魔境が終わり新しい時代へ – スピリチュアル体験 第49話
古い時代が終わり、新しい時代へ
魔境を終えて迎えた西暦2000年は僕にとって瞑想歴8年目の年でした。
浄霊の日々は完全には終わっていませんでしたが。雑多な霊はまだまだ身近に来ることがありましたが、それでも霊の力も量も大変な時期と比べたらずっと楽でした。
この頃には 自分が霊を救うとか、霊によって困った人を救う、という使命感 からは解放されていました。
この一年で、自分の思い上がりや、傲慢さに気がついたからです。
自分にいかに強い霊的な力ががあったとしても、やはり限界はありますし、何より、愛がなければ何にもならないと思ったからです。
自分以外の誰かを救う、それが霊であれ生きている人間であれ、それはけっして楽なことではありません。
そして、心身に、霊的に、実生活に、度重なる浄霊で大きなダメージを受けた僕は、この時一線を退く気持ちになっていました。
これから霊的に強い力をもった人間は今まで以上に生まれてくる事でしょう。
そして世界の環境が変わっていく事によって覚醒した人間の 数も増えていきます。
そういった新しい人達が1つの機会や経験として 見えないものと関わりを持ったり、あるいは僕のように霊を浄化 するような力や経験を持つこともあるかと思います。
世界は穏やかに変わっていく、そんな予感を漠然と持っていました。
2000年以降もさまざまな霊的な体験をしました。
来る霊はあいかわらず浄化してますし、頼られれば人を浄霊したり、癒しました。
知人を困らせる生き霊を封じたり、人と夢で交流をしたり、体外離脱をしたり、予知夢を見たり。さまざまな体験をしました。
真実と真理を知れば愛と一体を知ります。
愛と一体を知ればいつ何処に居ようとも あらゆる存在を知覚するようになります。
僕の体験談は瞑想歴7年の終わりで1つの結論を得ました。
故にこの文章 で体験談はとりあえず一部完結といった感じですが、この体験談が時間が有れば2000年以降の体験、得に強い霊能力を持ったまま社会人として生きた事で見えたものや、苦しみの末に見えた「真理と真実」の部分はいずれ書いてみたいと思います。
2009年 3月 追記
この長い体験談をここまで読んでいただけた方へ
お疲れ様です。そしてありがとうございました♪
この体験談は、心霊体験としての意味もあるのですが、失敗参考例でもあります。
何が失敗だったかというと、霊に対する愛情の無い接し方や、目に見えない良いエネルギーより悪いエネルギーを強く意識しアンバランスに陥っていた点、自分の力や存在を特別視するあまり傲慢になり、誤った使命感を持つに至り、霊の存在や浄霊といった事へ意識が捕らわれた点です。
実際これは私にとって、数多の霊を浄化するという大きな使命であったのは間違いないのですが自分の心の姿勢や愛に問題がありました。もう一つ、体験としてこの失敗から必要なことを学ぶという事も、私の魂が定めた人生のプランでした。
この体験談からもし気づきをうけとってくれたなら、スピリチュアルや精神世界の道を進む上ではきっとたくさんの落とし穴を避けるヒントになると思います。
今後、この時期の体験談にもれたようなできごとやこれ以降のできごとの中からも、参考になりそうなものは書き足していこうと思います。
みなさんの歩む道の参考になればと思います♪
ウリエルさん、こんにちは。
いつも拝見してます。
ウリエルさんの魔境時代のお話を読んで涙がポロポロと出てきました。
大いなる存在を信じられるようになったばかりの私には想像を絶するような体験談でしたが、きっともの凄く大変だったんだろうな…と強く感じ心を揺さぶられました。
私にも失敗から学ぶという魂のプランがあると思っています。
人生に無駄な事なんて何もないですね!
これからも記事を楽しみにしています。
ありがとうございます。
1話目からここまで、夢中で一気に読み進めてしまいました。わたしは、魔境の入り口で呆然と立ち尽くしていました。ウリエルさんのおっしゃるように、私も繰り返す天変地異、環境の激変する日々のなかで覚醒していく者のひとりなのですね。先人がいて、同士がいるとは、なんて心強いことでしょうか。
惜しみ無く経験談やそこから得られる知恵や学びを公開していくウリエルさんの姿勢、深い愛と勇気に、感謝します。
今のわたしは、地獄の口が目の前に開いている(ように見える)現状のなかで立ち尽くしていて、「天空の庭先」にたどりついていなければ、どうしていたか想像もつきません。すべての答えが、瞑想と祈りのなかにあるのですね。その事実が、すでに降り注ぐ光そのもののようです。
ありがとうございます。
こんばんは。
不思議ですね。
どの体験も、妙にしっくりきて
私の心に響きました。
このサイトに出会えたことが
導きによるものと信じ感謝です。
体験談以外の部分はこれから
拝見させていただきます。
取り急ぎ御礼まで。