シューマン共振のスピリチュアルな意味とは?2025年周波数の変化

「シューマン共振」という言葉しってますか?
「なんだか最近ずっと眠いのは、シューマン共振の影響らしい」「地球の周波数が上がっていて、頭痛がする」…そんな記事や情報を見て、ご自身の原因不明の体調不良と結びつけて、不安や期待を感じている方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、地球と私たち生命の間に流れる深遠な繋がりを示す「シューマン共振」について、科学的な基本からスピリチュアルな意味、そして地球の新しいリズムと私たちが調和していくための具体的な方法まで、分かりやすく解説していきます。
【目次】
シューマン共振とは?地球の「鼓動」の基本知識

地球の脳波と呼ばれたり、シューマン共振は、この地球という惑星の独自の「リズム」や「呼吸」のようなものとも言われています。その変化は、私たち一人ひとりの生き方にも、静かに影響を与えているのかもしれません。
まずは言葉の意味などを確認していきましょう。
シューマン共振(シューマンきょうしん)あるいはシューマン共鳴(シューマンきょうめい、Schumann resonance)は、地球の地表と電離層との間で極極超長波 (ELF) が反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一に一致したものをいう。その周波数は7.83 Hz(一次)、 14.1 Hz(二次)、 20.3 Hz(三次)、……と多数存在する。常に共振し続けているので常時観測できる。
1952年、ドイツの物理学者であるヴィンフリート・オットー・シューマン(英語版)(当時米国イリノイ大学在籍) により発見された。
シューマン共振のエネルギー源は雷の放電や太陽風による電離層の震動だといわれている。
Wikipedia
科学が解き明かす「地球の脳波」
まず、シューマン共振とは何か、科学的な視点からご説明します。
簡単に言うと、シューマン共振(またはシューマン共鳴)とは、地球の表面と、上空約100kmにある「電離層」との間で、雷などによって発生した極超長波(ELF波)が共鳴し、絶えず響き渡っている状態のことです。
発見したドイツの物理学者ヴィンフリート・オットー・シューマン博士の名前にちなんで名付けられました。
まるでギターの弦が特定の音で響くように、地球もまた、固有の周波数で常に「鳴って」いるのです。この現象は、しばしば「地球の脳波」や「地球の鼓動」とも呼ばれています。
基本の周波数「7.83Hz」の意味とは?
シューマン共振にはいくつかの周波数帯がありますが、その中で最も基本となるのが**7.83Hz(ヘルツ)**という周波数です。
このシューマン共振7.83hzというシューマン共振数は、非常に興味深いことに、私たち人間が深くリラックスしている時の脳波である「アルファ波」や、夢と現実の狭間にいる時の「シータ波」の境界領域とほぼ同じなのです。
このことから、地球の基本的なシューマン共振の周波数は、生命にとって非常に心地よく、安定した状態をもたらす「母なる地球のリズム」であると考えられています。

シューマン共振のスピリチュアルな意味
地球(ガイア)の呼吸と私たちの意識
シューマン共振をスピリチュアルな視点から見ると、それは単なる電磁波ではなく、地球(ガイア)という生命体が放つ「呼吸」や「生命エネルギーの脈動」そのものと捉えられています。
私たちは地球の上で生きているだけでなく、地球という大きな生命体の一部です。そのため、地球の基本的なリズムであるシューマン共振に、私たちの心や体、そして意識も無意識のうちに同調しているとも言えます。
私たちが自然と同調しているときには心や精神も穏やかに、逆に自然や地球のリズムから外れると心や精神もチグハグになったり不安定になります。

なぜ今、シューマン共振が注目されるのか?
シューマン共振が発見されたのは、1952年ですが、地球や自然、宇宙が音を発しているというのは太古から存在する伝承や思想です。
宇宙全体が壮大なハーモニーを放つと言われる、古代ギリシャの「天球の音楽」
オーストラリア先住民アボリジニの「ソングライン」は、大地そのものが「歌」を持っており、人間がそれと「共鳴」して生きるという世界観を持っています。
古い魔術の概念では、神はこの世界を「光(言葉)」「音」「幾何学」で創造したと言われていますが、この宇宙は1つの光であり、1つの音であり、1つの幾何学なのです。
そして私たち人間は、太陽系や地球という、宇宙の一端にある一部と言えます。
近年、このシューマン共振がスピリチュアルな分野で特に注目を集めているのは、多くの人々が「地球と人類が大きな変容の時代を迎えている」と感じているからです。
アセンション(次元上昇)や意識の目覚めといった言葉と共に、多くの人が地球のエネルギーの変化に敏感になり、その具体的な証拠として、観測データとして現れるシューマン共振に関心を寄せているのです。
ただし、シューマン共鳴については先述の通り、太古からずっと存在していたひとつの調和です。

