ハイヤーセルフリーディング – 第6話
リーディングとはスピリチュアルな分野では霊的なエネルギーから普通では得られない情報を読み取る力として広まっています。つまり、ハイヤーセルフリーディングとは、ハイヤーセルフから霊的な情報を読み取る霊的な能力ということになります。ハイヤーセルフリーディングと似たような言葉や能力として、スピリチュアルリーディング、エンジェルリーディング、オーラリーディングなどがあります。スピリチュアルリーディング意外でも、超能力的な力でサイコメトラーなどは有名です。
【目次】
ハイヤーセルフリーディング
スピリチュアルリーディングという言葉はスピリチュアルな界隈ではそこそこ知られている言葉で、触れたものや霊的なエネルギーから情報を読み取るという意味では、サイコメトラーとも似ています。ある意味霊視とも近いかもしれません。天使やオーラなど様々なものがリーディング対象となります。
例えばオーラリーディングであれば普通では目に見えない人間のオーラの色を見たり、オーラのエネルギーからその人間の体調や本人さえも気づかない性質を読み取ったりします。
エンジェルリーディングは、人間の守護天使から情報を引き出すものや、天使からお告げを引き出すようなものまでさまざまな種類がありますし、リモートビューイング(遠隔霊視)や透視なども「スピリチュアルリーディング」という言葉や概念の中で一緒くたに語られることも多いです。
ハイヤーセルフリーディングの場合はリーディング対象がハイヤーセルフということになります。
ではハイヤーセルフとはそもそもなんでしょう?
ハイヤーセルフはスピリチュアルな分野でよく耳にする言葉の一つですが、潜在意識のように語られる事もあれば、守護霊やガイドのように言われる事もあります。
簡単に言うと、「高級自我」「内在神」「真我」「魂」など、様々に呼ばれる自分の中の霊的な本質や「神性」を表す言葉です。
ハイヤーセルフは特別なものではなく、いつでもあなたの内側からあなた自身に働きかけています。
それは閃きであったり、あなたの道をただすための「良心」という名の導きの声としてです。
自身の高級自我であるハイヤーセルフはある意味自分自身に他ならないのですが、ガイドや守護霊と混同されることもよくあります。
ハイヤーセルフについて基本的な事を詳しい事を知りたい人はこちらの記事がさんこうになります。
ハイヤーセルフリーディングとは
私たちに馴染みのある言葉で言えば、ハイヤーセルフリーディングとは霊体に対応する意識である潜在意識から情報を読み取ることです。
相手の霊的なエネルギーから霊的な情報を読み取るというのは、ある意味では相手の潜在意識に繋がって、情報を引き出したり、集合意識を介して相手の潜在意識にアクセスするということです。
ですが、ハイヤーセルフリーディングはそれだけではありません。
個人差はありますが、ハイヤーセルフの深さや大きさには個人差があり、ハイヤーセルフの広がりが持つネットワークにも個人差があります。
ですから、ハイヤーセルフから霊的な情報を読み取る場合には、ひとことでハイヤーセルフと言っても情報源の深度やアクセス先は一定ではありません。
これは一例ですが、だれかのハイヤーセルフからリーディングを試みて、その人を守る霊的な存在が現れたり、ゆかりのある霊魂が問いかけに答えてくるようなケースも少なくないのです。そのことが、ハイヤーセルフと、ガイドや守護霊を混同させてる一つの理由でもあります。
ある意味、オーラリーディングやエンジェルリーディングなど、読み取る対象の範囲がハッキリしているほかのスピリチュアルリーディングよりも、ハイヤーセルフリーディングはその読み取れる情報源や範囲がハッキリしない、場合によってはコントロールが難しいリーディングスキルであると言えます。
もっと言えば、ハイヤーセルフという言葉に置き換わっているだけで、潜在意識や集合意識からとか、そこからつながる何かから情報を読み取っているということです。
ハイヤーセルフ=潜在意識という認識は、半分は正解だと思います。
そしてハイヤーセルフリーディングもリーディングを行う人間の能力によって、その深度や接続対象が変わります。
霊的な能力は、扱う人間の霊的なレベルに依存するからです。
ハイヤーセルフリーディングで繋がるもの
ハイヤーセルフとの繋がりについては、いくつかの段階に分けることができます。
あなたが感情や欲望を超えた先の意識に目覚めると、霊的な領域の(5次元~6次元)の意識であるハイヤーセルフに目覚め始めます。
ハイヤーセルフに目覚めるほどに、あなたは一体性へと近づいていくからです。
ハイヤーセルフへの目覚めは4つの段階に分けて考えることができます。
- ハイヤーセルフの目覚めと導き
ハイヤーセルフへ目覚め始めた段階で、自分の内側にもう一人の自分を感じ始め、霊的な直感力が増し、シンクロニシティーが増し始めます。 - ハイヤーセルフとの統合
自分とは異なる存在のように感じられていたハイヤーセルフを自分と等しく感じ始めます。
心が霊的な理想と一致し、人生そのものが霊的な性質を強く帯び始めます。 - ハイヤーセルフによる一体性との交流
ハイヤーセルフとの統合によって5次元意識となり、おなじ5次元領域に存在する様々な意識や霊的な存在と交流が始まる段階です。 - ハイヤーセルフによる一体性との統合
5次元意識よりさらに上成る意識へと目覚めるのが一体性との統合であるこの段階です。
ハイヤーセルフが一体性と統合されるレベルになると、かつて神と一つになった聖人聖者達や、神そのものともはや一つです。
ハイヤーセルフリーディングの2つの軸
ハイヤーセルフにリーディングなどでアプローチする際に2つの軸があります。
- ハイヤーセルフリーディングを受ける人の目覚めの段階。
