神と人間 人間は神々の末裔

太古の神々と人間の魂

原初の神からこの世界は創造されました。
創造神による意識と創造の波はいまもこの世界の果てを押し広げ広がっているのです。
私たち人間も神によって創造されました。
最初は天上の神々として、やがて肉体という器に宿る魂として私たちは今の姿の人間になります。
私たち人間が神から創造されて肉体を纏うに至るまでにはいくつもの偶然と複雑な経緯が存在します。
創造の物語を紐解きながら、古代の神々と私たち人間についてお話をしたいと思います。


 

古代の神々と人間

神々が最初に地上に降り立ったとき、その実体は光の存在がまとう霊的なエネルギーでした。
次元間を移動することが可能でこの天空の庭先で説明するところの霊体に近い状態です。私たち人間ははじめ、肉体を持たない存在としてこの宇宙に存在していたのです。
つまりは高次世界よりのエネルギーの流出が世界を物質という結晶化へ向かわせたように、霊的な身体により活動していた太古の神々が次元を降下するときには、物質界に向かうにつれて物質に近づいたのです。
太古尾神々は最初、完全な物質化には至らずに、霊的な実体を持って地上に降り立ちました。
その後も随分と長い間、太古の神々は霊的な体を保持してました。

紀元前1000~1200万年ほどの昔、まだ肉体を持たずに霊的な実体を保持していた太古の神々はレムリアと呼ばれる大陸を拠点に活動していました。
神々はこの物質世界において穏やかに分離を学ぶはずでした。
ですが、自由意志の織り成したこの世界自らが創造する世界において、いくつもの偶然の積み重ねがある一つの結果を導きだします。

物質への干渉と束縛… そして物質降下です。


物質への干渉

神々の一部の者たちは、創造の力によって物質を結晶化させてあらたな物質や生物をうみだしたり、想念を投射して生物を変形させたり、生物に憑依するような者さえ現れ始めました。
物質的肉体やそれが持つ快楽に溺れた者たちがとても多く存在しました。それは動物に取り憑いて性行為や争いなどの物質的事柄を楽しみ、物質から抜け出せなくなったという状態です。
それら異形となった神々は、さまざまな神話や伝承の中でキメラやバケモノとして言い伝えられています。
神々の物質世界への執着や生物たちへの執着は、やがて多くの神々を地上世界へと縛り付けました。

原罪… そして私たちの最初のカルマです…

楽園と地獄

カルマによって物質や肉体にとらわれ、神へと回帰できなくなった者たちは地へと獄されました。
肉体を失ってもなお、分離した状態からもとには戻れなかったのです。

原罪によって神々は物質降下を引き起こし、天界にかえることもできず、地上に縛られました。
中には積極的に罪を犯した神々も存在しました。

彼らは植物や動物を想念で変形させたり、変形させた肉体の中に憑依して物質世界に干渉するなどしてより強い物質への束縛を受けました。

エノクの書にはこんな記載があり、聖書にはネフィリムと呼ばれる神と人間の合いの子についての記載があります。
つまり、神々の物質降下は天使の伝承で言うところの堕天に相当しました。

彼らは自らが犯したカルマによって地に獄されたのです。

地上は、純潔を守る神々にとっては、創造により美しく彩る物質に結晶した楽園でしたが、物質に囚われたものたちにとっては、飢え、奪い、搾取し、殺す、そして逃れられないまさに地獄でした。
天使の伝承から考察するのであれば、神々の三分の一は堕天したのかもしれません。


魂の救済計画

純潔を守る神々の間で、物質降下をした同胞を救済する動きが起こりました。
物質降下を引き起こした者たちを救済するために、物質と霊体を引き離す処置を施したり想念により分離を図るなど、ありとあらゆる手段がとられました。

救済のために物質に干渉した神々の中には、それが理由で物質降下してしまった者も大勢いました。
それは、海で溺れた人を救うために飛び込んで、一緒に溺れてしまうようなことに似ていました。
物質に降(くだ)った同胞を救うために、物質に降(くだ)るという連鎖が世界の各所に起きました。

物質降下を引き起こした者たちを救うために、ありとあらゆる手段で救済は試みられました。しかしながら、物質降下を引き起こした神々の霊体と物質を分離しても、自由意志によって生み出した動機や感情、行いまでは解消できませんでした。
つまり物質との分離に成功しても神々はすでに天界にもどれる状態ではなかったのです。

