クリスマスのスピリチュアル本質とは?祈りと愛の日でありますように。
クリスマスのスピリチュアルな本質とは?
クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う祭で、今や世界中の多くの人を巻き込む一大イベントです。
クリスチャンの数は全世界で確か20億人居るとも言われ、日本人のようにクリスチャンでなくてもクリスマスはお祝いをするという人もいますから、クリスマスというイベントはもはや一般化され、クリスチャン以外の人達にも多くの人に影響と楽しみを与えているイベントです。
クリスマスの起源をたどると、そこにはさまざまなスピリチュアルなエピソードや、現代人が忘れている本質があります。
【目次】
クリスマスのスピリチュアルな背景
クリスマスってキリストの誕生日だからお祝いするのか?なぜサンタクロースがプレゼント持ってくる?意外と奥が深いクリスマスとそのスピリチュアルな本質についてのお話です♪
まずはクリスマスとはなんぞや?といったところから確認しましょう。
クリスマス(英語: Christmas)は、大多数のキリスト教教派が行う、イエス・キリストの降誕[注 1]を記念する祭[1]。キリスト降誕祭(単に降誕祭とも)、降誕日[2]、聖誕祭、ノエル(仏: Noël)などとも呼ばれる[3]。「クリスマス」という英語は「キリスト(Christ)のミサ(Mass)」という意味に由来する[4]。
ほとんどの教派で、教会暦上の12月25日に祝われる(例外後述)。
あくまでキリストの降誕を記念する日であり、イエス・キリストの誕生日というわけではない[5](イエス・キリストの誕生日自体が不詳である(後述))。
クリスマス – Wikipedia
まあ、うすうすみなさんも解っていたでしょうがクリスマスはキリストの誕生パーティーではないということですね(笑)
12月25日 クリスマスはキリストの誕生日?
実のところ、聖書にはイエス・キリストの誕生日がいつみたいな話はなく、イエス・キリストの誕生日がいつか?ということは実際には正確には分かりません。ただ、12月25日がキリストの誕生日ではないという事は聖書の内容から考察することができます。時期に多少のズレがあるように思います。
12月25日という日はイエスキリストが生まれた頃、一大勢力を誇っていたミトラ教の主神の誕生日であると言われます。
ミトラ教はミトラス教とも呼ばれていて、インド・イランの古代神話の太陽神ミトラ(ミスラ)を主神とする宗教です。
ミトラ教では、太陽神ミトラが冬至に生まれ変わるという信仰に基づき、冬至を祝うお祭りの習慣がありました。 この習慣をキリスト教が取り込み、イエス・キリストの誕生祭を冬至に祝うようになったと言われています。その背景には、キリスト教が、イエス・キリストの教えを世の中に広めていくための戦略であったとも…
そんな話をすると真面目なクリスチャンの人達はあまり良い気持ちはしないまもしれませんが、実はこの話には深い深い奥があります。この辺りの話は、私がとても大好きな神話に類するような事柄なのでここではあまり詳しく成りすぎないように簡単に説明します(笑)
神と救い主
さて? ミトラ神(ミスラ神)とはどのような神か?
インドやイランに伝わる古い神で、ミトラ教においては主神ですが、ゾロアスター教においては絶対神であるアフラ・マズダーと表裏一体を成す神で、経典の中では絶対神と同等であることが記されています。ユダヤ教の大天使メタトロンの起源もミスラであると言われています。メタトロンは天使達の長で「契約の天使」「天の書記」「神の代理人」「小YHWH」など、さまざまな異名を持ちます。
ミスラは仏教の弥勒菩薩(マイトレーヤ)とも同一視され、弥勒菩薩は未来に現れ人々を救い悟りを促す救世主的な存在とされていました。
各神話がどのように「ミトラ」を伝えてきたかには違いがありますが、これら古い神話の背後に共通して見えてくる本質は同じです。
絶対的存在の神である一者と、対を成す二者となる神の存在。
そしてその二者である神がこの地上に救世主として現れる(生まれる)という預言的な伝承。
そう考えると、太陽神ミトラが冬至に生まれ変わるという伝承に基づいたお祝いのお祭りは、この地上に生まれた救い主であるイエス・キリストの誕生日とある意味イコールです。
クリスマスは実際にはイエス・キリストが生まれた日ではないかもしれませんが、古くから受け継がれてきた伝承とは一致すると言えるかもしれません。
