龍神と龍神信仰をスピリチュアル的に説明すると
龍神とは? 世界各地の神話で水を司る神、海を司る神として崇められ祭られています。
龍は蛇のような長い胴体に鱗があるものや、巨大なトカゲのような姿で翼をもっている怪物そして知られていますが、龍の本質はこの世界を動かすエネルギーです。
それは気象や海流、川やマグマですし、霊的なエネルギーもそうです。
竜神とはそれら自然のエネルギーを神格化したもの、あるいは自然の強大なエネルギーを引き出したり利用することが出来た存在たちです。
そして龍神信仰は世界各地でさまざまな背景から誕生しました。
【目次】
龍神の力とは?
結論から言うと、龍や蛇というのは地上に落ちた一筋の光の象徴です。
この物質世界に流出し物質として結晶化したエネルギーもそうですし、神のような強大な力がこの地上に降下したのもそうです。
龍はもともと、強力な力をもつ霊的なエネルギーの流れとして象徴されるものです。
そしてこの地上において、古来より水は人間に命を与える霊的なものを表し、川は龍の化身とされてきました。
私たちに人間の身体に神経や血液が行き渡りそれがエネルギーの通り道であるように、この地球にも水やマグマの流れがありこの星の活動を支えています。
この地上に張り巡らされたエネルギーの流れは、それは龍脈(流脈)という言葉でも知られています。
世界中の神話を紐とけば、おおよそ世界の創造さえも龍や蛇によって成っています。
龍の力についてはこちらの記事に詳しく書きましたので参考にしてみてください。
そして龍の力は物質化の源となる法則に従うエネルギーです。
龍神信仰
大自然の目に見えない形ない力、大自然の強大な力は常に畏れ敬われてきました。
そしてそれら霊的なエネルギーの繋がる手段に気づき利用してきた人たちもいました。
古の時代、人間は自分たちの想念で神さえもつくりだしてきました。
龍神信仰にはおもに3つのルーツがあります。
- 創造神のもつ力のある一面を切り出して信仰している
- 土着的な神として信仰をあつめた結果、巨大な想念体としての神が生まれ、信仰され続けている
- 実際に龍神と呼ばれ認識された個体への信仰がいまもって続いている
なんか言葉だけだと分かりにくいですが…(笑)
1.創造神のもつ力のある一面を切り出して信仰している
1番わかりやすく代表的なケースはヒンドゥー教の三虫主神の一人、シヴァ神です。
そもそもはブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの3神で三位一体なのですが、シヴァ神は創造、維持、再生といった領域を司る神として個別でも信仰を集めています。
そしてシヴァ神は首に大蛇を巻いていていることで蛇(龍)の属性が象徴されています。
もっと言えば、神話をや伝承を紐解くと、シヴァ神はそもそもルシファーと同一視することが可能なのです。
このあたりの話はながくなるので割愛します。
それ以外にも言えるのは、創造神の一要素を切り出しているという意味で、精霊信仰や自然信仰にも近いとおもいます。
神話や伝承系の話に興味のあるかたは、こちらの記事がおすすめです。
神の創造と破壊という性質を切り出したその一面で信仰しているのが竜神信仰の源流です。
2.人がつくった想念体の龍神が信仰され続けている
このケースは説明すると長くなりますし、記事が一本書けてしまう分量になると思うので、ここでは簡潔に結論だけ。
古代より巫女や魔術師、呪い師は、必要があれば神さえも作りだしてきました。
これはたとえ話です。
とても素晴らしい呪い師が在る町を訪れ、その呪い師は自分自身の叡智と呪いで町のたくさんの人を救いました。そして呪い師には1人の弟子がいました。
そして彼の住む町は毎年雨期に降る大雨により近くの川が氾濫し町の一部が水没するという大きな問題がありました。
呪い師は自分の知識の中から雨期に降る雨の水が流れる場所と方向を想定し捷水路をつくり、それを護るために龍神の祠を作ります。
捷水路が出来てからは川が氾濫することもなくなり、町の人たちは呪い師と龍神の力を深く信仰しました。
