神界(天界) 神と魂の世界 イデアとモナドと三位一体
神界(天界)は、物質世界の上位に存在する幽界(アストラル界)、霊界(メンタル界)などの霊的な世界の中で最上位に位置する領域です。神界(天界)は神と私たち人間の魂が属する世界であり、人間の生死に関わらず、私たちの魂が過去も未来も永遠に存在し続けている世界です。
ここで言う「神」とは、この世界を想像した根源的な神です。
この領域は、アートマ界、モナド界、ニルヴァーナなどさまざまな呼ばれ方がありますが、私としては呼ばれ方とか名前はたいした問題ではなく、この神の領域には創造の光りが在り、完成した魂たちが在り、下層からはあまたの魂たちが上層を望んでいます。
ここには正確な全てのレコードがあり、法則と法則を運営する大天使の存在があります。つまりは人間の想像をはるかに越えるような領域で、3次元の私たちでは、筆舌し難いような場所ということです。
【目次】
神界(天界)神の領域
神とは?幽界(アストラル界)や霊界(メンタル界)、物質界に存在する私たちは出力されたアバターのようなものにすぎません。本来の私たち自身は現在過去未来、変わらず神界に魂として存在しています。
まずは下の画像をご覧ください。
スピリチュアル的に言うならば、私たち人間が住む物質世界と重なり合うように存在する霊的領域の世界が3つあり、世界は全部で4階層存在します。
私たち人間が住む物質界、私たち人間の心の領域である幽界(アストラル界)、そして霊界は人間の肉体や心を超えたさらに高次に存在する世界です。4つの階層世界には、この記事の前段となる記事がありますのでそちらを参考にしてみてください。
神界(天界)の様相
神界(天界)とはどのような場所なのか?
神界という言葉は一般的にはあまり使われない言葉だと思います。漫画とかには出てきそうですね、例えばドラゴンボールのような(笑)どちらかと言うと「天界」といった言葉で呼ばれることのほうが多いと思います。そして天界は神や天使の住まう領域です。
天 (仏教) 、ヴァルハラ、高天原、浄土、天国など、まったく同一の概念というわけではありませんが、さまざまな国や神話や宗教で、神々の住まう最上位の領域が存在しますし、よく似た、あるいは共通した概念をもっています。
冒頭から説明してきたとおり、神界は神と私たちの魂が存在する領域であり、最上位の法則を司る大天使たちもこの領域に在り、そのちからが下層領域から物質界まで発しています。
私たち人間の下層世界での在り方によって、神界に存在する私たちの本質である魂は成長し、光増します。
神界(天界)の特徴
- すべての領域を超えた最上位の高次世界
- 神と人間の魂が永遠に存在する世界。
- 神界の下層には最高位の霊体(大天使、神仏)が存在する
- 神界には7つの階層がある
この4つが霊界のおもな特徴になります。
実際のところ霊能者が体験する霊的な世界、霊的な領域のほとんどが幽界(アストラル界)の領域であり、霊視であれ体外離脱であれこの神界の領域を安定的に体験できるレベルの霊能者は少ないです。そして情報の変換も多いため、三次元の人間の感覚では到底捉えきれない情報量が存在する世界です。
例えるなら…
物質世界 → 1冊の絵本
神界 → 地球
ぐらいの情報量の差があります。
神界(天界)に存在する魂とは?
