愚痴を聞かされるスピリチュアルな理由と対処法

愚痴と負のオーラ

愚痴を聞かされることってありますよね?
愚痴を言う人にも、愚痴を聞かされる人にも、実はスピリチュアルな傾向や理由があったりします。
愚痴の驚くべきスピリチュアルな本質を知ると、愚痴の度合いにもよりますが、愚痴を言う人をそのままにしておくのも、自分が愚痴を聞き続けるのにも意外とリスクやマイナスのファクターがあることが解ります。
愚痴を聞かせてくる人への対策も含めて、愚痴のお話をしたいと思います。


 

愚痴とは?愚痴をスピリチュアル的に言うと

愚痴とはそもそもなんでしょう?

[名]言ってもしかたのないことを言って嘆くこと。「くどくど―を並べる」
[名・形動]《(梵)mohaの訳。痴・無明とも訳す》仏語。三毒の一。心性が愚かで、一切の道理にくらいこと。心の迷い。また、そのさま。
goo 辞書

言っても仕方のないことを言って嘆くこと… なるほど、それで言うと一般的に言われている愚痴って、もっと陰口や悪口みたいなニュアンスを含んでるようにも思いますね。
くどくど ってのはまさにそうかもしれません。愚痴って取り留めなくつぎつぎ出てくるものなので。

そしてもうひとつ、愚痴は仏語でもあり、その意味は簡単に言うと「真理を理解する心がないこと」そんなニュアンスになります。
真理を理解する心がない… それはつまり、神に歩み寄る心がない(信仰がない) = 善意を持てないとも言えるかもしれません。
だから言っても仕方ないことを飲み込めずにくどくど言い続けてしまうのかもしれませんね。

愚痴をスピリチュアル的に言うと

愚痴ってどこから出てきますか?
言葉は口から出てきますが、嘆く気持ちは心から出てきます。
つまり、愚痴はそれを言う人の心から出てきているということです。

この物質世界の人間の心に属するのは、感情エネルギーと想念エネルギーです。
人間が愚痴を言う状態というのは、否定的な感情や想念が自分の心のキャパを超えてあふれ出し、それが口を通して外にまであふれ出している状態ということです。
それは無論、マイナスエネルギーなので愚痴のスピリチュアル的な本質は

心が抱えきれないマイナスエネルギーを吐き出している

という状態であるということです。

たかが愚痴ですが、スピリチュアル的に言うと、「善意無く、持ちきれないマイナスエネルギーを吐き出してる」といったけっこうエグい状態であるということですね。
霊媒体質の人やエンパスの人が愚痴を聞いて体調を崩したりするのは毒のようなエネルギーに当てられているからです。
一般人でもだるくなったり、元気なくなったり、頭痛くなったり、体調に悪影響が出る場合があります。


愚痴を聞かされる人をスピリチュアル的に言うと

愚痴をよくきかされる、みたいな人っていますよね。
なにか理由でもあるのでしょうか? スピリチュアル的に言えばもちろん理由があります。

愚痴を言う人にはざっくり2種類います。

愚痴を言う人の2つのタイプ

  1. とにかく愚痴を言ってマイナスエネルギーを吐き出したい人
    このタイプは基本的には解決方法をもとめているわけでもなく、なんなら話しをちゃんと聞いてもらえなくても相手が目の前にいて自分が吐き出せれば良いというタイプの人です。
    そしてたいていは負のオーラを纏っていますし、エネルギーバンパイア(人のエネルギーを奪う人)である場合も多いです。
    この後の説明のため、このタイプを仮に「負の愚痴タイプ」としましょう。
  2. 愚痴は吐き出したいけど同時になんとかしたいとも思ってる
    このタイプは単純「マイナスエネルギーを吐き出してる」という意味ではマイナスのグチタイプと変わらないのですが、は変化や改善を求める気持ちがあるだけ良いです。
    このタイプを仮に「迷走愚痴タイプ」としましょう。

愚痴を言う人の中には、「愚痴を言いたい」「状況を変えたい」この2つ心があるので、どちらの割合が多いかでタイプが分かれる感じです。
もちろん、「負の愚痴タイプ」のほうがより悪質で吐き出す毒も強いです。

そして愚痴を聞かされやすい人には3つのタイプがあります。

愚痴を聞かされる人の3つのタイプ

たとえばあなたの身の回りに愚痴を言うのが好きな人がいたとします。
その人から毎日愚痴を聞かされたとして、影響の現れ方や対応は大きく3つのタイプに分かれます。
そしての3つのタイプそれぞれに、愚痴を聞かされやすい傾向の違いがあります。

