第五チャクラ 色と意味と開く方法
第五チャクラに対応する色とオーラ:青色
身体:甲状腺、喉、呼吸器
性質:誠実、理想主義、意志、理知、内向、センス、学問
第五チャクラとは?、スロートチャクラ、ヴィシュッダチャクラなどとも呼ばれ、人間の身体にある七つのチャクラ中で喉にあると言われているチャクラです。占星術的には水星の影響との結びつきが強く、青のオーラ対応する性質の源になっています。
【目次】
チャクラとは
霊的(スピリチュアル)な事に関心のある人達にとってはなじみのある言葉だと思いますが、チャクラの事をあまりよく知らないという人の為に簡単に説明すると、気や生命エネルギー、オーラとなどの非物質的なエネルギーを制御している霊的な中枢が、人間に内に7つ有るとされるチャクラなのです。7つのチャクラを全て開き完全に覚醒させる事が、すべての神秘家の目標でしたし、すべての人類が最終的に到達すべき段階です。
第五チャクラは7つのチャクラの中で下から五番目の喉のあたりに位置し、人間の意志力や理性、思考のエネルギーに深く関わる霊的な中枢です。
もしチャクラの事をもっと基本的な事を詳しく知りたければ、こちらの記事にチャクラについてかなり詳しく書きましたのでご覧ください。
第五チャクラの特徴
第五チャクラの呼び名 | 甲状腺、スロートチャクラ、ヴィシュッダチャクラ |
対応する色とオーラ | 青のオーラ |
対応する惑星 | 水星 |
対応するカルマ | 意志の誤用と活用 |
対応する身体 | 甲状腺、喉、免疫、循環器 |
内分泌腺 | 甲状腺 |
性質 | 誠実、理想主義、意志、理知、内向、センス、学問 |
対応するレベル | 霊界(メンタル界) |
対応するエネルギー | 思考エネルギー |
周波数 | 741Hz、141.27hz |
パワーストーン | ターコイズ アクアマリン ソーダライト |
アロマ | カモミール ユーカリ ティーツリー |
チャクラに関する書籍や、インターネットでチャクラの内容を扱ったコンテンツなどでよく見るような表です。
項目や中身は、私が天空の庭先でよく言ってるような事柄や過去の記事と連動しています。
最も重要な項目は、対応する惑星(水星)、オーラ(青色)、カルマ(意志力)、内分泌腺(甲状腺)です。
周波数、パワーストーン、アロマは私にとってはオマケです。
第五チャクラと周波数
チャクラを開くのに良いとされる周波数の話しとかあります。
例えば第五チャクラであれば覚醒させるために、それぞれのチャクラに対応する周波数の音を聞くと良い、という話しや音叉、クリスタルボールなどを使った修行法があります。
周波数には639Hz、126.22hz、など、さまざまな説がありますが、音に関しては心の清いく大きな愛をもつ人が打つ鐘の響きと、心が汚れた人が打つ鐘の響き、伝える波動が全く異なります。
チャクラは、オーラや、もっと言えばカルマにも関わる人間の根幹的な機能です。
人間の霊的構造の根幹となるチャクラが、たがたかこの物質界で鳴らす音からどれほどの影響を受けるのでしょうか?
大切なのは道具では無く、それを扱う人間の心です。
第五チャクラとパワーストーン
第五チャクラを開くのに、対応するパワーストーン(ターコイズ アクアマリン ソーダライト)などを使いましょう的な記事もたまにありますが、霊的な修行にパワーストーンを使うのはメリットよりリスクの方がはるかに大きいです。
この世界にある物はすべて二元的に分類することができ、属性でさらに4つに、性質で7つに分類することができます。パワーストーンも同じです。
例えば私は、青(紺)のオーラの性質を強く持っていますが、そんな私が自分と波動の合うアクアマリンを手に入れたとしても、青の性質を強くしすぎて逆にマイナスに働くかもしれません。
石の選び方としては、ただ波長が合うだけでは不十分で、その人間に本当に必要な物を見極めなければなりません。