原初に神は自らを分かち、自らの複製と、数多の大天使、そして人間の魂を創造しました。私たち人間の魂は神と同質の存在であり、神と等しく創造の力と自由意志を持ちました。
故に魂は永遠不滅の存在です。
人間の魂はアートマ体とも呼ばれ、魂の永続性ゆえにすべての記憶が存在します。私たち人間の潜在意識をも越えた深い領域の知識や記憶を持っている、ということです。
自分とは何か?でいうと、今肉体を持って生きている自分は本質から離れた自分であって、本来の自分ではありません。
私たちの本来の自分とは「魂」であるのですがそのことを思い出せるのは死後か、あるいは覚者のみです。
魂については詳しく書いた記事があるのでそちらを参考にしてみてください。
神界(天界)の階層
魔術的な概念に従って言えば、私たちの世界は4階層世界、「物質界」「幽界」「霊界」「神界」が存在し、それぞれがさらに7つの階層をもっています。
ですから神界にも7つの階層が存在します。
神界は私たち人間の既成概念ではとうてい計れない高次の世界です。
霊能力者が体外離脱で体験する世界や体外離脱に関する文献には体験の個人差がありますが、神界においては人間の認識を大きく超える領域であるため、そのほとんどの記憶は「光」とか「光との距離」「光の質と量」に置き換わります。
古い魔術の概念では7つそれぞれの階層に名称がありますが、解りにくいと思うのでそれぞれの階層にもっともイメージの近い日本語を私が選んであててみました。
- 第七階層 – 原初
- 第六階層 – 創造
- 第五階層 – 聖霊
- 第四階層 – 理念
- 第三階層 – 星光
- 第二階層 – 星条
- 第一階層 – 光河
魔術の概念に従って言うなら、神によってこの世界が創造されたとき、そのエネルギーは4つの段階をへて流出しました。
- 第一流出界 アツィルト/神界
- 第二流出界 ブリアー/霊界
- 第三流出界 イェツィラー/幽界
- 第四流出界 アッシャー/物質界
神と創造とモナドの三位一体 モナドからイデアへ
神界は原初の神が分かち、放たれた神々と概念が広がる階層世界。最初の流出が起きた領域です。神界の7つの階層はまさに第一抽出の過程そのものです。
- 原初 → 神
- 創造 → 二者の創造
- 聖霊 → 神と二者とのあいだを満たすもの
これはキリスト教などで言われる三位一体に等しいです。この聖霊がモナドと呼ばれることもあります。
第二流出界以降の世界と第一流出界ではその性質は決定的に異なります。
第二流出界以降の世界は、人間の行いや行動によって表面的形状が変化しました。
第一流出界においては、純粋な本質のみの世界であるがゆえに、表面的な形状の変化は存在せず、ただ純粋にエネルギーの質と量が変化するのみです。
ゆえに神界とその領域の存在は「光の強さと量」のような概念に置き換えてしか私たち人間には認識できないのです。
霊能力によって、体外離脱によって神界を認識したり体験することは出来ます。その際の記憶の多くは「光」に置き換わります。
私自身、神界の領域に関しては数えるほどしか体験をもちません。ですから7つの各階層の違いをこまかく説明できるほど知っているわけではありませんが、知識と体験から知ってるのは神界の様相はおもに、上層と中層と下層で大きく変わるということです。それぞれの階層に分けてお話したいと思います。
神界(天界)上層 絶対的な存在と神の領域
神界の上層にあるのは、原初より輝き続ける神と創造の光り。
私たち人間が神と呼ぶ存在の世界。あらゆるものや法則を生み出す根源です。
神界の第五階層より上の領域です。
神在り、第二者在り、隔たりを満たす聖霊在り、ここは三位一体の領域です。
人間がこの領域をなんらかの方法で体験したり、知覚認識する場合は光の間近とか、光の中といった記憶や認識に置き換わります。
深い瞑想によって太陽より強い光を視るとき、私たちは神を体験しています。
体外離脱によって霊体が上昇するとき、霊界の領域を越えて神界に踏み込むと宇宙のような広さと無限の星々のような無数の光を感じます。やがてさらに上昇すると神の光を間近に見始めます。 体外離脱で体験する神の光は瞑想時に見る光とは性質が異なり、燃えるような熱感を持った光が霊的な圧力を強風のように放っている感じです。その圧力のために、これ以上近づけないといった距離が存在します。
神界(天界)の中層 魂の領域
完全なる一元性へとかわっていく神界の中層、境目となる四階層目とその前後の階層です。
大天使や魂のイデアはこの領域にあり、聖なるモナドに満たされています。
簡単にいうと、大天使や魂といった概念が生まれ、そこに神のエネルギーが充填されてそれによってさらなる下層世界や下位の存在により詳細なイデアと概念を与えてる世界。
世界の設計者と運営者の領域と行った感じです。人間の言葉で説明するのが難しい領域です(笑)
