地球アセンション(ガイヤアセンション)
地球のアセンションはガイヤアセンションとも呼ばれ、地球自体の次元が3次元から5次元からに上昇するというような話でスピリチュアルな界隈から世の中に広まっています。
アセンションのシリーズでは、地球のアセンション(ガイヤアセンション)を宇宙人の輪廻転生やワンダーラー、ウォークイン、マヤ暦やポールシフトなどを交えて説明してきましたが、地球が5次元に次元上昇するような事はまず起きないでしょう。そして「アセンション」という言葉に関連した嘘偽りや霊感商法も数多く存在するので注意してください。
【目次】
地球のアセンション(ガイヤアセンション)
アセンション(ascension)とは? 上昇、即位、昇天を意味する言葉です。
現代のスピリチュアルな分野でよく耳にするこの言葉はいろんな人がいろんな説明をしていますが簡単に言うと
キリストや過去の聖人たちが3次元世界での成長や役目を終えて、高次の存在に変容するようなことを指して使われている言葉です。
地球のアセンションは、地球自体の次元が3次元から5次元からに上昇するというような事で世の中に広まっています。
よく言われるのは、地球のアセンションが起きると、心の清い人間、準備をしてきた人間はともにアセンションを迎え、心の汚れた人間や準備不足な人間は取り残される、ディセンション(次元降下)する、旧文明と一緒に滅びる、などです。
地球のアセンション(ガイヤアセンション)を提唱し言い広める人たちの中でも様々な意見があり、実際の所はどれも信憑性にかける曖昧な話になっています。
地球のアセンション(ガイアアセンション)は起きない
地球のアセンションが起きない、地球の次元が5次元に次元上昇することはないという事についてはアセンションのシリーズで力一杯説明してきました。
その理由を簡単に言えば2つあります。
- 人間は死したら幽界(4次元)~霊界(5次元)といった死後の世界を経て再び3次元世界に転生する
人間は誰でもともと次元を行き来する存在です。 - 次元は完全に分かれて居らず、全ての次元が構造としてつながり一つの世界。
この三次元のなかにも2次元や1次元の概念は存在します。
次元上昇についてはこちえあの記事に詳しく書きました。
地球が5次元に上昇するという話と嘘と偽りの危険性はこちらの記事に詳しく書きました。
なぜ地球がアセンションする(ガイアアセンション)などという話になったのか?
簡単に言えばいつの時代にも世の中に蔓延する世の終わり、「終末思想」のひとつだという事です。
1999年にはノストラダムスの予言がありましたが、2000年以降はそれが地球アセンションに衣替えした、ただそれだけです。中身はいつの時代にも存在した終末思想です。
そのためか、地球アセンションは聖書に書かれている終末思想や、ヨハネの黙示録の影響をも色濃く受けています。
地球のアセンションを信じる心
地球のアセンション(ガイアアセンション)とか次元が上昇するはなしにはmそもそもたくさんの疑問があります。
今一般的に広まっている地球のアセンションやらが3次元の感覚をベースに考えられているのは実際には高次を知らない人たちの「想像」や「予測」が多く紛れ込んでいますし、これはある意味一種の伝言ゲームのようでもあり、もし元の情報が正しかったとしてもそれを受け取った人が再発信するときに、それぞれの主観でどんどん元と違った物へと形を変えていきます。それが嘘偽りを生み出し、真実をぼやかしています。
まるで壮大なリレー小説です。
アセンションの物語が膨らんでいく
シンクロという言葉で何でもかんでも結びついて物語はどんどん壮大になっていきます。フォトンベルトがアセンションやポールシフトを引き起こすなどと言い広まっていたり、霊的な世界の構造を無視して次元が上昇するなどが、良い例であるかなと思います。実は人間の想念の仕組みが元々こういった性質を持っているのです。
自分が発した想念が、他の同様の想念波と結びつくとときにはそれが7倍にもなってかえってきます。それは同調する人々によって、雪だるま式にふくらみます。
