令和をスピリチュアル的に説明すると
新元号は「令和」になりました。
スピリチュアル的に言うなら、どのような文字や言葉の元号であるか?よりも、どのように自分の中に落とし込まれるかの方が重要です。
当初は「命令の令が入っている」など、あまり良い印象を持たない人も多かったようです。
新元号の出典が万葉集で、出典元となる序文の一説が美しかったことなど、時間がたつにつれ少しずつ慣れてきたこともあり「令和」という新元号への否定的な意見は以前よりもは減りました。
ですが、今もって良くない印象を持っている方も少なくないようです。
【目次】
新元号「令和」の印象が悪かった理由
新元号「令和」が発表された当初の国民の印象はあまり良いものではありませんでした。
その理由は「令」という文字にありました。
私たちが日常生活で「令」という文字や言葉を使うケースは「命令」「辞令」とかなどが多いかと思います。
「令」という文字や言葉
令( レイ・リョウ)
・古代において、律と共に根本をなしたおきて。
・いいつけ いいつける
「令」の意味は上記の通りですが、文字自体にも「おきて」とか「いいつけ」という印象や意味があります。
「令」がつく言葉としては、命令、令状、号令、辞令、司令、指令、伝令、発令、法令、政令、勅令、省令、条令、訓令、禁令、布令、大赦令などがあります。
中には聞き慣れない言葉もありますが、いずれにしても私たちを「従わせる」ような言葉の印象があります。
「和」という文字や言葉
和( ワ・オ・やわらぐ・やわらげる・なごむ・なごやか カ(クワ)・あえる)」
・おだやか ゆるやか のどか はげしくない なかよくする 争わない
和と言えば「人の和」とか「昭和の和」とか「和む」などが私たちが普段なじみ深い言葉かも知れません。
あと、料理をする人は「和える」とかもですかね?
ちなみに昭和は「国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う意味」です。
和という文字や言葉は日本らしく、個人的にはとても好きな文字や言葉です。
令と和の印象
「令和」という年号が発表された後、多くの人が「令」と「和」お組み合わせを「いいつけて(従わせて)和を成させる」というニュアンスに捉えたようです。
実際に文字の組み合わせだけの印象で言えばそのように感じる人が多いことも頷けます。
令和の意味
新元号の「令和」の出典は万葉集の第5巻「梅花の歌」の序文からです。
「初春の令月にして気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭(らん)は珮(はい)後の香を薫らす」この最初の「初春の令月にして気淑く風和ぎ」から「令」と「和」の部分をそれぞれとって「令和」とされました。
言葉を分かりやすくすると、「初春正月の良い月で、風は穏やかで、梅は鏡の前のおしろいのように白く咲き、蘭はにおい袋のように香っている」といった詩的で美しい意味の言葉です。
万葉集は古代の歌の本、「詩の本」です。
新元号の「令和」文学的で詩的な美しい言葉の元号と言えるかもしれません。
スピリチュアル的に説明
新元号の「令和」という文字と言葉の意味は、私たちが最初に受けた印象よりも、命名の由来は美しい言葉でした。
この「初春の令月にして気淑く風和ぎ」という言葉のように、美しく穏やかな時代が訪れることを私も心から願いたいです。
言霊の力と象徴化
元号の名称がこんなに注目される理由とは一体何でしょう?
