前世と来世のスピリチュアルな意味とは?輪廻転生の実在
私たち人間には、「魂」が宿っています。
魂は永遠不滅の存在で、肉体が死して滅んでも、再びこの地上に生を受けて生まれ変わっています。
つまりあなたには、今生きている人生より前に生きていた人生があります。それは「前世」と呼ばれていて、この人生を終えて次に生まれ変わる人生が「来世」です。
私たち人間の魂は、太古の時代より生まれ変わりを繰り返し、たがいに関わり合いながら、そして助け合いながら、過去生を積み重ねた延長上としての「今」を生きています。
なぜ?その問いに答えるためには本一冊書いてもまだ足りないかも知れませんが、前世と来世を結ぶ輪廻転生について大枠のお話出来たらと思います。
【目次】
前世とは?過去生について
私たちが生まれてから死ぬまでの人生は「今世」と呼ばれています。今(いま)生きている世ってことですよね♪
肉体が死して魂はいったん霊界へと戻り、準備が整うとこの地上に再び生まれ変わって来ます。それが「来世」です。
そして、今私たちが生きている人生の前に生きた人生が「前世」です。
おもに1回前の人生を「前世」とよび、今生きている人生より前の人生全般をまとめて言うときは「過去生」という言葉で表現されます。
死んだとき肉体は滅びても、魂は不滅で、再び人間として生まれ変わってくるという思想はさまざまな宗教や古い文明、思想、古来の日本にもありました。
人間の生まれ変わりは輪廻転生という言葉でしられ、霊魂再来説とも呼ばれています。
今から100年ほど時間をさかのぼると1921年ぐらいになりますから、この記事を書く私や、今読んでいるみなさんの前世はもしかしたら大正時代を生きていたり、戦争を経験しているかもしれませんね。
生まれ変わりは同じ文化圏で繰り返す傾向があるので、私たちの過去生はおもに日本で生まれ死んだ人生であるかもしれません。
前世はエジプトの占い師だった…とか
前世は第二次世界大戦で戦死した…とか
過去生はおもにヨーロッパで輪廻していた…とか
前世とか過去生などの言葉はそんな感じで語られたり使われるような感じです。
前世の記憶を持つ子供達の事例は世界中に多数存在する
前世の記憶を持っている子供の事例は世界中ですでに何十万件という数に及んでいます。
大きな研究期間から、個人で調査している研究者の方まで含めたらもっと膨大な数になると思われます。もちろんその中には、嘘や偽りの情報やデータもあるのではないかと思います。
それにしても、火のないところに煙も立ちすぎのように思います。
実際前世ってあるの? と聞かれれば、私は「前世はありますよ♪」ってお答えします。前世の前世も、もちろんその前世も。
その理由は私自身が過去生の記憶を一部持っているからです。
ただ、それを自分以外の人間に証明するすべはありません。そしてそれを人に証明するために労力を使うよりも自分自身や世の中のために時間を使いたいと思ってるのでこのさき証明されることも無いでしょう。
私自身はそれで良いと思っています。
スピリチュアルな界隈で多いのは、「天使の生まれ変わり」とか「イエス・キリストの弟子だった」とか、エドガーケイシーの生まれ変わりを自称してるひともいましたね(笑)
前世の記憶は普通は覚えていませんし、調べることも、実証することもむずかしいから、前世を語る人たちの真相は闇の中です。
世界三大預言者の一人と言われているエドガーケイシーは3万件を超えるリーディングの記録を残していますが、人間の輪廻転生や過去生に触れるような内容もたくさんありました。
そして過去の聖人聖者、ヨガマスター、ヒーラー、霊能力者なども自分の過去生を記憶ないし自覚していた人は多いです。
例えば20世紀最大のヒーラーと言われるダスカロスも自分の過去生を記憶していました。
魔術的な概念に従って言えば、人間の過去生の記憶は人間の肉体が滅んでも「霊体」のレコードや「魂」に記憶されています。
「霊体」の意識はわたしたち人間が心理学の分野で潜在意識とか深層意識と呼んでいるものにひとしいです。
ゆえに、深い瞑想時や、眠ってるときの意識、夢に現れる断片など、いがいと身近なところに存在し、そうと認識していないだけで情報に触れていたりもします。
信じる信じないは人それぞれですが、記憶してる人、体験した人にとっては「前世」や「来世」は確かに存在します。
私たち人間の魂は、神から生まれてこの地上に降りたち、現在によって物質世界(地上)に縛られてから幾たびも生まれ変わりを繰り返してきました。
来世とは?人間は輪廻転生をくりかえす
前世があるならもちろん、私たちが死んだあとに再び生まれ変わってくる次の人生があります。
輪廻転生における一般的にスピリチュアルな分野に広まる考え方としての「来世」とは、この地球上に生まれ変わってくる次の人生のことです。
仏教で言う所の来世は、「六道」を来世と考える場合もありますし、死後に霊魂が生きる世界、「霊界」を来世という場合もあります。
実際に私たちの霊魂は必ずしも地球上やこの物質世界で生きることがきまっている訳ではないので、事実として来世を「霊的な世界」で生きるということはあります。
なぜ来世に生まれ変わるのか?