ある日、呪い師は病に倒れ、弟子も町の人たちはとても深い悲しみの中に居ました。
弟子は呪い師の知識や能力を受け継いでいましたが、師の力や町の人たちへの影響力が大きすぎて自分では代わりは務まらないと思いあることを決断します。
祠のちかくの大木を依り代に、亡き呪い師の霊を祭り、龍神の力と一緒に崇めるための神殿を建てることにしました。
亡き師の霊は大木に宿り、町の人たちから寄せられる呪術師と龍神への信仰の想念が寄り集まるとそれはより大きな力となり、幾世代を経て正しい信仰は、その神木のある神殿を龍神の聖域たらしめました。
その神木に宿る偉大な呪い師の霊は今でも町の人たちを守護し、その神殿を建てた弟子の一族は、今もなお龍神の神殿を管理しています。
たとえ話として書いていますが人が神をつくるということは本当によくある話で、世界中に亡き偉大な誰かの御霊をまつる神殿や神社が在り、もっと言えば殺した敵の祟りを畏れて神殿や神社を建てるなど、死者の霊の守護にあずかるために、あるいは祟りを避けるためにの神社や神殿などが数多く作られてきました。
この話の結論として知っておいていただきたいことは、人間が人間のために作り出した神霊がこの世界には数多に存在するということです。
そしてそれらはいかに強大な力が宿ろうとも、人間の知恵でつくりだされて、人間によって管理されているものです。
完全などと言うことはとうていあり得ないでしょう。ですから、神社や神殿などに赴いたり、そこに紐付く宗教などに入信するような場合は注意が必要です。
3.実際に龍神と呼ばれ認識された個体への信仰がいまもって続いている
古の時代に想念を投射することで生み出されたキメラが無数に存在しました。
もしはじめて天空の庭先にいらっしゃった方が聞いたら突拍子もない話かも知れませんが、世界の神話や伝承に出てくるような怪物は、古の時代に存在していました。
それらキメラがいったいいつの時代までこの地上で見られたのか?
いずれにしても「龍」として認識されていた存在はたくさんあったでしょう。
もっと言うと、蛇のように蛇行するUFOから降り立った宇宙人たちが人類になにかしらの知恵と力を与えたかかもしれません。
いずれも中身はともかく、「龍神と認識された個体」です。
そういった力ある存在への畏怖や、その力を頼るためにたくさんの建造物や信仰が生まれました。
その伝承や信仰がいまもなお受け継がれているというのは確かにあります。
龍神をスピリチュアル的に説明すると
私たち物質世界に生きる人間にとって最も近しい龍神とは、私たちが生きるこの世界に起きる自然災害やさまざまな事象の源となっているアストラル界に存在する龍神属のエネルギーです。
この領域のエネルギーは混沌と想念にうねりであり、良いことにも悪いことにも利用することが出来ます。
アストラル界の龍神系のエネルギーのさらに上流、この天空の庭先で霊界として説明している領域には龍神のエネルギーの本質が幾重にも存在します。
私たち人間が「龍神」として認識したり崇めている存在の本質はこの世界や宇宙を動かす法則です。それはさまざまな「法則」なのです。
この天空の庭先にはこの世界と宇宙が誕生したときの霊的な話が書かれていますが、龍神とは闇の混沌のエネルギーが物質世界へと結晶化するプロセスとなった法則と、そのエネルギーそのものです。
龍神のエネルギーの源はルシファーということになります。
ルシファーが物質世界へと降下、それは「龍」や「稲妻」として伝えられ、ルシファーの別名で知られるサタンも蛇の王として知られています。
聖書や古い魔術書には、この二元的な世界で神(善であり光)と対を成す悪魔(悪であり闇)のように伝えられていますが、その本質は単なる「事象」です。
つまりこの二元的な世界では否定心や悪意などとして「悪」という軸が存在しますが、神の領域では「属性のひとつ」といった感じです。
たとえば私から一つ質問をしますが、
賢者が、1000人の悪人とその人たちの悪意を利用して、大きな大きな橋を作ったします。
その橋によって後に10万人の人間が救われたとしたら、その1000人の悪人たちの行いは悪でしょうか?悪人を利用した賢者は悪人でしょうか?
