ヒーリングの種類

ヒーリングとは癒やしを意味する言葉で、音楽や香り、リラクゼーションあらゆる癒やしに関係するものはヒーリング言えます。
ですが、スピリチュアルな分野では、霊的なエネルギーによって癒す行為をさして使われている事が多い言葉です。
気功やレイキなど、人間やこの世界の目には見えないエネルギーを使って癒しを行います。
ひとことでヒーリング(エネルギー治療)と言っても、そのやり方や種類はさまざまに存在します。
ここでは、ヒーリング(エネルギー治療)の種類についてお話ししたいと思います。

 

スピリチュアルなヒーリング(エネルギー治療)とは

スピリチュアルなヒーリングってなんでしょう？エネルギー治療を意味する事が多いです。
体験談に出てくるトヨタさんが人々をエネルギー治療で癒していた行為も無料のヒーリングという事になると思います。
ヒーリングを行う人をヒーラーと呼んだりします。
ここでは専門的なことはとりあえず置いておき、ヒーリング（エネルギー治療）について概要を書いてみようと思います。

ヒーリングはどうやってやるの？

方法はさまざまですが、その本質は違いなく、簡単に言うと相手の霊的なエネルギーに干渉して、自然治癒能力を高めたり、病の元となっているエネルギーの問題を改善させる事です。
もうちょっと簡単に言うと、人間の身体をコップに例えると、健康な人間には綺麗な水が入っていて、不健康な人間には汚れた水が入っています。
自分や自然界に存在する水を相手のコップに注いであげるような感じです。
時にはコップ自体の汚れを取り除いてあげる事が必要な場合もありますし、コップにいらぬものが乗っかっていて、蓋になっている場合もあります。
その場合は、障害を取り除いてあげる必要があるかもしれません。

ヒーリングは代替療法としても活用されあらゆる病に有効ですが、重い病を回復させるにはそれだけ大きなエネルギーが必要になります。扱えるエネルギーの量はヒーリングを行う人の力や資質によります。
ヒーリングの方法や力のレベルには段階があります。
それを行う人がそれぞれの段階に合わせたやり方をするのが望ましいです。
この段階や、それに応じたやり方はこの先に詳しく説明していきます♪

ヒーリングエネルギーの種類

神・宇宙・高次・地球・自然・精霊・大天使・女神・人間の気など、さまざまなエネルギーが利用されている風ですが…(笑)
そう、これらは今の日本のスピリチュアルでは本当に雰囲気だけです。
ヒーリングや施術に独自性を持たせたり、ブランディングを行うために、大天使なんちゃらのヒーリングとか、さまざまな商品やサービス名がありますが、私に言わせればそう、雰囲気です。

ヒーリングに使われるエネルギーも、主に4つに大別することができます。
4つ、この天空の庭先ではよく聞く数字ですね♪　オーラの時も層でしたが、エネルギーの性質は私たちの物質世界に重なるように存在する霊的世界を合わせた、四階層世界に基づき説明することができます。

神界のエネルギー

神や人間の魂など、この世界を作り出した根源的なエネルギーです。
私たち人間の言葉で言う｢愛｣のエネルギーです。
それは、｢無私の愛｣｢博愛｣｢利他的な愛｣であり、純粋な｢愛｣です。
私たち人間に関わるエネルギーで、最も高いレベルのエネルギーです。

霊界のエネルギー

霊的なエネルギーです。
私たちの人間で言えば、霊体に属するエネルギーです。
ちなみに、動物や植物、もっと言えばこの地球にも霊体が存在します。
｢自然｣｢木｣｢水｣｢大地｣｢精霊｣など、地球に属するエネルギーは、神以外のエネルギーの中では最も大きな源の一つです。
純粋な｢天使｣や高次の存在もこの階層に属します。
守護霊やハイヤーセルフなど、高次の影響力はこの世界から発露します。
ちなみに私の母の胸に入り込んだ金色の玉もこのレベルの住人でしたから、扱うエネルギーも主に霊的なエネルギーでした。
ただし、知的な存在は独自にも信仰を持つため、例えば神のエネルギーが、天使を介して人に届くなど、仲介者の役割も果たしてくれます。

幽界(アストラル界)のエネルギー

人間の感情や想念に対応する世界です。想念界とも呼ばれています。
私たち人間が住む物質界にもっとも近い階層の世界であるため、他の世界よりも影響しやすいです。
この世界には、神や仏のまがいもの、天使のまがいもの、人間のあたまが想像できるあらゆるものがエネルギー的に形成されるため、十分に心を清められない、愛を持っていない霊能者やヒーラーは、主にこのレベルにアクセスしてまがいもののエネルギーを取り扱ってます。
純粋な感情や想念で作られたものは、純粋なエネルギーを持っています。
例えば、人間の純粋な心がこの領域に作り出した天使的な存在は、霊界や神界などのより高次な世界のエネルギーの仲介者となったり、良いエネルギーを鏡のように反射します。