人間が死んで肉体は滅びても魂は不滅です。
魂は神と同様の性質に創られていますから、魂は永遠不滅の存在であると言えます。
私たちの魂が、肉体に宿り、生まれ変わりを繰り返すのには大きく2つの理由があります。
- 魂を成長させて、より光り輝く大きな存在となるため
- 二つ目は、過去世の過ち、つまりカルマを解消させるため
この二つの目的を遂げる為に、私達に必要な事は成長と浄化です。
つまり、「心を清めて愛を持って生きる」事で、私達は愛を育み、魂を浄化し、より大きく輝ける存在となっていくのです。
この世界は私達の魂が成長するための学校みたいなものかもしれませんね♪
カルマの法則(因果応報)とは?
カルマとはサンスクリット語で「行為」を意味する言葉で、因果応報の法則と結びつき、カルマは人の行いの善悪に応じてやがて自分の身にかえってくるという思想を表すニュアンスの言葉として広まっています。このカルマ(行為)は人が死んでもその報いを受ける場では決して消えることはありません。例えば今世で悪を行った人間が、今世ではその報いをまぬがれたとしても来世や再来世などの未来に生まれ変わる人生において必ず巡ってくるものです。
カルマの法則(因果応報)からは逃れられません。何故ならばカルマの法則(因果応報)はこの世界の背後に存在する神の存在によるもの、つまりは神の法則だからです。
私が以前お話した、神と一体と愛をまず思い出してください♪
神と一体と愛についてはこちらの記事でお話しています。私たちはもともとすべてと一つで今も一つに繋がっているます。
これは循環する輪のようなものでもあり、自分がいずれの方向に力を働かせた場合、それは一体の輪を循環する形で自分の元へとかえってきます。
・良い事をすれば良い事がかえって来ます。
・悪いことをすれば悪いことがかえって来ます。
これは因果応報などという言葉でも知られています。
カルマの法則、なんて言葉を聞いたことがある人もいるかと思います。
因果応報とは?
「人にすることは自分にする事と同じである」
「自分がしてほしいと思うことを人にしなさい」
こういった聖人聖者の言葉の言葉は、自分が人にした事はかならず自分にかえってくるというこの法則を人々にわかりやすく明かしたものです。
「情けは人のためならず」という言葉もそうです。
情けは人の為にならないという意味でも広まってますが、、本来は
人に情けをかけるのはその人だけではなく、自分自身の為でもあるという意味を持っています♪
因果は巡り巡って自分自身に戻って来ます。
日頃からよい事をこころがけましょうね♪
ここでお話しすると長くなってしまうので、
こちらの「転生の秘密」という本は先ほどすこしだけ触れた、エドガーケイシーという予言者(霊能力者)が残した3万件のリーディングの中からとくに人間の前世や輪廻転生に関係する内容に基づきかかれた本です。
私が20代ころに読んで、前世や輪廻について視野を広げてくれた一冊でもあるのでご紹介しますね♪
前世の記憶
なぜ人は生まれ変わりの時に前世の記憶を失ってしまうのでしょう?