この話の中に本当の悪が存在するとしたら、それは「行い」ではなく「動機」によって計られるものです。
神やこの宇宙の法則は、悪意から生まれた良い結果より善意から生まれた悪い結果を神は評価しますから、関わった人たちの「動機」によってそれぞれが適切な報いを受ける事でしょう。
さて、何が言いたいかというと、ルシファーやサタンが伝承で悪魔や悪ものとなっているからといってその本質がこの地上で言う所の「悪」だけではないということです。
その本質は、「仕組み」とか「属性」です。
ですから、龍神属のエネルギーを頼み利用すること自体には悪はありません。
物質化や具象化を司るそれらエネルギーの属性をいかに使うか? 動機の部分こそがやはり重要なのです。
龍神のエネルギーを利用する方法
アストラルレベルの龍神系のエネルギーは正直なところ玉石混淆なのでその利用はあまりオススメしません。
神社や神殿に祭り上げられて人間によって管理されているような龍神系のエネルギーは由緒正しく綺麗に管理されていれば頼るに足るものと思います。
そういった視点で言えば、龍神系の神社はよく管理されているかもしれません。
私が以前住んでいた場所の近くにも龍神系の神社がありました。
地域によって差はあるかも知れませんが、すくなくともそこの神社はとてもよく管理されていて、霊的な力と存在が宿り、清々しいエネルギーを放っていました。
その場所に引っ越したときに日記がありますので、参考に載せておきますね♪
2007年8月26日 神社と霊的エネルギー
引っ越し先のマンションから道路を挟んだ斜向かいに、大きな神社が有るのですが、今日私はその神社を見たときに、「引っ越したら挨拶に行かないと」 そんな風に思いました。
神社のような霊的スポットには良かれ悪かれなんかしらの霊的な力が住まうことを理解しているからです。
私がそう思った次の瞬間、私の元にその神社に住まう「霊」が訪れます。
頭の上から水でもかけられたかのように冷たくなり、その冷たい霊力で私の頭はピリピリしていました。
龍のような青い大きなエネルギーを暫く感じていました。
後で気が付いたのですが、その神社の名前は「冷たい水」「青い」「龍」
といった私が感じたエネルギーを象徴するような名前だったのです。
今日は行きと帰りに通り過ぎただけでしたが、来週はしっかり挨拶してきます♪
龍神を祭る神社
私の今日までの体験から説明できることは、神社には何かしら霊的な存在が居ます。
主が不在でからっぽでも何かが代わりに住み着いています。
ですから、私が神社やお寺に行くと、いだく印象はおおよそ3つにわかれます。
- よく管理されているエネルギーの良い場所
- なんてことない普通の場所
- マイナスエネルギーが溢れ、霊がたむろしてる場所
正直なところ、私のような者でも実際に行ってみなければ、事前にどんな場所かは霊視でもしないかぎりわからないといった感じです。
関東に住んでいる私が実際に赴いてよく管理されていると思える神社が多いのは鎌倉と箱根と埼玉です。
東京は場所によりけりですが、ツーンとしんみりしてる感じに清々しさがある、そんな感じがする神社やお寺は良いと思います。
あと、霊的な光、いわゆるオーラですが、普通の人には見えなくてもそれは存在するので良い神社は普通の人でも明るい感じは分かります。
実際に私が行った神社の名前なども書こうかとも思ったのですが、天空の庭先って意外とたくさんの人に見られているので良くも悪くも影響は出そうなので今回は控えておきました。
龍神系のエネルギー
闇の混沌から物質へと具現化するエネルギー、それはつまり私たちの「想念」にほかなりません。
アストラルエネルギーという呼び方でも良いかも知れません。
そう考えると龍神のエネルギーとは「願望実現」とかに向いているエネルギーだということが分かります。
成功した政治家や経営者たちの中には、龍神の信奉者も多かったようですから。
龍神のルーツをたどる
龍神のルーツをたどればこの世界の半分を司る第二の神、私たちの世界と人間の創造神であり、その創造神が物質世界の領域へと顕現したエネルギー。
おおざっぱに言えば龍神のエネルギーはこの世界の4分の1を占めています。
もし私たちが自然に祈れば、それは龍神に祈ることにひとしく、もし私たちが地球に祈れば、それもまた龍神に祈ることにひとしく、もし私たちが創造神に祈れば、それもまた龍神に祈ることに等しいです。
これを視点を逆さにして考えてみると分かりやすいです。
龍神に祈るということは、自然に祈り、地球に祈り、この世界に祈ることに等しいのです。
ある意味ずるいですよね、それが闇に属する混沌の力とは明かされず、人々は善なる祈りによってその力を使っているのですから。
龍神のエネルギーを利用する方法
いよいよ結論ですが、ここまでの話通り、龍神のエネルギーはおもにに2つあります。
ですからその利用法も大きく分けて2つです。
- 神社や仏閣をたより、アストラルレベルのエネルギーを増強して願望実現をはかる
- 龍神とは自然であり、地球であり、世界の創造神の力のあらわれだからそれら全てに祈る
1番の場合は、龍神を祭る神社は全国に沢山あるので、そういった場所に赴き、それぞれの神社の作法にのっとり祈ることです。
2番の場合は、ある意味ではあなたが信じる神に毎日祈っていればそれはすでに「龍神」と呼ばれるエネルギーにアプローチしているにひとしいです。
例えば地球に祈りを捧げている人たち、たくさん居ますが、地球という存在の中にはそれを流動的に動かしているあらゆるエネルギーが含まれていますし、例えばあなたが唯一なる神に祈りを捧げているならその神には龍神のエネルギーも含まれているでしょう。
もしあなたの祈りがなかなか神に届かないとあなた自身が感じているのなら、神社を頼っても良いかもしれませんし、信仰深い人と一緒に祈ってみるのも良いかもしれません。
ウリエルさん、こんにちは。
いつも拝見してます。
前から私は龍や水には関係が深いのかなと感じていて気になっていたので目から鱗でした!