それをスピリチュアル的に説明しようと思ったなら、いくつかの側面や切り口がありますが、今回私がみなさんにお伝えしたいのは、「言霊」の力と「象徴化」についてです。
まあ簡単に説明すると、
言霊には言葉には霊的な力が宿っていて、言葉に出されたものは霊的な力を持ち、人間や物事に様々な影響を与えるというものです。
そして象徴化とは、抽象的な概念を、具体的な物事や形によって表現することです。
例えばハトは平和の象徴と言われていますし、四つ葉のクローバーは名声と幸運のシンボルと言われています。
言霊と象徴化は私たちの日常にも様々に活用されています。
例えば、企業名やキャッチコピーなども「言霊」や「象徴化」ちからが使われていますし、もっと分かりやすく言うと会社の企業理念とかスローガンも言霊や象徴化と言えます。
会社の存在意義や一年間の目標を文字という形に見える化し、それを重要なものとして象徴化します。
企業によっては毎朝必ず全社員で唱和するなどしています。
それは、企業理念やスローガンという形に言語化、象徴化された言葉を共有したり、そこに社員の想いを一元化することで、言霊の力をより大きく引き出すためのものです。
元号もある意味同じで…
つまり元号とは、この先訪れる新しい時代への願いを、選び出す言葉(言霊)と一緒に象徴化することなのです。
元号に込められた想いと自分の想いを一つに合わせる事で、元号に込められた願いや新しい時代を共に実現する事が出来ます。
ただし、スピリチュアル的に言うと、命名というのは、実はその表面に現れる「文字や言葉」よりも、どのような意図を持たせられたかの方が重要です。
私はよく、人間の行為より動機のほうが重要だというお話をします。
ですから、この「令和」という新元号がどのような意図や動機によって名付けられたか?重要なのはその真意の方です。ですがこの真意はきっと明かされることはないでしょうし、もしかしたら多くの人が最初に感じ取った「従わせる意図」があるのかもしれません。
それは「令和」という元号を命名した人たちのみが知り得る真実かもしれません。
新しい時代をいかに生きるか
新元号の「令和」について、その言葉の印象や由来、そしてスピリチュアル的な説明をしてきましたが、どのような文字や言葉であれ、どのような意図で命名されたものであれ、最終的には「自分の中にどのように落とし込まれるか」が重要です。
つまり、「令和」という年号を誰がどのように決めたかは重要ですが、象徴化と言霊を正しく理解できたなら、自分自身でリプレースすることで、新たに象徴化し、言霊を宿すことができます。
簡単に言うと、一番大切なのはあなた自身が「令和」という時代をどのように生きたいと思っているか?
それを自分なりに考えてみてはいかがでしょう?
「初春の令月にして気淑く風和ぎ」という言葉のように、美しく穏やかな時代が訪れることを願い、行動するのも良いですし、あるいは自分の中では「礼和」人の行うべき道をもって和を成す、みたいに自分オリジナルの意味を持たせても良いかも知れません。
是非、日本の時代の一つの節目に、この先の未来を自分なりの「令和」に込めて、心と道を正して生きてみてください♪
✰ウリエルさま☆
今回も素晴らしいメッセージありがとうございます。
magunoliaです。
『令和』に込められた万葉集の文からは、美しい梅や蘭の花々が無心に咲いている平和な世で世界中の人々が心穏やかに過ごしている
そんな情景が目に浮かびました。(^^♪
令和という新しい世が愛と光のエネルギーに包まれて、戦争やテロのない世界平和になりますように…。
この地球に住む地球人や動植物たち、鉱物たち、【この地球上にいる全てですね】愛と光のエネルギーで癒され優しくなれますように…。
私に出来ますことから、行動に移して参りたいと思います。 感謝いたします。
magunoliaさんこんにちわ♪
令和、出典を知ってから嫌いでは無くなった、好きになったという人も多そうですね♪
令和という新しい時代を令和らしく生きて行けたらと思います♪
ウリエルさん、皆さん、 令和元年おめでとうございます。
いつも写真が素敵ですが、今回もまた、実に日本らしい美しい写真ですね。
令和という時代をどんな風に生きたいのか。。自分なりに考えてみたいです。
令和の命名の由来となったという梅の花の歌には、日本の素晴らしさが表現されていると
思いました。
日本を外側から観ていると、日本にしか存在しない、日本の特徴というものが見える時があります。
日本人の素晴らしいところは、礼儀正しく、謙虚、そして、繊細で儚い自然の中にある美を愛でる
優しい心、表面に見える優しさからは、想像もできないような柔軟性と芯の強さも持ち合わせている。
そんなところだと私は、思っていますが、そんな日本人の素晴らしさが令和という年号に命と力を与え、ひいては、日本という国に更なる魅力を与えてくれるものとなるよう、祈っています。
我々、外国(私にとっては、この国も第二の故郷であり、既に外国ではないのですが。笑)に住む日本人も、令和元年おめでとうの気持ちと共に自分のルーツである、日本と世界を繋ぐ愛の架け橋として、生きていく決心を強くしたいと思います。
Polar bearさんこんにちわ♪
写真はいつもフリーのものを利用して、たいていは何かしら合成するのですが、今回は梅の花の画像がなくて、夜桜と月を合わせて一枚作りました♪
>日本人の素晴らしさが令和という年号に命と力を与え、ひいては、日本という国に更なる魅力を与えてくれるものとなるよう、祈っています。
おんなじような事を思っていました。
日本らしい良さや美しさがこの時代で体現できると素晴らしいですね♪
>持ちと共に自分のルーツである、日本と世界を繋ぐ愛の架け橋として、生きていく決心を強くしたいと思います。
ありがとうございます♪
今後日本はますます世界へと開いていくと思いますので、是非よろしくお願いします♪