急に悲しくなるスピリチュアルな理由
急に悲しくなる。誰にでも経験はあるのではないでしょうか?そんなとき、単純な心の問題にとどまらず、スピリチュアル的な理由がある場合もあります。友人達と楽しく会話をしている中でも急に悲しくなったり、学校や仕事の帰りなんの理由もなく突然心が重くなったり悲しくなったり、なんの脈絡もなく急に悲しい気持ちになる。何の脈絡もないからなぜ悲しい気持ちになったのか理由すらわからない、だけどとても悲しいから突然落ち込んでしまう。そして時には理由も分からず涙さえも流す場合があります。
【目次】
急に悲しくなるスピリチュアルな理由
急に悲しくなる、それはスピリチュアル的に言うならば、自分に起因している場合と他人に起因してる場合、そして間に存在する愛、大きく3つの要因があります。
急に悲しくなる理由
急に悲しい気持ちになる、これをスピリチュアル的に言うと人間の感情のエネルギーはアストラル界に属し、あらゆる感情が人間の感情エネルギーに起因します。
アストラル界とは、この物質世界と重なり合う用の存在する霊的な世界の一つで、人間の心の領域に対応しています。つまり急に悲しい気持ちになるとき、アストラル領域において悲しみのエネルギーに何かしらの形でアクセスをしてるということが言えると思います。
ではアストラル領域で悲しみのエネルギーにアクセスをするケースとは一体どのような時なのでしょう。悲しみのエネルギーにアクセスするケースは大きく分けて3つあります。
- 自分自身の悲しみのエネルギーにアクセスしている場合
- 他人の悲しみのエネルギーにアクセスしている場合。
- 愛が足りていない
それぞれを簡単に説明してみたいと思います。
自分自身のエネルギーにアクセスして急に悲しくなる
自分自身の悲しみのエネルギーにアクセスしている場合とは?
1番わかりやすいケースとしては最近の嫌なことを思い出したとか、仕事の失敗を思い出したとか、身内やペットの死を思い出すなど、いずれにしても自分自身の身に起きた出来事であったりそれに紐付いた悲しい気持ちを思い出しているといったケースです。
この場合は、原因を思い出しながら悲しい気持ちになっているためなぜ自分が悲しい気持ちになっているかということを理解したり近くすることができます。
こういったわかりやすいケースなら良いのですが、なぜかわけもわからず突然悲しい気持ちになってしまうといったケースもあります。その場合は自分自身の過去に起因する複数の悲しみのエネルギーに同時にアクセスしている場合がかんがえられます。
複数の悲しみのエネルギーに同時にアクセスするケースにおいては、それぞれの出来事を思い出しているというよりは、過去の出来事に共通するような内容に対して悲しい気持ちになっている場合が多いです。
簡単に言うと過去の自分に対する自己嫌悪であったり、成長できない自分に対しての憤りであったり、出来事そのものではなく、それら出来事と向き合う自分自身と言えます。そこに共通する自分自身の傾向や駄目な部分に対して落胆する気持ちや悲しいという気持ちが起こります。
突如襲ってくる悲しいという気持ちが自分自身の過去の出来事やエネルギーに起因してる場合、これを払拭する方法は、自分自身の身に起きた嫌な出来事や悲しい出来事を手放したり、自分自身を許したり自分自身を愛することができれば、突如襲ってくる悲しみからも解放されるでしょう。
いずれにしても原因は自分自身の奥底にあるのです。
自分を愛することができないと感じる人は、こちらの記事が参考になるかもしれません。
他人のエネルギーにアクセスして急に悲しくなる
他人の悲しみのエネルギーにアクセスしている場合、これは本当にいろんなケースがあります。自分から誰かの悲しみのエネルギーにアクセスしていなくとも、誰かが悲しみにネルギーをあなたに向けている場合もあるからです。
他人の悲しみのエネルギーにアクセスしている状態は主に4つあります。
- あなたが誰か他の人のことを思ったり思い出している場合
- 誰かがあなたに向けて送ってきている場合。
- あなたの近くにいる人から感じ取っている場合
- 間近にいる霊的な存在の影響を受けている場合
あなたが誰か他人のことを想っている場合
あなたが他人のことを想ったり思い出している時、その状態をスピリチュアル的に言うと肉体は離れていても心はごく近い場所にあると言ったことが言えると思います。
それは主にアストラルの領域によって起こります。
例えばあなたがたまたま古い友人のことを思い出していたとしましょう、そしてその友人がたまたまとても悲しい気持ちだったとします、体は離れていて互いに言葉はかわせなくとも、その友人の悲しいといった感情やエネルギーだけがあなたに伝わってきます 。
その場合あなたは訳もなく悲しい気持ちになっているかもしれませんし、相手との間に起きた悲しい出来事を思い出しているかもしれません。
いずれにしても悲しみのエネルギーにアクセスし、そのエネルギーから連想できる何かしらの出来事を思い出しているといった状態です。
