ネガティブな人とポジティブな人をスピリチュアル的に言うと?二極化から一元化へ
ポジティブさを持てば物事が上手くいく、ネガディブナ感情を持つと物事がうまくいかなくなる…
この二元的な世界では確かにその傾向は強いです。
ですが、スピリチュアル的に言うのであれば、ポジティブさが生み出すネガティブや、ネガティブさが生み出すポジティブさもあるのです。
簡単に言えば、ポジティブであってもそれが慢心であったなら… ネガティブさであってもそれが慎重さなさ…
今日はポジティブとネガティブのお話です。
【目次】
ポジティブとネガティブの二極化
この世界は二極化された世界
この物質世界は二元的につくられているため、神と悪魔、善と悪、光と闇、みたいな感じで相反する二つの極が存在します。
二元的な世界の構造は、さまざまな神話に神と悪魔のような形で語られていますがどうでしょう?
今の時代はスピリチュアルな界隈で、ネガティブとポジティブが二極化されてるなんて言われていますが、私はむしろどっちつかずで真ん中あたりをウロウロしてる人がもの凄く増えたと思います。
私たちが生きている物質世界の現代を見てみたなら、世界の構造は二元的であったとしても、ほとんどのものが中間当たりにまとまっていると言えます。
たとえば、完全な善人は少なく、完全な悪人はすくなく、善悪の両方を備えて間で揺れ動く人が大半、世界は元々二元的で、二極化なんてされておらず、むしろ平均化しています。
ポジティブな人とネガティブな人
この世界では昔から、成功したりお金持ちになるためにはポジティブな思考を持つように教えられることが多いです。
二極化された世界の中で、「ポジティブ=正」「ネガティブ=負」みたいな捉えられ方をしているということです
ネガティブな感情を捨てろとか、ポジティブな思考を持てとか、ポジティブが正解でネガティブが不正解?
これも二極化の話しと同じで、ほとんどの人は中間をウロウロしてるのではないでしょうか?
この二元的な世界では、ポジティブとネガティブは表裏一体のようなものですが、スピリチュアルな本質委から言えばそうではありません。
ポジティブな人が生み出すネガティブもあり、ネガティブな人が生み出すポジティブもあるのです。
ネガティブな人をスピリチュアル的に言うと
ネガティブな人、世の中にたくさんいますがそれらすべての人が良くないのか???
いやいや、絶対そんなことはないと思います。
ネガティブな心を持つと失敗しやすいとか、「想いが実現する」というこの世界の仕組みからしたら当然のことですし、であるならばポジティブな方が良いに決まっていると思えます。
一般的にもそのように広まっていますし、この考え方は概ね正しいと言えますが、じつはスピリチュアル的な視点から見た場合、この考え方には大きな見落としがあります。
そしてスピリチュアル的に言うのであれば、ネガティブが正しい場合もあるのです。
ネガティブを思考と感情に分ける
ネガティブさが失敗の原因になったり成功の妨げになるときっていったいどのような時でしょう?
簡単に言うと、想いや感情がマイナスに働いたとき、それによってマイナスの行動をしてしまったときです。
例えばですが、「自分の能力は低い… だからやっても無駄だ…」って考えるのと、「自分の能力は低い… だからもう一度復習をしておこう…」と考えるのでは同じネガティブな心でも、アウトプットされた行動は全然違いますし、それが積み重なって繋がってゆく未来の結果も全然ことなるものとなるでしょう。
ネガティブな思いや感情から生まれるネガティブな行動はたしかに失敗に繋がりやすいです。
ネガティブをより客観的に、思考的に考えた場合、そこからのアウトプットは対策や予防効果をもつ物になり得るのです。
「自分は能力不足だからやっても無駄」「自分は能力不足だから人より注意深く行動しよう」どちらもスタートはネガティブな心です。
ネガティブな心もそれを思考的に取り扱えばプラスに変えられるのです。
ポジティブを思考と感情に分ける
ポジティブな人、世の中にたくさんいますがそれらすべて成功しているか?と言われたらそうとも限りません。
成功哲学に学び、お金をかけてセミナーにいったりサークショップに参加していてもそこでお金を浪費して元手が取れない人もたくさんいます。
ポジティブさを持てば成功すると教えている人たちも、すべての人をポジティブに変えて成功に導けているわけではありません。
ポジティブな心を持つと成功しやすいのは、「想いが実現する」というこの世界の仕組みからしたら当然のことです。
一般的にもそのように広まっていますし、この考え方は概ね正しいと言えますが、じつはスピリチュアル的な視点から見た場合、この考え方には大きな見落としがあります。
そしてスピリチュアル的に言うのであれば、ポジティブが良い結果に繋がらない場合もあるのです。
例えばですが、「自分の能力は高い! だから練習など必要ない!」って考えるのと、「自分の能力は高い!だけどさらに良い結果を出すためにもっと練習しよう!」と考えるのでは同じポジティブな心でも、アウトプットされた行動は全然違いますし、それが積み重なって繋がってゆく未来の結果も全然ことなるものとなるでしょう。
