どん底の人生、試練が多い人のスピリチュアルな理由
人生どん底… そんなふうに思えるぐらいに、人生が辛く苦しく、落ち込むようなとき、人間誰しもあると思います。長い人生を生きていれば、色々な出来事が起きるでしょうし、良いことも悪いこともあるとおもいます。スピリチュアル的に言うのであれば、人生に起きる良くないことのほうが自分自身にとってより大きな意味を持っています。なぜならばそれは、魂の浄化と成長に大きく関わる出来事だからです。
【目次】
人生のどん底とは?
今が永遠に続くわけではないです。それは良いことも悪いことも。大切なのは自分の経験をどのように活かして、未来をどのように生きるかです。
どん底とは?言葉の意味を調べると
いちばん下の底。また、物事の最悪・最低の状態。
gooz辞書
簡単に言えばこれ以上落ちようがない、下がないといった状態です。人生のどん底とはまさに、人生でこれ以上落ちようがない最低の状態であるということになると思います。このシリーズの1つ前の記事で私は、「人間が生きるのは辛さや苦しみを伴うことはあたりまえ」というお話をしましたが、「人生のどん底」はまさに極めつけだと思います。
インターネットで検索をして、天空の庭先のこの記事にたどり着いた人はおそらく、こんな疑問があったのではないでしょうか
- 人生のどん底に落ちた理由を知りたい
- 理由も解らず人生のどん底に落ち、その理由をスピリチュアルに求めている
- 人生のどん底がもたらすものや、辛い人生を生きる意味を知りたい。
- 人生のどん底から抜け出す方法を知りたい。
などなど、原因や事象の意味、そして解決法などです。
人生がどん底に落ちるスピリチュアル的な理由
生きていれば良いことも悪いこともあるので、人生どん底と呼べる時期は、長い人生全体で、誰しもに1回は訪れるということになるかと想います。なにが人生どん底であると感じさせるのか?それは辛さ、痛み、苦しみ、人それぞれさまざまかと想いますが、ひとことで言うと「マイナス要素の総計が大きい」と自分自身で想い、耐えかねている状態だと思います。
それは人間関係かも知れませんし、病かも知れませんし、貧困かもしれません。理由も一つではなく、複数押し寄せてくる、どん底と感じさせられるにはそれだけのマイナス要因の総計があるのだろうと想います。
ではなんでそのような自体に陥るのか?結論をスピリチュアル的に言うならば…
カルマの浄化と、魂の成長のためです。
若い頃の苦労は買ってでもしろという言葉がありますが、魂にとっても、何もしないで可も無く不可も無い時間を過ごすよりも、辛く苦しい経験をするほうが何倍も成長できます。
人生どん底と言えるような状態は、スピリチュアル的に言うのであれば、人生で最も大きな浄化の機会であったり、人生でもっとも大きな魂の成長の機会であるわけです。長く生きている人がよくこんなことを言います。自分を最も成長させたのは一番辛い経験をしたときであったと。
人生のどん底を一番下の状態とするなら、人生で巡ってくるのもただ一度ということになります。つまり、今が本当に人生のどん底であるなら、人生に一度の最高の成長機会が訪れていると言えますよね。
もう一度言いますが、スピリチュアル的に言うなら、カルマの浄化と魂の成長のために、辛く苦しい出来事は起こります。この機会を最大限に活かしましょう!それが次に訪れるであろう転機の大きさや上昇の角度に関わってきます。
なぜ人生が、辛く、苦しく、痛みを伴うのか?そのスピリチュアルな理由について詳しく説明した記事があるので、そちらも参考にしてみてください。
人生の試練、どん底は人それぞれ
さて、人生どん底といっても、物事の感じ方は人それぞれで、痛みやストレスに対する耐性も人それぞれですし、「人生のどん底」も人それぞれと言えるかも知れません。いつもなら、いったん結論からお話することが多いのですが、今日はあえて「人生どん底」について少し回り道をしながらご説明したいと思います。
子供にとっての人生どん底
これは私自身の経験なのですが、幼稚園児であったころ、お年玉で初めてもらった1000円札を、親と一緒に外出する歳に持ち出して落としてしまうという経験をしたことがあります。激しく落ち込む私を励ますために、両親は失った1000円札を再び私に与えるのですが、そのことがよりいっそう私の心を落ち込ませました。お金の価値が解らなかった当時の私は、おさつ=凄く価値があるもの として捉えていたため、社会人となったあとの感覚と照らし合わせると、親に数百万の損害を与えたような、この世の終わりのように落ち込みました。
私たち大人が当たり前に耐えられることも、前提となる情報や条件を持たない小さな子供たちには、受け止め方もさまざまなので世の中のお父さん、お母さんは落ち込む子供たちをたくさん慰めてあげてください。必要以上に大きく受け止めている可能性があるので。
人生どん底 10代