  1. 愚痴をきかされて気分が悪くなった
    このタイプは、共感能力が強かったり、想像力が豊かなタイプで、相手に同調しやすい対応です。
    そのため、相手のマイナスエネルギーを受け取りやすく、自分のエネルギーを相手に与えてしまいがちな人です。
    霊媒体質やエンパス、オーラで言うと緑のオーラや白のオーラの人がこのタイプに多いです。
    「負の愚痴タイプ」のやからから見たなら、マイナスエネルギーを引き受けてくれてかわりに善いエネルギーをいただけるこのタイプの人は格好の標的で、昼休みでも休憩でも、なんなら休日でもまとわりついて愚痴を聞かせたいと思える人でしょう。
    「迷走愚痴タイプ」の人から見た場合でも、いちばん愚痴の言い甲斐があるタイプです。
  2. いっしょにに愚痴を言い始める。
    これはある意味、類は友を呼ぶというやつで、自分でも気づかない場合も多いですが、相手が持っているマイナスエネルギーや、その元となっている「不満」「怒り」「ストレス」などと共通するような、あるいは同種、同質のエネルギーを自分の中にも持っています。
    共に共感し、ともに言い合えるという意味で、このタイプの人は「迷走愚痴タイプ」から好まれます。
    自分から言い出さない、受け身であるとう点を除けばあるいみ同じ「迷走愚痴タイプ」と言えるかもしれません。
    ただし、普段自分から言い出さないということは、自分自身だけで考えた場合、不満やストレスがキャパ内に収まっていたり、自分で消化することが出来ているからあふれ出さないといったことは言えると思います。
  3. 愚痴を言い出したその人を諭す。
    「そんなこと言うものじゃないよ」「あの人にもきっと考えが合ってのことだと思うよ」
    聞き役に徹しない、相手に同情はしても同調はしない、自分の考えはハッキリつたえる、このタイプの人たちは自分を持ち続けられる人たちです。

1と2は、実は相手の波動に同調して起きる心の変化です。
1は自分が好まない波動に同調してしまった為、気分が悪くなってしまったケース。
2は自分の中にも同じような気持ちや波長があり、それが誘発され同じような行動を取り始めてしまった場合。
3は相手の波動に同調せずに、自分を持ち続けた場合。

面白いことに愚痴を言うのが好きな人は、相手の反応が3であると感じると多くの場合陰口が言えなくなり去っていきます。
愚痴を言ったり他人を批判するようなことを言うのにはリスクが伴うことを知っているからです。共感が得られない、聞いてもらえない、仲間でないと解れば去ります。


愚痴への対処法

自分はこうである! という確固たる意志を持つということはどのような場合でもとても大切です。
そしてもしその意志が、正しいものに属していたのであれば、それは砂ではなく岩のように固いものなのです。

多くの人間は社会で生きていく上で、相手をおだてたり喜ばせたり、相手の言うことに逆らえなかったり相手の心理を読み取ってそれを流れを作るのに利用しなければならなかったり、こういった細かい調整をたくさんしながら生きている訳ですが、素直に生きるためには賢さも必要であり、悪を否定する心も、行きすぎればそれ自体が否定的エネルギーと成り得ます。

ですから我々は表面ではなく、いつも自分内に正しく固い意志を持って生きるようにしましょう♪

愚痴を言ってくる人間への具体的な対処方法

愛に基づいて言えば、無限に与え続けるというのもひとつの選択です。
ただし、それによって相手が増長したり、あなたや他の人間により大きな悪影響をあたえる存在になるかもしれないのでやはり対処する賢さも必要です。

もっとも良い方法は、心と物理的な距離を開くことです。

たとえば、いつもお昼休憩に口を聞かされるとかなら、お弁当を外食に切り替えるとか、物理的に機会を遮断してしまうことです。
摩擦を恐れずにハッキリと言ってしまうのも良いかと想います。
ただし、相手がお世話になった先輩とか上司とかだと、ハッキリ言うのが難しい場合もあるかと思います。
いずれにしても、スピリチュアル的に言えばエネルギーの交流は心と体の距離が近いほど起きるのでそこを対処することが必要になるでしょう。

物理的にどうしようもない、逃げられない、離れられない、そんな場合には多少強行な対処法が必要になります、

相手が愚痴を言い出したら相づちをやめて、目を合わせる頻度を減らし、手を軽く握って身体につけ呼吸を深くすることです。
オススメは、4秒吸って4秒吐く。
この小さな変化に気づかれない方がよいので、呼吸は鼻から静かにするのが良いでしょう。

人間の意識や心、エネルギーの同調というのは、コミュニケーションをとっている相手と呼吸がそろってきて、脳波が近づくことで起きます。
自分自身の呼吸を制御して相手との同調自体を避けるということです。
手を握り、手と腕を身体につけることで自分のオーラを束ね外的な影響も軽減させます。