魂の救済計画

そして魂の救済計画が始まりました。
物質降下の原因となった行いを、その因子を同じ物質世界で解消するという方法です。
執着した者は執着を手放し、奪った者は奪われる、戦いを選択した者は戦わない選択を、殺した者は殺される。 それはまさに今日の人間の世界に伝わるカルマの法則です。
物質降下のを引き起こした神々を救うために彼らが物質世界で因子を解消するために地上で活動する器としての人間が創造されました。

人間は土くれと同じく物質から造られました。
太古の地球に宇宙人が関与したという説がありますがある意味では正しいです。

一つは地上に降り立った地球に降り立った最初の神々は、宇宙の中心から現れた、高次世界から物質世界に飛来した、つまりそもそも人間の祖先は原初の宇宙の神々です。
高次形態の宇宙人も含め、過去にはこの地にやってきました。その形跡は多くの古代文明に残されていますし、神話や伝承にも存在します。
私はその道の専門家ではないですが、古代シュメールやのんも族などが有名です。

以前アセンションのシリーズでも書きました。
私たちは宇宙人というと肉体を持っていてUFOに乗っていると思われがちですが、霊的にも高度な宇宙人はある意味で天使的で、高次世界には距離や空間の制約がないため、外宇宙の神々や天使的な存在はいつでもこの地球におとずれることができます。


こちらの記事に詳しく書きました。

さて、土くれから人間が作られた話は世界各地のさまざまな神話や世界創造の話の中にたくさんありますが、魂の救済計画としてそれは実際にそれは起こりました。
アダムとイブは天界へと帰れなくなった神々の受け皿として創造されたのです。
そして人間の創造と共に物質世界の二元的にな概念に従うことで、神々は肉体を得て、二元的な世界で神から分離したことを学び、悪を行う事で神から離れたことを学びました。


神の領域では

最初の人間であるアダムの創造は聖書や世界各地の神話から考察すると実は2回以上あることがわかります。
一つは第二者として創造された天上のアダムです。
一つは土くれから創造された最初の人間のアダムです。

世の中には宇宙人が遺伝子を操作して地球上の人間を作ったなんて説もありますが、あながち間違いとも言えません。むしろ半分は正解です。
なぜなら、宇宙人と高次の存在はある意味同じですし、最初に地上に降り立った神々は宇宙から飛来しているからある意味宇宙人です。
地上にはしばらくは神と人間が共存する時代が存在しました。

時間と空間は私たちが住む物質世界での尺度であり、神の領域では全ては一つです。
永遠に動かぬ時、永遠の今の中にあります。


後書き的なもの

この世界の創造、この宇宙の創造、そして神々が降り立った地上、本来なら誰も知り得ない太古の世界創造の話は伝説や神話として言い伝えられてきました。
それら言い伝えにどれほどの信憑性があるのかは謎ですが、それぞれの神話や伝承に真実の一端が含まれているのは間違いないでしょう。
ただし、何が真実で何が偽りか分からない私たち人間にとって、本当の「真実」を知ることは不可能に近いと思います。

さて、「世界の創造、なぜそんなことをあなたは知っているのか?」と私が訪ねられたなら、それはアカシックレコードによるものだと答えるでしょう。
アカシックレコードとは、「原初からのすべての出来ごと、思考、想念、感情が記録されているという世界記憶を蓄積させる霊的構造の概念」です。
いずれ詳しく書くので、ここでは簡単にだけ触れますが、アカシックレコードという言葉や概念は「この世界の全てに記憶がどこかにまとまって有る」と思った人間、信じた人間、気づいた人間たちがつくってきた一つの信念体系です。

過去の聖人聖者たちが手に入れた叡智や未来の予言の中には、アカシックレコードにアクセスすることによって知り得たものもたくさん有ります。
アカシックレコードは、体外離脱や霊的意識においてたどり着ける図書館のように語られたり、電波のようなもの、データディスクのようなもの、天界全域を覆う情報エネルギーなど、さまざまに語られたり伝えられていますが実際はかなり違います。

