氣(気)とは?波動やエネルギーについて
氣(気)とは何でしょう?
氣(気)は中国から日本に渡ってきた思想で、 気は目に見えず、そして人と人やの間を流れ渡り、自然環境の中にも流れていて、万物の内と外に満ち凝固すると物質になると言われています。実はこの考え方はカバラ魔術ともよく似ていて、高次世界から流出したエネルギーが物質化し、この世界が生まれたと言い伝えられています。ギリシャ神話のアイテール(天空に輝きつづけるもの)、ヘブライ語のルーアハ(すべてに満ちる聖霊)、ギリシャ語のアウラ(オーラ)、インド哲学のプラーナ(息吹)などに、同様か近しい概念として説明されています。
気とはこの世界の全てに満ち、物質の源であり、私たちが呼吸を通して体に取り込むことができる目に見えない霊的(スピリチュアル)なエネルギーです。
【目次】
気とは?
この世界にある見えないエネルギーを表す言葉や概念でもっとも一般的に広まっているのは「気」ではないでしょうか?ですが気の実態や性質はあまり知られていません。きょうはそんな気のお話です♪
まずは一般的な気という言葉の定義を確認しましょう。
気(簡: 气、繁: 氣 、また氣(き)とは、中国思想や道教や中医学(漢方医学)などの用語の一つ。一般的に気は不可視であり、流動的で運動し、作用をおこすとされている。しかし、気は凝固して可視的な物質となり、万物を構成する要素と定義する解釈もある。宇宙生成論や存在論でも論じられた。
Wikipedia
気は凝固して可視的な物質となり、万物を構成する要素と定義する解釈もある。といった概念は、魔術的概念にも通じます。
気という漢字は略字で、もともとは旧字の「氣」が使われていました。文字にはルーツがあり、そこに本来の意味や本質があったりもします。
旧漢字で書くと「氣」となり、音符の「气」と意味符の「米」でできています。
上の部分の「气」は雲の流れを表しており、命をつかさどるもの、「米」は命を養うとされています。
上記では「雲」という表現がなされていますが、ニュアンスとしては大気の流れ、ギリシャ神話のアイテール(天空に輝きつづけるもの)、ヘブライ語のルーアハ(すべてに満ちる聖霊)、ギリシャ語のアウラ(オーラ)、インド哲学のプラーナ(息吹)に等しいです。
この世界に満ちていて、呼吸と共に私たちの内と外に繋がっているエネルギーです。
私たちの体は米を食べて成長しますから、旧字の気はあるいみ、この世界に満ちるエネルギ-と、人間の肉体のエネルギーを表しているとも言えます。諸説ありますが、「氣」に使われている「米」は、すべてに広がっていくエネルギーを表しているとも言われています。つまり8芒星ですね。
気を人間の内と外に分ける概念は、陰陽道の考え方にも等しいです。つまり、気の概念や解釈は、思想や国を隔てても本質は変わらないと言えます。
日本に広まる氣(気)の概念
人間の体内に流れるエネルギーは生体エネルギーであり、人間の外には自然や地球、宇宙に満ちるエネルギーがあり、そのエネルギーの流れが人体の健康に影響を及ぼすと考えられています。気という言葉が日本でここまで大きく広まった理由の一つはドラゴンボールやジョジョの奇妙な冒険といった大ヒットした漫画作品であるのではないかと私は思っています。
気は人に内にある生体エネルギーや潜在エネルギーであり、気を分け与えたり、相手を傷つけたりいやしたりも出来るという描写は、実際の気がもつい機能や、サイキックアタックやヒーリングなど、スピリチュアルなエネルギーの機能に等しく、よく本質を捉えていると感心させられます。
- この世界全体に満ちている
- 人間の体にも満ちている
- 人間の肉体に呼吸で取り込むことができる
- 気が凝固すると物質となる
神話や古い思想で伝えられている気やエネルギーの性質をまとめるとこんな感じです。
この世界に満ちる気(エネルギー)はある意味、水とよく似ていると思います。水は貯まりますし、流動的に動きますし、沸かすと上蒸気になり、固まると氷になります。水の流れが滞れば淀みができますし、水が汚染されれば環境や生物に悪影響が出ます。
そしてこの世界も海(水)と似ています。全体に満ちているけどその中にも流れがある。魚が水の中で生きているように 、わたしたちはこの宇宙に満ちるエネルギーの中で生きています。わたしたちのからだの中でつくられる生きるためのエネルギーは「内気」と呼ばれています。自然や自分を取り囲む空間に満ちるエネルギーは 「外気」と呼ばれています。エネルギーは自分の内にも外にも存在します。
人間にしても、この世界にしても、エネルギーの流れが淀めばその場所がよどみ、エネルギーが汚れれば人間にしろ環境にしろ同じように汚れます。
気と波動とエネルギー
気と組み合わせでよく使われる「波動」っていったいなんでしょう?気の密度が濃いとか、波長が高いみたいに表現されることもありますが、かんたんに言うと「気の品質」って感じです。
- 波動が低い人 = 気の質が低い(少ないとか汚れてる)人
- 波動が高い人 = 気の質が高い(汚れない)人
- 波動が低い場所 = 環境のエネルギーが良くない場所(心霊スポットとか)
- 波動が高い場所 = 環境のエネルギーが良い場所(聖地とかパワースポット)
気とエネルギーについては、世界や人に満ちているというだけでなく、良い悪いなど、品質もあるということですね(笑)
つまり、気という概念には、保有している量の多い少ないといった基準と、保有している気の波動、つまり質が高い低いと言った基準があるということです。
かつてのの聖人聖者たちは、より多くの、より質の高い気を保有していました。人の病を短時間で癒やすなど、奇跡的な力の源です。
ここでは「気」として説明していますが、スピリチュアルなエネルギーは全て同様に、量と質という2つの基準をもっています。
