勘が当たる、勘の鋭い人をスピリチュアル的に説明すると
勘が鋭く、勘が当たる人っていますよね?
上から落ちてきた物を見ないで避けたり、なんとなく相手の出方がわかったり、いつぐらいに終わりそうとか、根拠となる前情報もなしに結果を予測できるような人です。スピリチュアル的に言うなら、勘って根拠の無い予測ではなく、人間は肉体的(本能的)な感覚にもとづくものと、霊的な感覚にもとづくものがあり、みんな無意識に両方の感覚を使いながら自分の身の周りのことを予測しています。
【目次】
勘とは?
勘が良い人と悪い人って何が違うのでしょうか?のちほどしっかり説明しますが、スピリチュアル的に言うならその違いはアクセスできる「情報の種類」「情報量」「処理能力」の違いです。
まずは勘について、一般的に広まっている言葉の定義を確認しましょう。
勘(かん) の意味
1 物事の意味やよしあしを直感的に感じとり、判断する能力。「勘が働く」
直感的に感じ取り…?(笑)
では直感とは???
ちょっ‐かん〔チヨク‐〕【直感】 の解説
[名](スル)推理・考察などによるのでなく、感覚によって物事をとらえること。「直感が働く」「将来結ばれる運命であることを直感した」
なるほど、つまり勘とは、頭ではなく感覚でとらえて判断するってことですね♪
そして冒頭で説明したとおり、肉体的な感覚と、霊的な感覚のふたつの情報源があり、一見根拠なく予測されているようなことでも何かしらの感覚から自分にインプットされたものを、思考ではなく瞬間的に処理し判断しています。
スピリチュアル的に言うなら、霊的な感覚で捉える情報はオーラやエネルギーなど目に見えないものからも情報を得ているので、あるいみ限りなくリーディングや霊感そのものに近いです。
強い勘、するどい勘の延長上に霊能力があると言っても過言ではないかもしれません。
勘が当たる、勘のいい人をスピリチュアル的に説明すると
勘のいい人の特徴
勘(直感)の言葉の定義から解るように、勘とは感覚的に物事を捉える力です。
では感覚とはなにか?もう少し詳しく話しをしたいと思います。
人間の感覚で言えば五感ってありますよね? 視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚などです。
つまり、動物にしても人間にしても、勘を働かせるとき、まずは視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚などで捉えているということが言えます。
具体的にですが、こんな経験ありません?
自分の死角からものが落ちてくる、あるいは飛んできたとき、それが見えてなくてもしゃがんだり、頭抱えたり、横によけたりした経験。
うまくよけられたときには、周りで見ていた人たちはきっとこう思うでしょう。
「勘が良いな」って。
これって、直感(感覚)的によけた感じですが、感覚が捉えている情報量って実は単に「勘」という言葉で片付けられないぐらいに多かったりします。
例えば飛んできたのがボールだったとして、それを投げた人の「やばい!当たってしまう!」っていう感情や気配、風を切る音、以前同じようなシチュエーションで痛い目を見た記憶や感覚の一瞬の再現、これらすべて人間がもともと持っている物質的な感覚から得られる情報です。
その一瞬に流れ込む感覚的な情報から危機を察して体は思考より先に反応し瞬時に回避行動をとります。
勘がいい人とは、「感覚的に捉えられる情報量が多く情報処理能力が早い人」と言えるかと思います。
勘のいい人は霊感が強い
五感は物質的な体、つまり肉体がもつ感覚ですが、霊感と呼ばれる感覚は私たちの、幽体や霊体といった目に見えない肉体に宿る霊的な体に属する感覚です。
霊感はいわゆる第六感とも言われるような目に見えない事象を捉える感覚です。
霊感って霊能力者が持っている力みたいに思われがちですが、霊感は誰でも持っている能力です。