物質界のエネルギー

電気でも熱でも音でも、私たちが知っているあらゆるエネルギーが該当しますが、スピリチュアルなエネルギーで言えば、｢気｣とか｢生命エネルギー｣が該当します。
人から元気をもらったり、音楽から元気をもらったり、自然から元気をもらったり、温泉で暖まったり、同じ物質界のエネルギーなので簡単に受け渡しができます。
ただし、これらは物質世界のエネルギーなので、霊的なエネルギーの不足を満たせる物ではありません。

人間が扱えるエネルギーについて

神界、霊界、幽界(アストラル界)、物質界、これらのエネルギーは誰でも扱うことができますが、どこまで意識的に扱えるかは、｢扱う方法｣ではなく、｢個人の資質｣に依存します。
例えばレイキやヒーリングで言うと自分のエネルギーを相手に分け与えてしまっている人もいます。施術後に疲れちゃう人は自分のエネルギーを渡しています。
相手からマイナスのエネルギーを貰っちゃう事が多い人は、アストラルレベルへのフォーカスが強いかもしれません。
もし、霊界など高次の世界からエネルギーを引き出すことが巧くできていたなら、相手をヒーリングした後に、自分も回復しているはずです。
内気(自分の内側のエネルギー)と外気(自分の外側のエネルギー)を説明した記事があるので参考にしてみてください。
体内エネルギーと体外エネルギー – スピリチュアルとは 第6話

本当に強い信仰心、清められた心、愛を持っていたなら、神から直接エネルギーを受け取る事ができるでしょう。

ヒーリングの種類

スピリチュアル系のヒーリングに実際にどのようなものがあるかざっと書いてみようかと思いましたがあまりに多いのでいくつかのタイプに分けました。
このさき説明するにあたって前知識として頭の片隅に入れておいてください♪

施術師タイプ

これは整体やマッサージ、リフレクソロジー、鍼灸師など、実際に手を触れたり、かざすなどして相手のエネルギーに干渉するよなタイプのヒーリング方法です。
実施的な資格によってプロとして独立している方も多く、スピリチュアルと関係なく仕事にしている人の方が多いように思います。
気功などを併用している事も多いですし、掌療法のようなものもあるので、一応分類として書いてみました。
実際に相手とふれあう事が多い為、このタイプは内気の消耗が激しく、生命エネルギーを使っている事が多く、生命エネルギーの消耗が激しいです。
1日に何人も施術すると消耗も激しく場合によっては施術師自身が身体をこわしてしまう事もあります。
セルフケアがとても重要なタイプであると言えます。

この問題に対する施術師自身の取り組みとしては主に３種類です
１入れ込まない(エネルギーのコントロール)

これは施術師が、必要以上にエネルギーが流れないように自分自身で管理コントロールする方法です。
たとえば、施術を受けた後に、あまり効果を感じなかったなぁ　なんて場合はこのケースかもしれません。
２セルフケア

食事のバランス、十分な睡眠、リラクゼーション、あらゆる手段を尽くして消耗した内気を回復させて自己とエネルギーの管理をしています。
３外気の取り込み

これもセルフケアと言えますが、瞑想などによって積極的に外気を取り入れることで、内気の自己負担を最終的には外気によって補う方法です。
プロ意識のある方は、２と３の方法を少なからず行っています。

アチューメントタイプ

私の分類では、レイキやそれに類似するエネルギーワークなどがこのタイプになります。
このタイプの特徴は、何段階か存在するアチューメント（伝授）を受ければ「誰でも簡単」「無害安心安全」にヒーリングができるというようなものです。施術を併用して行ったりさまざまなタイプ、流派、アレンジが存在します。マルチ商法的なものも多く、プロの専門技術と比べると習得までも簡単で安価なのでとても普及しています。
このタイプは、説明だけ聞いていると、基本的には全て宇宙のエネルギーなどの外気でヒーリングを行っているという前提です。
しかし、霊的に洞察してみると実情は少し違っています。

仕組みは魔術と似ていて、源となるマスターと集合意識を作るためのシンボルを利用している為、外気と内気が混合している集合エネルギーを源としています。
レイキやそれに類するアチューメントタイプのヒーリングは、私に言わせるとシンボルと契約の概念を利用した魔術的な仕組みを持っています。
その人間のレベルにもよりますが、このタイプのヒーラーの多くは宇宙のエネルギー（外気）でヒーリングを行っているつもりで、実は内気で自己負担をしているという事が多いです。
数回のアチューメントで誕生する未熟なマスター達の多くはこのことに気づかない場合も多いです。