気やエネルギーを知覚するようになるのは一つ段階をこえたとき。
気や生命エネルギーは全ての人間に備わっているものですが誰もがハッキリと知覚できるわけではありません。気やオーラは誰もが持っています、でも不思議とそれを見たり感じたりできる人は限られていたりする訳ですが、これらを知覚できると 言うことは上に書いた色域の話から分かるように、人間として少し進んだ感覚を 持っているということです。
エネルギーやオーラを感じる力
大昔の原始的人間は深い青色を見ることができなかったそうです。古い文献には海の色は褐色などと書かれていたりするのはその当時の人間達が現代人より見える色域が少なかったことを意味しています。
つまり人間は発祥以来、見ることも聞くことも少しずつ感覚を進化させながら現在に至ったということであり、いずれはすべての人間が紫外線や赤外線のような今はまだ見えない色を知覚できる日が 来るのではないかと私は思います。
もしかしたらまだ見えぬその色域にこそ気やエネルギー、オーラや霊的な存在など、現在まだ不可視の存在が含まれているかもしれないですね♪
気に関しても、それが感じられる人と感じられない人がいます。中には気の存在を意識したことのない人も居るでしょう。私の師のような人は、気は段階が来れば感じられるようになると言っていました。
霊的な知識にたどり着いたり受け入れられるようになるのも、ひとつの段階をこえたときであると。
オーラは気と似たようなニュアンスで使われることが多い言葉ですが、簡単に言うとオーラは気やエネルギーが可視化されたもの、見え方といった感じです。
オーラの関してはこちらの記事が参考になります。
内気と外気とは?
気という考え方を難しくしているのは、
- 宇宙全体にみちるエネルギーとしての気の概念と
- 私たちの肉体の中に流れるエネルギーとしての気の概念
この二つの概念が一般的にはあまり分けられていないところが理由だと思います。
気は大きく2つに分けることが出来ます。ひとつはこの世界全体に満ちるエネルギーである外気、もう一つは私たち人間や生物に宿る内気です。前者は全のエネルギーで、後者は個のエネルギーです。とはいえ、内気は完全に個として切り離されたエネルギーではなく、外気と繋がっています。
内気 人体のエネルギー
内気とは人間誰しもが持っているからだの内なる気です。生命のエネルギーである内気はなにかを一生懸命やれば減ったりもしますし、疲れたとき横になれば回復したりもします。
人間が目的意識に目覚めたりすると内気は生産されます。 肉体をコップと例えると、内気はそのコップの中を満たしている水、 分け隔てられた自分自身のエネルギーです。
人間の肉体の気については、気功という言葉が知られていますが、気功はおもに人間がどのように気を扱うかといったニュアンスで使われている言葉で、体の気の流れや気の巡りなど、肉体の中のエネルギーの動きや経絡の流れを正す、民間療法や代替治療として広まっています。
気(エネルギー)が汚れたりの流れが淀んだりつまれば体調にも悪影響があり、もしエネルギーが固まれば血液やリンパの流れは滞り肩や首の筋や筋肉は強ばり、ガチガチに凝ってしまう。
気功の達人が体の一部をまるでハガネのように硬くして鉄棒で殴られても弾き会したり、素手で石を叩き割ったりしますが、それこそまさにエネルギーが凝固すると物質に変わると言う性質を利用してるのかもしれませんね。
人間の内部のエネルギーは人体の機能や私たちの生命と密接に関係していて、内気と呼ばれています。
内気でとくに人間の肉体に関わる「気」は、私たち人間の肉体をうごかす生命エネルギーと同義で、それは第1階層のオーラにあたります。
第1階層のオーラについては こちらの記事が参考になります。
外気 この世界に満ちるエネルギー
外気は自分の体の外にある気です。太陽の光や水や風、森の木々 一本の草や石ころにさえ宿っています。人間の体に気のエネルギーが満ちているように、この世界全体にも気のエネルギーが満ちています。それは人間の体内に流れるのと同じように、この地球やこの世界のあらゆるところを流れ、エネルギーが汚れたり詰まったりすればその自然環境に悪影響が起きたりします。
わかりやすい例で言えば人間が生み出した郊外や戦争が生み出した危険地帯、多くの生き物や人間が殺された場所はやはりエネルギーが汚れます。そして人間の経絡と同じようにこの世界にも川のようなエネルギーの流れが存在しそれは龍脈と呼ばれています。
外気はこの宇宙全体に満ちるエネルギーで、人間の内気はエネルギーに限りがありますが、外気はエネルギーに限りがありません。
日常生活での内気と外気
人間は太陽の光、呼吸、食べ物から外気を取り入れながら生きています。気は私たちの空間にも満ちていますから、家の中で効率的に外気を取り入れるためにはに換気することがとてもオススメです。
水のエネルギーも生活環境の外側から来るものなので、シャワーを浴びたりすると、水の持つエネルギーや浄化作用によってからだのエネルギーが回復したりします。
こういった目に見えないエネルギーを扱って人を癒すことをヒーリングや、スピリチュアルヒーリングと呼びます。内気は自分の2くらいの内にへだてられ、エネルギーの量に限りが有るためにヒーリングするとエネルギーの自己負担が必要と思いこんで いる人もいますがそれは必ずしも正解とはいえません。
内気を使ってヒーリングをするとエネルギーみなもとは自分なので、たしかにエネルギーに限りがあります。ですが、外気と取り入れたり、外気をつかって直にヒーリングを行えばそのエネルギーは無限なので 自己負担をおさえてヒーリングを施せるのです。
内気と外気のエネルギーの話、なんとなく実感できましたでしょうか?
