ハイヤーセルフとチャネリング – 第7話

ハイヤーセルフとチャネリング

ハイヤーセルフは自分自身の高級自我です。
私たちが普段馴染みのある言葉に置き換えると、「潜在意識」とか「無意識」と言われる私たちの意識の奥底に存在するもうひとつの自己認識と言えるかも知れません。
そしてチャネリングとは、ガイド、守護霊、天使、高次の存在、宇宙霊、神などこの物質世界を超えた存在たちと交信する霊的な能力です。
ハイヤーセルフとチャネリングは一緒に語られることがよくあります。それは一体なぜでしょう?
ハイヤーセルフにもチャネリングすることができるのでしょうか?
私たちが、高次の自己認識であるハイヤーセルフにコンタクトするのは、チャネリングとほぼ等しいです。
自分のハイヤーセルフと繋がることが出来れば、ハイヤーセルフを経由してさまざまな高次の存在と繋がることができるからです。


 

ハイヤーセルフとは?

ハイヤーセルフは高次領域の自己認識、それは普段の私たちが認識できない高次領域での自分自身です。
私たち人間は 肉体 霊 魂 の3つの意識領域を持ちます。
わかりやすい言葉で言うと、私たちの肉体と重なりあうように存在する霊体に宿る意識で、私たちが「潜在意識」「深層意識」とよぶものに等しいです。
私たちの心が祈りや信仰、愛によって心が高まるとき、私たちの心は4次元以上の領域に意識を広げ、やがて5次元~6次元の領域の自我であるハイヤーセルフに近づきます。
はじめ、ハイヤーセルフは自分以外の何か?自分以外の自分を導く存在として感じられるでしょう。
それゆえに、ハイヤーセルフは自分自身の意識にほかならないのですが、よくガイドや守護霊と混同されます。


ハイヤーセルフに関しては、こちらの記事に詳しく書きましたので参考にしてみてください。


チャネリングとは?

そしてチャネリングとは、ガイド、守護霊、天使、高次の存在、宇宙霊、神などこの物質世界を超えた存在たちと交信する霊的な能力です。
チャネリングは1980年、アメリカのニューエイジ運動の中で使われるようになった名称で、チャネリングをする人間をチャネラーと呼びます。
チャネリングに関しては古代から同様の概念は存在し、その代表的な例は「シャーマニズム」とか「憑依現象」と呼ばれるようなものでした。
憑依によるトランス状態や口述、自動書記などもチャネリングの一種とされています。
交信する対象は「エンティティ」と呼ばれ、日本語では「存在」という意味を持ち、情報源は「ソース」と呼ばれる。

チャネリングや憑依現象などは、過去からそして現在も存在していて、自分の意識とは関係なくそれが起きる場合もありますし、技術として身につけている人たちもいます。

交信する対象はさまざまですが、ガイド、守護霊、天使、高次の存在、宇宙霊、神などさまざまですが、実際の所、アストラル領域に存在する俗っぽい言葉で言うなら「低級霊」によるからかいや、自作自演による嘘偽りがかなりの割合を占めています。

このチャネリングの技術でハイヤーセルフとコンタクトをとる、ハイヤーセルフチャネリングが存在します。


ハイヤーセルフとチャネリング

まずはハイヤーセルフの説明からですが、ハイヤーセルフとの繋がりは霊的な覚醒段階に応じていくつかの段階に分ける事が出来ます。
その覚醒段階に応じて私たちがハイヤーセルフから受け取る情報やエネルギーもさまざまに変化してゆきます。

  1. ハイヤーセルフの目覚めと導き
  2. ハイヤーセルフとの統合
  3. ハイヤーセルフによる一体性との交流
  4. ハイヤーセルフによる一体性との統合

簡単に説明すると、私たちが最初、ハイヤーセルフを感じ始めたとき、それをあたかもガイドや守護霊など、自分とか異なる自分を導く存在のように感じます。
やがてハイヤーセルフが自分自身の高級自我、つまり自分自身であると気づくことで顕在意識とハイヤーセルフが徐々に統合されていきます。


