遠隔ヒーリング 癒しのエネルギーが空間を超える体験をした – スピリチュアル体験 第18話
遠隔ヒーリングは空間と距離を超える
遠隔ヒーリングなんて言葉があります。
遠く距離の離れた人間にエネルギーを送ってヒーリング(エネルギー治療)をする事をそう呼びます。たまに気功師なんかが、動物を座らせたり、遠くにいる人間にエネルギーを送ったりしてますが、まさにそれです。まるで超常現象のような凄そうな能力にも見えますが、実は人間にはもともと備わっている力ですし、もっと言えば、元もと人間の感情や意識のエネルギーが働く領域では空間や距離の制限はほとんどないのです。
この体験談は、僕と母が初めて遠隔で人をヒーリングしたと自覚したできごとです。
思うところに意識と心はある
母と僕で兄と祖母についてた霊のことを話してたことがありました。
あの一件から兄は不整脈がおさまったので体はだいぶ良いみたいでした。
ただ祖母の方はもう年なので純粋に体には故障箇所が出始めていて、それに関して祖母の面倒をみる兄に負担がかかってるようでした。
そんなことを話していた時のできごと。
なんか力が抜けて体がけだるくなってしまいました。
僕:「なんかだるくない?」
母:「だるい」
僕:「兄が楽できるようにちょいエネルギーでも送ってみよっか」
遠隔ヒーリングなどやったこともなく、できると思ってこのようなことを言った訳ではないのです。でもこのころの感覚としては願えば叶う、みたいに思ってたので口をついた言葉です。
母:「んじゃ瞑想しようか」
相変わらずですが、このころは何でも瞑想で解決するクセがついてました(笑)
母と自分で兄と祖母の健康を神に祈った時です、自分は祖母と兄の住んでる家のことを自然と頭に浮かべてました。
それからしばらく後、吐き気がしました。遠く離れた場所にいる兄の事を身近に感じていました。次第に強くなり、頭に浮かんだイメージがまるで一瞬実体化したかのような錯覚を得ました、意識が流れるように空間を飛び越えたのを感じました。
これは当時の感じ方であり確証はありませんがエネルギーが祖母と兄を包み、ヒーリングが成功したと思えました。
ただ祖母にも兄にも確認した訳ではないのでその日その時間になにかを感じたかは分かりませんが。
この頃から、家族であれば念じるだけで、家族でなくとも生年月日と名前があれば、相手の持ってる気と相手の身の回りの環境のエネルギーを感じとれるようになりました。
思えば母と二人で最初に意識を向け、体がだるくなってきてた時、すでにエネルギーの交流は始まっていたのでしょうね。
兄は霊障で不整脈を煩ってましたが、以前の浄霊とこの経験の後に数回行った遠隔ヒーリングで健康な状態になることができました♪
2009年3月 追記
この体験をした頃は、時間や空間を一般常識的に捉えていたため、エネルギーが距離を超えることがとても凄いこと、特別なことのように錯覚していました。
今の感覚としては、エネルギーが空間や距離を超えることは私の中では体験に基づく常識となっています。
遠隔ヒーリングのようにエネルギーを遠く離れた人に送る場合、まず信じることと、そして気付くことができれば、これは特別な力などではなく、誰にでも普通にできることです。
ただ、このエネルギーが空間と時間を超えると言うことに関して、これを体験して自分の常識としてしまうと、テレパシーや、遠隔ヒーリングのような、初歩的な霊能力をあつかうことができるようになる反面、それまで受けることの無かった自分と離れた所にいる人間が向けてくる意志やエネルギーをより強く受け取り始めるきっかけになりえます。その中には否定心や呪いのようなものも含まれています。
レイキやそれに類似したエネルギーワークが霊媒体質をつくりやすい理由がここにあります。
例えば平和を祈ることより人を批判する事に熱心な人がこの種の力を身につけた場合、パワフルになるどころか、自分にも気付かないうちに呪い呪われてしまうことでしょう。
ですから私は、瞑想やエネルギーワークの初心者には基本的に遠隔ヒーリングのようなことを興味で行うことはお勧めしていません。
否定的なエネルギーを寄せ付けないほどの「純粋で強いエネルギー」や「浄化された心」でない限り、いたずらにエネルギーを扱うことは、わるいものを引き寄せるリスクがともなうことを知っていてください。
遠隔ヒーリングや、テレパシーのような力を安全に行うためには心の浄化と愛は必要不可欠です。
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