活力と性エネルギーカルマの法則

【目次】
カルマが人間の体と人生に及ぼす7つの影響
力(エネルギー)と誤用と活用
1つ目の影響力は「力」です。
ここで言う力とは、私たち人間の体を突き動かすエネルギーの事です。
基底部にある第一チャクラよりわき上がるエネルギーは人間を突き動かす衝動の源であり、行動へと向かわせるエネルギー自体でもあります。
このエネルギーを誤って使うか、正しく活用できるかで、カルマの法則は私たちの心身や、もっと言えば人生にもさまざまな影響を及ぼします。
カルマの法則が力の誤用に作用すると
生まれ持った強い衝動やエネルギーを悪用したり、誤用するとどうなるのでしょう?
私たちが本来、正しい目的のために活用するはずであった才能や力、エネルギーを誤用したとき、カルマの法則が及ぼす作用はエネルギー、活力の減退です。
エネルギーの誤用を具体的に説明すると、私たちは、この3次元世界で生きるとき、さまざまなプランを立てて生まれてくるわけです、そしてそのプランを生きるために必要なエネルギーを持って生まれてきます。
そのエネルギーの性質は基底部に眠る力、炎のように燃え上がり人間の情熱の源となる火の属性のエネルギーです。
(占星術的に言えば土星、そして火星の及ぼす影響)
本来、正しい目的に使われるはずであったそのエネルギーを怒りや性的欲求などに誤用した場合、やがてエネルギーの源泉は枯れ、エネルギーや活力を減退させます。
肉欲におぼれるようなたぐいのことも、エネルギーの誤用といえます。
カルマの法則が作用すると、来世ではエネルギーを弱めて生まれてくることがあります。
例えば生まれつき気弱であったり、身体が虚弱であったりなどです。
エネルギーの誤用が生み出すマイナス作用を解消するには?
衝動、熱意、力(エネルギー)の正しい使い方
自分の内からわき上がる衝動を正しく活用しましょう。
情熱、性的なエネルギー、怒り、生命力。
仕事、芸術、音楽、家庭のこと、あらゆる目的や行動。
自分の内から衝動がわき上がったとき、そのエネルギーを正しい方向に注ぐのです。
例えば情熱であれば、自分が成すべきと本当に思うことに注ぎ込むのです。
わき上がったエネルギーを娯楽や肉欲などに無駄遣いするべきではありません。
例えば怒りであれば、他人を否定的に批判するエネルギーとして使うのではなく、勇気や、他人を正義へと駆り立てるようなエネルギーとして活用するのです。
私たちの肉体と結びつく、燃え上がる炎のようなエネルギーは目的と行動が正しく調和したときますます強まっていきます。そのような人は決して停滞することなく前に進むでしょう。
力の誤用のカルマが解消されれば、それに紐付くさまざまな心身の不調や人生の問題も解決されるでしょう。
エネルギーの誤用のカルマを解消したとき、再び偉大な目的とエネルギーを持たされ、私たちは果たすはずであった本来の目的に再トライします。
人間は時々、まるで試験のような人生を生きることがあります。
エネルギーはもちろんですが、力、知恵、権力、富、名誉、私たちに与えられるあらゆる大きな力は、それを正しく扱うことができるかを神に試みられています。
しかし、何度失敗しようとも、私たちは神の無限の愛と永遠の時の中で何度でもやりなおすことができます。
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