すべては神の永遠の今の中にあります。

アカシックレコードは、卓越した霊能者や聖人聖者でなければアクセスできないように思われがちですが、実はそんなことはありません。
アカシックレコードの実像は高次世界の概念に従うので三次元の言葉では説明しにくいのですが、誰に対しても開かれていますし、誰でもアクセスが可能です。
3次元世界で肉体の中に生きる今の私たちには、本当の「アカシックレコード」を正しく理解することが出来ずに、仮にアカシックレコードから情報を手に入れても受け手がどのように翻訳するかで内容や意味合いが大きく変わってしまうのです。

アカシックレコードの情報は物質世界の人間が直接言語化することは出来ないので、多くの場合は何者かが仲介して言語化します。
何者か?とは何者か???(笑) ここにもハイヤーセルフの導きや一体性が深く関わっています。

私たちが欲しい情報の全ては、神の永遠の今の中にあります。

心を清めて愛を持って生きる
一緒に広めましょう♪

Twitter で

天空の庭先 管理人の☆ウリエル☆です♪瞑想歴30年、オーラ見える歴28年、ヒーリング歴29年、浄霊歴26年、オーラ視、浄霊、ヒーリング、などなど、いわゆる霊能力と呼ばれる力を持っていて、占星術など占いの分野やオカルトなど、スピリチュアルな分野に精通しています。 これまでの人生でのスピリチュアル体験から得たことを記事にしています♪ 関わる人全てに豊かになって欲しい。それが私の願いです。 <strong>霊能力が身についたキッカケ</strong> 霊能力と呼ばれる力を手に入れるキッカケは、21歳の時に霊的な師と出会い、ヒーリングを受けた事でした。 私をヒーリングしてくれたその方は、世界を旅しながら無料で奉仕やヒーリングをして生きている方で、日々何十人、何百人と癒していました。その方との出会いをキッカケに、私自身にもヒーリング能力が身についたり、オーラが見えはじめたり、体外離脱を体験したり、成仏出来ない霊を救う能力が発現したり、様々な霊的な体験をしました。それら体験は、この天空の庭先にまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/experience/">体験談</a> <strong>天空の庭先オープン</strong> 2004年に楽天ブログで天空の庭先がスタートしました。 本業はデザイナーで、ふつうに社会で働きながら、平日の夜や週末の休みを利用して、霊的な疑問や相談にお答えする活動をしてきました。 今日までの天空の庭先の歩みはアーカイブのページにまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/archive/">ブログアーカイブ</a> 「☆ウリエル☆」というハンドルネームは、宇宙の運行や浄化を司る天使の名前を借りました。横の2つの☆は当時の楽天ブログでウリエルというハンドルネームがすでに取得されていたために、仕方なく横にくっつけたのですが、この☆のおかげで姓名判断や数秘術でとてもよいハンドルネームになりました♪ 「天空の庭さき」というブログとサイトのタイトルは、天の国のかたすみ、みたいなニュアンスで命名されました。 私は本当の「天国」や「楽園」は、それを求める人の心の中にあるものだと思います。ここを訪れる人たちが豊かで美しい人生を歩むヒントをみつけてくれたらそれは私にとって幸いです。  

プロフィール



関連記事一覧

  1. いつも目から鱗な情報をありがとうございます。

    魂の救済計画、というフレーズが、
    お世話になっているチャネラー?さんと活動しているらしい天使さんのお話とLinkしたので、さっそくshareさせていただきました。
    どんどん救済されていく魂やエネルギーが光に還元されていくと良いなぁと思います。

    話は変わりますが、おすすめの浄化グッズや音楽などありましたらブログ記事、もしくは別の所でシェアしてくださると嬉しいです。
    ちなみに私は盛り塩の交換が面倒なため、代わりになるかなとソマヴェディックというライトを置いてみてます。
    また最近、YouTubeの浄化音楽をかけ流して空間や自身の浄化しようとしていますが、
    浄化できているのか確認ができなくて、
    初めて聞いたときには何だか心地よさとかを感じるのですが慣れると良くわからなくなるし、
    目垢がついてケガレチ(毛枯れ)になってしまう動画もあるだろうし。
    何かちょうど良い確認方法がありましたら教えてほしいです。
    ただ、イライラしている人のとこで流すと、穏やかになったりするので、効果あるのだなぁとわかったりもしますが、
    普通の時は良くわからなくて、波動観測装置などもあるようですが、そこにお金かけるまででもないというか?