地球のアセンションを望む想念の中に一部存在する破壊的なイメージが集まれば、起きる予定では無かった災害さえもを引き寄せる可能性さえ存在することを私はここに書いておきます。
もちろん、純粋な愛を持って活動してきた人たちには愛に応じたたくさんのすばらしい変化や報いが世界や自分自身にあることだと思います。
思想や行い自体が問題ではありません、動機が愛であるのかが重要なのです。
地球のアセンション(次元上昇)や世界の終わりを望む人の心の内側について
現在の日本の労働者のうち、4割は勤めている会社に不満を持って転職を意識しながら働いているそうです。日本の離婚率も4割ぐらいです。
もしすばらしい職場なら、不満も感じず、転職を考えることもないでしょうし、愛に満ちたすばらしい家庭ならば、離婚する必要もありません。
私たちに起きる辛く大変なできごとのすべては、私たちのカルマを浄化し、霊性を成長させるための機会として神が用意してくれたものです。もしそのことを知り、本当に受け入れているのならば
変化するべきは私たちを取り巻く人間や環境ではなく、まずは自分自身であると言うことが分かります。
それが分かると、地球のアセンションについても見えてくることがあります。
終末思想や地球のアセンションを信じ、その日が来るのを待ち望んでいる人は一度自分の心を深く内省し、自分の心を洞察してみてください。
神の御前で自分自身の誠実さのすべてをもって自分自身に公平なジャッジをしてみてください。
心の片隅にでもありませんか?
地球アセンションや終末思想を受け入れる自分の心のどこかに、身の回りの人間、環境…
今のこの世界にたいして 不満 嫌悪 失望 否定心。
ありませんか? 今のこの文明や環境を一度綺麗さっぱりリセットしたいという気持ち。
愛に満ちあふれた世界とは、いったいどこにあるのでしょう?それは私たち自身の内側です。そして、それを自分の外側に創造していくのは私たち自身なのです。
地球アセンション 否定と肯定
地球のアセンションに向けて活動をする人にはこういった種類の人たちが居ます。
・自分自身と人のために、愛を持って活動している人々。
・好奇心から情報に乗っかって踊らされている人
・情報を発信し、あるいは利用し、ビジネスにしたり、利己心や悪意で人を騙す人。つまり、利益を得る人。
「地球のアセンション」 それはある意味 「裸の王様」かなと思います。
宇宙の可能性は無限で、2012年に何かが起きる確率、0ではありません。
信じる人の多くは、期待を込めてそのときを待っています。
地球のアセンションを肯定する人々
世の中で名声を得ている霊能者やアカシックリーダーの中にもアセンションを肯定する人は多いです。
偽情報を語っているような人たちはそのときが何事もなく過ぎ去ったとしても、後日には保身のための言い訳をしっかりチャネリングしてしまうのかなと思います。
そして人々の好奇心を刺激するような新しい情報を再び発信してくれるかもしれません。
「信じない人たちのせいで今回の地球のアセンションは失敗に終わった」
「地球のアセンションは先送りになった」
なんて言葉もたくさん聞くのではないかと私は思います。
もしかしたらまた新たな時期が誰によって提唱されるかもしれません。
お祭りやパレードが楽しければ良いという人たちも多いと思います。
でも私は「あの王様裸じゃないのか?」と言ってみたかったのかもしれません(笑)
あなたは行為より動機で測られる
あらゆる宗教や思想、終末論、地球のアセンション、自分が信じることのために尽くす、それ自体に善も悪も存在しません。ただ私たちは動機と愛によって計られます。
もし、不満なんかないし、純粋に愛だけで地球のアセンションを信じ行動してきたと言えるのであればそれはすばらしいことだと私は思います♪
逆に、愛以外の動機でそれを信じ、言い広めて来たのであれば、利己心やお金儲けで嘘を言い広めてきた人にはいずれ真実によって計られ、真理によって報いが与えられます。
終末論やアセンションを信じる方は、自分の心の中に何があるのか自分自身とよく語り合ってみてください。
不満の裏返しや利己心なのか? 純粋な愛なのか?