これはアチューメントタイプにかかわらず、ヒーリングによるエネルギートラブルの原因となっています。
エネルギーをどのレベルから引き出せるか？　内気の負担をどれだけ少なくできるかはヒーラーの能力にかかっています。

エネルギーワークタイプ

このタイプはとても幅広く、アチューメントタイプに似たものや、個人が独自に編み出したようなものなどさまざまです。これは心霊治療、心霊手術といった要素が強く、このタイプで成果を上げている多くのヒーラーは、実際に霊視能力を持ち、オーラや人間のエネルギーラインを熟知しています。プロの心霊治療家をまねて単なるイメージワークを行う妄想家や幻想家も多いので注意が必要です。
主に幽界(アストラル界)レベルのエネルギーを動かしたり、幽界(アストラル界)のエネルギーを軸に高次世界のエネルギーを引き出すためにこの領域やスキルに囚われやすい傾向があります。
私が時折行っている魔術的な処置は、エネルギーワークタイプの施術になります。相手の頭の上に霊薬をのっけたり、健康なイメージを相手の投射するなどです。

基本的には外気を使ってヒーリングを行っています。
本当に能力をもっている人が行う場合、主にアストラルとエーテルエネルギーに霊的な力で直接に干渉して治療を行います。
例えばエネルギーラインの破損部分をつなぎ合わせたり、詰まりの浄化を行うなどです。
霊体を直に治療し、エネルギーを補充するというやり方をします。

何度も書きますが、こういった事ができると言う人の中には、妄想家、幻想家も多いのでくれぐれも惑わされないように。

信仰タイプ

もう一つは、神や高次のエネルギー、精霊や自然の力を純粋や祈りや信仰によって引き出して行うタイプです。他のタイプとも併用される事もありますが、基本的にこのタイプはワークやスキル自体には依存していないため、その成果は行う人の霊性の高さや信仰の深さによって変わります。
基本的には、神からのエネルギーを源にヒーリングを行います。つまり外気を利用しています。
このタイプもアチューメントタイプと同じで、神や高次の存在の力に頼り、ヒーリングを行っているつもりでも、実は内気を自己負担しているといったケースもあります。
基本的にはスキルに依存していないため、力のないひとは効果が薄く、力のある人は強い効果を示すので分かりやすいと思います。
どのタイプにおいても、ヒーリングエネルギーにどれだけ外気を活用できるかが自己負担の軽減や、癒しの力の大きさに大きく関わっています。
最も安全で、最も高い源とつながれるため、宗派の属さずとも、自分で信仰を持ったり、心を清めて愛を持って生きていれば、神の無限の本質と繋がることができます。

※上記4つのタイプは実際はもっと細かく分類する事もできき、組み合わせによってさまざまあります。
ここではその他のタイプの説明は割愛しています。

ヒーリングの種類　まとめ

エネルギーにはさまざまな種類があるように言われていますが、大別すると4階層世界に準じたそれぞれのエネルギーに分ける事ができます。
より高い源に繋がるためには、｢方法｣ではなく、｢個人の資質｣によるところが大きいです。
つまり、深い信仰心や、清められた心、愛をもっていれば、エネルギーの経路は浄化され、より高いレベルのエネルギーと繋がることができます。
神と直接つながる事ができるようになるのです。

スピリチュアルなヒーリングの種類は、4つのタイプに分類できます。
それぞれの対応で、扱っているエネルギーの種類が異なったり、得手不得手があります

ヒーリングを行う人の中には、未熟なままにヒーリングを行っていたり、妄想や幻想と混同していたり、中には独自性の強いでたらめな方法で、治すどころかかえってひどい状況を作り出してしまう人も多いです。

マッサージなどの施術を生業にしている人が、深い信仰心を持っていたり、清められた心や愛を持っていたなら、その手には神のエネルギーが宿ることでしょう。
つまり、重要なのは方法や種類では無く、その人の霊徳であるということです。

ヒーリングパワーの源は突き詰めれば、神、つまりは愛そのものです。
いかなる方法によってヒーリングが行われた場合でも、高いレベルのヒーリングエネルギーを扱う能力やスキルを持つ人は、愛や霊徳に優れていたり、純粋な心を持っています。

心を清めて愛を持って生きれば、いずれ最高のヒーリングエネルギーを扱うことができるのです。