「光の柱」とは?スピリチュアルな意味と“内なる光”と繋がる方法

ある日、ふと空を見上げた時、天から地へと続くかのような、神秘的な「光の柱」を目撃したことはありませんか?
そのあまりに幻想的な光景に、「これは一体何なのだろう?」「何か特別な意味があるのだろうか?」と、心が揺さぶられたかもしれません。
この記事では、空に現れる「光の柱」の正体を、科学的な視点とスピリチュアルな視点の両面から解き明かしていきます。
さらに、その現象が示す本当の意味、そして、見るだけではなく、あなた自身の内なる光と繋がり、自らが「光の柱」となるための、具体的な方法についてもお話したいと思います。
【目次】
空の光の柱の正体 – 科学が解き明かす「サンピラー現象」の仕組み

空に現れる光の柱は、外なる光の柱、あなたの意識を点へと向けてくれる自然のシンボルです。そして内なる光の柱は天と地を結ぶ心の光です。
太陽柱(たいようちゅう)、サンピラー(英語:sun pillar)[1]は、大気光学現象の一種であり、日出または日没時に地平線に対して垂直方向へ、太陽から炎のような形の光芒が見られる現象を言う。ダイアモンドダストでも同様の現象が起きる。
私たちが空に目撃する「光の柱」の多くは、科学的に説明できる、非常に珍しい自然現象です。
太陽が創り出す「サンピラー(太陽柱)」と夜空の「漁火光柱」
日中、特に日の出や日没時に見られる光の柱は、「サンピラー(太陽柱)」と呼ばれています。これは、上空の空気に含まれる六角形の氷の結晶(ダイヤモンドダスト)に太陽の光が反射することで、まるで太陽から柱が伸びているように見える、美しい大気光学現象です。
また、夜の海辺で見られる場合は「漁火光柱(いさりびこうちゅう)」と呼ばれ、こちらは漁船の光が同じように氷の結晶に反射して起こります。
気象庁に聞く!光の柱が見られる条件とは?
気象庁によれば、サンピラーが見られるのは、特定の気象条件が揃った時に限られます。気温が低く、風が穏やかで、空気中に適切な形の氷晶が漂っている必要があるため、この現象を目撃できること自体が、非常に幸運なことだと言えるでしょう。
光の柱が持つ5つのスピリチュアルなメッセージ
科学的に説明できる現象であると同時に、このように稀で美しい光景は、古来より高次の世界からのメッセージであると、スピリチュアルな世界では考えられてきました。
- 幸運の訪れを告げる吉兆のサイン
最も広く知られているのが、幸運が訪れる前触れという解釈です。あなたのこれまでの努力が報われ、物事が良い方向へ進み始めることを、天が祝福してくれているのかもしれません。 - 天と地を繋ぐエネルギーの通り道
光の柱は、天(高次元)と地(物質世界)を繋ぐ、エネルギーの通り道(ポータル)が開いている状態と捉えることもできます。聖霊が、あなたやその土地に降り注いでいるサインです。 - 神や高次の存在からのメッセージ
古くはモーゼやキリストにも現れたとされる「燃えるような光の柱」のように、神や天使、ガイドといった高次の存在が、あなたに何らかの重要なメッセージを伝えようとしてたり接触しているかもしれません。 - あなたの進むべき道は正しいという肯定
人生の岐路に立っていたり、大きな決断をしたばかりの時にこの光を見たのなら、それは「あなたの選んだ道は正しいですよ」という、宇宙からの力強い肯定のメッセージです。 - 浄化とアセンション(次元上昇)の象徴
あなた自身のエネルギー、あるいはその土地全体のエネルギーが浄化され、より高い次元へと移行(アセンション)するプロセスが始まっていることを示す、壮大なサインでもあります。
ジンクス的な解釈もありますが、信念体系や、信じる心があれば、「想いが実現する力」によって具現化します。
内なる光を見る「丹光」と、その歴史的ルーツ
実は、「光の柱」は空に見えるだけではありません。私たちの内側、目を閉じた静寂の中にも、同じように美しい光の世界が広がっています。
