でもっとも高次の領域であり、もっとも神に近い場所です。
魔術の概念に従って言うなら、神によってこの世界が創造されたとき、そのエネルギーは4つの段階をへて流出しました。
- 第一流出界 アツィルト/神界
- 第二流出界 ブリアー/霊界
- 第三流出界 イェツィラー/幽界
- 第四流出界 アッシャー/物質界
「第七階層 – 常光」は、「ブリアー/霊界」から「アツィルト/神界」を仰ぎきる領域であり、神界のエネルギーがこの世界全体に流出し満ちる最初の領域です。そこには沈むことのない霊界の太陽、セントラルサンと呼ばれる神の光がつねに輝いています。
神だけでなく数多の魂の存在を仰ぎ見ることができるこの領域では、上層の神界がまるで、太陽と満天の星空のように輝いています。
※高次領域の情報であるため、肉体の意識に覚醒したときの記憶・情報には個体差があります。
第六階層 – 理(ことわり)
神界から流出した純粋なエネルギーが形成される最初の領域であり、理(ことわり)と調和の世界です。そのてこの領域には、この世界の法則を形作るものとそれを司る大天使が存在します。私たちの存在する世界に4つの方角があるのも、四大元素があるのも、あらゆる法則がこの領域で生まれ、管理され、いまも続いています。
純粋な思考エネルギーはこの領域に属し、それが「第四階層 – 鋳型」へと投射されます。鋳型に十分なエネルギーが投射され充足されたなら現実世界にも具現化されます。
ここより上の領域の天使は、個体性と一体性の二つも持ち、それぞれが法則を司っています。
簡単に言うと、大天使ミカエルはこの世界の炎の属性を司っていて、霊界の上層に在りながらも信じる人たち数億人の傍らに同時に存在しています。高次の領域には空間と距離の概念が存在しないために、高次の存在は信じる人間、求める人間のもとに同時に存在できるのです。
※高次領域の情報であるため、肉体の意識に覚醒したときの記憶・情報には個体差があります。
第五階層 – 安寧
理(ことわり)や法則にいたるほどではない上位の霊体が存在する領域です。
簡単に区別するなら、第六階層は大天使クラスの領域で、第五階層は天使や天使的な霊体が存在する領域です。カルマ解脱に近い霊体もこの領域に存在していて、この領域の存在する霊魂は、物質世界以外にも転生します。
「物質界以外に転生」それってどこだ?って話しになると思いますが、火星や金星など、太陽系の星かもしれませんし、太陽系外であったりさまざまです。
この領域は私たちが「天国」とか「天界」としてイメージしている世界にもっとも近しいです。
※高次領域の情報であるため、肉体の意識に覚醒したときの記憶・情報には個体差があります。
第四階層 – 鋳型(いがた)
霊界の中層に位置する、上層と低層を結ぶ領域です。私たちの生きる物質世界と、幽界(アストラル界)の鋳型に対応する世界であり、純粋なこの世界の中心的な領域でもあります。
私たちのすむ物資界や幽界(アストラル界)とも結びつきながらも純粋なあるべき姿の世界です。
「第四階層 – 鋳型」は私たちが住む世界と酷似はしているものの、思考の世界であり、感情的な想念を介さない世界であるため人間の想念がつくりだしたものや物質世界で人間が建造したようなものがほぼ見当たりません。かわりに純粋な思考が生み出した霊界固有の景観や建造物のようなものが一部存在します。
体外離脱によって霊界を訪れた霊能者が見るもの、体現するものは私たち人間にとっては三次元の感覚でしか認識でできないため、さまざまな情報の劣化や置き換えが起きています。つまり、私や過去の霊能力者も含め、本当の意味での霊界の実像はほとんど正しくは認識されていないということです。
※高次領域の情報であるため、肉体の意識に覚醒したときの記憶・情報には個体差があります。
第三階層 – 常世(とこよ)
常世(とこよ)と読みます。
常世は幽世(かくりょ)の別名でもありますが、永遠に失われることのない世界、つまり霊界そのものでもあります。
常世(とこよ)、かくりよ(隠世、幽世)とは、永久に変わらない神域。死後の世界でもあり、黄泉もそこにあるとされる。「永久」を意味し、古くは「常夜」とも表記した。日本神話や古神道や神道の重要な二律する世界観の一方であり、対義語として「現世(うつしよ)」がある。
