妬む人をスピリチュアル的に言うと?特徴や改善方法
人を妬んでばかりの人ってしますよね?
妬まれる側にも非があることはありますが、多くの場合は妬む側が一方的に相手に否定心を持っている場合が多いです。
スピリチュアル的に言うのであれば、妬みとは否定心であり、心に蓄積するマイナスエネルギーです。
それがあふれ出して、妬みや批判となっていきます。
妬む心を持たないですむ方法はないのか?もちろんありますが、それは日々の成長によって勝ち取ってゆくような性質のものです。
【目次】
妬む人の心理や特徴
妬む人と妬まれる人の間にあるもの… それは優劣です。
ただ、これにかんしては実質的な優劣の場合もありますが、実際には優劣などなくとも「劣っている」という感情を持っていたら妬んでしまう場合もあります。
つまりは、妬みの本質は「優劣」そのものではなく、「優劣があると思う心や感情」ってことになります。
そう考えると、妬む心を持ちやすい人の傾向もおのずと解ってきます。
- 人と比較し、劣等感を持ってしまう人
- 努力・行動力をしない人
- 自己制御が出来ない
- 自分の人生に満足していない
その結果、否定心を持ちやすく、愚痴や文句を言うようになったり、ネガティブ思考になったり、人の不幸を好むような状態に陥りがちです。
そしてスピリチュアル的に言うのであれば、妬みは相手に送られる小さな呪いであり、その源は自分の内に蓄積した否定心です。
自分という器の中に呪いが満ちると、やがてそれは抱えきれなくなり、想いとなり、言葉となり、呪いとなり、周囲や相手にむけて噴出されます。
人間が内省したとて、1日で聖者になれるわけではありません。
心の成長は日々の自分の中の感情と良心のせめぎ合いから勝ちとっていくものです。
それぞれの心と感情の問題を明らかにし、妬む心を解消してゆきましょう。
人と比較し、劣等感を持ってしまう人
劣等感が強い人に共通している想いや感情は
自分の価値を自分で認められない、自分を愛せないといった問題です。
本質的なことを言えば、すべてにおいて「価値」とは曖昧で、それそれの人間の中でも異なり、「価値」を与えてるのは人間そのものであり、「価値」を決めているのは自分自身でもあるといったことです。
例えばですが、陸上の短距離選手は世界一足が速くなければ価値はないでしょうか?
例えばですが、中学高校で陸上をやってた人のベストが県大会で2位だったとしましょう。きっと全国に大勢いると思います。
そんな自分の実績に、価値があると思ってる人と、価値がないと思ってる人、両方いると思います。
ちなみに私は、結果も勿論大切ですが、辛い練習を6年続けてる時点で「価値がある」と思ってます。
自分で自分の価値に気づけていない人、たくさんいますから、自分の価値を認めてください。
努力・行動力をしない人
努力というのは行動なくしてはあり得ないので、つまり「行動をしない人」ってことに集約されるかと思います。
ただ、行動って積み重なるものと積み重ならないものがあるので、ここではあえて「努力」という言葉を入れています。
努力をしなければもちろん、努力をしている人と差が付きます。
妬みは「優劣」によっておきるので、努力をしない人間は他人の努力によって生まれた差に優劣を感じたり、相手を妬んだりします。
頭が良くても行動を起こさない人は何ごとも進みません。
多少不器用でも行動を起こせば何かが変わるし、そのぶん前に進みます。
自分のほうが、自分がやったほうが、自分が本気をだせば…
努力をしない、行動をしないこと自体が妬みの温床となり得るのです。
もちろん、努力や行動しない人の中にも相手を妬まない人もたくさんいます。
自己制御が出来ない
妬みの源となるのは、自分の中の否定的な想いや感情です。
スピリチュアル的に言うならば、それも人間が保有する霊的なエネルギーの一種です。
これはある意味、ストレス管理とよく似ているのですが、自分の中に生まれる否定的な想いや感情はある程度自分でコントロールする事が出来ます。
それはつまり、否定心に身を委ねない心であったり、相手を認めたり許す心であったり、呼吸法やセルフヒーリングで霊的なエネルギーによって悪いエネルギーを浄化する試などさまざまです。
ようは、自分の内に悪いエネルギーをため込まずに発散すれば良いので、ぶっちゃけると、運動やカラオケなど、愉しい趣味などでもある程度は解消出来ます。
ストレス管理、ならぬ、マイナスエネルギー管理、いろいろなアプローチがあるのでぜひ試してみてください。
自分の人生に満足していない
これは、努力や行動をしなかったり、人と比べて自分の人生に不満を感じた結果として起きえる状態なのです。
- 自分よりも良い仕事に就いている
- 自分よりも給料が良い、たくさんお金を持っている
- 着ている洋服、身につけているもののグレードが高い
- 人より生まれた環境が貧しい
- 人より学歴が低い
自分の人生に満足できない原因はさまざまにありますが、そういった人が「妬む気持ち」をもつ大きな理由の一つは「他力本願」です。
相手がそれを手に入れるプロセスを見ずに、あいてがそれを持っているとか、それを持つのに相応しくないと思う心理です。
中には原因は相手や周りにあって、自分には原因がないと思っている人もいます。
環境のせい、条件のせい、周りの理解のせい、自分は間違っていないとか、周りが解っていない、つまり…
自分が変わる必要がない
思ってしまっています。
他人を妬んでしまう人がまず最初に見つめなければならないのは周囲や相手ではなく自分自身です。
その上で、自分の中の相手像ではなく、実際の相手を正しく理解することです。
妬む人をスピリチュアル的に言うと
妬みの本質をスピリチュアル的に言うのであれば
妬みは相手に送られる小さな呪いであり、その源は自分の内にある否定心と蓄積した否定的エネルギーです。
それが想いであれば第二チャクラに蓄積し、感情であれば第三チャクラに蓄積します。
チャクラは人間の体に存在する霊的な中枢で、肉体、幽体、霊体を貫くように存在するため、肉体の死後も失われることはありません。
つまり、人を妬む心のもとになるエネルギーは過去性から蓄積し、来世にも持ち越すということです。
生まれつき否定心を持ちやすい人や、人を妬みやすい性格の人がいるのはそのためです。
つまり、人を妬む気持ちを自分で完全に制御しようと思った場合には、2つのことが必要になります。
- 自分の中にある否定心を解消する
- あらたに否定心をため込まない
自分の中にある否定心を解消する為に出来る事は相手を認めたり許すことです。
それにより、妬みを持って相手を呪うという状態から、自分自身を解放する事が出来ます。
そして新たに否定心をため込まないためには、多様な価値観を認めて、忍耐と寛容さを持つことです。
ため込んでいる否定心を消し去り、あらたに生み出したりため込まないようにできれば、自分の中の否定心はおのずと減ります。
心を清めて愛を持って生きましょう。
内省、瞑想、呼吸法のすすめ
じつは否定心により自分の内に蓄積するエネルギーは、霊的なエネルギーでありながらも半物質てきな側面を持ち、肉体にも大きな影響を与えます。
それはつまり、自分の中の否定的な想いや感情が自分の健康を害しているということです。
人間のもつマイナスエネルギーが、体にどのような影響をあたえるかについてはこちらの記事が参考になります。
じつは肉体に害成す半物質のマイナスエネルギーは呼吸によって体外に排出することが出来ます。
詳しいことはこちらの記事に書いてありますので参考にしてみてください。
そして純粋なマイナスエネルギーはチャクラに蓄積し、カルマの因子となります。
これらは「自分が気付き、改める」ことで解消していくことが出来ますが、その為にオススメなのが内省です。
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