ほんと勉強になります。
ありがとうございます。
古事記の三兄弟
アマテラスさん ツキヨミさん スサノオさんの内、スサノオさん
が持っている性質?
スサノオ神は 鬼退治がどうやら得意らしい?!
スサノオ神とシヴァ神って、似てる?
流れを司る、水の循環もそうだし、(兄弟のアマテラスさんは太陽☀️を表していて、水を蒸発させ、循環させる役を、さすが兄弟ってかあ)
あとはなんでしたっけ?
鬼滅の刃って ”流れや 変化するもの“
が、”変化しない、その場に居座ろうとする勢力“を打ち砕こうとしているという有り様を
擬人化(人に置き換えて表現😜)しているようにもとれるかもしれん🧐(じゃないと分かりにくいし、大地と水と太陽、地球ドキュメンタリーになる?笑)
変化しない その場に居座りたい願望は
もう、こたつの暖かさを知ってしまった君とか、お金を貯めたいなあとか、いつまでも若くありたいと思う私たちにもよくあるアレですよ😛 それを極端にしてしまうと、良く言えば安泰、悪く言えば滞りって😅
変化するというのは 今の現状を変えようとすること
つまんないから、新しいことやってみるだとか
朝起きたら、カーテン開けて、太陽の光を浴びるとか、窓をいーっぱいに開けて新鮮な空気を吸い込むだとか(今やったらど寒い❄️😨かもしれへんけど?) ⭐️ウリエル⭐️さんのおっしゃっている、心を清めて愛を持って生きるという
“心を清める”ということも、たぶん…😁そうかなあってちょっと思った‼️
よく言えば 空気の入れ替え?再生、
悪くいえば破壊と どっちへ転ぶかが定かではなく不安定?かなあって
最初の、スサノオさんていう、暴れ神は
出雲神社っていうところでまつられていて
出雲神社は なぜか 逆しめ縄らしい、なんか調べてみたら
龍神🐉をまつっている神社とかも なんか
逆しめ縄らしくて?!
左上位、(左が偉いみたいな)感じらしい
※ あんまし詳しくないので、どうかお手柔らかに😅
対し、
スサノオさんの兄弟?姉妹?
アマテラスさんとツキヨミさんは
伊勢神宮 にまつられ
しめ縄は、多くの神社と 同じ方向に巻かれ
右上位(右っ側が偉いみたいな)になっているみたい
古来から、?なんか自然の大きな流れ
みたいなのを 知覚し、表現する人
がいたもんだなあと
尊敬します。
変な話 断層(地震のおきやすいとこ)があるところはパワースポットになりやすいとかも、変化しやすく、今現在変化途上だからこそ、ある、大地とか、ここでいうような神(全てのものや人、動植物 空間 認知できないもの 全部ひっくるめるめて)の繋がり
を体現できるのかなあと。
長々とすみません。 昨年は家にいたので、
暇ではないけれど、 知的好奇心がタネでした。
あっ古事記は YouTube でめっちゃわかりやすく説明してくれる、エクストリーム現代社会とか言っている人のを 見ました。たぶん中田さんって人ですw
めっちゃ面白いし、イメージしやすいので
よかったら。
いつもありがとうございます。