チャクラの覚醒と解放
チャクラは人間の身体にある、霊的なエネルギーをコントールする中枢で、正中線にそって7つあります。
チャクラは全ての人間の内に存在し、あなたがこの記事を読む今この瞬間も、霊的なエネルギーを取り込み、そして放出しながらおだやかに回転し、生命活動を支えています。
チャクラの覚醒と解放は、過去の神秘家や聖人聖者たちの最終的な目標であり、すべての人類の目標でもあります。
なぜなら、7つのチャクラを覚醒させその力を解放させるということは、人間としての完成を意味し、私たち人間の本質である魂の力を解放させ神へと至るということだからです。
【目次】
チャクラとは?
チャクラとはサンスクリットで円、車輪、などを意味する言葉です。
私たち人間の肉体においては内分泌腺として顕現されていて、脳や神経、内臓など、人間の生命活動にも深く関わっています。
そしてチャクラは私たち人間の肉体と重なり合うように存在する、「幽体」「霊体」にも存在し、それらは肉体のチャクラと結びついています。
チャクラは気や生命エネルギー、オーラ、感情エネルギー、想念など、人間のさまざまな霊的なエネルギーや霊体を制御していて、それは前世からも持ち越され、私たちが今世で蓄積させたエネルギーを来世へと持ち越すような機能を有しています。
私はチャクラの仕組みは書き込みと読み込みが可能な光ディスクに似ていると思っています。
私たちの人生は魂の記憶として、そして行いの結果として生み出したり解消したエネルギーのログや蓄積はチャクラに残り、「カルマの法則」によってもちこされます。
私たち人間はそうして、幾世もの輪廻におよぶ自らの成長を通して完全な状態へと成長してゆきます。
チャクラについて詳しい内容はこちらの記事にかきました。
まずはこの記事を読んで頂ければ、チャクラの起源や過去から密教や秘技的に現代へと言い伝えられたきたチャクラのことが分かります。
チャクラの覚醒と解放
チャクラは全ての人間の内にあり、その霊的エネルギーの中枢はゆるかやに回転しています。
チャクラの回転速度が速いほど、チャクラは活性化していると言えます。
7つのチャクラが開かれていくにあたり、順番のようなものはとくにはありませんが、外部から取り込まれた人間の霊的なエネルギーは人間の尾てい骨から頭部に向かって上昇するため、身体の下側にありチャクラから力を活性化していく傾向があります。
つまり人間の尾てい骨にある第一チャクラ、下腹部にある第二チャクラ、腹部にある第三チャクラ、胸にある第四チャクラ、喉にある第五チャクラ、おでこにある第六チャクラ、眉間にある第七チャクラといった順番です。
チャクラが活性化し、開いていくとどうなるかはこちらの記事に詳しく書きましたので参考にしてみてください。
第一チャクラの覚醒と解放
第一チャクラが活性化しはじめると、人間としての生命力や行動力が増します。
第一チャクラの持つエネルギーは、赤いオーラの色として現れ、怒り、決断、忍耐、衝動、行動、熱意、力、性欲などの性質を強めます。
第一チャクラが覚醒するために必要なことは、単に第一チャクラのエネルギーの性質が強めたり、それに紐付いた怒りや忍耐などの性質を強めるということではありません。
むしろ、第一チャクラの覚醒と解放に必要なことは、第一チャクラがもつ性質をコントロールし、それを正しく使うこと、そして第一チャクラに蓄積しているマイナスのエネルギーを浄化するということです。
第一チャクラに蓄積しているマイナスエネルギーとは、単に今世で作り上げたものではなく、過去世から蓄積させ、今世へと引き継いできたエネルギーです。
簡単に言えば第一チャクラの性質に紐付く「カルマの負債」です。
第一チャクラのエネルギーを正しく使い、カルマの負債をどうやって解消するか?
