霊界とは?霊界の階層構造と真実
人間は死ぬとどうなるのか?魂は存在するのか?人間の死後に霊魂が行くとされている世界、霊界は存在するのか?
霊界について話そうと思うと、色々な疑問に答えなくてはなりませんが、スピリチュアル的に言うのであれば魂は存在し、輪廻転生を繰り返す中で人間は死すると霊魂は霊界へと活動の場所を移します。
では霊界とはいったいどのような場所なのか?地獄や天国は?階層があるとも言われていますが本当か?なぜ宗教や思想によって霊界の様相がこんなにも違うのか?やはり疑問だらけですね。
今日はそんな疑問だらけの霊界についてお話したいと思います。
【目次】
霊界とは?
霊界とは?死後に人間の霊魂がいく世界と言われていますが、宗教や思想によってさまざまに種類があって、何が本当だかさっぱりわかりませんよね?ですが霊界は実在し、体験を持つ霊能者たちの間にはあるていど共通の認識が存在します。
まずは一般的に広まっている霊界という言葉の定義について確認しましょう。
霊界(れいかい)は、「死後に霊ないしそれに類するものが行き着くとされる世界[1]」、「死後の世界」、「精神の世界[2]」、「非物質世界」などといった宗教上の概念に対する総称。
霊界という概念は古今東西に存在するが、それが意味する内容は個々人や信仰(宗教的立場)によって極めて異なる。
一般に霊界といった場合は前者の意味で用いられることが多く、あの世、後世、死後世などの表現でも呼ばれている。伝統的な宗教の中には、死者が存命中にこの世で行った善悪の行いや信仰心などに応じて、行き先が天国と地獄に分かれるとするものもある。また、霊界は階層状の世界であり、魂の状態に応じてふさわしい層に行くとも言われている。
霊界 – Wikipedia
さすがのwikiですね、私が最初に説明しようと思っていたような内容はだいたい説明されています。
重要なポイントは2つあって、1つは「死後に行く世界」といった部分で、もう一つは「霊界という言葉が意味する内容が個人や信仰によって極めてことなる」という部分です。
「霊界」と似たような意味を持つ言葉で言うと、「死後の世界」「精神の世界」「非物質界」以外にも「幽界」「高次現」「高次世界」などなど、さまざまあり、もっと言えばそれぞれの霊的な世界にさらに細かい領域や階層が存在するといったことです。
例えば死後の世界に関しては世界各地にさまざまな伝承があります。
日本では黄泉の国の入り口に三途の川があるなんて話しが有名ですが、同じような話しはギリシャ神話にもあります。
キリスト教の世界観で言えば、死後の世界には「天国」「地獄」、ギリシャ神話で言う地獄には9階層ありジュデッカとかコキュートスなどそれぞれの階層に名前があります。
古代インド思想に基づくヨガの世界観では7階層、ニューエイジの思想ではヨガの思想を取り込みながら7~13階層、あるいはそれ以上の階層があるようにも伝えられています。
アストラル界、メンタル界、エーテル界、コーザル界、などみなさんも聞き覚えのある言葉があるのではないでしょうか?
魔術の世界観で言えば、この世界は霊界も含めてアツィルト界 ベリアー界 イェツイラー界 アッシャー界の四階層構造です。
霊界とひと言に言っても、死後の世界の世界観や階層の数、種類、さまざまな情報に違いがあります。
まさしく、
「死後に行く世界」という言葉の中身、「霊界という言葉が意味する内容が個人や信仰によって極めてことなる」ということでうす。
では、死後の世界はそれぞれの国や信仰で異なる世界が存在するのでしょうか?それもと人間の妄想だからここまで違う内容になってしまうのでしょうか?
それぞれの世界観を深く見ていくと、じつは世界観や表現する言葉に違いはあれど、共通する内容も多かったり、本質的なとても近い内容である場合も多いです。
私には生きたまま霊体が肉体を抜け出す体外離脱の能力があります。
死後の世界と呼ばれるような霊的な世界にもたびたび訪れ、肉体を持たないさまざまな存在とコミュニケーションをとりました。私の知識や経験から死後の世界、霊的な世界の真実を紐解くお話が出来たらと思います♪
霊界の真実
霊界は死後に行く世界で、生きてる私たちにはその存在を確認するすべがないです。ですが過去より多くの宗教観の中に存在し、霊界や死後の世界については多くの文献が残されています。そして事故や病気で死にかけた人たちが臨死体験として霊界を見たり死者の声を聞くなど、「霊界」についてはかなりの量の情報や体験談が存在します。にもかかわらず、なぜこんなに宗教や思想、語る人間によって内容が食い違うのか???
