瞑想をする意味
瞑想のスピリチュアル的な目的は、神(創造者・第1原因)と一つになる事です。
瞑想をする意味は何か?と問われたら、私なら迷わず神と一つになるためと答えるでしょう。
世の中には、健康法としての瞑想や、精神治療の方法としての瞑想など、さまざまな瞑想が広まっています。
では、何故?神と一つになるために瞑想をするのか? 瞑想をする意味とは何か?
人間が瞑想をするべき本当の意味についてお話ししたいと思います。
【目次】
瞑想をする意味
神は私たちが住むこの物質世界よりも、遙かな高みに存在します。
私たちが住む物質界より高い次元の世界として、幽界(アストラル界)、霊界(メンタル界)、神界などがあります。
神は神界の最上層に位置し、私たち人間の魂の成長を、無限の時と無限の愛で待ち続けています。
私たち人間は神によって創られ、この物質世界を通じて、罪を清め、魂を成長させるという目的を持っています。
もし神ってなんぞや? って人がいましたら、まずは神について書いた記事があるのでそちらをごらんください。
神とは – スピリチュアルとは 第17話
神と人間 – スピリチュアルとは 第18話
神と宇宙の法則 – スピリチュアルとは 第19話
神と愛と一体 – スピリチュアルとは 第20話
私たちの魂は、輪廻転生を繰り返しながら、なんどもこの地上に生まれ変わって来ています。
私たちが神へと近づくため、魂を成長させるために瞑想を行う理由がいくつかあります。
瞑想をすると心と体が清められる
私たちが住むこの世界を、私たち人間も、最小単位までに細かく砕いたならその最小単位は神のエネルギーです。
もしそれが本当にできたなら、私たち人間の清らかな部分は、清らかなエネルギーとなり、汚れた部分は汚れたエネルギーとなるでしょう。
何が言いたいかというと、私たち人間を形成する全ては、極論で言えばエネルギーで創られているのです。
私たち人間が、いずれ神に至るためには過去のあらゆる罪や、汚れた心や想いを浄化しなければなりません。
その為の有効な手段の一つが神から直接エネルギーを受け取ることができる瞑想なのです。
瞑想により、神や高次の存在達から直接エネルギーを受けられるようになると、この物質世界だけではとても得られない、強力な浄化と癒やしのエネルギーをその身に受けます。
強力な浄化と癒やしのエネルギーによって私たちの心が清められると、私たちの心中では蓄積させている否定心や悪感情が清められます。
つまり、私たちの罪や汚れに直接エネルギー的にアプローチをする事ができるのです。
例えばですが、カルマの法則に従って言えば、「人を殺した人間は殺されなければならない」という事になりますが…
もし人を殺した人間が、その後、祈りや瞑想に従事し、人を助ける事に目覚めたなら、「人を殺したけど、自分は殺されることなく」カルマを消化できる可能性があります。
カルマの法則は「想い」にも作用するというお話を何度かしてきましたが、プラスのエネルギーで、マイナスのエネルギーを消化する事ができるからです。
私たちが住むこの世界を、私たち人間も、最小単位までに細かく砕いたならその最小単位は神のエネルギーです。
償うべきカルマとは、極論で言えば過去に積み重ねたマイナスエネルギーのなのです。
内省や内観、瞑想によって日々マイナスエネルギーを積み重ねる事無く、プラスのエネルギーを蓄積できたら、心身は浄化されて、私たちの過去のカルマをも浄化することができます。
カルマが加速する
心と体の浄化が進むとどうなるでしょう? 罪亡無き人、汚れ無き人、もしそのような状態になる事ができたなら、その人と神の間を隔てる者は何もありません。
神の無限のエネルギーを身に受ける人間となるでしょう。イエスキリストがそうであったように、その人間は完成を迎える事になります。
罪や汚れは、例えるな神と私たち人間の間にある神の光を遮る雲のようなものです。
瞑想が進み、浄化が進むほどに私たちは明晰に神を認識し、私たちは神をより身近な存在とする事ができます。
するとどうなるかと言うと、神の加護が強まると同時に、浄化の速度が上がります。
浄化すべきものとは、私たちの積み重ねてきたマイナスエネルギーの総計です。
つまり、カルマの返済速度が速まるのです。
良いことも悪いことも速やかに具現化し、私たちの人生はめまぐるしく変化するようになります。
7つのチャクラを覚醒へと導ける
瞑想で神と出会うためには、人間のうちにある七つのチャクラを全て覚醒させなければなりません。
逆も言えるかもしれません。人間のうちにある七つのチャクラ全てを覚醒させれば、瞑想で神に出会えるのだと。
チャクラの覚醒、そして神との合一は全ての神秘家が目指す目標ですし、全ての人間の最終的な目的でもあります。
七つのチャクラの覚醒のために、瞑想は必ずしも必須という訳ではありません。
普通に暮らしていても、「心を清めて愛を持って生きる」ことを続けていれば、瞑想や霊的な修行などしなくてもいずれ必ずチャクラは覚醒するでしょう。
七つのチャクラって何? という方が居ましたらこちらの記事に詳しい事を書きました。
チャクラとは 色の意味と開く方法 -チャクラの秘密
瞑想をする事によってより積極的に自分自身を清めてチャクラを清め、覚醒へと導くことができます。
例えば、マザーテレサも、朝や一日の終わりには必ず神と相対する時間を持ちました。
瞑想とは「方法」ではなく、「状態」であるというお話を以前しました。
例えば周りが見えなくなるぐらい ぼーーーっとしてしまう時とか、針の穴に糸を通すために じーーっと穴を見つめて息も思考も止まっているようなあの感じとか、絵とか編み物とか、何かの趣味に熱中して頭が真っ白になっているような時とか、あの感じが瞑想状態に近いです。
霊的に浄化の進んだ人は、例え自分が「瞑想」という認識を持っていなかったとしても、夜寝る前のちょっとした考え事だったり、昼に公園で空を見上げる習慣だったり、無心に打ち込める目的など、「瞑想」としての効果を持つなんらかの手段や方法を日常生活の中に持っています。
ウリエルさん 初めまして、こんにちは♪
昨日から夢中で拝読させてもらってます。
キレイな絵と、読みやすい文章で、この場にいるだけで浄化される気がします。
私は数年前から睡眠前に瞑想状態が度々おこるようになりました。
ウリエルさんのおっしゃる通り、想いの具現化が速やかで、自分にどんな想念があるか分かりやすくなりました。
一方、瞑想状態が素晴らしすぎて、普通の日常を生きることが嫌になっていました。
勉強するうちに、死後は想念のみの世界だということを知り、今の想念のまま死んでしまっては後悔すると思い、ようやく前向きに日常を過ごそうという意識になってきたところです。
スピリチュアルな知識と才能を日々の生活で活かされているウリエルさんを尊敬いたします。
たくさんの体験をシェアして頂き、本当に有難うございます♪
私には信仰心が足りなかったと気づかされました。
これから、よろしくお願いします。
まりあさんこんにちわ♪
確かに、瞑想や睡眠って、生きている人間の状態の中で最も心地よい状態では無いかと思えますね♪
人間は何度でも生まれ変わるので、後に課題を残さないためには夏休みの宿題みたいに早めにやるのが良いと思います♪
今後ともどうぞよろしくお願いします♪