これにはいくつもの理由がありますが、中でも大きな理由は神の慈悲の法則が働いた結果であると言えます。
この神の慈悲の法則とは、私たちが人間として生きている間、心や精神に負荷やダメージを与えるようなものから私たちを守る聖霊の力の働きです。
この法則の働きの一つが「忘却」です。
そしてもう一つは答えを知らない状態で答えを導き出すため、つまり「学び」のために記憶を忘れてしまいます。
前世の記憶を忘れる理由
例えば、ある人が前世の記憶をはっきり覚えて生まれてきたとします。
もしその前世の記憶が殺人など残酷な行いをであったとしたならば、その人は脳や人格形成が未熟な子どものころから罪の意識にさいなまれて泣いて苦しむかもしれません。
あるいは子どものころから残虐性に目覚めたりするかもしれません。
そしたら今世での人格に大きなダメージを与えたり、あるいは心や精神を破壊させる原因と成りえる事が想像できると思います。
余談ですが、殺人鬼に追われるような悪夢を見たとき、捕まって「殺される!」と思った瞬間に目が覚めるのも、悲惨な体験で心や精神にダメージを受けずにすむように働く神の慈悲の法則によるものです。どんなにつらい体験でも時間と共に忘れるのも同様です。私たちは神の慈悲の法則に守られています。
学び
前世の記憶を失うもう一つの大きな理由は経験面での事になります。
過去のあやまちや失敗を今世で償うような場合、もし私たちが前世の記憶を持っていたなら、それは答えを知っている状態でテストを受けるようなものです。
私たちは今の人生で最大限に学ぶことができるように、過去の経験や記憶を失ってこの地上に生まれてきます。
地上の肉体の中にある間は、過去世の記憶を失っていますが、私たちの魂は永遠不滅の存在なので、誰でも死んで魂の状態に戻っている間は、これまでの生まれ変わりの記憶をすべて思い出すことができます。 また次の生まれ変わりの時には忘れてしまうのですが(笑)
前世の記憶をもつ子供達
ごく希に前世の記憶を覚えている人が居ます。小さな子どものころには誰でも多少なり覚えていたりするらしいのですが、5歳までには法則に従って忘却します。
たまにそれさえもくぐり抜けて、前世の記憶を持ち続ける人もいますが、そうなった場合はもはやそのこと自体が何かのカルマであったり、人生のプランであるという事でしょう。
あと、歴史上の聖人や、霊能者の中には過去世の記憶を保持していたり、人の過去世の記憶を視る力をもった人も居ました。 霊性が高まり、この世のさまざまな法則を自分の支配下においたなら、人間にはそれが可能です。
ただ、高い霊性をもつ人間であれば、自分や人の過去世をむやみに口にする事はありません、ですから自分や他人の前世とか過去世のことをむやみにしゃべり出す人にはうそ偽りを言う人が多いので注意しましょう。
過去生を遡るとなにがある?
人の魂は生まれ変わる、私たちには今より前の時代に生きていた前世がある。
であれば、前世、前前世、そうやって自分の過去の人生をさかのぼって行くことができるはずです。
普通は前世の記憶というのはよほど意味がない限り思い出すことはありません。人の心は弱く、物事にとらわれやすいからです。
もし前世が今よりよいものであったなら、それと比べて今を悲観するかも知れません。
もし前世に大きな悪を行ってたとしたら、その過ちへの贖罪の念にとらわれ今を前に進めなくなるかも知れません。忘却は神の慈悲なのです。
過去を振り返るより現在を生き、未来に目を向けることが重要なのです。
前世 魂のルーツ
自分の前世をずっとずっと遡っていったならいきつくこころはどこなのか?