霊界という世界の実像を把握することを困難にしている要因が3つあります。
- 霊界や霊的存在は私たちの目には見えない
- 霊界の真実は1つでも見え方は人の数だけ存在する。
- 霊界とよばれる世界は階層構造になって領域が複数に分かれる
順をおって説明したいと思います。
霊界や霊的存在は私たちの目には見えない
霊界はそもそも目には見えませんし、死後に赴く世界であることからその全貌はおろか、実在さえも解らないというのがです。
にもかかわらず多くの宗教世観の中に存在し、死後の世界、霊界は存在して当然かのようにその存在は世の中に定着し語られています。
子供の頃に親やじいちゃんばあちゃんから聞かされるような死後の世界の話しは、たいていは天国と地獄と三途の川ですが、過去の預言者や聖人聖者など、霊的に優れた能力をもつ人たちによってもたらされた「霊界」の詳細な内容や文献も数多く存在します。
霊界の真実は1つでも見え方は人の数だけ存在する。
日本という国には本当にさまざまな宗教が混在しています。そのためか、私たちが「あの世」とか「霊界」とよぶ死後の世界も、仏教の世界観だったり、キリスト教の世界観だったり、本当にさまざまな「世界観」が存在します。死後の世界や霊界は、国や信仰の数だけ存在するのでしょうか?
あとでまた詳しく説明しますが、ことでは簡単に結論だけお話しします。
「霊界」とよばれる場所は、この世界が誕生してから今日までひとつです。
ですが、霊界は言うならば心の領域の世界です。人間の心は誰一人として同じではありません、ですから心の領域にである「霊界」自体は変わらず1つでも、人間の数だけ異なる見え方をするといっても過言ではありません。
国や民族、思想や信念によって「霊界」の見え方、感じ方は変わります。
国や民族、もっと言えば個人の心のフィルターを通すため、臨死体験をした場合でも「霊界」の入り口や、あるいは霊界の見え方が異なるわけです。
霊界とよばれる世界は階層構造になって領域が複数に分かれる
「霊界」って言葉から一般的に連想されるイメージも個人差がかなりありますが、わりとふわっとしていて島国のように限られた領域をイメージしてる人も多いです。実際のところ、「霊界」とよばれる領域を人間が死後に関わる霊的な世界のすべてと定義した場合、その範囲は広大で物質世界の数十倍?もしくはそれ以上に及ぶと思います。
つまり、臨死体験で霊界に行きました!って人がいたとして、霊界のどこに行ったのか? 幽体離脱で死後の世界に行きました!そのとき見たり体験したのは霊界のどこ?
そういった問題が起きると思います。
霊界の真実 まとめ
霊界は目に見えない、人によって見え方や感じ方が異なる、万が一臨死体験で行けたとしても広大すぎる。
私たち生きた人間に全貌を捉えろといってもそもそも難しいと思います。それでも、過去の聖人聖者たちが霊的な能力を駆使してマッピングしてきた情報が数多く文献などでも残されています。
過去の伝承や魔術の概念においては天使(高度な霊的存在)によって伝えられたこの世界の秘密として、物質世界、霊的世界を含めた世界全体の我念が残されています。
ここからさきはいよいよ、霊界の詳細なお話をしていきたいと思います。
霊界の階層構造
霊界は目に見えない、人によって見え方や感じ方が異なる、万が一臨死体験で行けたとしても広大すぎる。
にも関わらずなぜ私が霊的な世界について語ることが出来るのか?まずその前提を少しだけお話しすると、この天空の庭先の管理人、☆ウリエル☆には肉体を離れて霊体で活動することができる体外離脱という能力があります。
私がその能力に目覚めたのが20代の前半ぐらいで、30~38歳ぐらいがその能力のピークでした。
肉体を離れ、幽体、あるいは霊体で霊界に存在する階層構造を体験し、そこに存在する霊的な存在と対話し、上昇して神の光を間近に見るような体験をしました。
これからお話しする内容はすべて私の体験に基づいています。
私が体外離脱を経験し始めたころや、その能力で試みた実験などの記事があるので、興味のある人は参考にしてみてください。
霊界の階層構造と全体像
宗教や思想、個人によって見え方や感じ方が違うとはいっても、実像は1つ、真実も1つです。
ただ、霊界がどのようなものか?といった話しは心理は何か?みたいな話しとも似ています。
真理は目に見えない象のような形をしてたとする。
その足に触れたある人はこう言う
「真理は丸太のようなものだ!」
そのしっぽに触れたある人はこう言う