こんな経験はありませんか? たとえば友人のAさんのことを考えていたら、そのAさんから電話が掛かってくるみたいなことです。
いわゆる以心伝心ってやつですが、スマホやSNSなど、通信や連絡手段がこれだけ発達した世の中なので、こういった経験をしたことがある人は多いと思います。
人間の肉体は互いに物理的な距離をもっていますが、心の領域には物理的な距離はありません。だからこそ、呪いのように直接手を触れなくても相手に危害をあたえる手段が存在し、祈りのように遠く離れた相手でも力添えする手段が存在する訳です。
つまり、五感でボールが飛んできたことを察知できたように、霊的な感覚で○○さんに嫌われてるとか、明日会社に行ったら上司に怒らせそうだとか、なんとなく今日は学校に行きたくない(行かない方がよさそう)みたいな、普通では目に見えない事象を霊的な感覚で判断が出来るということです。
たまたま気が進まなくて学校に行かなかった日に事件があったなら、周りで見ていた人から見たら「運が良い」とか「勘が良い」といった話しになると思います。
肉体的な感覚や勘に優れた人の方が、霊的な感覚や勘も優れている傾向があります。
肉体も霊体も、浄化されている方が感覚が鋭くなるからです。
勘のいい人はオーラも特別
ここまで、勘のいいひとは五感と霊感にすぐれているというお話をしてきましたが、オーラはまさにその両方を兼ね備えた、言うならば肉体に宿る霊的な触覚とも言えます。
勘のいい人のオーラには3つの特徴が有ります。
- オーラのテリトリーの広さ
- オーラの制御力
- スピリチュアルな感覚やフォーカス力の鋭さ
これら3つのオーラの性質が人間の直感力に大きく関係していて、さらに言えば、「オーラのテリトリーの広さ」「オーラの制御力」「オーラのフォーカス力の鋭さ」、この3つの性質を備えていれば、各オーラの色の特徴に応じてさまざまな直感力の強さが増します。
詳しく書いた記事がほかに存在するのでここではかいつまんで説明します。
人間のオーラは両手を広げた範囲ぐらいまでが密度が高く、だいたいそのたたりがオーラの境界線のようになっています。
ただし、人間のオーラはロウソクの炎に似ていて両手を広げた外側までエネルギーと光は広がっています。
そのオーラが肉体の触覚同様、触れる物のさまざまな情報を読み取っています。
オーラは心の領域に属するものなので、テリトリーは訓練次第でどこまででも広げることができます。
そして誰かの気持ちとか、体調など、フォーカスした事柄からより多く、深い情報をえることが出来ます。
オーラリーディングと呼ばれる力です。
肉体の勘と霊的な勘
肉体に紐付く五感も、霊的な感覚も、それぞれが完全に別れているわけではありません。
五感に優れ、霊感にも優れているような人は、より多くの情報を得られるわけですからなにかアクシデントに見舞われる直前に察知できる可能性は高くなり、対処しやすくなります。
また詳しく説明しますが、
「霊感」とよばれる力の中にも、五感が存在します。霊的な視力、霊的な聴力、霊的な嗅覚、霊的な味覚、霊的な触覚です。
勘が鋭い人、勘が冴えるのはどんなとき?
ここまでの話しを少しまとめと、勘がするどい人には3つの特徴があります。
- 肉体的な五感に優れ、瞬時に処理出来る情報量が多い
- 霊的な感覚に優れ、目に見えない事象を捉える感覚がある
- オーラが広くて大きく、そこからさまざまな情報を受け取っている
自分に向かってボールが飛んでくる例え話で言うと、勘によって察知出来たとしてもよけられる場合とよけられない場合があります。
ただ、どちらの場合でも、事前に五感や霊感で自分の身に起きるであろう事柄に関連する情報を捉えていることには違いありません。
もしボールをよけようとしてよけきれずに当たってしまった場合、勘は外れたことになるのでしょうか?