ポジティブな思いや感情から生まれるポジティブな行動はたしかに成功に繋がりやすいです。
ですが、そこに慢心や怠慢があったなら、ポジティブな心はマイナスにもなり得ます。
ここでもやはり思考的に物事を考えるのが重要で、「慢心」や「怠慢」は心や感情から生まれますが客観的な思考は事実に基づくからです。
「自分は能力があるからやる必要は無い」「自分は能力があるから人よりもっとやる」どちらもスタートはポジティブな心です。
ポジティブな心もそれを思考的に取り扱えないのであればエゴによってマイナスに変わってしまうことがあるのです。
二極化から一元化へ
私たちは「愛」とか神を「善」と捉えプラスとして認識します。
相反するものは「悪」で「マイナス」みたいな。天使と悪魔が良い例かもですね♪
ネガティブは負、ポジティブは正といったイメージで、ネガティブなのは良くないという考え方が一般的です。
なので、ネガティブという言葉には悪いイメージがあります。
この世界の全てが神から生まれ、神へと繋がっているのであれば、善も悪も、天使も悪魔も、すべてはもともと一つで繋がっています。
ネガティブとかマイナスなエネルギーも実は私たちと根源を同じくするものです。
そして高次世界はたびたびお話しているように「一元化」された世界です。
そこには善も悪もありません。
これを現実世界にあてはめると、右に行くか左に行くかなどの選択肢は関係なく、どれだけ愛を持っているか。
それは動機で測られます。
ネガティブとポジティヴも同じで、大切なのはマイナスのアウトプットにならないこと、そのためには愛に一元的であることです。
心配や不安を心に貯めるのはよくないですが、ネガティブなパワーも私たちが一元的な心を持っていればプラスに活用することもできます。
例えば「心配だから先に終わらせておこう」とか「不安だからもう一度確認しよう」など、ネガティブな感情が生み出すポジティブな結果もあるという事です♪
逆に、「自分は大丈夫」とか「自分は出来るから確認はいらない」など、ポジティブな感情が生み出すネガティブな結果もあります。
結局私たちの心次第という事ですね♪
心を清めて愛をもって生きていれば、自分自身を容易くコントロール出来るようになります。
自然にネガティブな自分もポジティブな自分も自在に扱えるようになるでしょう。
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言葉に上手くまとまらなかったモヤモヤを説明して頂いて、ものすごくスッキリしました!
ありがとうございます!
こんにちは。
どうしてこの世に生まれてきたのか。カルマの解消もあります。縁のある魂の手助けする役割もあります。しかし何より多くの感情を味わう為に私は生まれてきたのだと思っています。エンパスで感受性が強くどちらかというとネガティブ志向でしたがだからこそ人の感情に敏感で多くの感情を味わうことができます。喜怒哀楽を人間だからこそ味わえる。その中で多くの学びがある。私は青のオーラなので思考型で掘り下げて考えるのですが、感性と冷静のバランスが大事なような気がしています。
説明されている感情の操作は、私達が無意識下で行っているもです。
ただし、日々の生活においては良い方向にで捉えて生活する方が楽しいでしょう。
また組織や国では、悪い方向のリスク面も正確に捉えそれに備えることが求められます。地震や豪雨などの災害を想定したりしなければなりません。
上記の例の中に目標に向かう態度があります。ですが、それは目標に対する執着度によって大きく異なります。本当にそのことが好きでやりたい場合や合格したい場合は自分の能力の適切な把握と成功のイメージは自ずと行うものです。それだけです。実際の自分がやりたくないことや執着度が低いならそれに対するポジティブやネガティブはあまり寄与しません。
それと、コメントでこの世に生誕する意味を喜怒哀楽の体験であると考察があります。ですが、そうではなく私たちが目指すのは解脱であり喜怒哀楽を超えた領域です。例えば自分に起こった事象に対してどう考えるかですが、それが不幸であっても幸福であってもその事象は全ての人生において一瞬の事象に過ぎません。それだけなのです。私たちが何を目指すのか。エリウルさんであれば愛を持って生きることと答えられると思いますが、私は全体の神の流れの理解とその本質にある自然の美しさまた、解脱であると考えています。皆が喜怒哀楽によって苦しんでいること理解しください。
豊かな感情は素晴らしい生存の糧ですが、少し距離や時間を置いた方が苦しさを感じません。時が経てば消えてなくなる美しさを、今を、大切に楽しみたいものですね。
ヒトにプログラミングされた「愛」は賜り物です。今世の愛や感情に固執して時とともに崩れたり腐敗した時に清めが必要ですね。腐ったものに囲まれると感性が鈍ります。