ハイヤーセルフの目覚めについて、詳しく知りたい人はこちらの記事が参考になります。

五次元意識とチャネリング

この肉体の心と、高級自我が1つに統合された状態になると、私たちは日常的にハイヤーセルフと1つでいられるようになります。
その状態を仮に「五次元意識」としましょう。

ハイヤーセルフと統合され、五次元意識に目覚めると、私たちのハイヤーセルフは同じ五次元領域のするさまざまなそんざいとコンタクトをとることが可能になります。
それはつまり、霊界の存在であったり、天使であったり、五次元領域に存在する宇宙人かもしれません。

この領域まで自分の意識を引き上げることで、ガイド、守護霊、天使、高次の存在、宇宙霊、神とよばれるような存在たちとチャネリングをすることが可能になります。
とは言え、チャネリングには意識をフォーカスさせるものすごく高い霊的な集中力が必要になるため、だれにでも簡単に出来るわけではありません。

ハイヤーセルフとコンタクトする方法

ハイヤーセルフは本来はチャネリングの対象とは少し異なります。なぜならハイヤーセルフは自分自身の高級自我であり、チャネリングするといいよりは繋がるという性質が強いからです。
例えばこれをテレビで例えるならすでにチャンネルはあるけど、写りが悪いとか、番組が放送していないといった感じです。 
ハイヤーセルフは本来誰でも自分自身の内に結びつきを持っていますかから。

ハイヤーセルフがチャネリング対象として認識されてたリ語られるのは、ハイヤーセルフが守護霊や守護天使と混同されるのによく似ています。
ハイヤーセルフと繋がり、五次元意識に目覚めると、ハイヤーセルフは同じく五次元の存在への窓口となります。
すると、自分のハイヤーセルフ以外のさまざまな存在とコンタクトが可能になります。

この状態になると、こちらから意識を向けることでさまざまな存在に呼びかけることが可能になります。これをチャネリングと言って良いかは少し疑問が残りますが、スピリチュアルな界隈で言われているチャネリングと極めて近い状態だと思います。

ハイヤーセルフと繋がる方法は、結論から言え「心を清めて愛を持って生きる」ただそれだけです。
欲望や我執を捨て去り心を清める事で霊的に純化され、チャクラは目覚め、より多くの高次のエネルギーを受け取る事が出来るようになります。
そして愛を育む事で私たちの霊性は神へと近づき、一体性を増してゆきます。


ハイヤーセルフと繋がる方法に関しては、こちらの記事を参考にしてください。


霊的な意識を向上させるため、人は誰でも瞑想というプロセスにたどり着きます。
ハイヤーセルフと瞑想について、こちらの記事も参考になります。


ハイヤーセルフから高次の存在たちへチャネリングする方法

先ほども軽くお話しましたが、チャネリングという技術は集中力を必要とします。
ここで言うチャネリングは、天空の庭先で「アチューメント」として説明しているものにほぼ等しいです。
まずはハイヤーセルフとの統合を迎え、五次元意識に目覚めたなら、チャネリングを意識的に行うために必要な要素は3つあります。

  1. 高次の認識
    これは日常の集中力とも呼ばれる私たちのベースとなる集中力です。
    例えば今日、初めて出会った人の靴の色は? 一昨日の夕食のメニューは? 今あなたがいる場所に1ヶ月以上前からある青い物はなに?
    こういった質問にしっかり答えられる人は少ないです。なぜなら私たち人間は、この現実世界で目を覚まして生きているときでも、まるで睡眠中に夢を見ているように曖昧に世界を認識してるからです。
    現在の自己認識が強まり、自分が見ているもの、感じていることをハッキリと認識できるようになることで、高次世界で起きるさまざまな霊的事象を認識できるようになります。
  2. 十分なエネルギー
    正しい生活習慣、健康な肉体、呼吸や瞑想によって浄化され、より多くのエネルギーを蓄積させた身体とこころ、そして霊体です。
  3. 瞬間の集中力
    これは私たちが日常で普段使っている集中力です。
    針の穴を通すとき、野球で相手のミットにまっすぐボールを投げるとき、勉強をするとき、計算をするとき、つまり瞬発的に使う意識を深くフォーカスさせる集中力です。