- ハイヤーセルフリーディングを行う側の目覚めの段階。
もしリーディングを受ける側が最高の意識に目覚めていて、リーディングをする側が最高の意識に目覚めていたなら、ともに「一体性と統合されたハイヤーセルフ」から神の啓示を得られることでしょう。
ですが、ハイヤーセルフリーディングを受ける側が最高意識に目覚めていたなら、そもそも自分自身でハイヤーセルフと繋がっているので他人にリーディングをしてもらう必要などないかもしれませんが(笑)
アチューメント
相手の意識に「アチューメント」して霊的な情報を引き出す。
ハイヤーセルフリーディングはある意味では、スピリチュアルリーディングと同義なのです。
ここで私がいう「アチューメントは」レイキやそれに類似するエネルギーワークで言われている「伝授(アチューメント)」とはニュアンスが違います。
アチューメントとは本来、意識やエネルギーを合わせることです。
それはラジオの周波数やチャンネルに似ているかもしれません。
神、天使、高次元の存在、精霊、地球、人間、植物、鉱物、あらゆるものが固有のエネルギーや情報(知性)をもち、アチューメントすることでエネルギーや情報(知性)を引き出す事が出来ます。
ハイヤーセルフリーディングは、相手のハイヤーセルフにアチューメントし、相手の高級自我がもつ知性にコンタクトしたり情報やエネルギーを引き出すことです。
ヒーリング、チャネリング、予知や予言などなど、霊的な力や情報やエネルギは、神や天使など、霊的な存在にアチューメントすることで繋がり引き出すことが出来ます。
ハイヤーセルフリーディングのやり方
ハイヤーセルフリーディングとスピリチュアルリーディングはほぼ同義だという説明をしましたが、例えば実際に私があなたのハイヤーセルフから情報を引き出すためにリーディングをしようと思った場合、まずは自分自身の霊的な意識やエネルギーを高める必要があります。
もっと解りやすく言うならば、他人のハイヤーセルフをリーディングするためにはまずは自分自身がハイヤーセルフと繋がる必要があります。
上の図は、ハイヤーセルフを解りやすく説明するために私がつくった図なのですが、黄色い四角で囲った部分がハイヤーセルフの意識領域です。
ハイヤーセルフといかにして繋がるか?にかんしてですが、
ハイヤーセルフと繋がるとリラックスした感じやヒーリングエネルギーを受けているような満ち足りた感じになります。
ハイヤーセルフと繋がる感覚が得られたなら、今度は相手の意識にフォーカスして、アチューメントを行います。
アチューメントの方法は口で説明するのは難しいですが、あたまを空っぽにしていわゆる瞑想状態に入ったら、広大な意識の空間の中で僅かな感覚の変化から引きつけるものを探ります。これは気感をつかって自分の開かれた感覚に触れるものからたぐり寄せるような感じです。
もしそれが成功したなら、お互いの覚醒度合いに応じたなんらかの体験が出来るはずです。
それは眠り込んでしまうような体験かも知れませんし、ビジョンを見たり声を聞いたりするような体験かも知れません。
あなたが受け取るものはあなたのレベルに、相手が受け取るものは相手のレベルに合ったものになるでしょう。
ハイヤーセルフと瞑想についてはこちらの記事が参考になります。実体無きハイヤーセルフ
ハイヤーセルフをリーディングすることを生業としている人たちも世の中にはいます。
あるいは、スピリチュアルリーディングなどでハイヤーセルフという言葉を持ち出す人も。
「あなたのハイヤーセルフは金髪で青い瞳の天使です」とか言われてもまずは話し半分くらいに聞いて真に受けないでください。
ここまで話してきた通り、ハイヤーセルフというのは霊的な領域の自分の意識を言い表す概念であり、霊的な実体や固有の意識を持つ存在ではありません。
稀に、ハイヤーセルフを介して繋がった存在が固有の実体(霊的な)や意識を持つケースもありますが、5次元以上の正しい存在であれば光や幾何学、光に包まれた、あるいは光そのものとして認識されるでしょう。
ハイヤーセルフリーディングについて、私からお伝えできることは、「それは人に読み取って貰い与えられるもの」ではなく、本質は「自分で到達して自分自身とするもの」です。
心を清めて愛を持って生きれることで、自分自身でハイヤーセルフと繋がる事が出来れば、他人にリーディングを依頼し、不確かな情報を受け取ることなく確実な情報源に自ら繋がることができるからです。
うわー!イッキ読みしました。
先日、共感覚を持ってる方に、オーラがシルバーと聞き、それ何だ?と、google検索してこちらのホームページに辿り着きました。
読んでて、いや、シルバーなんておこがましい、と思ってますが(笑)、他の記事も楽しすぎて、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
こちらの記事にある、ハイヤーセルフの考え方が、ずっと知りたかった内容で、高次元のエネルギーが、干渉してくるのは、本当なんだろうか、と、リーディングのサービスをみつけては思っていました。
嬉しすぎて、思わずコメントしてしまいました。
アセンションについても、置いていかれるとか言うてる人に失笑して怒られたことがあります。
なんてバランスのとれた読みやすいサイトなんでしょう!まだまだ読み進められそう。ほんと、ありがとうございます!
パンダコパンダさんこんにちわ♪
シルバーのオーラを常時持っている人は私もあまり見たことは少ないですが、正しい信仰を持つ方が祈るとキラキラと現れます♪
銀より金の方がまだみることが多い気がしますね。
ハイヤーセルフは自分でもあり、他の存在でもあるという説明が難しい概念ですが、伝わったなら幸いです♪
ぼちぼち更新してますので今後ともよろしくお願いします♪