お盆をスピリチュアル的に説明すると

お盆の時期に、本当に亡くなった人の霊はかえってくるの?
お盆について一般的に言われていることは亡くなってあの世に行った人の霊魂が一時的にこの世に帰ってくる時期といったことです。
毎年お盆の時期になると さまざまな国や地域で亡くなったの霊魂を迎え入れる準備や、お盆の終わりに死者の霊魂を送り出すような祭事や儀式などが行われています。
霊魂は肉眼では見えないので、実際お盆の時期本当に亡くなった人たちに魂が帰ってきているのか?
そもそもなぜお盆という決まった時期なのか?いろいろ疑問はあると思います。
スピリチュアル的な側面から見たお盆についてお話ししたいと思います。
【目次】
お盆とは?スピリチュアル的に説明すると
この天空の庭先の管理人である私には霊能力と呼ばれる力があり、霊と関わることも多いのですが、お盆の期間は何か特別なことをして過ごしたことはありません。
お盆でなくても1年365日、霊なんてどこにでもいるし、亡くなって霊界にいる方々の魂はこの地上にいる私たちが呼びかければいつでも答えることを知っているからです。
この言葉が今回のお盆についてのお話の本質や答えをすでに明らかにしてしまっているのですか、お盆の期間や風習には様々な疑問が残ると思いますのでそこも少し説明できたらと思います。
お盆とは?そもそも何なの?
まずはお盆についてですか、日本で言うところのお盆は日本人が古来からとり行っていた祖霊信仰に仏教や仏教的な思想が組み合わさってできた慣習や行事です。
祖霊信仰って聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言うと、家族や町、国でも良いですが 私たちの祖先たちが今生きている私達の生活を見守っていたり影響を与えているというような思想や信仰です。
まあよくある話しとしては、先祖を敬っていると良いことがあるとか、 先祖を敬わないと罰が当たり悪いことが起きるとか。
祖霊信仰に関しては日本に古来から存在していたのですが、お盆自体のルーツは 中華圏から道教を中心として広まったもので、さらにルーツを遡ると語源がサンスクリット語であることから古代インドに、さらには古代イランのゾロアスター教の精霊信仰まで遡れるとも言われています。
私がなぜこんな話をするかというと…
お盆っていろんな国に広まる過程でさまざまに変化して伝わり、国や地域によっても催事が行われる時期はまちまちで、なんなら人間の都合でお盆の時期もかえてるじゃん!
…ってなことです(笑)
なんなら、お盆や、亡くなった人の霊魂が地上に来るような祭事や風習の無い国もたくさんありますしね。
つまりお盆というのは宇宙の法則や自然の摂理で決められた時期に起きる事象ではなく、 私たち人間側で取り決めて行なっている祭事や行事であるということです。
ですから、 お盆の時期に地獄の釜が開かれて、地獄にいた死者の霊が死者の霊が地上に戻ってきて悪さをするなんてことを言い広めてる人もいますが、こういったおかしな話しは信じないようにしてください。
余談ですが、この後の話にも関わるのでかるく説明すると、地獄は完全に領域が違う場所に、おもに2種類在ります。
ひとつは私たちのこの地上世界に密接する幽界(アストラル界)に属する場所で、なんなら日頃からこの地上といつでも繋がってます。
だからこの地上には悪い霊が彷徨ってるので…
そしてもう一つは霊界の下層にあって、そこは魂の活動が凍結する場所なので自分意志だけでで這い出ることはできません。
神と宇宙の法則によって管理されているので。
あの世の霊魂はお盆にこの世にもどってくるのか?
