ヨガとチャクラと瞑想の話スピリチュアルな話し
ヨガはチャクラの起源として知られ、ヨガの概念や体系の中には瞑想の技法が含まれます。
そして瞑想とチャクラも霊的な要素として互いに切っても切れないものです。
ヨガは簡単に言うと、古代インドより伝わる霊的な概念や修行体系と言えるかも知れません。
事実として、カルマを解脱する為のものと伝えられているのですから。
ただ、チャクラも瞑想も古代インドよりももっともっと古くから存在します。
霊的な叡智は主に口伝によって伝えられてきたため、そのすべてが文献などに残されているわけではないからです。
今日はヨガとチャクラと瞑想のお話です。
【目次】
ヨガとyoga
ヨガは古代インド発祥の宗教的な技法と言われています。
ヨガについて触れられているのは、紀元前700年-紀元前400年のウパニシャッドが最古の文献ですが、抽象的な概念としてはもっと古くから存在しています。
インダス文明のモヘンジョ・ダロ遺跡で、色々なポーズをとる人間の像や、座して瞑想する姿の神仏の像などが発見されている事もあり、ヨガ、あるいはヨガの原型となる概念は紀元前2600年から紀元前1800年にすでに存在していたと考えられており、それにより「ヨガ5000年の歴史」みたいにも言われています。
ウパニシャッドという文献の初期のもので、今日のヨガに近い概念がまとめられています。ちなみにチャクラの話も、数や色には言及していませんが文献に登場します。
内容を簡単に言うと、宇宙の根源であるブラフマン(宇宙を支配する原理)と人間の本質であるアートマン(魂)が本質的に同じであることを認識することが真理を悟る事であり、それによってカルマを解脱できる。そんな感じの話です。
あれ?どっかで聞いたことのある話ではありませんか? この天空の庭先に繰り返し書かれている内容とほぼ等しいです。
占星術 錬金術 魔術 ヨガ 今はそれぞれ独立していますが、太古の時代、これらは神を探求する一つの学問でした。
神性を忘れた人間が神性に基づく力を引き出して使えるように天使や高次の存在がその秘密を一部の人間に伝えたともいわれています。
人間と神の関係性や、人間の魂が成長して、やがて神の元へ廻帰する事、その用語や多少のニュアンスの違いはあっても、世界中で言い伝えられています。
つまり、ヨガがヨガとなる以前から、本質的な概念は変わらず存在するという事になると思います。
ヨガはやがて欧米文化と接触し大きく広まり受け入れられゆきやがて「yoga」となります。
ヨガが日本に伝わったのは空海の時代ですが、もっと一般的に広まったのは、1900年代の中頃から後半にかけてです。
ヨガを体系的に指導した日本ヨガの父とも呼ばれる沖正弘さんをはじめ、ヨガの先駆者達によって広められ、1970年に欧米からニューエイジの思想と共に広まりました。
ヨガは2000年代のはじめにアメリカのセレブの間で人気が高まり、今日の日本に広まる美容や健康目的のフィットネス中心のヨガとしてより一般化していきました。
ヨガと瞑想
ヨガの本質的な概念が、「神と人間の魂が同一である事を認識し真理を悟る」という事であれば、そもそもヨガの本質自体が神に至る事である訳ですから、「瞑想」とは切っても切り離せないでしょう。
ヨガの経典や修行書などは、古代のインドより、いつの時代でも100を超える数存在しましたが、ヨガの本質は等しいです。
ヨガの基本経典と言われている(そのように言われ広まっている)ヨーガ・スートラ(瑜伽経、ゆがきょう)という修行書にヨガの概念が解りやすくまとめられています。
ヤマ(禁戒) すべきで無い事
暴力を振るわない 偽らない 盗まない 貪らない 貞潔である
ニヤマ(勧戒)すべき事
清浄である 足るを知る 苦行 学ぶ 信仰を持つ
アーサナ(坐法)
正しい姿勢をとる
プラーナーヤーマ(調気法)
呼吸でプラーナ(宇宙に満ちるエネルギー)を取り入れる
