悪魔との対峙 – スピリチュアル体験 第25話
世の中には悪い人間も沢山居ます。
Sさんがキャッシュカードで勝手に引き出してお金を使った件を許してしまいました。
このときの僕の心境は あの妖怪(ようかい)と縁が切れるなら手切れ金だな。
こんなことでした(笑)
しかし驚くべきことにそのSさんは頻繁に母のことを呪ってるのです。
普通ならお詫びと感謝の気持ちをもっていてしかるべき所、Sさんは野望をくじかれたこと、なにより母に負けた? みたいに感じたようでたびたび呪いの念をこちらに向けてきました。
「坊主憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い」
僕なんか1回しかその人見たこと無いのになんか母のついでに呪われてました(笑)
その都度ひどい吐き気を感じ、その呪いの念に乗ってきた悪い霊を浄化する。
そんなことが断続的にあり、どうやら相手は徐々に念を消され、悪霊を消され、力を弱めていったようです。
吐き気と気分の悪さ、当たり前ですが嫌なものです、呪いも悪霊も。
そして半年ぐらいたったある日
「いっそのことやっちまおうかな。。。」
あまりの不快感にそのように思ってしまったことがありました、まあ若さ故の過ちといったたぐいのものです。。。(笑)
その瞬間ハッキリビジョンが見えたんです、浅黒い青っぽい目の角の生えた精悍な人間のような
顔がこちらに振り向いたのです。
こっちに気づいた! そう感じ慌てて心を閉ざしました。
その日の夕方ごろから急に寒気がしはじめました。
体全身がだるく、ガクガクと震えるのです。夜は高熱にうなされ夜を徹して祈りました。
ガンガン光りも見えるほどに僕は研ぎ澄まされていたのに体はつらくなるばかりでした。
アホで未熟で迂闊でした。
僕はこのとき、風邪を引いたと思ってたんです。。。。
あまりにしんどくて部屋に引きこもってたので3日は母とも顔をまともにあわせてませんでした。だいぶ体もなんとかなってきたとき母のお店に飯を食いに行ったら母に言われました。
母:「あんたが風邪なんて珍しいね」
母:「あんたなんかつれてる?」
母:「てか なにこれ!!!」
そのとき僕は は!!! っとなりました、角の生えた人間の顔がこちらに振り向いたあのときのことがようやく身に起きたことの原因と分かったのです。
Sさんの念も取り憑いた悪霊たちも、度々の呪いをこちらが浄化してたことによって徐々に減らされていて、これがまさしく最後のあがきとも言える攻撃でした。
僕には悪魔と数多の悪霊がのしかかってきてたようですがこの日2、3時間の浄霊で完全に決着を付けました。
最後は神の意志に添うことと確認の上でSさんの霊能力をこちらの想念で封じ込めました。
父の死から半年後のことでした。
母もあきれてました、僕の不用意さに(笑)
半年前に思ったようにことはなりました、自然の成り行きにまかせてもあの悪は滅びたのです。
てか結局僕と母の仕事になってたのが何とも言えませんが(笑)
その後Sさんがどうなったかと言うと、最後に母が街で偶然見かけたとき、衰退して取れた差し歯を治すお金も無く、たった1年で10歳も年を取ったように見えたそうです。
最後風の噂に聞いたのは、旦那と義理の母がもつわずかなお金を持ち逃げして街を去ったということでした。
この文章を書いた今現在もSさんはおそらく生きてます、書いてるとき気を感じました、どのような人生を送っているのかもはや想像もつきません。
ですがまだこの世にいると言うことは人としての心も持ち合わせていたのでしょうね。
どんな魂でも人間として生まれた以上は人間なのでしょう。
いずれ彼女の霊能力を封じたこちらの想念も破られる日も来るかもですが、真実によって計られた報いを真理によって受けるときも来ることでしょう。
あれほどの力が善に利用される日が来ることを願います。
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