この領域は私たちが「霊界」つまり死後に人間が住む世界としてイメージしている場所にもっとも近しい領域です。
つまり、私たち人間の平均的なレベルの霊体、中位の霊体が存在する世界です。驚くかも知れませんが、この領域では霊体の状態で暮らしを営む人たちがいます。物質世界と違い、生産する必要がなく、労働をする必要がなく、食事をする必要もなく、日々の暮らしの心配をする必要もありません。
次の転生までの待ち時間がある人たちが過ごす領域になっていて、その待機時間は人間の時間で言えば数年から数千年とはばひろいです。何もせず遊んでいるというわけではなく、霊界の運営に寄与するような役割や、物質世界で生きている人たちの霊的な体験のサポートをしていたり、霊界ならではの活動や役割があります。
※高次領域の情報であるため、肉体の意識に覚醒したときの記憶・情報には個体差があります。
第二階層 – 選別
「第三階層-常世」の一つ下、そして「第一階層-静域」のひとつ上の階層、常世がマンションの居住区画とするなら、静域が居住区をかこう公園などの共有スペースで、「第二階層-選別」においてはエントランスに存在する受付カウンターに近いかもしれません。
この領域にも距離と空間の概念がなく、そのために第一階層もなのですが、この第二階層もパーソナライズされた状態で体験することが多く、(見える風景、出会う人など、人それぞれで体験が違う)死後においては、この領域から霊界の先に進む魂と、現世に戻ったり転生をする魂に別れます。
「第一階層-静域」からパーソナライズされていることもあり、「第一階層-静域」を介さずにこの領域に直接きていると錯覚する場合も多いです。(おもに体外離脱者のはなし)
私たち人間の一週間の予定がおおよそ埋まっているのと同じような感じで、私たち人間の輪廻においても微調整はありますが、数回、あるいはそれ以上の先の輪廻転生のプランが決まっている場合もあります。
解消が必要なカルマの総量が多い人ほど、この領域から直接転生にいたるケースが多いです。時間のながれも物質界や幽界(アストラル界)と比べると遙かに穏やかです。
※高次領域の情報であるため、肉体の意識に覚醒したときの記憶・情報には個体差があります。
第一階層 – 静域
霊界の入り口のような場所です。
たとえば、幽界(アストラル界)に囚われて成仏出来ない霊が救われたなら、最初に訪れる霊界の領域がこの「第一階層-静域」になります。
臨死体験者とか、霊界に関する文献などに、「霊界は人がいない静かな場所」とか「亡くなった父以外に誰も居なかった」みたいな内容や体験が多いのは、霊界には距離と空間の概念がなく、その出入り口がある意味パーソナライズされているからです。(つまり、人によって行く場所と出合う存在が異なる)
「第一階層-静域」は、物質世界やアストラル界をコピーしたような世界でありながら、それぞれの場所の繋がりはありません。
つまりこの物質世界のコピーのような世界でありながら、人間の認識上では全く別の世界としか思えないような断片的な空間の繋がりによって成る(認識させられる)世界です。
ですから、死後にこの領域に訪れた人は最初に目にするのは生前に思い入れの強かった場所、死んだら会いたいと思っていた人や、亡くなった親しかった人間の姿です。
その相手の姿も自分の印象が強かった頃の姿で見えたりもします。
距離と空間の概念がなくパーソナライズされているとは言え、心や魂の繋がりが強い人たちのが多く居る場合は大人数で共通の空間を体験する場合ももちろん数多くあります。
たとえばキリスト教の人は死後にキリスト教的な死後の景観のなか、親しかった教徒たちと出合うかもしれません。
この領域には思考的な感情と想念が混在し、二元的です。上層へ向かうほどに一元的な世界へと変化します。
※高次領域の情報であるため、肉体の意識に覚醒したときの記憶・情報には個体差があります。
霊界まとめ
霊界は物質世界と心の領域(幽界)を超えたさらなる高次世界であり、霊的な世界です。
霊界とはどのような場所なのか?
