食欲が止まらないスピリチュアルな4つの原因と対策、ただひとつの本質

食べても食べても飽き足らない… 食欲が止まらない、現代人の食の感覚は多かれ少なかれ壊れてます。
それは私たち人間が自然を離れ、文明の発達とともに活動時間や生活の習慣を大きく変えたことにも起因しています。
電気によって夜遅くまで活動し、学生も社会人もハードな一日をこなし、疲弊しています。
現代食によって壊れかけた食の感覚、慢性的なエネルギー不足、理由はそれだけではありません。
生きることの歪みが向かった先が、食欲です。
とまらない食欲と、その対策についてお話したいと思います。
【目次】
食欲が止まらない4つの原因

食べ過ぎや間食、止まらない食欲と機能しない自制心、若者たちの間にまで肥満は広がっています。
食欲が止まらない原因はおもに4つに集約されます。そしてその4つに共通するただひとつの本質があります。
今日もまた、「食欲」という一般的な言葉の定義から確認しましょう。
食欲(しょくよく)とは、空腹(くうふく)として感じられる食物を食べる願望である。睡眠欲及び性欲と並ぶ人間の三大欲求の一つとされる。全ての高等生物に存在し、新陳代謝を維持する為に必要なエネルギーを取り入れるのに役立つ。食欲は、消化管、脂肪組織及び脳の相互作用により調節されている。食欲の調節が正常にできなくなった場合、拒食症または過食症の原因となり、栄養失調や肥満につながる。
食欲 – Wikipedia
人間の三大欲求の一つである「食欲」。上記にもありますが、「食欲の調節が正常にできなくなった場合、拒食症または過食症の原因となり、栄養失調や肥満につながる。」現代人の多くがじつは軽微ではありますがすでにこの状態に陥っています。
主に過食です。
なぜそのような状態に陥ってしまったのか?ある意味仕方なくもあります。
とくに今の若い人たちにしてみたら、生まれたときから世の中の環境がそうであったから、一般的に食べられているものがそうだったから、選択の余地がなかったこともあくさんあるからです。
現代人が食欲の制御が出来なくなるスピリチュアル理由4つは下記の通りです
- 食欲が止まらないのはエネルギーの減退が原因
- 過食は現代的食生活の弊害
- 霊障で食欲が増す
- 異常な食欲はカルマと環境に起因する
1と2は現代人ならではの理由と言えますが、3と4はよりスピリチュアル的な理由になると思います。
この4つの原因を説明した後に、共通する一つの本質のお話をしたいと思います。
食欲が止まらないのはエネルギーの減退が原因
スピリチュアル的に言うなら、肉体を動かしているのは生命エネルギーです。
生命エネルギーの減退はアストラルエネルギーやメンタルエネルギーといったより上位のスピリチュアルなエネルギーを生命エネルギーに変換して補充されます。このあたりのエネルギーの変換や再分配を多量に行う際は眠気を伴ったり睡眠を要します。
生命エネルギーは物質に近いエネルギーなので最も簡単な補給法は食べることです。
これは運動するとその分お腹が減って沢山たべる(食べてエネルギー補給)とか、体が疲れて眠くなる(寝てエネルギー補給)ようなことと同じです。
ちなみに逆のエネルギー変換も起きます。
心の領域のエネルギーである、アストラルエネルギーやメンタルエネルギーが不足した際に、生命エネルギーを変換して補充するということです。
解りやすく言うと、心がへこんでるときに物を食べると心が多少元気になるみたいなことです。
ここまでは普通に体に起きる変化の話しですが、この話しには3つポイントがあります。
- 1つは、生命エネルギーを食で補充できること
- 1つは、生命エネルギーを他の霊的なエネルギーで補填できるということ。
- 1つは、生命エネルギーで心の領域のエネルギーを補えるということ。
心と体は繋がっているのです。
この仕組みゆえに今多くの現代人に起きていること…
食欲が止まらない…
といった状態です。
1食あたりで食べ過ぎてるみたいな傾向もありますが、間食とかが増えて食べることが途切れないみたいな人も多いです。
現代人の体と心は疲弊している
私たち現代人の体は日々とても疲れています。
学生であれば、学校の授業が終わっても習い事や塾、受験勉強などで時間とエネルギーが奪われてゆきます。
社会人であれば、1日に8~10時間、あるいはそれ以上の時間働き、通勤時間まで入れると労働拘束時間が12時間を超えるなんてザラです。
給料と立場があがるごとにさらに時間とエネルギーが奪われてゆきます。
そして一日の活動時間は長く、働き過ぎによって心や精神も疲弊しています。
さて、肉体のエネルギーが足りないときは食べて補充するか、心のエネルギーで補充するわけなのですが、多くの現代人に起きているのは、
肉体のエネルギーが足りないけど、心のエネルギーも足りない。
だから食べることで両方を補充する。
このサイクルに入ると体の疲労と心の疲労の両方を食から得るエネルギーでまかなうことになるので日々食欲は増すばかりです。