これをとても簡単な言葉で言うと、怒りは不正をただすような正義のちからに使い、決断力をより正しいことに使い、悪い衝動は解消してより正しい衝動が湧くように自分を導き、正しい行動をし、力を正しく使い、肉欲ではなく愛情に生きることです。
第一チャクラの詳しい記事はこちらです。
第二チャクラの覚醒と解放
第二チャクラが活性化しはじめると、人間の想いの強さやそれを実現させる性質が増します。
第二チャクラの持つエネルギーは、オレンジのオーラの色として現れ、想い、活力、健康、友愛、創造性、魅力、自信などの性質を強めます。
第二チャクラの性質はさまざまにありますが、第二チャクラの全ての性質が最終的には「想念」に集約され、それは想念エネルギーとなって自分自身のからだや、人生で関わるさまざまな人たちに影響を及ぼすようになります。ですから、第二チャクラの覚醒には「想念」を、つまり「想い」をただしくすること。そして第二チャクラに蓄積しているマイナスのエネルギーを浄化するということです。
第二チャクラに蓄積しているマイナスエネルギーとは、「過去からの負のエネルギーの蓄積」であり、「カルマの負債」です。
第二チャクラのエネルギーを正しく使い、カルマの負債をどうやって解消するか?
これをとても簡単な言葉で言うと、正しい想いによって日々を生きることです。
第二チャクラより湧き上がるエネルギーを、活力、健康、創造性など、よりよき人生の行動に変えてゆき、より良い理想へ「想い」をそそぐのです。
それが出来たなら、あなたは魅力的に、そして自身を持って生きていくことができるでしょう。
第二チャクラの詳しい記事はこちらです。
第三チャクラの覚醒と解放
第三チャクラが活性化しはじめると、人間の感情がもつ喜怒哀楽などのさまざまな感情に関わる性質が増します。
第三チャクラの持つエネルギーは、オレンジのオーラの色として現れ、感情、幸福、明朗快活、好奇心、自信、天真爛漫、偽りなどの性質を強めます。
第三チャクラの性質はさまざまにありますが、第三チャクラの全ての性質が最終的には「感情」を根源とし、感情想念エネルギーとなって自分自身の心や身の回りの人たちに影響を及ぼすようになります。第三チャクラの覚醒には「感情」と「感情エネルギー」をいかに正しく使い、マイナスを浄化するかということが大切です。
第三チャクラに蓄積しているマイナスエネルギーとは、「過去からの負のエネルギーの蓄積」であり、「カルマの負債」です。
第三チャクラのエネルギーを正しく使い、カルマの負債をどうやって解消するか?
これをとても簡単な言葉で言うと、感情を制御し、常に正しく感情エネルギーをアウトプットすることです。
日々、悪感情をもつことなく、笑顔で人と接しましょう。偽りない素直な感情は人の緊張をほぐしを和ませます。笑顔が身の回りの人々やより多くの人間に幸福を運びます。
第三チャクラの詳しい記事はこちらです。
第四チャクラの覚醒と解放
第四チャクラが活性化しはじめると、人間がもつ愛憎、愛情、純粋な愛など、さまざまな段階の愛に関わる性質が増します。
第四チャクラの持つエネルギーは、グリーンのオーラの色として現れ、愛、癒し、友愛、自然、大器晩成、苦労性、気遣いなどの性質を強めます。
第四チャクラの性質はその全てが「愛」を源とし、さまざまなかたちの愛として、自分自身の心や身の回りの人たちに影響を及ぼすようになります。
第四チャクラの覚醒には「愛」をいかに正しく使い、マイナスを浄化するかということが大切です。
第四チャクラに蓄積しているマイナスエネルギーとは、「過去からの負のエネルギーの蓄積」であり、「カルマの負債」です。
第四チャクラのエネルギーを正しく使い、カルマの負債をどうやって解消するか?
第四チャクラは7つのチャクラの中間に位置し、主に肉体的な性質に紐付く下位のチャクラのエネルギーと、精神や霊性に紐付く上位のチャクラのバランスにも関わります。
愛は下位のチャクラの否定的なエネルギーと結びつくと、「肉欲」や「愛憎」ともなりますし、上位のチャクラのエネルギーと結びつくと「博愛」「友愛」「無私の愛」ともなります。
愛をただしく育み、愛を正しく体現することが大切です。
第四チャクラの詳しい記事はこちらです。
第五チャクラの覚醒と解放
第五チャクラが活性化しはじめると、人間がもつ意志や感情を介さない純粋な思考に関わる性質が増します。
第五チャクラの持つエネルギーは、青のオーラの色として現れ、誠実、理想主義、意志、理知、内向、センス、学問などの性質を強めます。
第五チャクラの性質は「理性」や「思考」であり、下位のチャクラの性質を差し挟まず、むしろ、制御する性質をもっています。
そして第五チャクラは人間の意志決定にも関わるチャクラです。
第五チャクラの覚醒には「理性」や「思考」をいかに正しく使い、マイナスを浄化するかということが大切です。
第五チャクラに蓄積しているマイナスエネルギーとは、「過去からの負のエネルギーの蓄積」であり、「カルマの負債」です。
第五チャクラのエネルギーを正しく使い、カルマの負債をどうやって解消するか?
