ヒーラーとは?癒やしのプロの意味と、あなたが目指す3つの道筋

ヒーラーとは、治療、回復、癒し、を行う人間の事を言いますが、スピリチュアルヒーリングと共に世の中に広まっていった背景から、日本ではエネルギー治療や掌療法など、霊的なエネルギーで人を癒やす人間を指して使われる事が多いです。つまり、ヒーラーとは、スピリチュアルなヒーリングを行う人です。
スピリチュアルヒーリングは、目に見えないさまざまな霊的なエネルギーを利用して人を癒やします。
ひとことでヒーラーと言っても、さまざまなタイプのヒーリング能力を持つ、さまざまなヒーラーがいます。
ヒーラーの中には強力な癒やしの力を持ち、奇跡的な回復をもたらす事ができる人も居ます。
【目次】
「ヒーラー」の定義:2つの世界と基本的な意味

ヒーラーとは、単なる技術者ではありません。その本質は、愛のエネルギーの純粋な通り道となる、生き方そのものにあります。この記事を通して、ヒーラーという存在への理解を深めるだけでなく、あなた様ご自身の内なる癒やしの力に気づくきっかけとなれば、これ以上の喜びはございません。
「ヒーラーとは何か」を探求する上で、まずこの言葉が持つ二面性を理解しておく必要があります。
スピリチュアルの世界と、ゲームの世界
現代において「ヒーラー」という言葉は、主に2つの異なる文脈で使われています。一つは、私たちが探求する**「スピリチュアルやウェルネスの世界で、心身を癒やす人」**。もう一つは、**「ビデオゲームの中で、仲間を回復させる役割のキャラクター」**です。もしあなたがゲームの情報を探している場合は、この記事が求める答えとは異なるかもしれません。ここでは、前者である「癒やしの専門家」としてのヒーラーについて、深く掘り下げていきます。
ヒーラーとセラピストの違い
ヒーラーと似た言葉に「セラピスト」があります。一般的に、心理療法士や理学療法士などを指す「セラピスト」は、特定の学問や技術に基づき、心理的・物理的なアプローチで心身の問題解決を目指す専門職です。一方、スピリチュアルな文脈での「ヒーラー」は、目に見えない霊的なエネルギーに働きかけることで、その人自身が持つ生命力や自己治癒能力を引き出すことに重きを置く、という特徴があります。
スピリチュアルヒーラーとは
スピリチュアルヒーラーとは、神・宇宙・高次・地球・自然・精霊・人間の気などの力を利用して、スピリチュアルなヒーリングエネルギーで人を癒やす事ができる人の事です。
天空の庭先ではスピリチュアルヒーリングの種類を「施術タイプ」「アチューメントタイプ」「エネルギーワークタイプ」「信仰タイプ」の4つに分けています。
- 施術タイプ
これは整体やマッサージ、リフレクソロジー、鍼灸師など、実際に手を触れたり、かざすなどして相手のエネルギーに干渉するようなタイプのヒーリング方法です。 - アチューメントタイプ
私の分類では、レイキやそれに類似するエネルギーワークなどがこのタイプになります。 - エネルギーワークタイプ
心霊治療や魔術的なワークがこのタイプに類します。 - 信仰タイプ
神や高次のエネルギーを、祈りや冥想によって引き出して癒やしを行うタイプです。
スピリチュアルヒーリングを奉仕的に無料で行っている人も居ますし、何かの資格や専門スキルと組み合わせて行っている人も居ます。
ヒーリングの種類も、ヒーラーの種類や個性も本当にさまざまです。

ヒーラーになりたい人へ。
私が天空の庭先をはじめてから今日まで、ヒーリングを憶えてヒーラーになりたいと言う方は連絡やコメントをくださった人は結構居て、私も今日までに色々と質問をいただくことも多かったです。
ヒーラーになるという意味の中には、いくつか異なる動機や道筋があると思います。例えば、自分自身や家族の為にヒーリングを身につけて役立てたいという動機と、ヒーリングのプロとなって生計を立てたいという動機では、ヒーラーになりたいという意味合も180度変わってくると思います。
このヒーリングのシリーズをここまで読み進めてきたのであれば、ヒーリングエネルギーを自分や家族の為に扱うのは簡単だと思います。
なぜならば、人間は誰しも、自己治癒能力をもつ生まれながらのヒーラーだからです。
さて、本題ですが、ヒーラーになりたいという方がまず最初に考えるべき事は、なぜヒーラーになりたいのか?という動機の部分です。
そして動機によって分かれる方向性は主に3つあると思っています。
ヒーラーになりたい動機は?