これって解りやすく言うと、仕事のストレスで過食になってる状態ですよね。
この日本では、社会人の8割ぐらいはこのスパイラルにはまっていると思います。
エネルギー不足の対策
体の疲労を、食以外のエネルギーでまかなおうと思った場合、一番最初にすべきことは
睡眠時間を増やすこと
睡眠時間を増やすと心の疲労の回復量が上がり、霊的なエネルギーの肉体への分配を増やすことが出来、結果的に過剰な食欲を抑制することができます。
断言しても良いですが、必要な睡眠時間を確保し、あとは運動不足にならなければ食欲は自然に減退し、食生活も体型も、もとにもどります。
ただし、体に良い食べ物を摂取する前提ですが。
過食は現代的食生活の弊害
スピリチュアル的に言えば食の本質はエネルギーを摂取すること。カロリーのことではありません。
私たちの肉体を動かす霊的なエネルギーです。「気」と呼ばれることもあります。
植物は直接太陽の光を生命維持活動のエネルギーにかえることができますが、私たち人間にはそれが出来ません。
だから、植物もしくはそれを食している動物を食べて、気(霊的なエネルギー)を得ています。
私に言わせると、食とはいかなる形であれ太陽のエネルギーを物質から得ているというのが本質です。
さて、食を通して太陽のエネルギーを得ているという視点から食を考えてみましょう。
太陽エネルギーを効率良く得られる食べ物は?

みなさんに私から質問しますが、太陽のエネルギーをもっとも効率良く摂取できる食べ物ってなんだと思います?
肉類はエネルギーが強そうですが、消化するのに内臓に負担がかかるので効率は悪そうですね。
葉物の野菜とかどうでしょう?
生で食べるのと、ゆでて食べるのでは違いはあるのでしょうか???
結論を言うと、
生で食べれて消化の良い物
これこそが太陽のエネルギーを効率的に取り入れられる最良の食べ物です。
完熟した果物とか野菜ですかね?
ナッツ類も凝縮されたエネルギーを持ってると思います。
太陽エネルギーが少ない食べ物はなに?

逆に、太陽のエネルギーが取りにくい食べ物ってなんでしょう?
言わずともですが、加工食品、インスタント食品、これらは私に言わせると霊的なエネルギーは最低限で、あとはほぼ物質ですね。
エネルギーと呼べる代物にはほど遠いです。
こんなこと思いません?インスタント食品やスナック菓子とか、レトルトもですが、
食べてもすぐ腹が減る、食べても食べても、腹が膨れても、飢餓感が残る。
ハッキリ言って現代人の食の基準とか感覚って結構ぶっ壊れてます。
自然ではないものを食べ過ぎて、舌や脳がいかばかりか麻痺しているのかもしれません。
過度の加熱処理や、加工された食品は巣のプロセスの中で多くの栄養素を失い、スピリチュアル的に言えば多くのエネルギーを失っています。
レトルト食品などは「出がらし」みたいなものです。
食欲が止まらないとき、本当に自分の体にとって価値のあるものを食しているかをもう一度考えてみてください。
対策
自然の食品で、新鮮で消化のよい食べ物を摂取する。これにつきますね(笑)
霊障で食欲が増す
あまり頻繁にあることではないですが、霊障で食欲が増すといったことはあります。
霊障が起きるってことは、近くに霊的な存在がいるってことなので、それ自体がやっかいゴトでもありますね。
ちなみに、この物質世界に強く干渉できる霊って、幽界(アストラル界)の領域にいる霊的存在です。
この領域には、浮遊霊とか地縛霊みたいに言われている霊が存在していて、生き霊なんかもこの領域で活動する霊の一種です。
呪いや怨念を孕んで大型化した霊もいます。
人間の霊だけでなく、虫みたいに小さいものや、小動物みたいなもの、熊みたいに大きなものなど、さまざまです。
みなさんに恐怖心を与えたくないのでこんな話しをしますが、まあ、霊なんてどこにでもいます。(笑)
あと、必ず取り憑くわけでもなく、一端取り憑いてもすぐに離れていく霊も多いので気にしすぎないことをオススメします。
さて、なぜ霊がそばに居ると食欲が増すのかについてですが、幽界(アストラル界)にとどまる霊的な存在は自らをその領域に維持するだけでもエネルギーを消費し、物質世界に干渉するタイにはより多くのエンルギーを消費します。
そして人間に関わろうとする多くの霊が、干渉している人間からエネルギーを奪い取っています。
エネルギーが奪われて必要以上に不足が出るから、補充するために食欲が増すみたいなのは「食欲が止まらないのはエネルギーの減退が原因」で説明した話しの通りです。
霊障対策
悪い霊が好むもの、それは人間の意識からフォーカスされること、そして人間の否定心です。
霊は幽界(アストラル界)と呼ばれる領域に存在しており、彼らは私たち人間の感情や想念のエネルギーを利用して実在を強めます。
霊が大きな物音を立てたり、人間を怖がらせるのは自分に意識を向けさせてエネルギーを奪うためです。
対策ですが、悪い霊は完全無視です。
なかったかのように、悪い霊なんてもともとこの地上に存在しないかのように、完全無視でいきましょう!