お盆には本当に霊がこの世に戻ってくる???この疑問に答えるためには、まずは、人間が死後にどのようにして霊界に帰っていくのか?そこをお話しする必要があると思います。
人間の死後
人間が死亡すると私たちの霊的な体は肉体をはなれ、幽界(アストラル界)と呼ばれる地上世界に最も近い霊的な世界 に活動領域をうつします。
そのとき、地上への未練が強すぎる人は、この幽界(アストラル界)の領域に縛られ成仏できずに徘徊することになります。
(いわゆる地縛霊とか浮遊霊と呼ばれるような状態です)
死後、この地上に未練のない死者の霊は、四十九日とか呼ばれているような死後の幽界(アストラル界)での滞在時間内に完全に成仏して霊界へと帰って行き、霊界で休息をとったり。次の輪廻転生の準備をします。
つまり、幽界(アストラル界)の領域にとらわれて成仏できない霊は、お盆とか関係なくつねに幽界(アストラル界)の領域に存在し、生きてる人間に干渉したりあるいは迷惑をかけたり悪さをしたり、取り憑いたりします。
成仏した霊は、霊界からこの地上を見渡すことが出来、呼びかけられればいつでも気づきますし、答えることができます。
(ただし、存在する次元が異なるため、交流は目に見えない形や、あるいは夢の中で行われることが多いでしょう)
つまり良くも悪くも死者の霊は、いつでも私たちの身近に存在すると言えます。
お盆に霊はかえってこない?
ここまでの話しって要約すると、「霊がこの世に戻ってくる自然のサイクルなどなく、普段から霊は身近にいるよ」って話しですよね(笑)
ではお盆という時期に霊が帰ってくるというのは元々ない話したのか?あるいは嘘なのか?
お盆の期間に地獄の蓋が開くとか死者の霊が戻ってくると言う自然的な現象は存在しません。
ですが、お盆の期間は確かに私たち生きている人間と、死者との距離が縮まる時期であるということは言えます。
そしてその状態をつくりだしているのは、私たち生きている人間の想念によってです。
お盆を知らない日本人なんてほぼいないと思います。
お盆の時期には亡くなった方々の霊が帰ってくる、幼い頃からそう教わり、お盆の時期に何かしらの催事や行事を目の当たりにしたり、美しい鐘楼や神秘的なロウソクの炎に魅入られたり、お盆の祭事や行事に幼い頃から関わってきた私たちに日本人の心に植え付けられたお盆の記憶とイメージ、そこに蓄積してきた私たち日本人のお盆に対する巨大な想念の蓄積が、お盆という期間の死者との交流を容易にしているのです。
お盆という期間、私たち地上に生きる人間たちが集団的に亡くなった霊魂に向ける意識と想念はとても強い力を持ちます。
つまりお盆とは霊魂が帰ってこれる自然のサイクルではなく、地域や国などの人間が全体で霊界に意識と想念を向け、具現化の力によって亡き霊魂との交流を容易にしている期間なのです。
お盆の本質は?
お盆のルーツとなっている精霊信仰や祖霊信仰の本質とは一体何でしょう?
ひとことで言ってしまえば…
愛と祈りと絆です。
私たちが家族や愛する人の幸せを祈る気持ちは、本来人間の生き死には関係のないものです 。もし私たちの愛する人や家族が亡くなってしまったとしても、その人に死後の世界で心穏やかに幸福に過ごしてほしいと思いませんか?
亡くなった愛する人や家族には、霊界に戻った後でもこちらに気にかけてほしい、見守ってほしいと思いませんか?
その心こそ、本質である愛と祈りと絆です。
お盆という時期に祭事や行事が執り行われるのは私たち地上に残された生者が、死者に対して愛と祈りと絆を いつまでも忘れずに持ち続けたいと願ったからです。
ある意味ではお墓参りも同じですね。
それがいつからか本質的な意味はうすれ、 お墓参りに行かないとバチが当たる、 祖先に祟られないようにお墓参りや催事に行ったり参加したりする。
中身は形骸化し、義務のような感じになって、それが慣例化してしまっています。
お盆という期間や、お盆の時期の祭事や行事について、時期が来たら必ず思い出して欲しいです。
愛と祈りと絆 これが本質です。
ひごろから関わる人の幸福を願い、行動し、愛を与えることが出来たなら、亡くなった方々とも良き関係は続くでしょうし、自分が死を迎えたときにも、地上に残った人たちとより良い関係性を築くことができるでしょう。
身体があるとか無いとか、生きてるとか死んでるとか関係なく私たちは魂によって絆を結ぶので、いまからでも生者も死者も関係なく、愛を持って関わりましょう。
お盆に関するよくある質問
お盆に引越はよくない?