神界全体にへの印象に共通するのは、宇宙空間のような印象で、その空間のすべてが強力なエネルギーに満たされたような感じです。
体外離脱時にこの領域を訪れると、光がもつ引力のようなものに引っ張られて上昇がはじまります。
自分で自分を制御出来なくなる瞬間でもあります。
光が放つ霊圧や熱感によって、まるで渦巻きにでも巻き込まれたかのような「やばさ」を感じたりもします。
上昇が進むにつれ、一体性質を感じ始め、個を失って全体の一部となるような感覚を得ます。
神界(天界)の下層 流出するエネルギーとイデア
これまでお話しているとおりですが、高次世界は人間の認識を遙かに超えた世界です。ですから、体外離脱であれ、霊視であれ、高次世界の記憶は私たち3次元の人間がそのまま認識することが出来ずに置き換わります。
神界 → 宇宙 (もっとも高い無限の領域)
霊界 → 天空 (宇宙に繋がる果てない領域)
幽界 → 人間の心の領域 (心がフィルターとなったり歪みがおき、断片的に記憶させる)
物質界 → 顕在意識 (私たちの普段の意識が見たもおを見たままとらえるが、心によって見えるものが歪む)
霊界はまるで天空のような世界でしたが、体外離脱で霊界を越えて神界の領域を訪れるとき、まるで空をつきに抜けて宇宙に飛び出したかのような様相の変化に驚きます。
無数の魂が輝く星のようで、全体をつつむ宇宙のようなスペースにも意識が満ちているかのような状態です。
- 神界から霊界へとエネルギーが流出することで、そのエネルギーは「形」や「見え姿」を得ました。それがいわゆる「イデア」と呼ばれているものです。
- 神 → 第二者 → 聖霊(聖なるモナド)
- 聖霊(聖なるモナド) → 上位のイデア → 大天使・魂
- 大天使・魂 → イデア → 霊界より下の階層の法則や霊体、分霊された魂たち
- 霊界より下の階層の法則や霊体、分霊された魂たち → 幽界(アストラル界)や物質界にあるすべてのもの
力の流出と創造はこのように起こりました。
神界(天界)のまとめ
神界(天界)は物質世界の上位に存在する幽界(アストラル界)、霊界(メンタル界)などの霊的な世界の中で最上位に位置する領域です。神界(天界)は神と私たち人間の魂が属する世界であり、人間の生死に関わらず、私たちの魂が過去も未来も永遠に存在し続けている世界です。
神界とはどのような場所なのか?
- すべての領域を超えた最上位の高次世界
- 神と人間の魂が永遠に存在する世界。
- 神界の下層には最高位の霊体(大天使、神仏)が存在する
- 神界には7つの階層がある
実際のところ霊能者が体験する霊的な世界、霊的な領域のほとんどが幽界(アストラル界)の領域であり、霊視であれ体外離脱であれこの神界の領域を安定的に体験できるレベルの霊能者は少ないです。そして情報の変換も多いため、三次元の人間の感覚では到底捉えきれない情報量が存在する世界です。
たとえるなら…
物質世界 → 1冊の絵本
神界 → 地球
ぐらいの情報量の差があります。
神界には全体の階層としては7つ存在しますが、様相としてはおもに「上層」「中層」「下層」に別れます。
上層は神の領域であり、原初の三位一体の領域です。聖なるモナドに満ちています。
中層は最上位の存在たち、つまり大天使や魂のイデアがあり、それを聖なるモナドが満たしています。
下層は聖なるモナドと上位のイデアによってより詳細な概念が生まれ、さらなる下層世界へと流れ出でる領域です。
私たち人間の、ひとり一人の成長が、神界の自らの魂を成長させ、輝き増し、神界を満たす光をより大きくします。神界も魂も、物質界やそこに生きる私たちの本質であり繋がっています。
心を清めて愛を持って生きることで得られる自らの魂の成長が、魂としての私たちを豊かにし、関わる人たちを照らし豊かにします。
ウリエルさん、お久しぶりです(^^)
しばらくメルマガが止まっていたので、きっととても忙しいのだろうな、と思っていました。
どうかご自愛下さいね。
少し前に、瞑想というか(瞑想がうまくできないので)、黙想という感じで目を閉じて心を落ち着かせていた時、目を閉じているのに一瞬白い眩しい光がピカッと見え、驚いた事がありました。
黙想の状態だったし、あれは何だったのだろう?と、今までに無い体験でした。
そしてウリエルさんの動画配信を心待ちにしています(^^)
お時間が出来た頃に、是非お願いしたいです。
ウリエルさん・みなさん、暑いですがお体に気を付けて過ごして下さいね。
ウリエルさんの記事が久しぶりに
更新されていて嬉しいです。
以前から、愛読させていただいてます♡
スピリチュアルに出会ったのは…
生きる意味について、真剣に悩んだ時でした。
『死んだらどうなるのか?
何のために生まれてきたのか?
なぜ、こんなにも不条理が世界にあるのか?
世界の謎か知りたい!
