思想や宗教への依存
【目次】
幸せと幸福の実現を阻むもの
幸せの法則は私たちが「自分が今幸せである」という事に気がつき、それを認めるところから始まります。
その為にはこの世界そのものが元もと持っている「価値」に気づく必要が有ると思います。
私たちは、目先の利益や、飾り立てられた思想に惑わされることなく、本当の幸福にいたらなければなりません。本当の幸いとは、この自然や動物も含めた世界全体の幸福の実現です。
人の心はざまざまな物に捕らわれます。捕らわれごとによって、本当に大切な物を見失ってしまう事が多々あります。例えば人が神に至る道を示すような宗教や思想などがよい例です。
魂としての自立や完成を説きながら、宗教への依存がその妨げになる。
また信者を依存させるように仕向けるような宗教もたくさんあります。
宗教が悪というわけではないですが、私たちは宗教はもちろん、あらゆる思想からも最期は自由にならなくてはいけません。
宗教やそれと似たもの
この世の中にはたくさんの宗教が存在します。
世界中の宗教を数え上げたらいったいどれほどの数にのぼるのでしょう?
我々が「宗教」と定義しているものは、神や信仰に結びつくものですが、実は宗教と似たようなものが現代社会や私たちの日常にたくさんあること、ご存じですか?
例を挙げると以下のようなものがあります。
音楽カリスマ教
カリスマ的ミュージシャンには熱狂的なファンが居て、なかにはそのミュージシャンをまるで神や人生のすべてであるかのように信奉している人たちが居ます。
カリスマ作家教
これも音楽カリスマ教に似ています♪
ギャンブル依存教
悪い宗教にはまると、借金してでも教団に寄付をする熱心な信者が居ますが、このギャンブル依存教の人たちのなかにも借金をしてでも博打にお金をつぎ込む人たちが居ます。
車教 バイク教 テレビ教 健康教 パソコン教 ゲーム教 アニメ教 成功哲学教
こんな風に言い出すといくらでもあってきりがありませんね(笑)
これらは宗教ではありませんが、宗教と実はよくにています。
宗教との違いは、それが神や信仰に基づくかどうかということ。
宗教との共通点は、信念と結びついていたり、心のよりどころであること。
お金や人生の時間を、多かれ少なかれ捧(ささ)げているということです。
ただどんな良い思想や哲学であっても落とし穴が存在します。
それは私たちがその思想や哲学の奴隷となってしまうという可能性です。
私たち人間が、思想や哲学の奴隷となると、思想や哲学をかみ砕いたりそれを実践することに熱心になります。つまり自分で考えることをしなくなります。
この天空の庭先にも幸せに結びつくたくさんの思想が書かれていますが、そういった思想に自分を捧(ささ)げるのではなく、思想を利用し、活用してください。
精神世界の歩き方、自分で感じて考え、自分で判断し、自分で決める これをいつでも忘れないでください。
さて、ここで説明するのは世の中で最もたくさんの信者を獲得している
お金教についてです(笑)
お金が大切、お金教
お金は私たちの豊かさに結びつくもので、現代人がふつうに生きていく上で、無視できない存在です。だれしもがこのお金についてさまざまな感情や思いをもっています。
お金教には極端に分けると3種類あります。
悪徳お金教とビジネスマネー教と幸せ金教です
悪徳お金教
傷つけたり、人をだましたりしてでもお金を獲得しようという人たちです。
悪徳政治家や悪徳医師など、世の中にたくさんいます。
ビジネスマネー教
株や投資、会社経営など、仕事で成功してお金を儲けようという人たちです。
世の中にはお金のもうけ方に関する本は山ほど有ります。
幸せお金教
成功してお金持ちになって幸せになろう。という人たちです。
こういった思想や哲学がたくさんあります、。スピリチュアルな分野にもこの種類の思想は存在します。本屋に行くとこんな本はたくさんあります。
悪いお金教やビジネスマネー教は説明するまでもないと思いますので、幸せお金教について詳しく説明します。
成功哲学に類するものや、最近では引き寄せの法則をはじめとして、なんちゃらの法則と銘打った、たくさんの法則が世の中に存在し広まっています。
実は私も、こういった思想や哲学はわりと好きで、具現化や実現を研究する意味でも何冊かの本は手にとって読んでみたりもしました。
この種類の思想や哲学は、貧しい人を励ましたり、人にやる気を起こさせたり、あるいは貧困や苦境から抜け出すためのヒントを与えてくれます。
読んだことのないひとは、一度読んでみると良いかも知れません。
自分にあったものを巧く活用できれば、現状を変化させる一つの糸口になるかもしれません。
ですが、繰り返しになりますが、どんなに素晴らしい教えや思想であっても、依存心によって奴隷にならないように気をつけてください。
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