おそらくこの記事を読むみなさんも経験したことがあるのではないかと想います。10代でこの世の終わりほど落ち込めるイベント、はじめての失恋です。あと、私の身の周りでは、受験に失敗した友人などがやはり、この世の終わりかってぐらいに落ち込んだり荒んだりしていたのをよく憶えています。まだ短い人生のなかで起きる大きな挫折ですから、それこそ、人生のどん底と言える状態を味わったのではないかと想います。それ以外にも、人間関係や虐め、親の人生の影響をさまざまに受けるようなことでも、人生経験の少ないこの多感な時期には、人生経験豊富な人たちから見たらまだまだ些細なことでも、どん底と言えるような気持ちを味わうかと思います。
人生どん底 20代
この時期もまだまだ失恋など、恋愛関連でどん底に落ち込む人は多いですよね、大学に進学した人たちは、就職活動が上手くいかないと人によっては結構なダメージを受けます。それとよくあるのが、社会に出てから初めての大きなミス。私の知り合いで広告代理店で誤植をして、会社に600万損害を与えてしまった、って人がいました。もちろんですが、本人は人生のどん底ってぐらいに落ち込んでいました。
これも子供が落とした1000円札の話しに似ていますが、まだまだ社会経験が少ないこの時期には、物事を大きく捉えてしまうことも多く、必要以上に大きなダメージを受けてしまいます。600万って金額もまあ会社の規模にもよりますが、会社や事業を行う上でそういったロスはつきものです。この記事を読む社会人の方々は、その人の経験に応じた指導やコミュニケーションをとっていただけたらと想います。
人生どん底 30~40代
この年代でも仕事のミスなどは大きければまだまだ落ち込みます。ある程度責任のあるポジションにいると、20代のミスよりも、実際に会社に大きな影響を与えるようなケースもありますし。自分で会社や事業を立ち上げてる人たちには、それこそ死活問題であることもあります。ずっと働いてきた会社が倒産するみたいなこともありますし、先々が不安な大きな変化が意図せず起きると当然ですが大きな不安を感じると思います。あと、わりと人生が沈む原因として聞くことが多かったのが結婚後の生活についてや離婚、子供の親権に関してなどです。
人生がどん底 50代~
20~40代は仕事や環境面が大きかったですが、これぐらいの年齢になってくると自分自身の健康面や、家族の健康面など、そういったことでも色々なことが起きると思います。家庭を営んでいたり、責任を負っていたり、若い頃とことなりやり直しがききにくいことも増えていくのでなにか人生に大きなダメージを受けたとき、それがより深刻なものと感じられるようになってきます。社会情勢や景気、蓄えや老後のことなど、不安要素を数え始めたらキリが無いとおもいます。それは自分がこの世を去るまで、ずっとつきまとってくるであろう変化と不安です。
人生どん底と感じさせる要素
子供から大人まで、さまざまな年代で「人生どん底」と思えそうなマイナス要因をあげてきました。ろくでもない身内がいるとか、大金を騙し取られるとか、信じていた人間に裏切られるとか、年代と関係ないことでも言い出したら人生の試練は無限に出てくるかと思います。
さて、だいぶ回り道をしましたが、私が言いたいこと、すでになんとなく伝わっているのではないかと思います。たとえば、「今が正に人生どん底」と思っている人がいたとして、それって本当に人生のどん底なのか?ということです。
人間の経験や感じ方の変化で、許容できるもの、乗り越えられる範囲がどんどん広がっていきます。これって、「人生のどん底」なんて自分がアップデートされることで何度でもあらたにどん底を経験しますし、どん底記録もなにかあれば更新されます。
逆を言えば、どんな「どん底でも大抵はなんだかんだで乗り越えます、時間が解決する場合もありますし、自分の力で解決できる場合もあります。人間にはそれが当たり前であるとも言えます。私自身、最初の人生どん底は、1000円札を落としたところから始まっていますが、今日までそのどん底記録は、より大きな出来事によって何度も更新されてきました。
そして今は、過去に乗り越えた試練が再び訪れても、同じように乗り越えられると思っています。
試練の多い人のスピリチュアルな理由
人生に訪れる試練、それは浄化と学びです。試練の多い人はそれだけ多くの浄化と学びがあります。
どん底を経験した人は強い、などと言われたりすることがありますが例外を除いて多くの場合これは正しい認識です。人生でより多くの試練を乗り越えた人は、そのぶん強くなります。
人は未知のものを恐れます。知ることで自分をコントロールできます。コントロールできれば問題を解決できます。つまり私たちは知っていることが多いほど、経験したことが多いほど、問題を解決し、自分をコントロールして問題を円滑に解決していくことができるということなのです。
人生の試練やどん底の経験は、なぜ人を強くする?