神がいるとしたら、その本質はなんだろう?』
実証されていない事を、体験した人がいるなら、それを真剣に学び、自分の体験でも確かめたいと思い、高校生になって、スピリチュアルを個人的に勉強し、自分で判断し、生活の場で、実践していく中で、天空の庭先は、とても参考になっています♡
生きる意味、情報過多の社会では、到底探せそうにありませんでしたが、至って単純でした。
だけど、それは、深遠なもので”愛”には非常に奥深いものがあります…
仕事や家庭の事で忙しい中、無償で、このブログを開設し、
発信してくれて本当にありがとうございます。
この頃、暑いし、熱中症の危険性があり、コロナも更に猛威を奮ってると聞きます。
私が言うのも何ですが、ご自愛ください。
あまり無理しないで。
ウリエルさんのより一層のご多幸を祈ります♡
ウリエルさんこんにちは。
まだまだ、忙しくされてるようですね。神界もわかりやすい画像と説明で、愛情を感じます。ありがとうございます。私も相変わらずのスピリチュアル生活ですが、日々、神社の風に吹かれて邪気をお祓いしてもらってます。伊勢神宮の写真の一件以来、日本の神様のことも勉強しています。近況報告は、お伝えするほどの変化はありませんが、日々修行です。神様と通信すると言われる方に、縁あって知り合い、伊勢神宮の不思議写真を見せたところ「アマテラス様から光の道具を授けるために呼ばれたのよ。それがこの写真です。」と言われました。(ほんまかいな~。使い方分かんないし~。)と疑心暗鬼はありますが、(自分でビジョンで聞いていないし、見ていない)信じることが大事だと思ってます。それに、今も人生経験を活かし、ライトワーカー的なことをやっていますし、何より、お客さんが癒され笑顔になって帰られてるので、これでいいのかなと模索しながらやっています。いつか、ウリエルさんに視てもらいたいですね。私が生きてる間に・・・(笑)。あせらず、自分のペースで楽しく過ごす。今の私には、これが一番です。(悪霊が来ない為にも)ウリエルさんもお体に気をつけてくださいね。お母様も元気にされてますでしょうか?熱中症、コロナにお気をつけくださいね。いつも、忙しい合間にブログ有難うございます。
ご無沙汰しております。
お忙しかったようですね。しかし、この様に更新していただくと安心します。
昨今、猛暑で大変ですがご自愛ください。
また同僚の方々も大変でしょうね、暑くて。
それでは、次回を楽しみにしております。
ウリエルさんはじめまして、いつも楽しく読んでいます。
聞き慣れない名称が多くて難しかったですが昔、一度だけ夢を介して神様に会ったことがあります。
見たこともないくらい眩しく輝くダイアモンドのような、太陽のような光で、私は神様と呼んでいました。
これ以上ないくらい辛かった時、それでも家族の幸せをこの一生で一番強くお祈りをした時に会えました。
あの光は20数年経った今でも鮮明に覚えています。
神様から言葉をもらい、心を助けてもらいました。
宗教に詳しくなくても、数年に一度しか神社参拝にいかなくても(10円しか入れなくても)会えたのには驚いています笑
あと、最近神社参拝に行った時、拝んだ瞬間に瞑想で見る眩しい光が見えて驚きました(^^;)え?
今朝は多方面に配慮のない不適切な文章を書き込んでしまったことを謝りにきました。
お忙しい中、すみませんでした。
このコメントも削除していただけると嬉しいです。
不思議な体験を小さい頃から沢山していますがその理由がよくわかり、いつも楽しく読ませてもらっています。
知らずしらずのうちに内観を20年くらいしていましたが、最後に出てくる気持ちが心を清めて愛を持っての言葉と同じで、本当にそうだなと思います。
初コメントでしたが、ご迷惑を掛けないよう未熟者な私は黙読者に戻ります。
暑い時期ですが体調に気をつけてお過ごしくださいますように
こんにちは。
いつもですが、凄いですね!
ふわー、、、って感じで読んでいます。語彙力)
ウリエルさんのブログページは明るく光ってる様で
内容が分からなくても読み終えるとふわーってなるかゾクゾク鳥肌立つかです。
春の花畑・心地よい気温気候って感じでしょうか?
キモかったらすみません。笑
いつも敬愛を持って拝読させていただいてます。
私のアバターはブヨブヨなので、鍛えてもう少し機能的に動くアバターにキャラ変しようと思います。
因みにウリエルさんの喫茶店も雲を突き抜けた先だし、ラピュタみたいに雲で隠れているので凄いなぁ、と素人心にも思いました。やぁ、来たね。って
世の中色々大変ですが、今生生きる者としては精一杯愛を謳歌し、生きて生きて生き抜くしかないですね!
皆様に清く暖かな風が吹きます様に。