- 物質世界、幽界(アストラル界)を超えたさらなる高次世界
- 人間が死後に赴く安寧の世界。
- 霊界の上層には高位の霊体(天使、菩薩など)が存在する
- 霊界には7つの階層がある
私たち人間の霊魂はそのレベルにあわせておもに下位、中位、上位の領域に分かれて存在しています。
下位の領域は霊界の入り口やエントランスのような場所です。この領域から物質界に転生する魂は多いです。
中位は私たち人間の霊魂が死後に暮らす「霊界」としてのイメージにもっとも近い場所です。そして上位は私たちがイメージする「天国」にもっともちかく、そして美しい世界です。
霊界には7つの階層がありその階層それぞれで、エネルギーの波動や役割がことなります。ですが、7階層あってもそれらすべてを含んで霊界という一つの領域、ひとつの世界です。
私たちが生きながらにこの霊界を認識し、体験するためには高い霊性が必要になります。
人間が死後に、いかなる場所にどのように過ごすのか?それは日々の生き方次第です。心を清めて愛を持って生きることで得られる自らの魂の成長が、魂としての私たちを豊かにし、関わる人たちを照らし豊かにします。
お疲れ様です!記事を読み慣れてきて、そろそろ「愛を持って生きる」が来るぞと判るようになってきました(笑
金色の光の玉は高次元の存在なんですね。でも折り紙なら金色の判断がつきますが、光で金色って分かりにくいです。
私が去年ある日の夜に、近所の八幡神社の鳥居で見た光の玉の色は電球色だと思いました。金の延べ棒の色と言えばそうですが、難しいです。家の廊下が発光し、ガラス戸から届く光をLDKから見てた時も電球色であり金色と言えなくも無いのかなぁと曖昧です。どちらもその瞬間に確認行動を起こせば良かったんですが、何故かスルーするんですよね。
ウリさん、何故見えない存在は干渉して来るんでしょうか?
不思議体験が色々あり、神仏の存在を信じるようになってから楽に生きれる様になりましたし、ゴミを拾う良い人間になってきました。
まさか…落ちてるゴミを拾えと言う高次元からのメッセージなんでしょうか?わざわざ?
第二階層ー選別 (受付カウンター)の存在をいつも知りたいと思っておりました。。
カルマが多いのは、霊魂が幼くて、老成していないからでしょうか。それとも重いカルマを持っているのでしょうか。
わたしはアストラル界は愛を忘れている、又は忘れられている人々かなと解釈しておりますが、無事通過して霊界に上り、
選別においてその上の三層に行けない霊魂はどのくらいの割合居るのでしょう。
こんにちは!
Kです。
今までこの世界や、見えない世界、人のこともずっと分からないなぁと思いながら生きてきました。
今もその考えは変わりません。
ですので、最近やっと分からないなりに学んでみて、少しずつでも知っていこうと思いました。
ウリエルさんのブログで勉強させてもらっています。
有難うございます!
神様、天使様は一度も見たことはありませんが、そういう存在に思い馳せるだけでも、心が和やかになりますし、きっと存在しているのだとほぼ確信しています。
現在20代後半です。残業過多による疲労のため休職しており、沢山時間があるため、ブログをじっくり読めます。お陰様で鬱もなく、元気であれば何度でも甦れるのだなと思いました笑
ご返信難しいと思いますが、相談です。
私は恋愛って難しいなと思っています。
なぜなら、「好き」という感情には私の場合「性欲」が絡んでくるからです。
なので好きだなと思っても、これは性欲であると自分を抑えてしまうことが多いです。性欲でその人自身のことを正しく見れない自分に苛立ちも沸いてしまいます。
またいざ、男性とそういう雰囲気になると気持ち悪くなってしまいます。
元々人を避ける傾向にあるため、これではいけないと思い自分なりに男性(人)と話す機会を増やしています。
これでは本当に神様・天使様に怒られそうですが、自分なりの愛を体現していけるように努めます。
この霊界のブログでする質問ではないと思いますが、
何かアドバイス頂けますと幸いです。