「真理はロープのようなものだ!」
その体に触れたある人はこう言う
「真理は壁のようなものだ!」
霊界も同じで、さまざまな人の体験が断片的に、そして憶測などを含めごっちゃになりながら伝わっています。
私自身が体験した霊的な世界を自分が知る知識や世の中に広まっている「霊界」に関する情報と照らし合わせると大きく分けて2つの概念が当てはまります。
ひとつは古代魔術の概念(カバラ魔術)、アツィルト界 ベリアー界 イェツイラー界 アッシャー界の四階層構造です。
それぞれの言葉の意味や詳細な内容を話すと本題が進まないの簡単に説明すると、この世界も人間の構造も四階層に分かれていて、私たち日本人に馴染みのある言葉に置き換えるなら、神界、霊界、幽界、物質界になります。
人間の構造も同じく四階層に対応していて、魂、霊体、幽体、肉体になります。
それと、もう一つ、古代インド思想に基づくクンダリーニ・ヨガなどで知られるられる七つの身体論に対応する7階層の世界。
これも説明すると長くなるので簡単に説明すると、物質界、エーテル界、アストラル界、メンタル界、コーザル界、アートマ界、ニルバーナの7階層です。
それぞれの階層に対応する体が、肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体、アートマ体、ニルバーナです。
七階層論の最上位はニルヴァーナですが、これはそれぞれ、神(完成された魂を含む)そのものです。
ニルバーナはサンスクリット語で「消えた」という意味ですが、これば仏教で言うところの「空」に近しい意味合いで、輪廻から解放された、つまり完成に至り神へと至った魂の状態のことでもあります。ちなみにニルヴァーナの本来の語源はさらに古代まで遡ることが出来、意味合いとしてはアメンと同じです。
エーテル体とかアストラル体とか、スピリチュアルな界隈では、チャクラやオーラの説明といっしょに目にすることもあるかと思いますが、みんな結構バラバラなこと言ってるので「なんじゃ???」って思われる方も多いのではないかと思います。
この七つの身体七つの世界論はオカルティズムやニューエイジにとりこまれ、今の日本のスピリチュアルな分野にも蛇足や背びれ尾びれをくっつけながら広まっています。
この話しの結論としてですが、
古代魔術の概念の四階層世界と、古代インド思想に基づくクンダリーニ・ヨガなどで知られるられる七つの身体論に対応する7階層の世界は、四と七と階層の数は異なりますが、自分で体験したことがある人間からすると分け方の違いだけで中身はほぼ一致します。
ただし、もともとそうなのか?日本訳されたときにニュアンスが変わったのか?
若干、意味合いがズレてる文献も多いので、この種の話に詳しい人が見たらおや?って思う部分があるでしょうから少し整理しながらお話したいと思います。
霊界の四階層と7階層
まずは下の図を見てください。
表は端末のサイズによって可変するのでスマホだと少し見にくいかも知れません。
PCやタブレットならスッキリ全体が見えると思います。
四階層世界は解りやすく日本語に置き換えて神界、霊界、幽界、物質界と名前を置き換えて記載しています。
七階層世界と身体が四階層世界のそれぞれどの部分に対応しているかを合わせて見れるようにしれあります。
4階層世界 |
意識領域
|
対応するエネルギー
|
七階層世界と身体
|
神界 | 神との合一 | 神・愛 | ニルヴァーナ |
魂(超越意識) | 神性 | アートマ界 | |
霊界 |
原因 | コーザル界 | |
霊(潜在意識) | 思考 | メンタル界 | |
幽界 | 思考に近い感情 | 高位アストラル界 | |
心(顕在意識) | 感情・欲望 | アストラル界 | |
物質世界 | 生命(気・エネルギー) | エーテル | |
物質(低級自我) | 物質界のエネルギー | 物質 |
※エーテルという言葉は科学的な用語ではなく、魔術の用語のエーテルです。
一般的に「霊界」と呼ばれている領域は、上の表で言うならば物質界を除いたほぼすべてです。
私が体外離脱をして霊的な世界を散策したとき、霊的な世界の性質が大きく変わるような移動をするとき、幽界から霊界に移動するとき、大きな抵抗や障壁を感じるため、世界は障壁によって4つに別れていると知りました。
これは魔術の世界観や生命の樹 セフィロトと一致するものでした。
アツィルト界 ベリアー界 イェツイラー界 アッシャー界 の4層世界です。