光であれ水であれ、六角形の結晶や波紋が創り出すものが神秘的で力が強いものであるのはとても面白いとおもいませんか?六角形の中には当然六芒星が存在し、その中心に集まるエネルギーの収束点を含めると霊数は7になり、それは上位の3と下位の3を統合する人間の霊的構造にも等しいのです。
つまり、物質世界も霊的な世界(構造)も、そして人間も、巨大な幾何学の中で一つに繋がっていると言えるのです。
瞑想中に見える光「丹光」とは?【私の体験談より】
瞑想やヒーリング中に、まぶたの裏に様々な色や形の光が見えることがあります。これを「丹光(たんこう)」と呼びます。私自身、初めてヒーリングを受けた際に、目の前に鮮やかな緑色の光が現れ、体がガタガタと震えるという強烈な体験をしました。
自分の内側に光を視る、最初の体験がこの丹光です。無自覚でも早い人は幼少期にはすでにこの光を視ていたりします。そこそも幼少期は霊的な力に守られているのでいっそう見えやすいと思います。私の場合、もっとも古い記憶だと1歳半の時に母親に抱っこされているときに光の波を見て感じていました。、
丹光は、あなたのエネルギー状態を映し出す鏡のようなものです。健康であれば緑や青、エネルギーが滞っているとグレーや赤に見えることもあります。瞑想が深まると、星空のようにきらめく「アストラルライト」や、幾何学模様、さらには太陽のように眩しい「神の光」を知覚することさえあるのです。

自ら光を生み出す
「丹」という言葉のルーツは、中国古来の道教における修行法**「内丹術」**にあります。これは、体内の「気」を練り上げ、霊薬である「内丹」を完成させることで、宇宙の根源と合一するというものです。つまり「丹光」とは、この内なるエネルギーが光として認識されたものです。
私たちの内側にも天と地を繋ぐエネルギーを自らで創り出しそれを認識することで「光の柱」は肉眼では見えずとも、自分を天と地に貫くように具現化され、癒しや清めを与えてくれます。
自分自身が「光の柱」になるためのスピリチュアルな方法
空に光の柱を見ることも、瞑想で丹光を見ることも、素晴らしい体験です。しかし、その本当の目的は、あなた自身が「光の柱」となり、この地上を照らす光の源となることにあります。
大前提:日常の「集中力」が、霊的な認識力を拓く
霊的なビジョンを明確に認識するためには、日常における「集中力」、すなわち「意識の明晰さ」が基礎となります。「ただなんとなく」過ごす時間を減らし、今この瞬間に意識をフォーカスする習慣こそが、瞑想の質を高め、高次の認識を開く鍵となるのです。
光の呼吸法
光の柱のワークに必要な基本的な呼吸法です。ここでは誰でも簡単に行えるように簡略化したものをお伝えします。
光の呼吸法は基本的には4カウント吸って4カウント吐きますが、このワークでは7カウントを推奨します。ただし、普段から4カウントの呼吸法で慣れている方は4カウントでもかまいません。
- まず、背筋をまっすぐにして座りましょう。あぐらでも椅子でも構いません。
- 呼吸を7カウント吸い込みます。最初の1カウント目では尾てい骨を意識し、カウントが進むごとに背筋を通して意識を上にもっていきます。
7カウント目で意識が頭部に来るようにしましょう。呼吸を「吸う」から「吐く」に切り替える際も、1カウント数えて、その時は頭頂へ0.5、折り返しで頭部まで0.5といった意識の動かし方になります。このとき天上を意識しましょう。
もし7つのチャクラの正確な位置を把握しているのであれば、7つのカウントは概ねチャクラに意識を合わせるやり方で大丈夫です。 - 呼吸を7カウントで吐き出します。吐き出すときは吸うときと逆で、1カウント目が頭部、7カウント目が尾てい骨になります。そして同じように1カウント折り返しで、尾てい骨の下、地上(地球)を意識しましょう。
呼吸法は以上ですが、吸い込むときは「光」吐き出すときは「愛」を心で唱えましょう。
もしこの呼吸法にお取り組んだ際に、咳き込んだり気分が陰るようであれば、光の呼吸法に先んじて、浄化の呼吸法を行うことをお勧めします。
基本の呼吸法と浄化の呼吸法、それぞれのリンクを貼っておくので呼吸を詳しく知りたい方は読んでみてください。


