丹光とは?スピリチュアルな意味、色と形を解説

瞑想中や、ふと目を閉じた瞬間に、まぶたの裏にゆらめく美しい光や色を見たことはありませんか?
それは「丹光(たんこう)」と呼ばれる、古来より多くの探求者たちが体験してきた、神秘的なスピリチュアル現象かもしれません。
「これは一体何なのだろう?」「何か特別な意味があるのだろうか?」
そのように感じているのは、決してあなた一人ではありません。ある調査では、実に85%以上の人が「目に見えないモノ・チカラの存在」を信じていると答えています。
この記事では、「丹光」とは何か、そのスピリチュアルな意味を色や形別に詳しく解説すると共に、科学的な視点や、言葉の奥に眠る東洋の歴史にも光を当てお話出来たらと思います。
【目次】
丹光のスピリチュアルな世界観

まぶたの裏に見える光は、あなたが霊的に目覚め始めている兆候です。それは特別な能力ではなく、あなたの心が静かにそしてクリアになったとき、湧き上がってくる内なる光なのです。
スピリチュアルな探求において、丹光は自身のエネルギー状態や霊的な成長段階を示す重要な指標の一つでもあります。
丹光とは?
丹光とは、一般的に目を閉じた時にまぶたの裏に見える、様々な色の光や模様のことを指します。特に、瞑想やヒーリング、ヨガなどで深くリラックスし、脳波がアルファ波の状態にある時に見えやすいと言われています。
【色別】丹光のスピリチュアルな意味
見える丹光の色は、あなたの現在のチャクラの状態や、オーラのエネルギーを反映しいます。
- 紫の丹光:非常にスピリチュアルな色。第七チャクラ(頭頂)が活性化し、高次の存在との繋がりが深まっているサインです。直感力や洞察力が高まっている状態です。
- 青・藍色の丹光:第六チャクラ(眉間)、いわゆる「サードアイ」に関連する色。冷静さ、知性、そして真実を見抜く力が開花し始めていることを示します。
- 緑の丹光:第四チャクラ(胸)に関連し、癒やしと愛、調和を象徴します。ヒーリングエネルギーが高まっている時や、心が愛に満たされている時に見えやすい、穏やかな光です。
- 金色の丹光:非常に高い波動を持つ、神聖なエネルギーの現れです。強い守護と導きを受けていることを示す、祝福のサインと言えるでしょう。
- 白の丹光:浄化と純粋さの象徴。全ての色の光を含んでおり、7つのチャクラがバランス良く活性化している状態です。
- 赤・オレンジの丹光:生命力や情熱、創造性を司る下位のチャクラ(第一・第二)の活性化を示します。活力がみなぎっているサインですが、赤黒い場合は怒りや疲労を表すこともあります。
スピリチュアルヒーリング時に見える光
私が初めて師からヒーリングを受けたときに見えた光です。美しいグリーンの光で、私自身がセルフヒーリングをしている時にも見えます。あと、稀にですが私がヒーリングをした人が見るみたいなこともあります。
アストラルライトや幾何学模様が見えることも
丹光の他にも、瞑想が深まると、星空のようにきらめく無数の光の粒「アストラルライト」が見えることがあります。これは、私たちの感情や想念が渦巻く世界「幽界(アストラル界)」の光を垣間見ている状態です。
上の位画像は、丹光やアストラルライトが見え始め、そこからさらに瞑想が深まるとみえてくるようなビジョンです。
ぽかっと暗闇に穴があいたみたいにその先に薄らぼんやり映像が見えたりします。
また、ピラミッドや六芒星、くるくると回転する万華鏡のような**幾何学模様**が見えることもあります。これは、高次の存在からのメッセージが、私たちの認識できる形に翻訳されて現れたものかもしれません。
スクリーンにビジョンが3つ、私は最大で9つのビオジョンを同時に見たことがありましたが、もはや宇宙船のコクピットか?みたいな感じで訳わからなかったです。霊的に覚醒し、上位のチャクラが開き始める、特にサードアイが開くとこのような現象が頻繁に起きるようになります。
ただし、霊的なエネルギーもかなり大きく消費するらしく、日々の瞑想を習慣的に行っているような人でないかぎりはこれらビジョンを見る能力が安全に発現することはほぼないかと思います。
これらの丹光や、アストラルライト、ビジョンは実際に私が瞑想中に見たものを画像として再現したものです。
なぜ丹光は見える?スピリチュアルと科学・歴史
この神秘的な体験は、スピリチュアルな世界だけでなく、科学や歴史の視点からも光を当てることができます。
科学的な視点:脳が見せる「内視現象」
目を閉じたり、暗闇の中にいたりする時に見える光の現象は、眼科学や生理学において「内視現象」と呼ばれています。特に、眼球を軽く圧迫したり、脳の視覚野が刺激されたりすることで生じる光の感覚は「フォスフェン(眼内閃光)」と名付けられており、丹光の体験と非常に近いものです。また、瞑想によって脳がリラックス状態(アルファ波優位)になることが、これらの現象を知覚しやすくしている、という説明も可能です。
歴史的なルーツ:道教の「内丹術」との繋がり
「丹光」の「丹」という文字は、古くは中国の道教における修行法「内丹術」に由来します。これは、体内の「気」を練り上げ、不老不死の霊薬である「内丹」を完成させることで、宇宙の根源(タオ)との合一を目指すというものです。つまり「丹光」とは、この内なるエネルギーが光として認識されたものです。インド由来のチャクラ思想だけでなく、東洋独自の身体観からも、この現象は古くから探求されてきたのです。
丹光を見るためのスピリチュアルな実践ガイド
丹光は、特別な能力ではなく、心の状態を整えることで、誰でも体験できます。
丹光を見るための前提:「高次の認識」を育む
瞑想時に霊的なビジョンを明確に認識するためには、「日常における集中力」が基礎となります。ただし、それは何か一つのことに心を緊張させる力ではありません。むしろ、日々の生活のひとつひとつに、どれだけ意識をフォーカスできているか、という「意識の明晰さ」です。「ただなんとなく」過ごす時間を減らし、今この瞬間の出来事や感覚を深く味わう習慣が、瞑想の質を高め、霊的な認識力の土台となるのです。
具体的な瞑想と呼吸法
- 静かで安心できる場所に座り、背筋を軽く伸ばします。
- ゆっくりと息を吐ききり、鼻から深く息を吸い込みます。そして、吸う時よりも長い時間をかけて、口からゆっくりと息を吐き出します。
- 呼吸に意識を集中し、思考が浮かんできても、それを追いかけずに、ただ流れていく雲のように眺めます。
- 意識を呼吸と共に体の正中線にむけてみましょう。

