足るを知る – 幸せになる引き寄せの法則 第8話

足りる事を知れば感謝がわかる
幸せの法則から言えば、人間の飽くなき欲望を満たすのは難しいですが、足りる事を知れば心は満たされ、感謝する気持ちを持つことができます。
先進国に生きる人間の多くは生きるために必要な物をほとんど揃えています。
十分に持っているのです。
例えば私たちが普段口にしているお肉ですが、家畜を育てるために必要なエサ(穀物)は膨大な量必要ですし、大都市で出る残飯の量も膨大です。
私たちがぜいたくや食料ロスの大きい肉類などを食べることを控え、食べ物を無駄にしないように考えていけたなら、もしそれを世界の飢餓で苦しむ国の人々に分け与えたなら、全員が食べていけるだけの十分な食料があります。これは単に食べ物だけの問題ではなく、あらゆる物質に共通して言える問題です。
私たちはすでに十分持っている
自分はすでに必要なものを持っている…という認識は、「足りることを知る心」といえます。
例えば本ですが、毎月ものすごい数の新刊が発売されますし、気になる本を買いあさればキリはありません。でも惰性で情報や知識を仕入れても頭には入りませんし、情報や知識も役立てることが役には立ちません。
我々は頭だけ賢者でも、行いが賢者でなければ何にもならないのです。
足りていることを知り始めると、物のありがたみが分かります。
すると感謝の心が分かり、物を大切にする心も分かります。
例えば新しい本を買わないでも、今手元にある本から新しく学ぶこともできるのです。
「足りていることを知ろう」とすることは
自分を成長させようとすることであり
「足りていることを知る」 ということは
心の清め、愛の成長を意味します。
ある物で済ませるための智恵。
ある物を有功に使うための智恵。
もし今ある物が中途半端で十分使いこなせていないのであれば、先々手に入れる物も十分に使いこなすことはできないでしょう。
今ある物を十分に使いこなせたなら新しく手に入れる物をきっと十分に使いこなせます。
今ある物とは、冷蔵庫の食料であるかもしれません。
本であるかもしれません。
その他、趣向品かもしれません。
知識そのものかもしれません。
あるいは仕事や人間関係、環境そのものであるかもしれません。
足りていることを知って、今ある物を活用しましょう♪
言った人間は倍行え とかつての聖人の言葉があります(笑)
私も、日々の生活から極力無駄を省いて、自分が得た新たな知識や体験を自分の理想や人と分かち合うために活用したいと思います。
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