まずは高次の認識を手に入れることで、スタートラインに立つことが出来ます。
あらゆる霊的な能力の基礎であり、はじまりは高次の認識だからです。

つぎに重要なのが、十分なエネルギーです。
この条件を満たしている現代に生きる成人って、本当に少ない割合しか存在しないと思います。
チャネリングは集中力を必要としますが、集中力とはつまり意識エネルギーで、それを深くまでフォーカスさせたり、長時間維持させるためには莫大なエネルギーが必要になります。
1980年代、UFOコンタクテォーなどと呼ばれる人たちが集団で手を繋ぎ、輪をつくってUFOに呼びかけていましたが、集団でより大きなエネルギーを集中させるという意味ではあながち間違ってないです。

そして、高次の認識を得て、十分なエネルギーがあれば、あとは集中力です。これにはちょっとしたコツが必要なのですが、対象を針の穴のように、意識をフォーカスさせていく、この状態は瞑想に似ていると言うよりはほぼ瞑想そのものなので、瞑想をするような要領で対象に意識を集中させます。

この時に雑念があったり、雑念に意識を集中させてしまうと、その雑念に関わる否定的なエネルギーをつり上げてしまう可能性があるので注意が必要です。

大切なのは具体的なスキルではなく、自分自身が確かな霊性を備えることです。
そのためには急がば回れといった感じで、やはり大切なのは心の清めと愛です。

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天空の庭先 管理人の☆ウリエル☆です♪瞑想歴30年、オーラ見える歴28年、ヒーリング歴29年、浄霊歴26年、オーラ視、浄霊、ヒーリング、などなど、いわゆる霊能力と呼ばれる力を持っていて、占星術など占いの分野やオカルトなど、スピリチュアルな分野に精通しています。 これまでの人生でのスピリチュアル体験から得たことを記事にしています♪ 関わる人全てに豊かになって欲しい。それが私の願いです。 <strong>霊能力が身についたキッカケ</strong> 霊能力と呼ばれる力を手に入れるキッカケは、21歳の時に霊的な師と出会い、ヒーリングを受けた事でした。 私をヒーリングしてくれたその方は、世界を旅しながら無料で奉仕やヒーリングをして生きている方で、日々何十人、何百人と癒していました。その方との出会いをキッカケに、私自身にもヒーリング能力が身についたり、オーラが見えはじめたり、体外離脱を体験したり、成仏出来ない霊を救う能力が発現したり、様々な霊的な体験をしました。それら体験は、この天空の庭先にまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/experience/">体験談</a> <strong>天空の庭先オープン</strong> 2004年に楽天ブログで天空の庭先がスタートしました。 本業はデザイナーで、ふつうに社会で働きながら、平日の夜や週末の休みを利用して、霊的な疑問や相談にお答えする活動をしてきました。 今日までの天空の庭先の歩みはアーカイブのページにまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/archive/">ブログアーカイブ</a> 「☆ウリエル☆」というハンドルネームは、宇宙の運行や浄化を司る天使の名前を借りました。横の2つの☆は当時の楽天ブログでウリエルというハンドルネームがすでに取得されていたために、仕方なく横にくっつけたのですが、この☆のおかげで姓名判断や数秘術でとてもよいハンドルネームになりました♪ 「天空の庭さき」というブログとサイトのタイトルは、天の国のかたすみ、みたいなニュアンスで命名されました。 私は本当の「天国」や「楽園」は、それを求める人の心の中にあるものだと思います。ここを訪れる人たちが豊かで美しい人生を歩むヒントをみつけてくれたらそれは私にとって幸いです。  

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  1. kumi

    いつもお忙しい中、『気付き』をくださりありがとうございます。

    なんらかのエネルギーを使って、精神的、肉体的の病気の方を治せたら・・と思っていましたがこちらの記事を読ませていただいて、自分はまだ『ハイヤーセルフからの閃きでその方に必要なメッセージを送る』段階にしかおらず、それ以上は、『自分の日々の積み重ねによって、霊性・神性を高めた先に得られるかもしれないこと』を納得させていただきました。
    また、自身のエネルギー不足は強く感じていますが、自分では周りに自然が少ないからかな・・と思っています。
    やはり都心の生活は疲弊しやすいのですかね・・
    もっともっと、皆で自然を大切にしたいですね。