であれば、やはり12月25日のお祝いは、救世主として生まれたイエス・キリストの日(誕生日ではない)ということでまあまあ良いのでしょう♪
ちなみクリスマスツリーは古代ゲルマン民族のお祭りから伝わったとされています。さまざまな信仰や文化を取り入れながらクリスマスはお祝い事として土着信仰との摩擦を緩和したり融合するのにも役立ってきたと思います。
神話の神や救い主については詳しく書いた記事がありますので気になる人は読んでみてください。
クリスマスのサンタクロース
クリスマスと言えばサンタクロースですね。
起源は四世紀にまでさかのぼり、教父聖ニコラオス(ニコラウス)の伝説が起源と言われています。貧しさのあまり、3人の娘を身売りしなければならない家族の存在を知り、ニコラウスが窓から金貨を投げ入れました。その時金貨が暖炉につる下げられた靴下に入ったという逸話から、煙突から入って靴下にプレゼントを入れるという本日まで伝わるサンタクロースの伝承が生まれました。
日本では、お父さんお母さんが一条懸命働いたお金で購入される「クリスマスプレゼント」が、なぜか赤い服を着て白いひげをはやしたお爺さんが持ってきたことになり、親は感謝をされないという謎のイベントとなったクリスマス(笑) そして数え切れないほどの鳥の命がこの日に合わせて奪われていく、一部の鳥たちからしたら恐怖と暗黒の日…
そしてなぜが恋人同士がイチャイチャする日でもあります…(笑)
スミマセン、悪い冗談です(笑)
さまざまな信仰が入り交じり、そこにマーケティングやセールスプロモーションによってさまざまな要素が入り交じった祈りと欲望の祭り、もはや本質とはなんぞや???って感じのクリスマスではありますが、この日を楽しみにしている人たちがいて、多くの人間を幸せな気持ちにさせる… クリスマスは人々に愛される世界的な行事となりました。
だからこそ…
このクリスマスという日とサンタクロースがもつ本質に立ち戻りませんか?
クリスマスのスピリチュアルな本質
できればプレゼントと一緒に伝えたいのは、不幸な人を救いたいと想い、与える、分かち合うという行動をとった教父聖ニコラオスの「愛」や「正しい心」かなと思います♪
豊かなこの日本においてはよりいっそうに、贅沢したり、クリスマスプレゼントが単に子供のおもちゃを増やすイベントで終わらせずに、「愛」という本質と「与える」という行動の意味と価値を子供達たちに伝えてあげてください。
昔の人たちが何を想い、神が(救世主)生まれると言われたこの時期に毎年お祝いしていたのでしょう?
それはこの世界に救いがもたらされることを願う祈りのような気持ちであったと思います。
この記事を読んだみなさんにとって、クリスマスが祈りと愛の日でありますように♪
ちょっと早いですが、クリスマス前にたくさんの人にこの記事を見ていただきたいので…♪
よいクリスマスを♪
分かち合う心、ですね。
その言葉を聞いてハッと我に帰りました。
夫に訪れた試練に本人だけでなく私まで曇りがちでした。
辛い時、心晴れない時こそ寄り添える家族のあること、手にしているもののありがたみ、感じるものですね。
既に十分に与えられているのですから。
私も神話好きです♪日本神話は特に。
キリストさまが地球にご生誕されたこと、家族でお祝いします。
ウリエルさん、皆さまにメリークリスマス♪
こんにちは(^.^)
クリスマスといえばかつては色々な行事を楽しみ独りぼっちは気が引けるものでした。チキンやケーキそして恋人も必需品でした(笑)でも年齢を重ねた今はクリスマスにいっせいに失われる鶏たちの命を思うとその日は食べる気がしなくなりました。でも命を考える日でもあり、愛を感じる日でもある。そして祈りの日としては意味があるように思います。
皆さまよいクリスマスを♪♪
いつからか「寂しく過ごしてはいけない日」というような強迫観念を伴って、おかしなテンションになるクリスマスですが(苦笑)
そうですね…本質に立ち返ると気持ちが鎮まる気がします。
社宅育ちで豊かとは言えない家庭で育ちましたが、年の瀬にはショッピングセンターの福引き、と同時に、歳末助け合い運動に募金する母の姿を思い出します。
歳末に限らず心掛けているつもりながら、まず自分自身が立ち行かなければ人の助けには及ばなかったりして、
チャリティーだけでなく気持ちや時間、手間隙、どこまで与えられるのか、自分はケチなのか気前が良い方なのか、バランスに常に迷っている感じがします。
誰もが惜しまず与え合える、豊かな世の中に辿り着けますように。