呪いの想念を封じる – スピリチュアル体験 第45話
その後母も僕も、これといった対策もないままで、断続的に送られてくる呪いの念を消し、ともに来た悪霊を浄化して相手の力が弱まるのを待つしか手がありませんでした。母も僕もタイミングを待ってました。
以前のSさんのときと同様にいずれ相手の力が弱まったときに一気に向こうの霊能力を封じてしまおうと考えていたのです。
このK子さんの呪いはそれが最初に始まったころから1年ぐらいの長きにわたって問題を引きずりました、つまりは魔境の時期、ほぼすっぽりかぶっていた感じです。そして母が占星術によってK子さんの力が弱まる日を調べその日に遠隔浄霊をすることにしました。
そしてこちらで決めた日、夕方から遠隔浄霊を決行しました。
祈りと浄化のエネルギー
Sさんのときよりは母も僕も力を増していましたが、それでもこちらに流れて来る凄まじいマイナスのエネルギーに苦しみ嗚咽(おえつ)しました。
これはやばいな、そう思いました。
このとき僕はあるできごとを思い出しました、以前瞑想中に空からエネルギーが降って来たあの体験です。
僕は心の中でつぶやきました。
「トヨタさん 助けてください」
その次の瞬間、空間を超えて凄まじいエネルギーが降り注いで来ました、光り輝く大粒の粒子のようなエネルギーが差し込んで来たんです。
母:「急に楽になったけどアンタなにしたの?」
僕:「トヨタさんに助け求めた」
母:「ならキリストにも助けを頼もう」
普段僕が「神よ」と心で唱えれば波紋のようにエネルギーが広がります。
それはこの宇宙に満ちるエネルギーです。
トヨタさんに助けを求めたことで送られてきたエネルギーもおなじくこの宇宙に満ちるエネルギーには違いないのですが、そこにはトヨタさんの意識の介在があります。僕はキリストにも呼びかけてみるべきと思いました。
「私の名のもとに、ふたりの人間が心を合わせるなら、どんな願いでも聞き届けられる」
といったキリストの言葉を強く思い浮かべました。
そして光りはますます強くなっていったんです。
人は困ったときに「お釈迦様」「キリストさま」などと、過去の聖人の名前をあげて祈ったりもしますが、があれはあながち間違えでは無いと思います。
これは余談ですが僕も普段たまに突然理由もなくマイナスエネルギーを身に受けたりすることがあるのですが、どこかで私の力を知ってるだれかが助けを呼んでるのかな?などと思うことがあります(笑)
やがてすべての浄霊を終え、K子さんの能力を封じることが神の意志に添うことと確認の上で霊能力を封じました。
K子さんはこの次の日に倒れて、一時的な盲目になり病院に運ばれて入院しました。
力を貸していた悪い霊が居なくなり、自分が人に行った行為の喧嘩を、自分の身に返った己の呪いを受けたからです。
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