次に気がついたのは、例えば幽界(アストラル界)であれば、その下層(アストラル界) と上層(高位アストラル界)ではその様相がかなり異なっているといった点でした。
同じことは物質世界以外の3つの世界に当てはまり、これら3つの世界を 上層と下層の2つに切り分けて考えた場合七つに分けられると気がつきました。
「物質界」「アストラル界低層」「アストラル界上層」「霊界低層」「霊界上層」「神界低層」「神界上層」の7つです。
この七つの階層世界は体外離脱で上昇する際に、7つの意識レベルとして分けることが出来ます。
つまり、
「古代の魔術の概念」と「七つの身体七つの世界論」は言うならば日本という国の都道府県を47で分けるのか、30で分けるのかみたいな話しで中身はほぼ一致しているわけです。
神智学や人智学など、ほかにもさまざまな霊的世界の階層論がありますが、 多少の認識や解釈の違いがありますが、よく似た面を持っていると思います。
近年、ニューエイジなどによって唱えられている9とか13とか新たな階層世界論は 想像による蛇足も多いように思います。
あくまでも私の感じ方としてですが(笑)
この表の内容の中に私固有の考え方というか体験で感じたことのなかで大きなものがあります。
それは物質界の上位にあたるエーテルです。
スピリチュアルな界隈で「エーテル界」とか「エーテル体」みたいなことばがよく使われていますがこの「エーテル」だけは本当に特殊で、「エーテル界」なる階層は存在せず、4階層すべてを最小単位で貫くように存在する領域です。ドットで表示されるディスプレイの画面に似てます。
そして「エーテル体」も同様で、4階層すべてを貫くエーテル構造全体の中で、自分を定義してる枠線の内側みたいな感じです。つまり物質界のエーテル体は人型ですが自分だけの体ではない、自分の領域に区切られた全体の一部って感じです。
このあたりの話しも話すと長くなるので今は読む人の気づきに委ねたいと思います。
物質界、幽界、霊界、神界(天界)
さて、一般的に世の中で「霊界」と呼ばれる世界の中身は、四階層世界の物質界以外の3つの世界です。
七階層の思想で言えばそれじおれ2つの領域に分かれるため6つになりますが、実際に障壁があるのは4階層の隔たりなので、ここからは簡単にですが神界、霊界、幽界、物質界の中身について説明したいと思います。
他の記事で作成したわかりやすい画像があるのでお見せします。
階層世界といっても、実際には階層は存在せず、幽界はこの物質世界と重なり合うように存在し、霊界と神界には空間と距離の概念がないため、つねにこの物質世界と連動して変化を続けています。
物質世界
対応する意識:顕在意識
対応する身体:肉体
対応するエネルギー:生命エネルギー
図の一番下の階層で、私たちが今住んでいるこの世界です。
みなさんもよく知る世界なので、そんなに詳しい説明はいらないかと思います(笑)
私たちはこの物質界に生まれ、生きることによって、カルマを解消し、魂を成長させてゆくことができます。
幽界、霊界、神界とも結びついていて、私たちの日頃の想いや行いは4つの世界すべてに影響しています。
幽界
対応する意識:心
対応する身体:幽体(アストラル体)
対応するエネルギー:感情エネルギー・想念エネルギー
幽界は物質界に最も近い階層の世界で、アストラル界なんて言葉でも知られています。あの世の入り口でもあります。
感情エネルギー想念エネルギーの蓄積によって未来に実現するものが物質界に先駆けて構築されます。
幽界(アストラル界)は感情と想いの世界である為、それに縛られてこの領域に残された生き霊や、成仏出来なかった霊が徘徊する容易気でもあります。
ちなみに、感情エネルギーや想念エネルギーがこの世界に生み出すものには想像上にしか存在しないものもたくさんあります。
ですから…
人間の信念体系が生み出した、「地獄」「煉獄」「三途の川」などなど、あらゆるレプリカが存在していて、そこに囚われる不幸な霊もたくさん存在します。
霊界
対応する意識:潜在意識
対応する身体:霊体(メンタル体~コーザル体)
対応するエネルギー:思考エネルギー(霊力・原因)
霊界は幽界より波動が高く、より純粋なエネルギーの世界です。
この世界に対応しているのは、私たちの霊体の意識でそれは心理学で潜在意識とか深層意識と呼ばれるものに似ています。この世界の中でも得に高い波動の高い場所では、善悪の様な二元的な物は薄れ、理性や知性、思考として一元化さたより純粋なエネルギーに移行する領域です。
