蝶はスピリチュアルなメッセンジャー? 

死の世界と黒い蝶

スピリチュアルな分野でよく話に上る生き物で蝶の話があります。
中でも「黒い蝶」は、「霊魂の化身」とか、「あの世からのメッセンジャー」などと言われたりもしています。
神社や仏閣で「黒い蝶」を見た、臨死体験で「黒い蝶」を目撃した、夢に「黒い蝶」が現れたなど、話題もさまざまです。
実際に生きた黒い蝶の話である場合もありますし、夢や幻など、なにかの象徴として現れたという話もあります。
それを吉兆であるという人も居れば、死を運ぶ不吉の前触れ、という人も居ます。
果たして、「黒い蝶」はスピリチュアル的に、どのような意味合いを持つ存在なのでしょうね?
実は私もよく見ます。「黒い蝶」のようなものを…(笑)
黒い蝶のようなもの…というのがミソですね。 多分、黒い蝶と思われているもの、なぜ死と紐付けられるのか?
私には心当たりがあるので、「黒い蝶」のお話をしてみたいと思います。


 

黒い蝶のスピリチュアル的なお話

ヨーロッパでは、蝶は死者の魂の化身であり、死後に親しい人の元に黒い蝶が現れるというような伝承があります。
キリスト教では復活の象徴とされていますし、ギリシャでも蝶は魂の化身であり、不死の象徴とも言われています。
世界各地で何故か蝶は人の生死や霊魂と結びつけられています。
実は日本の各地にも、蝶には仏(死者の霊や魂)が乗っている、とか夜に見る黒い蝶は神の使いといった伝承があります。
蝶を死霊の化身とみなす民間伝承も多数あり、黒い蝶の群れが人にまとわりつき崖や川に落とすとか、白い蝶を見ると家に死人が出るなど蝶にまつわる不思議な話はたくさんあります。

黒い蝶がよく見られるとされる場所と条件

よく見られるとされる場所は、神社や仏閣、墓場、葬儀の会場などです。山の中や川や池などの水場、自然の中も多いみたいです。
いずれも魂や霊、人間の死に関わるような場所ばかりです。
そしてよく言われる条件は、お盆の時期、夜、黄昏時などです。
実際の生きた黒い蝶として認識されている場合もありますし、しばらく見えて、そのうち消えてしまう、幻のようなものとして目撃された話もあります。
日本も含め、世界各地にある蝶にまつわる伝承などもあいまって、現代的なスピリチュアルにおいても「蝶は死者の魂の化身」とか、「蝶はあの世からのメッセンジャー」みたいに言われるようになったのかもしれませんね。

さて、私が「黒い蝶」…のようなものを見るのもここに書いた条件に概ね該当します。
加えて言うと、寝起き、瞑想状態の時、夢、体外離脱時にもよく見ます。
さて、一体何なのでしょう、黒い蝶とは?


夢占いや診断における黒い蝶の意味

一般的な夢占いや夢診断で言われるのは、人生の転換期であったり、変化の象徴などです。
蝶が羽化すれば、能力向上やステップアップであり、蝶が近づいてくれば幸運が訪れる、などです。
ですが、黒い蝶の群れに襲われた、なんて悪夢の話もよく聞きます。
睡眠時にアストラル界や、メンタル界などの高次世界で体験することは、私たちが睡眠から目を覚ますときに情報が断片化されたり化けてしまいます。
それでも、元々の意味が解る場合も多くあります。スピリチュアル的に言えば、夢に現れるすべての要素に意味があります。
例えば海や水の底は潜在意識や深層意識を表したり、高い空は高次の世界を表すなどです。
黒い蝶の示す夢占い的な暗示は「死後のアストラル体」です。 おそらく気づいている人は少ないのではないでしょうかね?

