父の死の話 – スピリチュアル体験 第21話
父の死
僕の父の死関してはさまざまな様ざまな霊的な事柄が幾つも重なったできごとでした。とても貴重な経験だったので細かく書いてみたいと思います。
癌の手術から3年が過ぎたころ、父は健康を取り戻した体で再び浴びるように酒を飲んだり、そのことで周りに迷惑をかけるようになっていました。
この時期自分はとても悩んだ時期でした。
もし死の危機にある人を自分が助け、その助けられた人が悪を行ったり人を殺しでもしたら自分がその人を助けた意味はどこにあるのだろう?
そのような事柄でした。
このような事柄に結論を出せなかった僕は、この時期自分は他人をヒーリングをする
ことを一切やめていました、無論、父にも。
これら父とのことで、100%善意によって生み出された力でも悪に利用されることがあるということを自分は知りました。
父も僕が線を引いたように感じたのでしょう。
そのころから体のことで俺や母を頼ることが無くなりました。
僕はこのことによって父の寿命がもう長くないという予感を感じました。
母は母で悩んでいました。
僕は線を引きましたが母にはそれができなかったからです。
27年間連れ添って、癌の治療後わずかな時間でしたがそのときの父は本当に穏やかな人間でしたし、きっと希望が捨てられなかったのでしょうね。
もし僕が感じていたのと同様に、同様父の寿命が長くないと母が感じていたとしたらなおさらでしょう。
父はまた借金を始めたり、酔って母に暴力を振るったり、自分や母に包丁を向けるなど、行いは悪くなる一方でした。
酒への依存度も増すばかりで父の暴力によって母が血だらけになって自分の部屋を訪れたこともありました。
母はその時期一つの夢を見ました。
夢の中で父と会い、母が祈りの言葉を唱えるとそれを父が復唱してそれを唱えようとする。
その瞬間父が ぎやーーーーーー!!! 焼けるーーーー!!!
と悲鳴を上げ、体中に蛇ようなまだら模様が浮かぶという
とても不気味な夢です。
その反応はまさしく母が父に取り憑いていた悪魔を消し去ったときの叫びを思い起こさせるものでした。
今の時代はかつて神と呼ばれた者も悪魔と呼ばれた者も人間として生まれ変わってくる時代です。
アトランティスの時代。
光りの勢力(神の掟の子)と闇の勢力(ベリアルの子)二つの相反する信念を持つ勢力が争ったということがありました。
このころの自分はとても混乱してました、故に父に対して一つの疑念を抱いたのです。
父の魂のルーツが悪にあるのではないのかと。
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