夢日記 効果と危険性を解説
夢日記とは、文字通り睡眠時にみた夢を日記に記録することです。
夢を日記に記録する目的は、夢に現れる深層心理や潜在意識からの情報を夢占いや夢診断によって読み解き、人生や未来に活かすことが主な目的です。
夢日記をつける行為が危険だという意見もありますが、結論から言えばメリットのほうが大きいです。
スポーツでも乗り物の運転でも何にでも「危険」は存在します。大切なのは、自分がしている事の本質を正しく理解して行うことではないでしょうか?
この天空の庭先では、スピリチュアルな情報を私自身の経験と古い魔術の概念に基づいてお伝えしています。
夢日記の本質、有用性、危険性、実際に夢日記をどのようにつけるかまで一通りお話したいと思います。
【目次】
夢日記とは
夢の研究や解釈と言えば、深層心理学の夢分析が有名ですが、この天空の庭先では古い魔術の概念に従い、夢が人間にとってどのような意味のあるものなのかを説明してきました。
心理学では潜在意識とか深層意識といった言葉で知られる私たち人間の深い深い心の領域ですが、古い魔術の概念に従って言えば、私たち人間には主に3つの意識があり、それぞれが異なる活動領域をもちます。私たちの3つの意識は、「心、霊、魂」があり、それらは「神」と繋がっています。
夢に現れる情報は単に、心の領域や「潜在意識」や「深層意識」にとどまらず、私たち人間が死後に活動する「霊・魂」、もっと言えば神からも発せられています。
だからこそ、夢で死別した愛する人と再会したり、神から未来の啓示を受けたりもします。
人間は眠っている間に夢を見ますが、そこには極論を言えばこの世界のすべての情報が繋がっています。
夢の基本的な概念は 夢の意味 夢の真実 こちらの記事に詳しく書きましたので、まだ読んでいない方は参考にしてみてください。
夢日記をつける意味
夢日記をつける一番の意味は、私たちの夢に現れる、心の深い領域や、さらにその先にある高次の領域、つまり、霊の領域、魂の領域、神の領域から発せられるさまざまな情報や真実を拾い上げて、その意味を解釈し、日々の生活や未来へと活かす事です。
夢の情報源となっている高次の領域とは、私たちの魂のふるさとであり、死後におもむく霊的な世界でもあります。
夢日記をつけるもう一つ大きな意味があります。それは… 夢をしっかりと記憶(記録)するためです。
夢を見ても忘れてしまう事、よくありませんか?
ほんの数秒前に見ていたはずの夢が思い出せなかったり、ハッキリと見ていたはずの夢が布団から起きて顔を洗う頃にはすっかり忘れている。誰もが体験した事があるような事だと思います。
睡眠時に活動しているのは、私たちの肉体を超えた存在、つまり心・霊・魂です。
人間の肉体にある脳は、私たちの霊や魂からの情報を記憶できません、ですから多くの場合、夢は情報が断片化されていたり、化けた状態でビジョン化され、いとも簡単に忘れてしまうのです。
目を覚ました瞬間、すぐに記録しないと夢の記憶は失われて2度と戻らない事もしばしばあります。
まあ、脳に記憶が無くとも霊体に記憶があるので、瞑想時や次の睡眠で思い出せることはありますが、夢占いや夢診断によって夢を解釈するためには、まずは夢を覚えている事が前提なので、その為に夢をきっきとして記憶するのです。
夢日記の危険性
夢日記の危険性と言うよりは、夢への関わりからによって現れる危険性です。
冒頭でもお話した通り、スポーツでも、車の運転でも、あるいは料理でも、人間のする事には大抵は大なり小なり多少の危険性はつきまといます。
夢という領域に踏み込む危険性は、瞑想の危険性とよく似ています。
夢の危険性を私なりにまとめると
- 夢や夢日記に関する正しい知識や情報がじつはとても少ない
- 夢を見る為の方法や技術の中には危険なものがある
- 夢に没頭し、現実を軽視する危険性
- 夢の情報源である高次世界にはそもそも危険が存在する
順に説明します。
夢に関する正しい知識や情報が実は少ない
私の主観からの意見になりますが、高次世界や神に至る情報源を抜きに夢を語るのはそもそも浅いです。
ですが、科学や現代の心理学が踏み込むには、ハッキリ言って未知すぎる領域ですし、高次世界の実在が証明される日はずっと先でしょう。
私には霊体が体を抜け出す、体外離脱という霊能力がありますが、この能力を身につけるためには、輪廻転生を経た長い長い時間が必要です。
(散策できる範囲が幽界に減退されますが、幽体離脱であれば訓練次第では一回の人生で身につけられると思います)
霊的な能力を持つことでしか知り得ない事が、この世界の裏側にはたくさんあります。
睡眠が毎日起きる臨死体験で、夢には自分の霊的な身体と意識が高次世界で活動している記憶が含まれ、夢の情報源は紙にまで繋がっている。これは事実です。
その事実にそってしか理解する事がむずかいしい夢の本質があります。
夢を見る為の方法や技術の中には危険がある
夢を見やすくする方法や、技術がある事をご存じでしょうか?