もし、ヒーラーになりたいという自分自身の動機がハッキリしない場合、自分の気持ちがどれぐらいのレベルなのか、下記のリストを見ながら考えてみてください。
- ヒーリングエネルギーを自分の健康や家族の為に役立てたい。
- ヒーリングエネルギーで、商業的なヒーラーとして生計を立てたい。
- ヒーリングエネルギーで困っている人を無償で癒やしたい。
もしヒーラーになりたいという動機が2や3であるのなら、ヒーリングをもっと実践的に詳しく知る必要があると思います。
よくある、4回アチュメーメントを受ければマスターになって人に教えられるみたいなヒーリングで商業的なプロや本当に困っている人達の助けになれるほど甘くは無いと言うことは先にお伝えしておきます。
3つの道筋
ヒーリングを自分の健康や家族の為に役立てたい。
セルフヒーリングや家族の為にヒーリングを行う事が目的であれば、とくに難しい事は何もありません。変な意識集中をしたり、変な呼吸をしたりしなければ概ね安全です。
ヒーリングはスキルを求めずに、愛に基づけばリスクは少なく、加えて言うと、自分や家族に行う場合は特に問題はありません。
リスクや危険性が増すのは、愛より技術を求めた場合や、他人にヒーリングを行う場合です。
こちらの記事を順に読んで頂ければ、ヒーリングに関する基本的な知識と、自分や家族に行う場合のやり方を学ぶことができます。

ヒーリングエネルギーで、商業的なヒーラーとしてプロになりたい。
私がよくお伝えしていることは、もしヒーラーになる目的がお金を儲ける事が目的であれば、他の仕事に就く方が簡単ですし、安全にお金を稼ぐことができます。
4回アチューメントを受ければマスターになって人に教えられるというビジネスモデルのヒーリングが色々な種類ありますが、簡単にマスターになれても仕事にしてお金を儲けるのはとても大変です。お小遣い程度でも大変です。
本質的な問題として、どのような技術や能力を持っていても、「集客」する事はとても大変なのです。(飲食店とか、どんな商売でも楽では無いです)
ですから、「自分にはヒーリングしか考えられない!」「ヒーリングだけを仕事にしたいんだ!」 みたいな、強い拘りや情熱が無い限りは仕事にする事はオススメはしません。
もし本気で商業的なヒーラーになりたいのであれば、他のスキルと組み合わせる事をオススメします。
鍼灸師やマッサージ師など、施術タイプのヒーラーです。 専門技術でプロとしてサービスを提供しながら、スピリチュアルなヒーリングで施術の効果を高めたり、サイドメニューとして行うのが良いでしょう。最近は占い系の人がヒーリングなどをしてるケースもよくみかけます。
ヒーリングエネルギーで困っている人を無償で癒やしたい。
奉仕でヒーリングを行いたいのであれば、商業的なヒーラーになるのとはまた異なる覚悟が必要かもしれません。
私はずっと無料でヒーリングをしてきましたが、自分の時間も、場合によっては自分のエネルギーさえも減りますから本当に「捧げている」といった感じです。
もし本当に奉仕としてヒーリングを行えたなら、私がそうでしたが、沢山の賜を受け取る事ができます。
ヒーリングエネルギーの本質は「愛」です。
もし奉仕でヒーリングを正しく行えたなら、それはつまり、「愛」を与える人生に他ならないからです。
自分や家族以外の人をヒーリングしたい
他人を癒やすためには、商売でれ、無料奉仕であれ、覚悟が必要だというお話をしましたが、それでも!ヒーラーとなって自分や家族以外の人もヒーリングしたいという人が居たらこれから私がお伝えする事を参考にしてください。
他人をヒーリングするときには、自分や家族をヒーリングする時より注意が必要です。
家族と他人では何が違うのでしょうか?
人の生命エネルギーは血液ほどの違いはありませんが、固有の波動を持っています。
自分自身や家族間でのヒーリングであれば、固有の波動も近い為トラブルは起きにくいです。
家族以外の人間をヒーリングする場合はいくつか注意するべき点があります。
スピリチュアルな分野ががブームになって、ヒーラーを名乗る人も増えました。
「宇宙のエネルギーを利用しているから安全で無限」という人も居ます。
私が見るに、世の中の多くのヒーラーが、外気を利用してヒーリングをしているつもりが実は内気の負担の方が大きかったり、それによってエネルギーの相性が合わなかったり、汚染を受けたりあたえたり、自分にも他人にも色々とトラブルを生み出してしまうケースがあります。
対人ヒーリングでそういったトラブルを起こさないために、もっとも大切な3つの事をここにも簡単に書いておきます。
すべてのヒーラーに贈る「3つの大切な約束」
どの道筋を選ぶにせよ、自分以外の誰かを癒やす「ヒーラー」として立つのであれば、必ず守るべき、3つの大切な約束があります。これは、相手を、そして何よりあなた自身を守るための、神聖なルールです。
- 愛によって行うこと
- 我(が)を持たないこと (心が清められていること)
- ヒーラー自身が、心身ともに健康であること
この3つをどれだけ満たせているかで、ヒーリングの効果や、あなた自身のエネルギー負担は大きく変わってきます。
約束1:愛によって行うこと
ヒーリングエネルギーの質と量は、愛の大きさに比例します。愛以外の動機(義務感、承認欲求など)は「我執」であり、エネルギーの純度を下げてしまいます。あなたの愛が大きければ大きいほど、そのエネルギーは強く、相手に素晴らしい影響を与えることができるのです。