意志力を正しく活用する事が、第五チャクラの覚醒に大きく関わります。「意志力」を正しく働かせる為には、決断する強い力、公平さ、公正さ、より思考的な正しい判断や決断をすることです。
その正しい決断ににいたる思考と、正しい決断の積み重ねこそが、より良い変化とチャクラの浄化と覚醒につながります。
第五チャクラの詳しい記事はこちらです。
第六チャクラの覚醒と解放
第六チャクラが活性化しはじめると、人間の霊性や真実を見抜く力にに関わる性質が増します。
第六チャクラの持つエネルギーは、紺のオーラの色として現れ、誠実、思考的、霊力、直感、二元性、極端、知性、奉仕などの性質を強めます。
第六チャクラの性質は「霊性」に関わり、第六チャクラが覚醒すると、真実を見抜く心の眼は開かれ、さらには普通の人間には見えないものを見る力が目覚めます。
これは「リモートビューイング」や「霊視」とよばれるもので、霊能力と呼ばれる力の一つです。
第六チャクラの覚醒には「霊性」を高め、霊性を損なうようなことをしないことが大切です。
第六チャクラに蓄積しているマイナスエネルギーとは霊性を損なうあらゆる不徳です。
第六チャクラのエネルギーを正しく使い、カルマの負債をどうやって解消するか?
第六チャクラは額に位置し、不徳は心の眼を曇らせ、偽りの世界をあなたに見せるでしょう。
嘘偽りなく生きることで、心の眼のくもりは晴れて、真実の世界をまのあたりにするでしょう。
不徳を行わず、正しい想いと行いで徳を積むことが第六チャクラを覚醒させます。
第六チャクラの詳しい記事はこちらです。
第七チャクラの覚醒と解放
第七チャクラが活性化しはじめると、人間の神性や、それによって発現する奇跡的な能力が目覚めたり、人生い奇跡的な出来事がたくさん起きます。
第七チャクラの持つエネルギーは、紫のオーラの色として現れ、神秘、創造性、高貴、信仰、探求、目的意識、カリスマなどの性質を強めます。
そして第七チャクラが覚醒しそのちからが解放されると、全身は輝くオーラに満たされ、細胞は若返り、オーラは白く光り輝きます。
第七チャクラの性質は「神性」で、第七チャクラが覚醒と解放はつまり、神との結びつきを意味します。
第七チャクラの覚醒には他の六つのチャクラの覚醒と力の解放が必須です。
第七チャクラには他のチャクラのようにマイナスエネルギーが蓄積することはありませんが、他のチャクラより固く封じられています。
そして固く封じられている原因とはつまり、「原罪」より今日に至るまでの「罪」なのです。
私たちはその罪故に、この三次元に顕現しているときには肉体に封じられているのです。
過去の聖人聖者たちは、心の修行と霊的な修行の先に、第七チャクラを開き、さまざまな奇跡を行いました。
その奇跡的な力の源こそがまさに神なのです。
第七チャクラの詳しい記事はこちらです。
全てのチャクラの覚醒と解放へ
第七チャクラ以外の六つのチャクラに共通するのは、マイナスエネルギーが蓄積して過去世から来世へと持ち越すという点です。
それを浄化するということはつまり、カルマを浄化するということでもあります。
七つ全てのチャクラを覚醒させ、その力を解放させるには、心を清めて愛を持って生き、自分自身の霊徳や神性を高めるよりほかありません。
7つのチャクラを浄化したり、活性化させるのにやくだつのが、内省や瞑想です。
こちらの記事に詳しく書きましたので参考にしてみてください。
チャクラが覚醒し、その力が完全に解放されたなら…
カルマの解脱者、アセンション、神化など、呼び方はさまざまですが、霊的に次のステージへとシフトする存在になります。
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