お盆には悪いことが起きやすいみたいに思われる風潮が一部ありますが、お伝えした通りお盆とは亡くなった方々との交流を容易になっている時期です。
地獄の蓋は開きません。
日頃の行いが悪く、死者に恨みをかってるような自覚がある人はやめておいた方がいいかもしれません。逆になくなった方々と愛と祈りと絆を持っている人は引っ越しはむしろうまくいくかもしれません。
人によるって感じです。
お盆に体調不良になった
偶然かもしれませんが、もしそれが霊的なトラブルであれば、幽界(アストラル界)にとどまり、成仏できないような霊からなにか干渉を受けている可能性はあるかもしれません。
霊的なトラブルであったとしても、お盆の期間が終われば治ってしまうようなケースも多いのでまずは様子を見てみるのが良いと思います。
お祝い事はしない方がいい
霊が嫉妬するからお祝いごとはしない方がいいみたいな話がありますが、お盆の時期にどのような霊と交流があるかによると思います。
ちなみに私はお盆の時期に誕生日がありいつもしっかりお祝いしてますがそのことが理由で悪い目にあったことも今のところは一度もありません。(笑)
お盆の時期にお祝いごとがあるなんて人はいっぱいいると思いますし。
自分を恨んでいる人が最近死んだとかでないかぎり、普通の人ならあまり気にする必要はないと思います。
事故や不幸があった場所に行くのは良くない
これもどのような気持ちでその場所を訪れるか、その人が亡くなった方々の霊魂とどのような向き合い方や付き合い方をしているのかもよりますが、お盆の期間でなくとも、特別な理由が無ければ行くことは避けた方が良いでしょう。
特にお盆は幽界(アストラル界)からこちらへの干渉が容易になっている時期であるため、心霊スポットの場所も絶対行かない方が良いでしょう。普段は大丈夫だったとしても、お盆の時期は幽界(アストラル界)から干渉を受けやすいので誰でも何らかのリスクがあると思います。
逆に、良い神社や教会などは、いつもより良いエネルギーをもらえるかもですね♪
お盆には海に行かない方がいい
お盆に海に行くと、戦死者の霊がいて足を引っ張られたっていう話、 心霊体験や怪談話のでよく夏になると聞きましたね。
普通の人は特に問題はないかと思います。
霊媒体質は少しだけ注意が必要かもしれません。
昼間や人が多い時は問題はないかと思いますが、夜とか暗い場所に一人とかはやめたほうがいいでしょう。
水辺というのはもともと霊が集まりやすいという側面があり、お盆の時期幽界(アストラル界)にいる霊から安いのでから干渉を受けやすいです。
お墓参りや祭事や行事の作法破る
これは完全に動機次第です。
決まりごとなら守るに越したことはないでしょうが、仮に破ったとしても動機に悪意がなければ何の問題もありません。
そもそも神ではなく人間が取り決めたことですし、カルマの法則は動機につよく働くからです。
大切なのは愛と祈りと絆、その純度です。
楽しんだりはしゃいだりすると良くない
これも完全にあなたと亡き人たちとの関係性によりますが、あまり気にする必要ないと思います。
お盆の時期に楽しんだりはしゃいだりするのは良くないとか、レジャーに行くのが良くないとか言う人もいますが、 一般的な人たちがお盆の時期に交流するような霊は、多くの場合微笑んで見守ってるような縁のある霊ばかりだと思います。
逆に、浮かれているあなたを不幸にたたき落とそうとしているような人の霊が、具体的に想像出来るなら自粛した方が良いかも知れませんが、その場合、もはやお盆とか関係なく邪魔や妨害を受けているとおもうので、お盆とか関係なく問題解決をしたほうが良いでしょう。
お盆ってけっきょくなんなのですか?
簡単にまとめると、大勢の人の想念によってあの世とこの世が近くなってる時期。
なにをどうするかより、愛と祈りと絆が大切です。
愛と祈りと絆 これがお盆の本質ですよ♪
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こんばんは!
☆その心こそ、本質である愛と祈りと絆です☆
このお言葉、実感です。
スピリチュアルの本質ですが、時代とともに少しずつ曲がってしまい。ご利益や恐れなく身近な人に伝えていくのは難しい事です。…理解している方々はこちらをお伝えしてくださるので有り難いです。是非これからも教えて頂ければ幸いです。
広い視野で見ることは本人の為にも、とても必要ですね。