光の柱を立てる瞑想法【初心者向けステップ・バイ・ステップ】
これは、あなた自身の内側に、天と地を結ぶ光の柱を打ち立て、マイナスエネルギーを浄化するための、強力なエネルギーワークです。
- まず、光の呼吸法で、神と空間のエネルギー(外気)を体内に蓄えます。
- 意識を創造主(神)に向け、あなたの頭上から強い光が差し込んでくるのを感じます。光を感じにくい時は、あなたの守護天使に助けを願いましょう。
- その光がどんどん強くなり、あなたの体を貫き、天と地を結ぶ、輝く「光の柱」となるのをイメージします。
- その光が、輝く紫の炎となって、あなたの内と外にある、あらゆる否定的な存在やエネルギーを焼き尽くし、浄化していくのを視覚化します。その際、それらが光となり、神の元へ還っていくことを願いましょう。
※イメージの重要性
私たち人間は現実世界でなにかを成そうとするときには事前にイメージをしますよね?例えば面接や商談などで自分が何を話すかをイメージしたり、好きな人に告白やプロポーズをするときにどのように切り出して何を話すかを事前にイメージしていたり。そしてイメージが具体的なほど、本番も上手くいきやすいです。それは、つぎ込んだエネルギーの総量に関係しているんです。
魔術的な概念で言えば、「イメージは器」です。器があるからこそエネルギーを容易にそそぎ込むことが出来ます。呼吸によってエネルギーを集め、「光の柱」というイメージにエネルギーをそそぎ込む、それが呼び水となります。
【本質】心の在り方が、力を具現化する
これらの手順そのものが本質ではありません。いくらテクニックを繰り返しても、心が伴わなければ、その力は正しく具現化しません。
あくまでも本質は、日々の瞑想を通じて、心や精神、愛情を育み、世界や地球、神と繋ることにあります。その結果として、あなたの想いは速やかに具現化し、光の柱を自在に扱えるようになるのです。
この光の柱は、毎日同じ場所で瞑想とワークをすることでエネルギーが残留し、次第に光が強まっていきます。その光はあなたを有害な物からまもってくれるでしょう。これはまだ入り口に過ぎず、私たちは何本もの光の柱、そして内なる光の神殿を築きあげ、天使や聖なる存在を招き入れることが出来るのです。
まとめ:天からのサインを受け取り、あなた自身の内なる光を輝かせよう
空に現れる「光の柱」も、目を閉じた時に見える「丹光」も、高次の世界との繋がりの兆候です。
あなた自身の内側にも、天と地を結ぶ、清らかな光の柱を打ち立てる実践をしてみてください。
心を清め、愛を持って生きるあなたが、光をふりまく光となり、周りの世界を照らし出す存在となることを、心よりお祈りしております。
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ウリエルさん、こんばんは。
今までアップされていた呼吸法やエネルギーワークの補足をアップしてくださりありがとうございます。
7カウントとてもしっくりきます。「光」と「愛」を唱えながらやってみます!
ありがとうございます。
ここ最近、神の光をこの世、地上にあらわす為の媒体になりたいと、それこそが本来の目的、姿であると考えておりました。
このタイミングで光の柱の記事をアップしてくださった事、とてもとても偶然とは思えないシンクロです。私事ではございますが、今月でウリエルさんの天空の庭先に出会って2年経ちます。そこからカルマの加速化が凄まじくて辛い経験もたくさんしましたが、素晴らしい環境に導かれて、今となっては祈りと瞑想を続けてきて本当に良かったなと感じています。もちろんまだまだ霊的にも年齢的にも若輩者ですので、日々心を清めて愛を持って生きていきます。母と共に、ブログから学んだり、YouTubeの曲で癒されたりしてます。本当にありがとうございます。
神の光を、愛をこの世にあらわされているウリエルさん、心から敬愛しております。ウリエルさんご家族、そして天空の庭先に訪れる同志の方々が健康と幸福でありますように。神の光と愛が降り注ぎますように。愛してます!長文失礼いたしましたm(_ _)m