丹光が見えた時の心構え
光が見えても、興奮したり、意味を追求しすぎたりせず、ただ静かにその体験を味わいましょう。それはあなたの内なる世界で起きている美しい現象です。感謝の気持ちで受け止めることが、さらなる深い体験へと繋がります。
丹光に関するよくある質問(FAQ)
Q. 丹光が見えるのは危険なことですか? 病気の可能性は?
A. 瞑想やリラックス時に見える丹光は、基本的にはポジティブなサインであり危険なものではありません。しかし、もし日常生活で突然、閃光が見えたり、それが長く続いたりする場合(閃輝暗点など)、目の病気や偏頭痛の前兆である可能性も考えられます。スピリチュアルな現象と安易に自己判断せず、不安な場合は必ず眼科や専門医にご相談ください。
Q. 丹光は誰でも見えるのですか?
A. はい、その可能性は誰にでもあります。丹光は特別な霊能力ではなく、心と身体が深くリラックスし、内なる世界に意識が向いた時に自然と現れる現象です。日々の瞑想やリラックスの実践によって、その感覚は少しずつ育まれていきます。
まとめ:丹光は、あなたの内なる宇宙への入り口
この記事では、丹光が持つスピリチュアルな意味から、その科学的・歴史的な背景、そして具体的な実践方法までを解説してきました。
目を閉じた時に見える美しい光は、あなたの魂が健やかであることの証であり、より深い自己との対話が始まっているサインです。
スピリチュアルな解釈、科学的な視点、歴史的な叡智、その全てを通して言えることは、**丹光とは、あなたの内側に広がる、無限の可能性を秘めた宇宙への入り口**だということです。
どうか、その神秘的な体験を信頼し、楽しんでください。その光の先には、きっと、まだ見ぬ新しいあなた自身が待っているはずです。
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