約束2:心が清められていること(我執を持たないこと)
これは多くのヒーラーが陥りやすい、最も重要な落とし穴です。「私が相手を癒やしている」という思い(我執)は、エネルギーの源を、無限である神や宇宙から、有限であるあなた自身へと切り替えてしまいます。その結果、自身のエネルギーを消耗し、いずれ燃え尽きてしまうでしょう。真のヒーラーは、自身を「神の愛を届けるための、純粋なパイプ役」と心得ています。
約束3:ヒーラーが心身ともに健康であること
これは、ヒーラーとしての最低限のマナーです。エネルギーは、高いところから低いところへと流れる性質があります。不健康なヒーラーは、相手を癒やすどころか、かえってエネルギーを奪い、不調和な波動で汚染してしまうことさえあるのです。大きな愛を持ち、心の清められたヒーラーは、多くの場合、心身ともに健やかで輝いています。
ヒーラーという生き方の広がり
近年、ヒーリングやスピリチュアルなサービスへの関心は、世界的に高まっています。日本の調査会社である矢野経済研究所によれば、スピリチュアル関連の市場規模は、2023年度には約4.2兆円に達すると予測されています。これは、多くの人々が、物質的な豊かさだけでなく、「心の癒やし」や「魂の成長」を真剣に求めていることの表れと言えるでしょう。ヒーラーとは、この時代の要請に応える、重要な社会的役割を担う存在なのです。
スピリチュアル・ウェルネス市場に関する調査を実施(2023年) – 株式会社矢野経済研究所
まとめ
ヒーラーとは、治療、回復、癒し、を行う人間の事を言いますが、スピリチュアルヒーリングと共に世の中に広まっていった背景から、日本ではエネルギー治療や掌療法など、霊的なエネルギーで人を癒やす人間を指して使われる事が多いです。つまり、ヒーラーとは、スピリチュアルなヒーリングを行う人です。
スピリチュアルヒーラーとは、神・宇宙・高次・地球・自然・精霊・人間の気などの力を利用して、スピリチュアルなヒーリングエネルギーで人を癒やす事ができる人の事です。
天空の庭先ではスピリチュアルヒーリングの種類を「施術タイプ」「アチューメントタイプ」「エネルギーワークタイプ」「信仰タイプ」の4つに分けています。
ヒーラーになりたい人は、自分自身の動機をよく考えてみましょう。
そして、ヒーラーになるなら、大切な3つの約束事があります。
- 愛によって行うこと
- 我を持たない事 (心が清められている事)
- ヒーラーが、心身ともに健康であること
愛の大きさがヒーリングパワーの強さ、大きさでです。我を持つとエネルギーは自己負担となります。そうならない為に心の清めが大切です。
健康は愛と心のバロメーター 不健康なときは対人ヒーリングは控えましょう。
完全な愛、心、健康というのはなかなか難しいと思います。
ですからこれは絶対条件ではありませんが、これらをどれだけ追求する姿勢があるか?
どれだけ体現しているかをひとつの基準として考えると良いと思います♪
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ウリエル 様
こんにちは。
いつもありがとうございます。
ヒーリング特集、興味深く読ませていただいています。
色々なヒーラーさんを見てきましたが、やはりそれぞれ独特なものを
おもちです。
が、やはり料金がお高く感じられます。
親切価格の方もいれば、ボランティアの方もいましたし
別の施術と組み合わせて、かなりお高く取る方もいらっしゃいました。
それでも、法外な金額を提示しない方を選んでいます。
スピリチュアルな関係には、結構なお値段をお払いしていることに
後から気づく今日この頃です 笑
効果も後からじわじわくるので、気づくと回復している事もしばしばです。
確かに、私には効果的なものであると感じます。
商業ヒーラーさんなので、効果がないでは済まないですものね。
私は、どちらかと言うとヒーリングをされても、エネルギーを感じない方です。
一つ質問なのですが、
商業ヒーラーさんではなく、依頼されてしてくださるほぼボランティアさんがいたのですが、
心根はとても良く穏やかで愛ある方なのですが
実生活に気を配る方でなく、嗜好品も特に気をつけているわけでなく、タバコやコーヒーを摂取します。
このような方のヒーリングエネルギーは、やはり汚染されているのでしょうか。
その辺りが気になっていました。
とてもエネルギーの高い方のようでした。
が、清めには遠いような感じもします。
なので私自身は、特別にお願いしたことはありません。
私が施術を受けるときには、できるだけ、鍛錬し身体の知識のある方を選んでいます。
どちらかと言うと、施術タイプの方が多いです。
見えない領域のことですので、余計に気を使います。
面白いことに、受け続けていると何も感じなくなるので、
そのころを見計らい施術を中断します。
確かに、リピーターにしたいと言うのは、何と無く感じる時はありました。
あまり収入にはならない、分野なのでしょうね。
プラスαがないと…。
それでも真面目にコツコツされている方もいらっしゃるので
そのような方を応援したくなります。
ウリエルさんがよく書いている通り、なんとかそのような清く愛ある方が
潤うような事になると良いですね。