これは地球アセンションだけにに限ったことではありません、精神世界やスピリチュアルなことに取り組む自分の心中に何があるのか? 神を探求する者はいつでもそれを見つめなければなりません。
私たちの未来は、私たち自身の想いが創っていくからです。
終末は時代のサイクル
地球アセンションをネタに人々の不安や恐怖心を煽ってお金を儲けるような人たちが居たり、色んな事を言う人が居ますが、なにも心配しないで日々を普通に生きてください。地球アセンションのような穴だらけの理屈や現象はおきないので。2012年が過ぎて、2016年アセンションだ、2017年アセンションだ、2018年アセンションだと言い出す人たちも居るかもしれませんが、真に受けずに心穏やかに過ごしてください。
心を清めて愛を持って生きれば、どんな事が起きても大丈夫です♪
聖書に書かれている世の終わり
自然災害、戦争、疫病、そして偽預言者の蔓延。 神によって選ばれる額にしるしを持った人間が144000人。
この額のしるしとは、愛と霊性によって覚醒した頭部にある魂の座、第七チャクラであると過去の神秘家や霊能者たちは考えてきました。このチャクラの完全な覚醒によって人は完成に至るからです。
神に選ばれた民が終末を生き残り、新しい至福の時代がはじまりる。
ここから先は可能性の問題だと思います♪
私は最初に書きました、2012年に地球がアセンションする可能性は雷が人間に落ちる確率より低いと。実際起きませんでした。ではこの先はどうでしょう? 可能性だけの話で言えば0ではないかもしれません。人間の創造する力と自由意志は無限の可能性を持っていいるからです。
2012年が何事もなくすぎても、今わたしたちが生きるこの時代が無事に過ぎても、それでも時がたてばいずれ文明の崩壊や終末はやって来ますし、その時がどのようであるかは正直な所本当は誰にも分からないでしょう。
でも私たちたちが十分に清められた心と愛を持っていれば何時どのようなことがあろうとも備えは整っていると言えます。
時代の終末も選別も恐れないでください。
時代の終末や神による選別などと言う言い方は、正直大げさだなと私は思いますし、こういったことは電車と同じで、乗り遅れてもまた次の電車が来ますし、いずれ乗ることができます。特別なことなど何一つない、季節のようなもの、サイクルです。より広い、より高い視野から見たならそれが分かります。
地球人類は滅びと再生のサイクルを幾度と繰り返しここまで来ました。神は永遠で、私たちの魂は永遠の存在で、永遠の時とは神の無限の愛だからです。神は無限の愛を持って無限のときを待ち続けています。
私たちは今の時代も、そして次の時代も目的や役割を持って生まれてきます。
そして私の言うことはいつも結論は同じです。
未来の可能性より、未来をつくりだす、自分自身と今この瞬間をしっかり生きることが大切です♪日々心を清めて愛を持って生きる♪ それが最も大切なことでです♪
そしてそれができたなら、私たちは必然と望む未来にたどり着きます。
愛と幸福に満ちた世界の住人となることができるのです♪
ウリエルさん初めまして(^-^)
先日偶然にこちらのサイトを見つけ、数日かけてスピリチュアル編を読ませて頂きました。
今沢山のスピリチュアルに目覚めた方達が地球のアセンションについて語られていますね!
実は私もつい先日ネットで知り合った方に地球を救うのを手伝ってくれと言われました。
しかし内容はある皇子の墓のゲートを開くというものでした(^^;
その方はこれから自分がやろうとする事は地球を救う為に絶対に必要な行いだと信じきっていました。
話を聞いているうちに変だと思ったので、必死に止めましたが最後は思う方向が違うという事でその方とはお別れしました。
その人は一人になってもゲートを開くようです。
その他にも地球のアセンションについて破滅的な予知をしている方は本当に多いですね!