私たちの魂が神から別れたとき、たとえば神々が分霊を繰り返し、あなたの魂が最後にひとつの個となったとき、それがあなたの魂の個としてのはじまりです。
人間に家系図があるように魂にも家系図があります。
古の時代よりあなたとともに生まれ変わりを繰り返してきた魂たちを、ソウルメイトと呼びます。
そしてこの地上に肉体を持って生まれる際に、二元化されたこの世界において魂は2つに別れます。
それはツインソウルと呼ばれていて、かつてあなたと同じ魂であったもう片割れがこの世界のどこかにいます。たぶん身近に。
前世から持ち越したもの、来世へ持ち越すもの
生まれ変わりの際に、持ち越すものがあります。
-
- 魂の記憶
- 罪(悪しき行いによるマイナスエネルーの総計)
- 徳(善き行いによるプラスのエネルギーの総計)
- カルマ(行いと受け取るべき報い)
- 能力や部分的な人格
人が生まれから際には才能や健康、生まれた家柄には優劣があります。
しかしそれは理不尽なものではありません。
自分が今生きているこの人生で培った経験や成長して得たものを魂は記憶し来世に持って行くからなのです。 逆を言えば今の人生に生まれ持ってきた才能や健康状態などそれらは前世の行いによるものやその持ち越しでもあるわけです。
私たち人間の魂は、過去の過ちを精算し、魂を成長させるためにこの物質世界へと生まれ変わりを繰り返します。
私たちは生まれ変わる際に過去の記憶を失うために、今の自分や環境に、不平等や理不尽を 感じたりしますが、輪廻転生とカルマの仕組みを知れば 神とその法則が完全なる公正さを持っていると言うこともわかっていただける と思います。
私たちは過去の自分を持ち越して今を生き、今の自分を来世へ持ち越すからです。
輪廻転生と人間の精神レベル
前世や輪廻転生という言葉や思想を耳にして、簡単に受け入れてしまう人と かたくなに否定する人といます。気を感じるとかエネルギーがわかると言うことは一つの精神的 段階だと私はよく言いますが、実はこの輪廻という思想を受け入れられるというのも精神的な段階の1つなのです。
カルマの法則と輪廻転生について理解すると、私たちは自分自身のよい行いも悪い行いも来世でその報いを受け取るのだという事に気がつき、理解します。
それを受け入れられるという事は人間としてある程度しっかり生きていると言えると思います。
そして自分の罪を受け入れる気持ちや覚悟もその背景にはあるかと思います。
自分がした悪事が自分の身に降りかかってくるなど、悪事を犯した人間であれば受け入れがたいことでしょうから。
因果応報の中にある気づきが、私たちにより良い導きをあたえてくれます。
私たち人間は何世代もの生まれ変わりを繰り返し進歩していく事ができるのです♪
人が神に至るという目的と、生まれ変わりの秘密を知ったのであれば、どんな時も無駄には生きられませんね♪
すべきことはたくさんあります。
何かをはじめるのに 「もう遅い」 などと言うことは絶対にありません。
今のこの人生での肉体が死に至るその瞬間まで、来世の自分や魂の成長のために向上心を持って生きましょう♪
究極、前世というものは、「ある」、といえばある。
そこからの学びを今に生かせるから。
「ない」といえば、ない。
私たちが「今」を生きるとき、
その充実を刻印することが、魂の学びであり、
それ以上でもそれ以下でもないから。
それが一番体験として近いように感じます。
輪廻転生を時間軸でとらえる限界も知っているほうが、
囚われなく、次の段階へ、自由に進んでいけるように
私は思います。
記事を閲覧できるようにしてくださりありがとうございました。
Twitterよりのお言葉☆多くの人は過去を変えられないと思ってますが、過去のカルマを解消することは過去を変えているのにひとしいです。本質を言えば神の領域には時間の概念がないのですから☆
まさに今、親兄弟を通じて私は過去に遡り、過去の記憶を書き換えている実感です!面白いです。成長した感が。
しかし気をつけないと又「戻って」しまいそうな気もします。血が繋がっているということはそれだけカルマも通じているのですね。
自分を信じて上に向かうこと考えると、それも又学びの糧となります。
❀ Hallelujah
まさにゾンビに食べられる瞬間に
夢から覚めたのですが…
慈悲の事を知ったので
怖いと言うより、守られたー!と
恐怖は常に無知から生じる、ですね♪
ありがとうございます☆
❀ Hallelujah
今日も世界は愛に満ちている。
明日も明後日も過去も
この先の未来もすべて満ちている。
その根源を思い出す事ができれば
全ては調和と平和に戻っていく。
自分が何者であるか
少しずつ認識しています。
無限の時代を生き、学んだ過去複数の私。
みんなが積み上げてきた光を
今の私が失わせる訳にはいかない。
こんなにも、視えて、感じて、
知り得る事ができるのも関わる人達と
過去の私達。
ありがとうございます。
いつの時代も目指す場所同じでしたね。
自由が増えれば増えるほどに
光を奪う反動もまた大きくなりゆるもの。
常に大いなる主の側に。
何があっても素晴らしい世界です。
いつもありがとうございます♪