黒い蝶は人間のアストラル体に由来する

黒い蝶の群れが人間にたかって崖に引き落とすという伝承の話がありましたが、私は同じような体験を幽体離脱時のアストラル界で何度かしています。
ただ、それは私が冒頭から言っているように、「黒い蝶」みたいなもの…その群れです。
またいずれ特集を組む形で詳しい話はしますが、実は人間が死後に最初に訪れる領域であるアストラル界でまるで蝶の脱皮のような事が死後の人間に起きます。

アストラル界で死後間もない人に出会うと多くの場合、その人が生前に持っていた、隣人へのさまざまな想いを死後も変わらず持っています。
その想いのエネルギーはその人の霊体に黒い衣のようにまとわりつき、彼の霊体を重くしています。
実は、この黒い衣があるうちは、彼らは帰るところに帰れない、つまり成仏できないのです。
死後の多くの人間がそうです。恨みや憎しみである場合もありますし、未練である場合もあります。
いずれにしても、生前の想いや我執を脱ぎ捨てない限りは返るところに返れないのです。

このまとわりついているとか、まとっている黒い衣をどのように脱ぎ捨てるかは人それぞれの状態によるのですが、想いが否定的なもので、それが大きいほど脱ぎ捨てるのが困難で、想いが肯定的で大きさも小さければ簡単に剥がれてゆきます。

この黒い衣の正体は、形成されたアストラル体やそれがまとう想念エネルギーです。
生前、生後に関わらず、私はこれを「想念体」と呼ぶことがあります。
古い魔術の概念では「死後の影」などとも呼ばれています。


不死や復活の象徴としての蝶

つまり、人の死後に起きる幽界(アストラル界)で起きる人間の霊体の変容を知る者にとっては、人間が死後に、まるで脱皮するかのように黒い衣のようなものを脱ぎ捨てることを知っていたでしょうし、それは実際に、魂が霊界へと旅立つ際に起きる現象なので、人間の生まれ変わりや不死を象徴するものと受け止めたでしょう。
ですから、過去の本物の霊能力者や魔術師、霊視者の多くはこの事を知っていました。

霊魂の化身、あの世の使いとしての黒い蝶

さて、死後の人間の魂が成仏した後に、幽界(アストラル界)に、生前にまとっていた黒い衣の一部が残る事があります。
まるで人間の姿のようにまるっと残ることもありますし、本当に衣のようにべろんと残ることもあります。(だふっとしてて蝶っぽいです)
いくつにも砕けたエネルギーの一部がまるで小さな生き物のようにわらわらと残ることもあります。
エネルギーが細かくわかれるケースは、黒い小さな虫、黒いネズミ、黒い蝶、黒いコウモリ、黒い蛇、そんな雰囲気に見えます。
アストラル界なのでみんな飛びますし、否定的なエネルギーは群れなすことも多いです。

この天空の庭先に何度か書いてきましたが、「想念体」とは、人間が生き霊を生む仕組みに等しく、想念体にはその大きさと密度により、生み出した人間の感情や人格のようなものが宿ります。


「死後」に分離される霊体から別れでるもの。幽界(アストラル界)に取り残される黒い影、霊ではありませんが限りなく霊に近しい存在です。霊的な素材でできた実体で、知性や感情を持っていますしね。
大きさは熊のようなものから虫ぐらいのものまでさまざまです。
知性があるという事は、伝える力を持ちます。

私としては、蝶が人間の死や死後の霊魂などと結びつけ考えられるのはとても自然な事かな? って思っています。
黒い蝶(のようなものと)と関わるのが「吉兆」か「不幸」かと言われたら、私の心象だと多くの場合は否定的なエネルギーであるように思うのであまり良いものとは思いません。
ですが、生前の感情や知性を引き継ぐので、黒い影がなにかしらで生きてる人間の前に現れる時は、相手にどのような感情を持っているかでどのような影響を受けるかが変わると思います。

この話は、私の体験からの推測が大きいので、話半分ぐらいで聞いておいてください♪

実は幽界(アストラル界)には、まだまだ不思議で面白いものがたくさんあります。
しかしそこに好奇心で囚われてしまうと足踏みなので、やはり心を清めて愛を持って生き、あるがままの事象を受け入れて進んでいくのが良いと思います♪