CDや音楽を使う方法もありますし、光を使って行う方法もあります、瞑想やエネルギーワークと組み合わせで行うようなやり方もあります。
夢を見やすいように、覚えていられるようにと行われるさまざまな方法の中に危険性は潜んでいて、夢を見る方法と一緒に行われる夢日記(夢の記録)も一緒に危険性がある!と言われたり認識されてしまっている感じです。
夢や夢日記そのものには危険はありませんが、結局それをどのような人間がどのように扱うかで危険性は大きく変わります。
睡眠とは、人間の心と霊と魂が交流し、現在の人生が評価されたり、今後の人生の方向性が決められる時間であり、霊的なエネルギーを補充し、肉体や精神、霊的な体を回復させるとても大切な時間です。
その大切な時間を、欲望の為に夢をコントロールするべく、睡眠時の脳を音響付けにしたり、特殊な光で無理に意識を覚醒させたり、無理な意識集中や呼吸など誤った瞑想まがいなエネルギ-ワークで干渉する、それを1年も続けていたらどうかるか? つまり夢や夢日記の一番の危険性はそれを扱う人間の心の浄化不足と無理解な夢(睡眠時間)への干渉によるものと理解してください。
もし、人生により良い形で夢を活用したいと思い、生活習慣、食生活をただし、睡眠時間を増やし、睡眠前に正しく瞑想を行い、見た夢を枕もとのノートに記録したとして、どんな危険性があるでしょか?
つまりそういう事です。
夢を重んじるあまり、現実を軽視する危険性
夢や夢日記の危険性ではある意味これが一番大きいです。
具体的に言えば、夢が楽しすぎて現実世界そっちのけで夢を見る事に没頭しすぎたり、そのせいで夢を見る為のツールを買い集めて一日中寝てるとか。
起きている時間さえも夢の為にばかり使ってしまうなどです。
本来は現実に活かし現実を豊かにする為の夢であったはずが、夢の趣が強くなり現実との重要性が逆転してしまう状態です。
こうなってしまうと、ある種の夢依存や、果てには精神に問題をきたす可能性すらありますから注意が必要です。
夢の情報源である高次世界にはそもそも危険が存在する
スピリチュアルな事に関心を持ち始めると、いずれたどり着くのは霊的な感覚の発達や、瞑想によって現れる霊能力の獲得です。
それにより認識できる領域が増し、普通の人が見ることも感じる事も無いことを見たり感じたりするようになります。
睡眠時間中に、私たちの霊的な意識が活動している領域は、幽界(アストラル界)、霊界、神界などの高次領域の世界です。
私たちが住む物質世界と最も結びつきの強い幽界(アストラル界)には、死後に霊界へと帰れない霊や、悪意在る生き霊などが存在します。
霊的な領域でさまざまな霊的な存在との関わりが増すことで危険性が増します。
夢日記の攻略法
夢を解釈するにあたって、現代で一般的に広まる夢占いや夢診断と、古い魔術の概念において大きく違うことが2つあります。
- 夢に現れる情報は、心だけでなく、人間の霊的な意識、魂、神にまで繋がっている
- 眠りとは、一種の仮死状態であり、睡眠時に体験しているのは高次世界(死後の世界を含む)である。
夢とは? 私がその結論を簡単に言葉にするとしたら、それは毎日訪れる睡眠という臨死体験の記憶であり、夢は私たち人間の、魂や霊を心のすべてを含む、トータルセルフの活動の記憶です。
そしてその記憶は魂が持つ前世にまで及び、夢の情報源は神にまで繋がって居る。
まずはこの、夢の本質を自覚することが大切です。その上で夢を覚えておき、夢日記に記載するためにいくつかのコツをお話したいと思います。
精神の状態
こんな経験はありませんか? 「寝る直前に友人の事を考えて居たら、夢の中にその友人が出てきた」とか、「寝る前に怖い映画を見ていたら、夢の中でその映画の世界を体験した」ような事です。
人間の意識に与えられた方向性は、何かを考えた後に、しばらくはその何かにフォーカスされたり、同じベクトルで向き続けます。
明日の遠足の事を考えて居たら、考えるのをやめられなくなったり、意識がフォーカスすると離れられなくなります。
つまり、夢を見る為に適した精神状態を寝る前に作っておくことで夢を見やすくなります。
具体的な方法としては、アファメーションがオススメです。
「自分は夢を見て起きたときには全部覚えてます」そんな感じで3回ほど心で強く念じます。
これから自分が睡眠を取ること、そして夢の事を考えたり念じることで夢を見やすく、覚えやすくなります。
記憶力
夢はレム睡眠の時に見る… というのが一般的な定説ですが、実は私の経験からお話をすると、どうやら違うなと。
レム睡眠とは夢を覚えて起きやすい睡眠状態、脳波の状態であって、ノンレム睡眠の時にも夢は見ます。
むしろ、ノンレム睡眠の時にこそ、より深い領域の夢を見ている事に気がつきました。