ウリエルさんのような考えを公にしている霊能力者はもしかしたら初めて出会うかも知れません。
私も一人一人の意識で地球の未来が変わると信じています。
どうかこのサイトが大勢の人の目にとまるよう願います。
これからも大事なメッセージを発信し続けて下さい(。-人-。)
パピコさんこんにちわ♪
スピリチュアルな界隈には変わった人も沢山居るので注意が必要ですね…(笑)
アセンションについては、世の中に出回っている情報は本当に支離滅裂で整合性がとれていないものが多いです。
アセンションについてはいい加減な情報が蔓延しなければ、私が天空の庭先に記事を書く必要もなかったかもしれません。
>これからも大事なメッセージを発信し続けて下さい(。-人-。)
ありがとうございます♪
今後ともよろしくお願いします♪
>今のこの世界にたいして 不満 嫌悪 失望 否定心。
ありませんか? 今のこの文明や環境を一度綺麗さっぱりリセットしたいという気持ち。
愛に満ちあふれた世界とは、いったいどこにあるのでしょう?それは私たち自身の内側です。そして、それを自分の外側に創造していくのは私たち自身なのです。
これです。どうしてもアセンションアセンションという人から悲鳴のような苦悶が聞こえてきます。
助けて助けてと言っているように思えるのです。
以前はアセンションとかアホだなと思っていたので放置していました。今は何とかしないといけないのではないか?と思っています。
アセンションが完全に絶対に理想的に起こるとしてもそれは外部環境の変化に過ぎません。
生老病死と言う苦は内面的な解決なくして拭い去ることはできないのです。そしてそれはブッダ的な悟りです。
この内面的問題をクリアした人にはアセンションなんて必要ないしアセンションが起きようが起きなかろうが意に介する問題ではないのです。
この内面的問題を解決しないでアセンションしても生老病死という苦はアセンション後も付いてくるのです。
アセンションしたらこの問題もクリアされるのでしょうか?もしクリアされるとしてなぜ多くのアセンション系のスピリチュアルリストがブッダ的な悟りを説くのでしょうか?
ゲスの勘繰りですがブッダ的な悟りで高尚感を出しアセンションで誰でもできる観をだしている商売のように思えます。
なので無視しようと思うのですがどうしてもアセンションにすがる人たちが今ここで苦しんでいるのに今ここで救われる方法を教えてあげないのは無慈悲すぎないか?と考えてしまうのです。
無駄なのはわかっています。仏教は自分で自分を救う方法であり自分が救われたいと思わない限り仏教は無力なのです。そして私自身が心底傷つくだけなのです。
だけど見捨てていいのだろうか?苦悶の日々をアセンションから感じます。
五味かスさんこんにちわ♪
これはとても難しい問題の一つでだと思います。
アセンションに関しても、他のスピリチュアルな情報に関しても、選ぶ側の自由と責任もありますし、なぜそのような情報を言い広める人がいるのか?
コロッと騙されてしまう人がいるのか? その背後にはカルマ的な要因があります。
ですから、当事者でない者には覚悟を決めて手を差し伸べるか、忍耐強く気づきを促すしかありません。
いずれにしても愛と忍耐が必要です。
久しぶりに読み返しました^ ^ 読んだ当初 心から理解できて本当に納得していたのに、 この一年で、驚くほど簡単にアセンションをちょっと違う言い回しにしたものに 気を取られ
迷走してしまいました。
ウリエルさんの言葉を読み返して 改めて気づいたのは
確かに私の中にこんな想いが潜んでいました。
「このままの人生なわけはない」「もっと跳躍するはずだ」
ただ、私生活、幸せに楽しく暮らしていたので
自分の、一部だけの満たされない思いに気づいてなかったんだなぁと。
その、もっと自分を、表現したい。もっとやれるはずだ、という思いが
今流行っている 次元上昇的な 配信に意識を持ってかれていました。
もちろん より良い未来より良い地球を創造することは、素敵なことですが(^人^)
それ自体に、色々複雑な情報なんて要らないですね。
今 愛を持って生きること。そらが、全てですね!
ありがとうございました!