シューマン共振の変化と2025年の傾向
周波数の上昇とスパイク「40Hz」が示すもの
近年、シューマン共振に変化が起きていると話題になっています。基本周波数である7.83Hzは安定しているものの、共振の強さ(振幅)や、一時的に40Hzを超えるような高い周波数のエネルギーが観測されることが増えているのです。
スピリチュアルな界隈では、これは地球自体の波動が上昇しているサインと捉えられています。シューマン共振 2025年以降も、この傾向は続くと考える人々も多く、地球と人類が新しい意識のステージへと移行しているプロセスの一環だと考えられています。
シューマン共振のリアルタイムグラフを見るには?
シューマン共振のリアルタイムのデータは、ロシアのトムスク州立大学「宇宙観測システム」などが公開しており、インターネット上で誰でも見ることができます。(※サイトは専門的で、サーバーの状態により閲覧できない場合もあります)
グラフは白、黄、赤、緑などの色で共振の強さを示しており、縦に強い線が入る時が、エネルギーの強いスパイク(急上昇)を示していると言われています。興味のある方は、ご自身の体感とグラフの変化を照らし合わせてみるのも面白いかもしれません。
私個人的な見解を言うと、知的な好奇心を持つことは素晴らしいですが、知ったところで個人が単独でなにかを変えられるものではないので、自分自身が日々どう生きているか?(いかに調和しているか)のほうが大切だと思っています。
シューマン共振が心身に与える効果とは?
眠気、頭痛、だるさ…体感する症状のスピリチュアルな理由
シューマン共振の周波数が変化・上昇すると、私たちの心身にも様々なシューマン共振効果が現れると言われています。特に多く報告されるのが、以下のような症状です。
- 原因不明の強い眠気
- 頭痛やめまい
- 耳鳴り
- 動悸
- 倦怠感や疲労感
- 感情の浮き沈み
スピリチュアルな界隈でよく言われるのは、これらの症状は、地球の新しい周波数に私たちの心と体が「同調(チューニング)」しようとする過程で起こる、一種の好転反応のようなものという解釈です。エネルギーレベルでの調整が行われているため、一時的に不調として感じられることがあるみたいな話しです。
このあたりの情報は正直根拠に乏しいので、身体の変調が心地良いか不快か?不快であればシューマン共振ではなく肉体の不調を疑うのが良いと思います。

ポジティブな効果とアセンションへの繋がり
シューマン共振の周波数の変化は、不調だけでなく、ポジティブな効果をもたらす可能性場合もあります。
- 直感力やインスピレーションが高まる
- 創造性が豊かになる
- シンクロニシティ(意味のある偶然)が増える
- 自分自身の本質と繋がりやすくなる
これらは、私たちが地球の新しいエネルギーに適応し、調和することで現れる変調とも言えます。
地球の歌と共鳴する:シューマン共振と同調する方法
地球の周波数が変化しているのなら、私たちはどうすればその新しいリズムと調和していくことができるのでしょうか。
シューマン共振は「聞こえる」の?
まず、「シューマン共振が聞こえる」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、シューマン共振は人間が耳で聞くことのできる音(可聴域)ではない、極めて低い周波数の電磁波です。
ただし、特殊な装置を使って可聴音に変換することは可能で、それを「地球の音」として体験させてくれるイベントなども存在します。
「シューマン共振音楽」や「歌」を活用する
シューマン共振音楽やシューマン共振の歌は、地球の基本周波数である7.83Hzや、その他の共振周波数に合わせて作られた音楽のことです。
こうした音楽を聴くことで、私たちの脳波やエネルギー状態が地球のリズムに同調しやすくなり、心身のバランスが整えられたり、深いリラックス状態に入りやすくなったりすると言われています。
CDやYouTube動画など、このシューマン共振をテーマにしたコンテンツがいくつもあります。ただし、先述の通り人間の耳には聞こえない音なので、どのような思想や技術で作られているのかなどは確認が必要かも知れません。私も最近、YouTubeで音楽コンテンツを作っているので少し調べてみましたが、「●●hzの周波数の曲」と銘打っている音楽コンテンツの多くは、実際の作成方法を見る限りではその周波数を含まず、「●●hzの周波数をイメージした曲」といったものが多いようです。
シューマン共振アプリの活用法と注意点
スマートフォン用の「シューマン共振アプリ」もいくつか存在します。これらは、シューマン共振の周波数を人工的に発生させる機能を持つものが一般的です。
瞑想時やリラックスしたい時にBGMとして流すことで、集中力を高めたり、心身を落ち着かせたりする助けになるかもしれません。ただし、これらはあくまで補助的なツールです。依存するのではなく、自然との触れ合いや自分自身の内なる声に耳を澄ませることのほうが、より本質的であることは忘れないでくださいね。
シューマン共振を音楽で体験
二つの異なる周波数のうねりを利用して指定の周波数を生み出すバイノーラルビートという技術で7.83hzの音を音楽に内包させています。
瞑想用、とくに地球というテーマに合わせてグラウンディング瞑想用に作成したので、周波数による地球との調和を体験してみたい人は是非聞いてみてください。
まとめ
シューマン共振は科学とスピリチュアル、それぞれの観点から、地球との繋がりや調和となるテーマです。
近年報告されている周波数の変化や様々な身体的、精神的なシューマン共振効果は、鵜呑みにするより、自分自身で身体の声を聞くのが良いでしょう。それが難しい、自己判断できない場合、原因不明の不調に悩んだ時は、医療機関を頼るようにしてください。
私がこの天空の庭先の記事で繰り返し「医療機関を頼るように」と言うのは、身体の不調を「スピリチュアルな原因」「好転反応」と自己判断し、医療機関を頼らずに重篤化させてしまった人を何人か見てきたからです。
シューマン共振(7.83Hz)は、耳に聞こえる音ではありませんが、この周波数を直接脳内に生み出す方法は存在し、アルファー波や瞑想誘導に実際に役立ちます。ですが、本質を言えば地球がもともと持っている波動であり、呼吸や瞑想によって自分自身で宇宙や地球の調和の中に入っていくことが出来るので、「自然」「地球」「瞑想」「愛」などによって調和できたらそれが一番良いでしょう。
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