気の概念は人間の内にあるものと外にあるものを分けることでスッキリと整理することができます。
ヒーリングにあまり馴染みのない方、興味のある方はこちらの記事が参考になります。
気・エネルギーにはさまざまな性質があります。
魚が水の中で生きているように 、わたしたはこの宇宙に満ちるエネルギーの中で生きています。
エネルギーは高い所から低い所に流れる
エネルギーの性質は水が高いところから低いところに流れるのに似ています。低いエネルギーは高いところから流れてくるエネルギーによってかさましされます。この性質によって、エネルギーは隣り合うエネルギーや同じテリトリーにあるエネルギーと影響し合い、平均化 される傾向があります。
具体的にどういうことかを少し説明してみたいと思います。健康な人と病気の人が並んだら健康な人の方が気は多い状態なので、気は病気の人へと流れていき、病気の人は、健康な人から流れてきたエネルギーで 少し元気になったりします♪
日常でよくある気の流れ・変化
たとえばこんな経験はありませんか?
- 元気なとき満員電車に乗ったらなんか元気無くなった、風邪引いている時に満員電車に乗ったらなんか楽になった。
- 気が重いとき誰かに相談に乗ってもらったら気が軽くなった 悩んでいる友人の相談に乗ったらとても疲れた。
- 家に病人が居ると疲れやすくなるのはその家のエネルギーの平均値が低下するからなのです。
風邪を人に移すと治るとか看病している人が病気になり体壊すなども気が高いところから低いところに流れるこの性質が関係しています。
波動が高い人はエネルギーの高い人で、波動が低い人はエネルギーの質が低い人です。人から気(エネルギー)をもらったり奪ってしまうより、人にエネルギーを与えられる人になりたいものです。
ですから、
日頃から健康には気を遣い、悪い気持ちを持たないようにして、心の健康を保って、気やエネルギーの波動が高い人になれるように心がけましょう♪
心を清めて愛を持って生きましょう♪
ジョジョの…冒険、すみません、まだ拝見してないです笑が、ドラゴンボールはテレビで拝見しました!気についての解釈がとても印象深かった「一コマ」が、悟空が地球の大自然の草木から、丸ーいエネルギーを少しずつ「寄付」してもらっているシーンでした。エネルギーを頂いて、循環させるのが面白いと存じました。
いつもありがとうございます。
ウリエルさん
はじめまして。
先日、ほんと偶然にウリエルさんのお名前に惹かれて
こちらのブログを拝読しました。
ウリエルさまの?!って笑
でもこの世界に偽りのスピチュアルを発信している方が大勢いる中、ウリエルさんは命を削って真実を伝えていると感じ、とてもこころが熱くなりました。
霊力が備わっている人は数多くいますが、その中でもその力を使える人は極僅かです。
仏さまが認めている人は、その中でもさらに僅かな人だけ。
しかも彷徨っている霊を導く行為、闘わなければいけない場合もあります。
自分の魂を削る覚悟がなければ本当に出来ません。
どうかこころと身体のバランスにお気をつけながら、これからも
ウリエルさんの理想の世界を目指してくださいね。
真実を語る方に出会えて嬉しく思い、思わずコメントしてしまいました😉
そして、私自身もまだまだ逝くまで修行ですので終わりはありません。
ですので、私もウリエルさんから自身に足りない部分を学ばさせていただきたいと思います。
また拝読させてくださいね!
愛を持つ人々が多くなりますように💖
この記事にお邪魔してからちょうど3年半たちました。気を高くする生活、改めて努めます。