ある意味、薬と一緒ですね。
チャクラを開くのに効果があると安易に手を出すのは危険です。石の選び方を知っている人間を頼りましょう。
ただ、これは私自身の結論ですが、もし深い瞑想が日常的にできるのであれば、あえてパワーストーンに頼る必要は無いかもしれません。
第五チャクラを無理に開く危険性
チャクラへの過度の意識集中は良くないという話しを以前しましたが、第五チャクラがアンバランスに肥大増したときやチャクラがダメージで破損した時、チャクラに対応した性質のマイナス作用が強く大きく出ます。第五チャクラは意志力、思考のエネルギーに対応しています。意志というのはつまり、物事を決める性質をもつ力です。思考のエネルギーは善悪を超えた一元的なエネルギーです。
つまり結論を与える、結果を導きだす、決定をするといった性質の力です。第五チャクラはエネルギーの生産や分配に関わる中枢です。
第五チャクラが破損すると、他のチャクラとのエネルギーの伝達が巧くいかなくなり、さまざまな性質の力が減退します。
その結果、行動に移る力が弱くなったり、脱力、怠惰、無関心、無気力が心身を支配します。
第五チャクラの役割
第五チャクラの一番の特徴は、意志力であり、思考のエネルギーに対応しています。
この「思考」については、一般的な意味で言えば「考える事」とか「考え」そのものになりますが、魔術的な概念で言う「思考」は少し違っていて、善悪を介さない「考え」そのものを指していいます。
「理性」とも言えるかもしれません。物事を結論や決定へと導く力とそれを支えるエネルギーでもあります。
第五チャクラの思考のエネルギーは、その他の各チャクラへとエネルギーの分配や命令を下す役割を持っていて、ブロックやトリガーのような存在でもあります。
この働きを簡単に説明すると、第一チャクラの衝動によって強い怒りのエネルギーが第三チャクラよりわき上がりそれが殺意となって反射的に身体をつき動かします。
例えば怒りで相手にナタを振り下ろそうとした…みたいな時です。
その行動とエネルギーを不適切であると判断したとき、第五チャクラの機能とエネルギーがそれを抑止します。
簡単に言えば、感情を理性が抑えたという事です。(実際はもう少し複雑な話なのですが)
第五チャクラが不活発だと、行動に移る力が弱くなったり、脱力、怠惰、無関心、無気力になったりします。
第五チャクラが正常だと、理性はスムーズに働き、バランスの良い意志決定が成されます。
第五チャクラが活発だと、意志力、思考のエネルギーが強くなり、それが第一チャクラ、第二チャクラ、第三チャクラ、第四チャクラなどの物質に対応した下位のチャクラを抑え、コントロールします。
例えば性欲や否定的な心、感情、人間的な愛情などが制御されると、より知的で理性的な人間となっていきます。
第五チャクラと身体と健康
第五チャクラが対応するのは甲状腺、喉、免疫、循環器です。
第五チャクラに対応するエネルギーがダイレクトに対応するのは、思考のエネルギーですが、それが正しくあつかわれないと、甲状腺、喉、呼吸器などが正常に働かなくなります。
第五チャクラのエネルギーの停滞や詰まりは、脱力、怠惰、無関心、無気力が心身を支配します。
第五チャクラはブロックやトリガーの役割を持っているというお話をしましたが、この性質の為に、他の六つのチャクラの、特に第一~第四チャクラまでの機能を強めもしますし、弱めもします。
第五チャクラはより一元的な性質を持っていますが、この性質を活かすためには、下位のチャクラの性質がより肯定的に働いている必要があります。
つまり、やる気を持つことや、良い想い、正しい感情、純粋な愛などです。
第五チャクラがエネルギー的に詰まると、上位中枢である第六チャクラ、第七チャクラとの連携が巧くいかなくなり、浄化能力が弱まります。
第五チャクラを開き覚醒させるには?