人が死んだとき、しばらく幽界(アストラル界)で過ごし、やがて霊界を経て神界の下層へと帰って行きます。
大天使のような純粋に霊的な存在はこの世界で活動しています。
神界(天界)
対応する意識:超意識
対応する身体:魂(アートマ体~ニルヴァーナ)
対応するエネルギー:神・愛
神界(天界)の下辺が私たちの魂の在り場所です。 神の子であり、光の兄弟である私たちの魂は、元々神の身近に存在します。
人が生まれるとき、霊界から魂が来て胎児に宿るみたいな思想が一般的には広まっていますが、魂の世界には時間や距離は存在しないため、実際は、人間が生まれるときも、死んだときも魂はずっとこの神界の下辺に在ります。
魂と肉体が繋がる、が正しいかもですね♪
神界(天界)の上層には神在りです。
この世の輪廻で学ぶことを学び終えて解脱した魂はこの領域の存在となります。
霊界の階層構造と真実 まとめ
- 霊界や霊的存在は私たちの目には見えない
- 霊界の真実は1つでも見え方は人の数だけ存在する。
- 霊界とよばれる世界は階層構造になって領域が複数に分かれる
これらの理由で霊界の実像は極めて把握がむずかしいものだと思いますが、世界各地の古くからの神話や伝承、さまざまな文献から霊界についてのさまざまな内容が残されています。
霊界についてはかわらずその真実は1つで、かつての聖人聖者然り、霊的な能力をもつ人間たちにとっては多少の違いはあったとしてもあるていど共通した認識を持っています。
たとえば、「古代の魔術の概念の四つの階層世界」と「七つの身体七つの世界論」はそれぞれ異なる思想ですが、霊界の中身はほぼ一致しています。
4つの階層世界の中でとくに私たちが理解すべきは幽界の特性だと思います。
幽界は人間の想いが形作る世界、そこには人間が想像出来る生き物であれ世界であれすべてが存在します。
まあ、控えめに言ってもカオスですよね(笑)
霊界の認識は人の心のフィルターがかかるうえに、そもそも人間死んで最初におもむく幽界には数え切れないほどの死後の世界のレプリカがあるという。
であればこそ、ここまで多種多様、さまざまな「霊界像」が世に広まっているのでしょうから。
ですが、案外シンプルとも言えます。
私たちが心を清めて愛を持って生きたなら、生きてる間も死後も、幽界に囚われることはないでしょう。
かつての聖人聖者の多くは、霊的な取り組みや成長の結果として生きながらにして霊的な世界を体験しました。
中にはそれが人間としての人生の幕引きだった人もいます。
いずれ人類全体の霊的なレベルが上がれば、より多くの「霊界」の情報や共通認識が得られ、その実体がハッキリわかる日が来るかもししれません。
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お忙しい中、貴重な情報を分かりやすく公開して頂きいつもありがとうございます。
私たちがこの世界に生きていることは、認知症の方だけではなく皆が顕在意識や潜在意識など(幽界や霊界)の中を孤独や不安や迷いと共に彷徨っていることでもあると気づかされます。
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お母さまが沢山の愛を思い出し、幸せを感じられますように…心よりお祈りいたします。
皆さまの親身な御心遣いに感謝!
視点は客観的で愛があり、新しい学びとさせていただけます。
トトロさま、共倒れにならないよう体調を崩さないように常に気をつけたいと思います。
ナチュレさま、今回のことでつくづく優しさを愛に「真化」させなくてはならないと思いました。
母が愛を思い出すよう祈ってあげるのが最善と思います。母はとても念の強いひとなので母が祈ると状況が一変してしまうほど。
母は、だんだん言葉が曖昧になり、言葉の質が低下していると気づきました。祈りの質を上げられるように正しい言霊に置き換えられる作業を介助したいと思いました。
1ヶ月余り。
実母に「もう何でも良いから愛を注ぐ」「お互いがお互いの幸せを祈る」
毎日毎日実行しているうちに、少しずつ、澱が取れてきたかと思うとある時急にふわあっと、浮かび上がっていきました。
母は煉獄に居ましたが、このままいけば多分天国に行けると思います。家族ですので運命共同体で、私の環境まで格段に良くなってきました。
幾つになっても、寧ろ歳重ねてやっと成長し始める前頭葉の部分があると昨日どちらかの記事で拝見致しました。
老い先短いけどまだまだ成長している実母を尊敬!