これはある意味テレパシーのようなものや以心伝心と呼ばれるようなものかもしれません。私たち人間の心は、この世に離れていても互いに影響を及ぼし合うのです。
この傾向が特に強いのは、家族間であったり恋人同士であったり、元恋人同士であったような人たちです。
特に別れて間もないような恋人同士の間でこのようなことは頻繁に起こります。
誰かがあなたに向けて送ってきている場合。
あなたが誰かのことを思っていなくとも、誰かがあなたのことを想っていて、その誰かがとても悲しい気持ちであったならば、その悲しい気持ちはあなたに伝わっているかもしれません。
その場合、あなたは訳もなく急に悲しい気持ちになるかもしれませんが、同時に理由もなく古い友人の事を思い出しているかもしれません。
あなたから誰かにアクセスをしていなかったとしても、誰かからあなたに向けてアクセスされていることがあるのです。もしこういったケースにおいてあなたのことを思い出す誰かの存在に気付きその人間の悲しみに気づくことができたのならば 二つのことをすると良いと思います。
一つは悲しい気持ちになっている相手のために祈ることです。そしてもう一つは、あなた自身がその相手は悲しみのエネルギーにとらわれないために気持ちを切り替えることです。
テレパシーにも似たこういった能力を持っている人というのは多くはありません。そして遠くにいる人の気持ちが分かるような感覚を持つ人は霊的にはエネルギーを消耗しやすい人達と言えるのでやはりあんまり考えすぎないことが得策です。
他人の悲しみのエネルギーにアクセスしている場合
悲しみのエネルギーはあなたのすぐそばにいる人たちから伝わってきてるような場合もあります。驚くかもしれませんが、たとえば私はこの種類の力がとても強く電車やバスで隣に座った人間がどのような感情を持っているのかといったことも分かってしまいます。
普通はなかなかそこまではっきり分かる人というのはいないと思うのですが、それでも普通の人たちの間でも同じようなことが起こっています。
例えば友達と長い時間話ししていたらちょっと気疲れをしてしまったとかもそうですし、友達の愚痴を聞いていたら一緒に怒り始めたりとか一緒に悲しい気持ちになってしまう、こういったことも単に心や気持ちが影響されているだけではなく相手のエネルギーを受け取ったり相手と同じエネルギーを共有していることによって起きる現象です。
急に悲しい気持ちになるとき、もしかしたら身の周りの人からエネルギーを受け取ってるかもしれませんし、それは友達でなくともたまたまそばを歩いていた人かもしれません、たまたま近くに立っていた人かもしれません事の大小はありますがこういった現象は確かに起こります。
間近にいる霊的な存在の影響を受けている場合
そして最後のケースが最も厄介なものと言えるでしょう 。
もしあなたの身の回りにあなたを不幸にしようという意志を持つ生き霊や悪霊などの霊的な存在がいた場合、その存在が持つマイナスのエネルギーはあなたの中の怒りや悲しみ不安といった感情を膨らめあなた自身に触りをします。
もちろん普通の人にはそんな霊的な存在など見えませんしいたとしても気づける場合も少ないと思いますので理由もなく感情が起伏したり悲しい気持ちが膨らんだりといった説明不可能な状態に困惑することでしょう。
こういった霊的な存在が関与してくる時には、咳き込んだり吐き気がしたい、頭痛がしたり耳鳴りがしたりなど、何かしら痛みやダメージを伴うような何らかの体の反応が同時に起きますから、そういった場合は注意が必要です。
霊的な存在が関与してくる場合、大抵は一時的なケースが多いです。霊的な存在が人間に取り付くといった状態はそんなに容易くは起きないのです。大抵の場合は身の回りにいて障りを起こすといったその程度の関わり方が多いです。
3日でいなくなる場合もあれば12週間でいなくなる場合もあります。ですからもしこういった状態に陥った場合慌てずに対処しましょう。
正しい食生活、適度な運動、十分な睡眠時間、そして思いやりをもって日々正しく生きていたならば、否定的な存在はやがて剥がれ落ちていなくなっていきます。
急にネガティブになる
さまざまな理由で、急に悲しくなったりしますが、悲しみは不足とか喪失など、「足りない」とか「失う」ことでおきる心の変化です。
この悲しみを放置しておくと、より大きなネガティブ感情になってしまうことがあります。
ネガティブというのは「消極的」とか「否定的」という意味の言葉なのですが、悲しいという感情がより具体的な行動を引き起こすケースです。
例えば、なにもする気が起きなくなったり、家や部屋に引きこもるようになったり、誰かを批判したり否定するようになったり、ついにはそれを行動に移すようになる可能性があります。
悲しみと否定心を捨てて愛をもつ
それがあなた自身の悲しみだとしても、それが他人の悲しみだとしても、あるいは救われない霊からの影響で感じる悲しみだとしても、悲しみは「不足」や「喪失」によっておきる感情です。悲しみが反転するとよりネガティブな感情や行動にかわっていく可能性があるので、出来れば早めに対処すべき問題です。
悲しみや否定心を引き起こす本質的な問題とはなんでしょう?