たとえば貧しいどん底の暮らしを経験した人であれば、今している豊かな生活を失ったとしても、人が貧しくとも生きていけることを知っています。精神的にどん底と思えるようなつらいできごとを経験したことのある人であれば、たとえ先々にまたつらいできごとが自分を襲ったとしても、あの時と比べればなんてことはないと思えるでしょう。知っていれば苦しみへの恐れは弱まります。
もちろん、だれしもが上に書いたように思えるわけではありません。というのは、どん底な経験から何も学んでいなければ、結局その人は
何もしらないまま… だからです。
これを読んでいる方でもし今つらい時期をお過ごしなら、どん底と思えるような人生なら、そこからたくさんのことを吸い上げて学んでください。そうすることで未来の恐怖は失せ、自分自身を強め、先々に大きな財産として今の経験を残すことができるでしょう。
あらゆる苦しみは、人がそこから学びさえすれば大きな大きな力となります。
これは学校では教えてくれません、人生の良き先輩は教えてくれるかもしれませんが。
自分で経験しない限りは人生の苦しみが与えてくれる精神的な財産を決して理解することはできないでしょう。
あらゆる苦しみ、挫折から学び、それを未来の力にかえましょう♪
人がどん底から抜け出せるか否かは学びにかかっていますし、苦しい現実からはい上がった多くの人が、人生の苦境が与えてくれる精神的な財産を口にしています。そして今幸せに生きている人たちは、過去のつらかった人生のできごとから学んだことをいつまでも忘れないでください。
どん底を経験したり、より多くの試練を乗り越えたなら、いずれたくさんの人を助けられる強さを澪に付けられることでしょう。
本当の人生どん底
さて、本当の本当に人生のどん底があるとしたら?それはこれ以上の下が無いと言う状態。私が思うのは、自分の命と自由が、自分ではなく他人に握られているという状態がそれに近いと思っています。たとえば両手両足を繋がれて暗い地下室に幽閉され、脱出不可能とか、紛争地域に生きていてその場を動けない事情があるような人たちです。
いずれにしても何かに縛られて、本当の自由さえも奪われてしまっている人たちです。
現代人は、さまざまなしがらみによって、鎖のように縛られて生きている人がたくさん居ます。ですが、それらは、自分自身が本当の意味で「自由意志」を行使した際には断ち切ることができなくもないです。極論ですが、それってすべてを捨てて蒸発していなくなるみたいなことですよね。
いずれにしても、自分が自由意志を行使できる状態であれば、まだまだ本当の意味での「人生どん底」ではないかなと思っています。
それと、スピリチュアル的に言うのであれば、手足を鎖に縛られて地下室に幽閉されるようなことが起きないように生きることが大切です。それはつまり、自分がそうならないために、自分自身がまず、人の命や自由意志を尊重し、侵害しないようにすることです。
カルマの法則によって自分の行いは自分にもどってきますから、悪い状況を招き入れないように、
心を清めて愛をもって生きましょう。
ウリエルさん、こんにちは。
いつも拝見してます。
リライトありがとうございます。
ウリエルさんと同じく私も辛い人生を送っている方を励ましたいと強く思います。
その辛い経験は無駄ではなく財産ですよと。
忍耐をもって前を向いて進んで欲しいと思います。
自分次第で誰でも幸せになれることを信じて下さい!
最近、見かけないなあと思っていたホームレスの方、のテントが、(公園を走っているので)
目立たないところに移動していることに今日、気がつきました。
最初に見たときに、何かできることはないのかなあと思っていたのですが、そのうちに姿が見えなくなってしまいまし
た。。
私は、人見知りで、すぐ人から逃げてしまいそうになりますが、
”第三者が介入することの重要性”というのが響いて
がんばって、勇気を振り絞って、明日話しかけてみようかなあと思いました。
彼らって、多分、社会の価値観に、たまたま根ざしていないだけで、同じくらい価値ある存在のはずです。
だから、敬意をもって接しようと思います。食べ物とかお金とか(私はまだ稼いでないのでおこづかいをあげるかんじ)
もおそらく支援したほうが良いかなあと思いました。
本当に明日やろうと思っているだけで、手汗がにじみ出て、心拍数とかも上がってきているので、うまく話せるか
分からないです。日本人なのに片言にならないように台詞を用意したいです。(笑)
あと役所の福祉?のところに、電話してみて、公的にどうゆう対応があるのかを、聞いてみます。
というのをここに書いてどうするのおって(笑)
思いだけで終わらせないように自分を鼓舞しているんだと思います。
こんにちは〜☆
2024年、始まって3ヶ月経ちますが
静かに過ごしています。
健康管理を強化してみたり内省したり。
そんな中で、ウリエルさんの記事は癒しです。
私は幼少期家なし子で、18才までは真っ黒な中ただ、
生きるだけの人生でした。ですが今はとても幸せ。
毎晩寝る前に、子供を抱きしめながら爆発しそうな愛を
神に感謝しています。溢れ出て、叫ばずにはいられない。笑
痛みを知る、辛さを知る、渇望を知る、絶望を覚える。
すると幸せやラッキーを見つける達人になれます。笑
慈しみ大切に大切に枯れないように育てる事が出来る。
1人だけでいい、誰か私を愛してほしいと願い続け、今は
愛に溺れています。感謝