意志力を正しく活用する事が、第五チャクラの覚醒に大きく関わります。
「意志力」を正しく働かせる為には、決断する強い力、公平さ、公正さ、より思考的な正しい判断が必要になります。
第四チャクラの「愛」は育むことで大きくなりますが、第五チャクラの「意志力」は正しい判断を繰り返し行う事で働きや精度を増します。
法則を司る天使達のエネルギーの完全性が高く安定しているように、私たちの意志力や思考のエネルギーもそのように成るべきものなのです。
第五チャクラの思考のエネルギーとは
第五チャクラが対応する思考のエネルギーとは、霊界に対応するエネルギーです。
下位のチャクラのエネルギーを制御する役割を持っています。
例えば第五チャクラの思考のエネルギーが第一チャクラより優位であれば、性欲は正しく遣われます。
第二チャクラより優位であれば、産み出される想念は、思考的な想念になります。
第三チャクラより優位であれば、感情は制御され、衝動的に怒りが爆発する事もなくなるでしょう。
第四チャクラより優位であれば、相手に迷惑をかけるような身勝手な愛情ではなく、より純粋な愛となるでしょう。
理性的に振る舞い、霊主肉従でありましょう。
第五チャクラと青のオーラの意味
第五チャクラが持つ性質は人間のオーラのアストラルレベルでいうと青のオーラに対応しています。
第五チャクラが帯びるエネルギーの性質が、青のオーラの性質の源となっているからです。
それ故に、チャクラが対応する性質は、天空の庭先で青のオーラの性質として説明している内容と連動しています。
第五チャクラのエネルギーの波動、青のオーラの性質は、誠実、理想主義、意志、理知、内向、センス、学問などで、チャクラが覚醒する事でこれらの性質も強まります。
第五チャクラとカルマの法則
人間のカルマは霊体(メンタル体)から、幽体(アストラル体)を経由して肉体へと現れます。
例えば前世で第五チャクラが持つ強力な思考エネルギーを前世で誤用した人ならば、今世は第五チャクラの性質を弱めて生まれてくるかもしれません。
つまり、意志力や理性が弱いなどです。
第五チャクラは意志力や思考エネルギーのチャクラですが、このチャクラの性質が弱いとより動物的な人間となります。
つまりチャクラは、私たちの肉体や霊体に宿る霊的な中枢であり、肉体や表面に見えないようなもっと深いレベルから私たち人間を制御しています。
第五チャクラと身体と幽体(アストラル体)と霊体(メンタル体)
天空の庭先で説明する4階層世界、つまり、「物質界」「幽界(アストラル界)」「霊界(メンタル界~)」「神界(アートマ界~)」にそれぞれ対応する霊的な自己は、肉体、幽体、霊体、魂です。
7つのチャクラは肉体、幽体、霊体、三つの身体にそれぞれ存在しますが、一つ一つが独立しながらも、三位一体としても機能しています。
第五チャクラの霊体のレコードは、過去世(前世)のあらゆるカルマに基づき必要な情報をアストラル体の第五チャクラに伝えます。アストラル体の第五チャクラは、メンタルレベルから伝達された情報を元に、肉体の成長とともにチャクラのエネルギー的な性質を形成させます。
第五チャクラの場合、思考エネルギーを生み出したり、第五チャクラが開き始めると、より思考的な想念体を産み出す力が強まります。
上位の第六チャクラ、第七チャクラに対しては、この第五チャクラが門のような役割をしています。第五チャクラが開き始めると上位のチャクラの力が下位のチャクラに流入し始めて、霊感と言われるような感覚が発現し始めます。霊視、霊聴、テレパシー、霊的な味を感じ、霊的な臭いをかぎ分けます。
第五チャクラと占星術 水星
各チャクラに惑星を対応する説があります。
例えば第五チャクラなら、生まれ持ったカルマ的な影響と、青色いオーラに関連する性質を強く帯びて生まれてきますが、その性質を帯びる源が惑星のエネルギーで、生涯にわたり強い影響を受け続ける事になります。
第五チャクラが持つエネルギーの性質は青のオーラの源となっていて、占星術的に言うと「水星」の性質が当てはまります。
水星の波動は知性や明晰な頭脳を持たせ、その影響下に生まれた人間は、公平さ、公正さを重んじる心を持ちます。
チャクラが肉体やアストラル体の性質や傾向を作り出す話しをしましたが、第五チャクラは霊界(メンタル界)のレベルのエネルギーに対応しているため、上位のチャクラがもつ霊的なエネルギーを各のチャクラへと伝達します。
これらの性質を自らが率先して体現していくことで、自分自身や周りの人たちに秩序を与え、そしてより思考的な考え方やエネルギーを自分にも回りにももたらします。
まとめ
第五チャクラは七つのチャクラの下から五番目のチャクラであり、意志力や理性に大きく関わり、青のオーラの性質の源となっています。
占星術的には水星の影響力と関わり、思考のエネルギーの源でもあり、この中枢がブロックやトリガーの役割をし、下位のチャクラを制御しています。
上位の第六チャクラ、第七チャクラに対しては、この第五チャクラが門のような役割をしています。第五チャクラが開き始めると上位のチャクラの力が下位のチャクラに流入し始めて、霊感と言われるような感覚が発現し始めます。霊視、霊聴、テレパシー、霊的な味を感じ、霊的な臭いをかぎ分けます。
余談には成りますが、霊的な臭いはガラス越しにも匂いますし、電話越しにも匂います。もしそのような経験をしたことがあれば、第五チャクラは覚醒の段階に入りつつあると言えます。
誠実、理想主義、意志、理知、内向、センス、学問、これらの性質を正しく導くために、安全に、そして自分主導で第五チャクラを開く鍵は、自らの意志力を正しく活用し、理性的な力によって自らを制御し、公平さ、公正さを保ち続ける事です。
心を清める事と、繰り返し正しい判断を行う事で、安全に第五チャクラを覚醒に導くことができます。
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