 

心を清めて愛を持って生きる
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天空の庭先 管理人の☆ウリエル☆です♪瞑想歴30年、オーラ見える歴28年、ヒーリング歴29年、浄霊歴26年、オーラ視、浄霊、ヒーリング、などなど、いわゆる霊能力と呼ばれる力を持っていて、占星術など占いの分野やオカルトなど、スピリチュアルな分野に精通しています。 これまでの人生でのスピリチュアル体験から得たことを記事にしています♪ 関わる人全てに豊かになって欲しい。それが私の願いです。 <strong>霊能力が身についたキッカケ</strong> 霊能力と呼ばれる力を手に入れるキッカケは、21歳の時に霊的な師と出会い、ヒーリングを受けた事でした。 私をヒーリングしてくれたその方は、世界を旅しながら無料で奉仕やヒーリングをして生きている方で、日々何十人、何百人と癒していました。その方との出会いをキッカケに、私自身にもヒーリング能力が身についたり、オーラが見えはじめたり、体外離脱を体験したり、成仏出来ない霊を救う能力が発現したり、様々な霊的な体験をしました。それら体験は、この天空の庭先にまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/experience/">体験談</a> <strong>天空の庭先オープン</strong> 2004年に楽天ブログで天空の庭先がスタートしました。 本業はデザイナーで、ふつうに社会で働きながら、平日の夜や週末の休みを利用して、霊的な疑問や相談にお答えする活動をしてきました。 今日までの天空の庭先の歩みはアーカイブのページにまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/archive/">ブログアーカイブ</a> 「☆ウリエル☆」というハンドルネームは、宇宙の運行や浄化を司る天使の名前を借りました。横の2つの☆は当時の楽天ブログでウリエルというハンドルネームがすでに取得されていたために、仕方なく横にくっつけたのですが、この☆のおかげで姓名判断や数秘術でとてもよいハンドルネームになりました♪ 「天空の庭さき」というブログとサイトのタイトルは、天の国のかたすみ、みたいなニュアンスで命名されました。 私は本当の「天国」や「楽園」は、それを求める人の心の中にあるものだと思います。ここを訪れる人たちが豊かで美しい人生を歩むヒントをみつけてくれたらそれは私にとって幸いです。  

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  1. tafu

    蝶の意味は国や文化によって、輪廻転生、死者の魂、虫の知らせと色々ありますが、「悟り」という意味を含んでいるそうです

    私は瞑想でクンダリニーを経験しましたが、背骨に超高温のエネルギーが登ると同時に、「青く輝く蝶」のビジョンを観えて、
    「虫の知らせってあるよね。そんなの当たり前じゃん。だって、宇宙は一つなんだから」
    と語りかけてきました(ちなみに、それまではスピリチュアルは半信半疑でした)
    後で瞑想の先生に聞いたら、地を這う芋虫から空を舞う蝶への変貌から、悟りの象徴として捉える人もいるそうです

    • ☆ウリエル☆☆ウリエル☆

      tafuさんこんにちわ♪
      蝶は「悟り」でもあるのですね。
      解脱してこの物質世界から開放されたら、もはや地の生き物ではなくなりますし。
      青い蝶、さぞかし美しかったのでしょうね♪
      いつもありがとうございます♪

  2. みるぽん

    はじめまして。
    数日前に、この記事を読んで
    そうなんだと思っていたら、
    今 部屋の中で黒い蝶を見つけました。
    洗濯物について入ったのかもしれませんが。
    ホンモノだったので、捕まえて逃がしました。
    結構寒いのに蝶がいてビックリです。
    ちょっとびっくりでコメントさせてもらいました。

    • ☆ウリエル☆☆ウリエル☆

      みるぽんさんこんにち♪

      黒い蝶自体、そこそこ珍しいですから、たしかにびっくりしますね♪
      何かのメッセージかもしれませんよ(笑)