これをされた相手はおそらく、何かいつもと違うと感じ取ることでしょう。
だからもしかしたら、

「どうしたの?」「ちゃんと話し聞いてる?」とか、いつもと違う反応をとったりとか確認してくるかも知れません。

何か聞かれたら普通に返事してください。でも姿勢と呼吸は崩さずに。

もし相手の言葉や意識が刺さってきたり、支配してくる力が強い場合は心の中で唱えてください。

私は私で在ります。

古い呪いの言葉ですが、自己を保つのに-とても強い力があります。

最後に、極論で言うならば愚痴をしつこく聞かされるのも、エネルギーを奪われるのも、カルマによって起きているといった側面はあります。
あなたの霊性が高ければ相手に気づきを与えるためにもうけられた機会かも知れません。

いずれにしても、心を清めて愛を持って生きて、霊性を高めることて゛問題は解決に向かうはずです。


いっしょに読みたい記事

 

 

心を清めて愛を持って生きる
一緒に広めましょう♪

Twitter で

天空の庭先 管理人の☆ウリエル☆です♪瞑想歴30年、オーラ見える歴28年、ヒーリング歴29年、浄霊歴26年、オーラ視、浄霊、ヒーリング、などなど、いわゆる霊能力と呼ばれる力を持っていて、占星術など占いの分野やオカルトなど、スピリチュアルな分野に精通しています。 これまでの人生でのスピリチュアル体験から得たことを記事にしています♪ 関わる人全てに豊かになって欲しい。それが私の願いです。 <strong>霊能力が身についたキッカケ</strong> 霊能力と呼ばれる力を手に入れるキッカケは、21歳の時に霊的な師と出会い、ヒーリングを受けた事でした。 私をヒーリングしてくれたその方は、世界を旅しながら無料で奉仕やヒーリングをして生きている方で、日々何十人、何百人と癒していました。その方との出会いをキッカケに、私自身にもヒーリング能力が身についたり、オーラが見えはじめたり、体外離脱を体験したり、成仏出来ない霊を救う能力が発現したり、様々な霊的な体験をしました。それら体験は、この天空の庭先にまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/experience/">体験談</a> <strong>天空の庭先オープン</strong> 2004年に楽天ブログで天空の庭先がスタートしました。 本業はデザイナーで、ふつうに社会で働きながら、平日の夜や週末の休みを利用して、霊的な疑問や相談にお答えする活動をしてきました。 今日までの天空の庭先の歩みはアーカイブのページにまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/archive/">ブログアーカイブ</a> 「☆ウリエル☆」というハンドルネームは、宇宙の運行や浄化を司る天使の名前を借りました。横の2つの☆は当時の楽天ブログでウリエルというハンドルネームがすでに取得されていたために、仕方なく横にくっつけたのですが、この☆のおかげで姓名判断や数秘術でとてもよいハンドルネームになりました♪ 「天空の庭さき」というブログとサイトのタイトルは、天の国のかたすみ、みたいなニュアンスで命名されました。 私は本当の「天国」や「楽園」は、それを求める人の心の中にあるものだと思います。ここを訪れる人たちが豊かで美しい人生を歩むヒントをみつけてくれたらそれは私にとって幸いです。  

プロフィール



関連記事一覧

  1. みちよ

    この記事「も」、ですが、特に書いてくださってありがとうございました。聞くことが愛と思い聞く場合の苦しさ、聞かない場合の罪悪感、、、。なんだか救われたような気がしました。心を清めて大きな意味での愛を持てるよう努めます。

  2. ユキウサギ

    こんばんは!いつも学んでおります。
    「自分の機嫌をとる」

    最近この言葉を課題として考えております。
    すっごく大切かと。誰だって特定の人の機嫌のみを、何時間もとるだけのために存在するべきではなく。迷惑かけたくないものです。
    特にエンパスは生まれつきが殆どと思いますが、親や同級生からの気持ちが痛いほどわかるのでね。

    私はもう大人になったので、これからは自分だけでも精算します!
    私の「自分の機嫌をとる方法」
    祈り、浄め、瞑想です。その場ですぐに実行!
    そうしたらきっと、苦もなく人の気持ちも受け取れるようになるはず。私たちは繋がっているからです。

  3. のんたん

    昨日、職場のおばちゃんに呼び出されて、上司達の愚痴を聞かされてました。笑
    非常に分かる所が多々ありはしましたけど、私と違うのは、そのおばちゃんは、自分の溢れるほどの不満を、なんとか改善する方向へ力を注ごう、という気持ちのない所でした。。
    経験豊富で数多くの症例を見てきたそのおばちゃんが、本気で改善したいと意思表示するならば、周囲は聞く耳をそれなりには持っているのに、謙遜の美徳なのか、どう思われるか怖いのか、言わないんですよね。もったいない。
    私みたいな若造に愚痴るより、上役さん達に掛け合って行った方がよっぽど建設的なのに。。って、聞いてて疲れました。。
    泥を投げられたような気分の悪さに、帰りの車内で、『この気持ちが元の持ち主の元に戻りますように』って、とっさに祈っちゃいました。
    良かったのか悪かったのかわかりませんけど。
    ってかですね、私なら職場の愚痴は職場の人にはまず言いませんけどね。
    主に夫が聞いてくれますか感謝しないとですね。笑