この場合、勘は当たっていたけど、その後の行動が間に合わなかったといことだと思います。
感覚的に捉えていた情報の量が欠けていた場合、自分にボールが飛んでくることを察知しても最適な行動でよけることが出来ないかも知れません。
ボールの風を切る音は聞こえてたけど、方向までは捉えられなかったみたいな場合です。
もしより多くの情報を捉え瞬時に処理する能力もたかければ、あるいは避けるだけでなく振り向いてボールをキャッチするぐらいできるかもしれません。
勘は目に見えない神がかった力とかではなく、人間の感覚に基づいた力で、情報を処理するというプロセスが存在します。
つまり「勘」とは高められる力なのです。
勘の高め方
どうすれば勘を高められるか?についてですが、おもに3つの要素があります。
- 規則正しい生活習慣で生きる
- より多くの経験を積む
- 霊的に正しい生き方をする
それぞれ順を追って説明します。
規則正しい生活習慣で生きる
勘とは、感覚的に捉える力です。
私たちの五感が鈍るときとはどのようなときでしょう?ぱっと思いつくのは、眠いとき、人が多いとき、まわりがうるさいとき、満腹のとき、疲れているとき、などなど、さまざまにありますが、共通して言えるのは身体機能が低下しているときや、外的要因で心身が消耗してるときです。
体によいものを食べ、適度に運動し、しっかり休養し、十分に睡眠をとれば、感覚的にとらえる力はより高いパフォーマンスを発揮します。
より多くの経験を積む
勘の良い人は捉える情報量の多い人という話しをしましたが、経験という蓄積が多ければ多いほど、経験を積んだ分野においては引き出しの中身が増え、都度情報を得なくても経験から処理出来る情報が増え、勘が働くケースが増えます。
たとえばデザイナーの私が工事現場で働いたとしても現場経験が無いため、いざトラブルが起きた場合に、起こりに気がつかない可能性さえあります。
薬品の調合なども同じですね、そもそも薬品に知識が無ければ調合の分量を間違えたときに何が起きるとかわからないので勘の働きようがありません。
私たちの知識や経験は「勘」とよばれる能力の底上げとなります。
霊的に正しい生き方をする
霊的に正しい生き方というのは、私に言わせると「心を清めて愛を持って生きる」ということなのですが、心が清くなると欲が減り、欲が減るとたくさんのものを捨てることが出来ます。
身の周りのいらない物、心の中のいらないモノを捨てられます。
いかにたくさん経験を積んでも、自分の心の中がとっちらかっていては高いパフォーマンスを出すコトは難しいです。
情報を処理するという側面から見ても、心身ともにシンプルに片付いていることが望ましいです。
そして、心が清くなると、愛が強まると、霊的な力が増します。
霊感が強くなると目に見えない事象を捉える力が増してゆきます。
おそらくみなさんが「勘」という言葉からイメージしているものに最も近いのが霊的な感覚によって働く勘だと思います。
さきほどの工事現場の例えで言うと、現場的な知識や経験が無くても、何かが自分のオーラに触れたとか、よけろと言われた気がしたとか、なんだか凄く嫌な感じがするから近寄るのをためらった、など、一見根拠の無いようにもおもえるような曖昧な感覚からでも聞き回避出来る可能性があるからです。
実際は根拠がないように見えても、広範囲に広まったオーラから情報を得てたり、人間のエネルギーの変化を感じ取るなど、霊的な根拠に従っています。
いずれにしても霊徳を積み、霊性が高まることで得られる霊的な情報が増し、一見根拠が見当たらないような「勘」を発揮できるようになります
勘についてのまとめ
勘は根拠なくものごとを見定めたり判断する能力ではなく、実際は感覚的に捉えた情報を処理して結論を導き出しています。
それは、肉体的な感覚や経験もそうですし、霊的な感覚や経験も然りです。
なんの根拠もなく働いたように見える「勘」も、実際には霊的な感覚で目に見えない霊的な情報を捉えることで判断したり結論を導き出しています。
勘を高める方法は簡単です。
規則正しい生活をして、たくさん学び経験し、霊的に正しく生きる。
人生のさまざまな局面ではたらく「勘」を高めて、自分のあるべき人生を生きましょう。
いっしょに読みたい関連記事
直感についてさらに細かく知りたい人はこちらの記事が役立ちます。
いつも、ブログありがとうございます。
ミディアムで検索し、ウリエルさんに辿り着き、こんな可愛いいキャラクターを描く人に悪い人はいないだろうとメルマガ読者になり1年くらいになりますかね、
画像のイメージも分かりやすく勉強させてもらってます。勘というより、加護により助けられてる感はありますね。これも勘なのかな、危険を回避してます。神に感謝です。