先進国を生きる現代人にとって、最もありがちで、最も深刻な問題…
愛が足りていない…
愛が足りていない背景はおもに2つあります。
- 幼少期に十分な愛情を得られなかった
- 今この瞬間、愛に飢えている
幼少期に十分な愛が得られていないと、どうしても自分を肯定するのが苦手になってしまいます。
自分を肯定できないと、ネガティブな感情に陥りやすくなったり、自分を愛するのが苦手になったり、その結果、人を信じたり愛するのも苦手になり、愛に乾いてします。
多くの場合、かつて得られなかった愛情をどこかで取り戻そうとしていて、自分自身の愛の不足によって、心に穴が空いたかのように急に寂しくなったり、急にネガティブになったり、急に悲しくなったりします。
今この瞬間、愛に飢えている人は、最近へこむような出来事が起きたり、直近で悲しい出来事が起きてる場合が多いかと思いますが、幼少期の愛情不足を今に引きずっている人も大勢います。
いずれにしても愛の不足の一番深刻な問題は、「自分に足りていないのが愛である」ということに気づきにくい点です。
愛の不足という原因に気づけないから、気晴らしにいろいろなことをしたり、いろいろなものに依存してみたり、場合によっては人間に依存してみたりもするのですが、愛が得られなければ結果的に「愛が不足したまま」なので、いつまでも寂しい気持ちや悲しい気持ちを持ち続けることになります。
愛されたければまずは自分人を愛する。
与える事が愛の基本です。
愛がどれほど人と自分を満たせるのか?まずは自分から人に愛を与えてみてください。
人を慰めることで自分が慰められ、人の悲しみを拭うことで、自分の悲しみが拭われることがあるのです。
ちょうど体験談に人を慰めて自分が救われた話が合ったので時間のある方は是非。
愛に関してはこちらの記事が参考になります。
まとめ
急に悲しくなるとき、それはあらゆるケースにおいて共通して言えるのは、悲しみの源となるなにかしらのエネルギーと接続されているということです。
それが過去の自分のものだとしても、他人から向けられたものだとしても、その本質は変わりません。
ですから、もし悲しい気持ちから向け出したいのであれば、その接続を断ち切れば悲しみからも解放されます。
気持ちを切り替えてぱっと気分を変えられればそれが一番良いのですが、もしそれでもなかなか悲しい気持ちから切り替わらないときにはこんなアファメーションをためしてみてください。
すこし大きめの声で、
私は私であります
古い呪いの言葉ですが、自分に向けられる接続を断ち切るのにとても強い効力を持っています。
悲しいという感情が全てが悪いという訳ではありません、悲しいという感情が教えてくれることもたくさんあります。
それは謙虚さ、慈悲、愛などがそうです。
悲しみを感じたとき、ぜひそれを祈りの心に変えてくださいね♪
自分やこの世界の愛の不足を補うために、まずは自分から人を愛しましょう♪
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悲しみという感情だけでなく、なにかの出来事や誰かが思い出されるならなにか課題を秘めているかもしれません。下記の記事が参考になります。
☆ウリエル☆さま
びっくりです!!
知りたいなぁと思っていた内容だったので、その想いが届いたのかも!?と勝手に喜んでいます。
お仕事の合間にblogに手を加えていただく作業と、☆ウリエル☆さんの命の時間を私たちのために削ってくれていることに感謝します。
ありがとうございます♪
こんばんは!
こちら↓とても素晴らしいです。(以前も記事にご執筆だった気が致しますが)
☆ 気持ちを切り替えてぱっと気分を変えられればそれが一番良いのですが、もしそれでもなかなか悲しい気持ちから切り替わらないときにはこんなアファメーションをためしてみてください。
すこし大きめの声で、
私は私であります☆
お相手の良いところを静かに受け入れ、心の中で浄化し、
問題はそのあと。
現在、そんな時の対処を考えております。
多分それで私は自分に戻れるかと存じます。努めてゆきます。