それが夢と言ったらもしかしたら語弊があるかもしれませんが…。
夢を記憶する能力は、通常の人間の脳の記憶力とは異なります。
意識のフォーカス力が夢を覚えておく為に重要です。それは注意力とも言えるかも知れません。
夢日記の書き方
夢日記の書き方ですが、極論で言えば、夢を見たらノートに書くだけです(笑)
ですが、それで話が終わってしまうのもどうかと思うので、私が夢日記を付けていて色々と気づいた事や良いと思ったやり方なども交えてお話し致します。
夢日記の書き方
夢日記を書き始めて最初に気づくことがあります。
思った以上に色々と面倒くさく感じますし意外とできないという事です。(人によってはムズーズにできるのかも知れませんが)
具体的に何が難しいかというと、まず夢を見て夜中に目が覚めたときに起き上がってノートに文字を書くのが結構面倒くさいです。
眠いし、起き上がるのもしんどいし、そうこうしているうちに再び眠りに落ちて夢は忘却の彼方へ……。
私の場合は、夢日記を書く、最初にして最も高いハードルは、「眠気や睡眠欲」との戦いでした。
もし夢を見て夜中に目を覚まして、起きて電気付けて夢日記書いて、スムーズに眠りに落ちることができて明くる日スッキリ起きれられてストレスも無いよ! って人が居たら、それが何の問題もないのでそのまま続けてくださいね♪
もし、眠気や睡眠欲がハードルになってる人が居たらこんなやり方をオススメします。
- ノートとペンは枕元に置きますが、ノートは事前に開いておき、ペンは起きた時にさっと握れるよう場所と向きを決めておく。
(ペンとノートのポジションは常に変える事無く、習慣づけながら体に覚えさせます。)
夜中に電気を付けなくても、ノートとペンが確認できる薄明かりを確保しておくとなお良いです。 - 夢を見て夜中に起きたら、明かりも付けずにさっとペンを握り、ノートに夢の中に出てきたシンボルだけを時系列で記入します。
これは何度か書いてきましたね♪ 見た夢を「森を歩く」「滑って泥で体が汚れる」「入浴した」「着替えが無い」など、夢に見たシンボルだけでもあれば、後で夢の内容を思い出すのは容易いからです。
私が夢日記をつけていた頃は、窓から差し込む薄明かりでノートもペンも見えたので、起きてシンボル書いてふたたび寝るまで、おおよそ10秒ぐらいでした。 - ノートに時系列に書き記されたシンボルを元に思い出した内容と解釈をあらためてノートに記載。
以上が、私が夢日記を付けていたときに行っていたやり方です。
まあ、夢日記は夢の内容をノートに書くだけの簡単な運用なので、私が書いた方法に従わなくても良いですし、むしろ自分がやりやすい方法を探してみてください。
今はスマホとかもタブレットもあるし、もっと楽なやりかたを編み出せるかもですしね♪
ブログもおすすめ
あと、夢日記を書くのにもう一つオススメなのは、ブログです。
夢を見た直後にブログを書くのはあまり良くないかも知れませんが、内容をまとめるのには適しています。
私のブログが良い例なのですが、夢に見た内容や解釈が書いてあります。
後で見るときに日付も解りますし、カテゴリーやタグで情報を整理することも簡単です。
夢日記をつけて夢解釈(夢占い)をしましょう。
夢の記録シート
夢を日記として記録していくと、ある種の感情のときに共通で見るような夢の傾向が分かってきますし、それが先々の夢解釈にとても役立ちます。
例えばストレスがたまると海に飛び込む夢を見るなぁ とか 怒りが収まらないときは走る夢をよく見るなぁとかです。
そのほかにも、夢を解剖して種類を分類する術を身につけたり、夢そのものが持っているエネルギーの波長の違いのようなものを見分けるのにも役立ってきます。
最初は象徴のメモからのスタートで構わないと思います。夢の内容をまとめて解釈するのに、私が以前作ったお手製のシートが役立つかも知れません。
一応夢日記のフォームを用意しましたので、よかったらぜひ活用してみてください♪
シートの内容を見て頂くだけでも、夢を分析するために泣きが重要で何に注力すべきかがわかると思います。
フォームはA4サイズに2面付けしてありますので、一枚で2回ぶんの記入ができます。
記入した夢日記は、クリアファイルかなんかに入れて保存すると見やすくてかっこよいかもしれません♪
夢解釈については、まずはそお基本的な概要を書いた記事がありますからそちらを読んでみてください。
夢に現れるシンボルの意味は今後記事を増やしていきますので少々お待ちください。
よく現れる共通のシンボルを書いた記事があるのでこちらが参考になるかも知れません。
ノートがなくても夢を覚えたり活用できるようになればシートも卒業です♪
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