そして悪い霊は人間の否定心を利用したり、否定心を糧に大きくなっていくので、いつもお話しているとおり、
心を清めて愛を持って生きましょう。
異常な食欲はカルマと環境に起因する
さて、エネルギーが減退してるわけでもなく、加工食品を取り過ぎているわけでもなく、霊に取り憑かれているわけでもない、にもかかわらず食欲が止まらないみたいな人がいます。
たとえば、太った体型の子供がいて、お母さんも同じ体型だったみたいな親子って見たことありません?
なんならご主人も同じ体型だったり。
まあ、遺伝って言葉で片付けてしまえばそれまでなのですが、スピリチュアル的に言うなら、遺伝=カルマ的作用です。
暴飲暴食などのカルマで、異常な食欲をもって生まれてくることはありますし、子供は親のカルマの影響を受けるので、14歳ぐらいまでは同じ環境にいれば同じように異常な食欲をもつことはあります。
異常な食欲と食のカルマ対策
もしカルマ的な理由で強い食への欲求を持って生まれて来たのであれば、やることはただひとつで、自制心を持って食をコントロールすることです。
それこそが今世で取り組むべき大きなカルマのひとつだと思います。
カルマか否かの見極めが付きにくい場合もあるでしょうが、食欲なんてコントロールされていた方が良いに決まってるので、小さい頃からとか、育った環境でみたいに身に覚えがある人は、自分自身で自制をこころがけてみましょう。
食欲が止まらないただひとつの本質
結論から言ってしまうと、私たち人間におきる歪みの本質的な理由は
愛の不足です。
人間は愛が不足すると別の何かに依存をし始めます。
漫画、アニメ、ゲーム、友人、恋人、音楽、趣味、宗教、自分が好むもの、何かしらに依存をします。
人間は愛に満たされないとき、その乾きを満たそうとして代わりに何かを得ようと求めます。
その中にはもちろん、「食」も含まれています。
愛が不足し、その不足を補うために食に依存する人は結構多いです。
愛が得られず食に依存し、食べ過ぎて太ると自分に自信を無くしてまた食べてしまう。
食べ過ぎのスパイラルです。
大小限らず、このスパイラルに落ちてしまっている人は多く、自分を諦めることでさらにたがが外れます。
食の難しいところは、「愛の不足」が食を求める側だけでなく、食を共有する側にも起きていたという点です。
コストを下げるために添加物たっぷりの加工品を売るメーカー、食費で品質を削らざる得ない各家庭の家計、供給する側の愛の不足が選択肢をさらに狭めてきましたが、最近になってすこし値段が高くても「品質を選ぶ」という価値観が広まってきているように思います。
(それでも品質を選べない人たちが一定の割合でいます)
食の負のスパイラル対策
愛の不足を補うことです。
そのわめには愛される自分でなければなりません。人に愛されるようになる。それは簡単なことではないかもしれません。
ですが、愛される人になって、食への依存を断ち切りましょう。
人から愛される人間になるためには、まずは人を愛することです。
いずれ供給側になる人たち、生産者や食品メーカーだけでなく、子供を育てる人たちもですね。
ぜひ未来ある子供たちに愛と愛のある食を与えてください。
正しい食をつくりだすはみなさんの愛です。
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食に関わる仕事をしているので大変参考になります。
元気の無い人 疲れきっている人にご飯を作ってあげる時
想いを込めて作る自分の手や自宅の空間にエネルギーが高まるのが分かります。
作った食事を食べていく相手が 元気になり喜びで回復していくのも感じます。
このエネルギーは 私の想いのエネルギーだけじゃなく
食材の持つエネルギーと もっと 相乗効果の大きなものが集約されていくように感じるのですが 空間の? 何なのかよく分かりません
綺麗な優しいキラキラした光の粉のようなものが集まります。
ウリエルさんの良く言われてる天使などのアシストなのですか?
心のこもった食事。とても暖めますね。
作る方も暖まります。
私は思い出は余り持ちませんが、美味しいもの食べた時のみんなの顔はいつまでも覚えています笑
そんな、毎日の根本的な幸せを思い出しました。
ありがとうございます。