プラティヤーハーラ(制感)
感覚を制御し、心を内面に向ける
ダーラナー(集中)
一点に意識を集中すること。(雑念を払うこと)
ディヤーナ(瞑想)
ダーラナーが継続状態である事、つまり瞑想状態であること
サマーディ(三昧)
神と一体となる事
これらも何処かで見たような聞いたような話ですね♪
簡単に言えば、「心を清めて愛を持って生きて、姿勢と呼吸を正して、内省、内観し、心を静めて瞑想して神と一つになる」
天空の庭先に書いてあるような事と同じような事です。
ちなみに天空の庭先に書かれている思想や瞑想などの修行体系は古い魔術の概念に基づいています。
私は、ヨーガの知識を仕入れたり勉強した時期がありましたが、知れば知るほど、魔術もヨガも概念は近しくて、その本質は等しいと思いました。
ヨガとチャクラとアーサナ
ヨガの古い文献や修行書の中にはあまり具体的な数は記されていませんし、チャクラの色についても特に言及はされていません。
(もしかしたら、口伝など、文献に残らない形で伝わってきたのかもしれませんが)
ちなみに、私は瞑想中に希に輪回っている自分のチャクラを見る事があるのですがチャクラ自体に色は有りません。
ただし、第七チャクラが覚醒時に近しいときに紫の光を見るなど、色との関連性はありますし、それぞれのチャクラに関わり深い色というのも存在します。
ヨガの概念の中で7つのチャクラの話が登場するのは10世紀頃から、チャクラは変容前と変容後で位置や機能が変わるため、その数や機能について過去の神秘家達の間でも認識や意見が分かれるところなので、ヨガにおいても同じように認識が多数あった事が容易に想像できます。
今の時代と変わらず、偽りで人を惑わしていた人間も居たでしょうから。
ヨガと言えば、アーサナと呼ばれる、無数にポーズが存在します。
私は専門的にヨガを行っている訳ではないので、すべてを知っている訳ではありませんが、ヨガのアーサナはそれぞれに意識の向くポイントがあり、それが身体の霊的な中枢の刺激に繋がっています。
もっと言えば、身体に集中することは「今」に集中する事に等しいですし、ストレッチ効果や深い呼吸を誘引する為に役立つポーズも沢山在ります。
これらはすべて瞑想に通じていると思います。
ヨガに関しては、すでに専門的な情報を扱ったサイトや、プロの指導者も沢山存在いると思います。
この天空の庭先ではヨガに関する専門的な内容を記事にしていく事は今のところ考えて居ませんが、ヨガはスピリチュアルな分野で語られる事が多いので、本質的な概念や気づきを促せるようなものとして簡単にまとめました♪
ヨガと言えば呼吸も重要な要素の一つですが、呼吸はまた別の機会にお話しできたらと思います。
ウリエルさん、先日は、お忙しい中丁寧にお返事をどうもありがとうございました。
ヨガが大好きなので、いつもに増してとても興味ふかいお話でした。
ヨガは本当にびっくりするほど、
体調と心の状態が良くなるので、なんとか時間を作ってコツコツやってます。
ヨガのお陰で、慢性的な頭痛が治りましたし、時々人前に立つ仕事をしてるんですが
極度のあがり症で困っていたのが緩和されたり。。極めつけはお産が楽だったことです!
ヨガって本当にすごいものだと実感していましたが、歴史や詳しいことを知らなかったので
勉強になりました。どうもありがとうございました。
Polarbearさんこんにちわ♪
ヨガは、現代的に湾曲したり失われた情報もありますが、心、体、霊が一致できる素晴らしいものだと思います♪
ヨガではないですが、最近私も体を動かすようにしています。
一時期、チベット体操とかしてましたね、また再開しましょうかね♪
チベット体操は良いですね
運動とかこれだけで充分ですし、体操後にやるとより深い瞑想に入れます
tafuさんこんにちわ♪
チベット体操、最近はあまりやってないのでまた始めたいです♪