呪いと生き霊を封じる護符 – スピリチュアル体験 第二部 第53話

聖霊の力に守られた女性

呪いと生き霊への対処と護符作り

2000年になってから仕事繋がりで出会ったS美さんは若いのに腰痛で苦しんでいました。
この腰痛は恐らくは、憎しみや霊的な事柄に起因しているだろという予測は、呪いの一部を貰って身に受けることで確信に変わりました。
改善に対しての動き方もおおよそ決めていました。
以前僕の父を生き霊で苦しめてたSさんという方が居ましたが、その人の時には僕が意識を向けたことで感づかれて即時戦いになりました。
霊的な世界では空間的な距離の制限が無い為に、こういった事には注意が必要です。
今回のS美さんのケースは一つ大きく有利な点がありました。
こちらは相手の存在を知っているけど、相手はこちらの存在に気づいて居ない。という事です。
僕はこの利点を最大限に利用するつもりでした。
相手を霊視すれば気づかれる恐れがあるので今回はできるだけ他の手段で情報を収拾する事にしました。


呪いや生き霊は夢に足跡を残す

ハンドヒーリングは回数に込まずに、いつものカフェで対面式のヒーリング1回目の時にS美さんから雑談を交えながら色々と聞きました。

僕:S美さんは夢とかはよく見る人?

S美さん:うーんよく見るほうだと思う。怖い夢をよく見るかな。

僕:例えばどんな夢?

S美さん:追いかけられる夢とか、抜け落ちそうな木の床の上をグラグラ歩く夢とか。

僕:夢の中に知り合いとか出てきたりはしない? 例えば夢の中で怒鳴ったり怒ったり、嫌な事してくる人。

S美さん:前はなした元彼のお母さんが前は頻繁に夢に出てきたけど、今は前ほどではないかな。

僕の心の声:だろうなぁ。

僕:その人の名前と生年月日を知りたいのだけど、貰う事できる?

S美さん:今すぐは無理だけど、家に帰れば分かると思う。

S美さんは、いろいろと不思議そうでしたし想う事もありそうでしたが、何故? とは聞きませんでした。

S美さんへのヒーリングが終わり、家に帰り、この日も貰ってしまった呪いの一部を浄化しました。
その後、S美さんから連絡があり、対象者の名前と生年月日を教えて貰ったので早速仕事にかかりました。

護符作り

いつも使ってる五芒星の札に呪い主の名前を書き入れたモノを一枚。
魔除けの六芒星を2枚作る。
五芒星の札を六芒星の護符ではさみ、3枚の札で1枚の護符を作りました。
その護符に1時間祈り、最後は白い無地の封筒に入れて開けないようにぐるぐる巻き。
生き霊封じの護符です。

そして2回目のヒーリングの時、S美さんに護符を渡しました。

護符の使い方と約束

僕:この空けられなくした白い無地の封筒の中にはお守りが入ってるんだ。これをできるだけ持っているようにして。

S美さん:わかった、お風呂の時とかも持っていた方がよい?

僕:持って無くても大丈夫だけど脱衣所とか近くに置いてあるほうがいいと思う。

僕:あと、できるだけ元彼のお母さんの事は考えないようにしよう。思い出しても他の事を考えて意識をそらすようにして。

僕:ヒーリングが6回終わって、半年ぐらい様子見て、何も悪い事が起きなければその札を燃やしてしまって。
  絶対に中を開いてはダメだよ。この約束だけは絶対に守ってね。

S美さん:分かった。

もう呪い主を言ってしまっているようなものですが、S美さんが呪い主である元彼のお母さんに意識を向けては護符の寿命が縮むので止む得ませんでした。
本人には何も言いませんでしたが、呪いには以心伝心のようなものはあって、S美さん自身もおそらくは元彼のお母さんの事を良く思っておらず、その事がS美さん側からも呪いにアンテナを向けさせ、余計に呪いを受け取ってしまう状況を作っていました。

この日、S美さんはヒーリングの後30分ほどうつぶせになり眠ってしまいました。
僕からヒーリングを受けた人はみんなよく眠ります。
カフェでもファミレスでも、公園でも。そしてたったの30分ぐらいの短い睡眠でも夢をみたりもするようです。

こんな事ばかりをしていた魔境の頃の自分を少し懐かしく思い出していました。

2018年2月追記

今回の体験談にもいくつかのポイントが有ると思うのですが、ひとつは心や意識の領域には距離や空間が無いという点。
呪いのエネルギーが対応する幽界(アストラル界)での距離は、心や意識の距離と言っても良いかも知れません。

つまり愛し合う人達の心は距離は片時も離れないかもしれませんが、憎み合う人達の心の距離も同様です。

このケースにおいては呪い主は私の事を知りませんから距離を維持して相手の気づかれないように問題を解決させる戦略でした。
この頃の私は今ほど理論的にものを考えてはいなかったと思うので、それまでの経験からやり方を選択していた感じでした。

生き霊封じの護符に関してはいくつか試した中でこの形が定番でした。
S美さんが持ってるのは疑惑、護符の中には確信があります。そしていずれはS美さんが受け取る可能性があった否定的エネルギーの蓄積が。
事が終わったら燃やしてしまうのが一番なのです。

 

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天空の庭先 管理人の☆ウリエル☆です♪瞑想歴30年、オーラ見える歴28年、ヒーリング歴29年、浄霊歴26年、オーラ視、浄霊、ヒーリング、などなど、いわゆる霊能力と呼ばれる力を持っていて、占星術など占いの分野やオカルトなど、スピリチュアルな分野に精通しています。 これまでの人生でのスピリチュアル体験から得たことを記事にしています♪ 関わる人全てに豊かになって欲しい。それが私の願いです。 <strong>霊能力が身についたキッカケ</strong> 霊能力と呼ばれる力を手に入れるキッカケは、21歳の時に霊的な師と出会い、ヒーリングを受けた事でした。 私をヒーリングしてくれたその方は、世界を旅しながら無料で奉仕やヒーリングをして生きている方で、日々何十人、何百人と癒していました。その方との出会いをキッカケに、私自身にもヒーリング能力が身についたり、オーラが見えはじめたり、体外離脱を体験したり、成仏出来ない霊を救う能力が発現したり、様々な霊的な体験をしました。それら体験は、この天空の庭先にまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/experience/">体験談</a> <strong>天空の庭先オープン</strong> 2004年に楽天ブログで天空の庭先がスタートしました。 本業はデザイナーで、ふつうに社会で働きながら、平日の夜や週末の休みを利用して、霊的な疑問や相談にお答えする活動をしてきました。 今日までの天空の庭先の歩みはアーカイブのページにまとめられています。 <a href="https://arcangel.jp/archive/">ブログアーカイブ</a> 「☆ウリエル☆」というハンドルネームは、宇宙の運行や浄化を司る天使の名前を借りました。横の2つの☆は当時の楽天ブログでウリエルというハンドルネームがすでに取得されていたために、仕方なく横にくっつけたのですが、この☆のおかげで姓名判断や数秘術でとてもよいハンドルネームになりました♪ 「天空の庭さき」というブログとサイトのタイトルは、天の国のかたすみ、みたいなニュアンスで命名されました。 私は本当の「天国」や「楽園」は、それを求める人の心の中にあるものだと思います。ここを訪れる人たちが豊かで美しい人生を歩むヒントをみつけてくれたらそれは私にとって幸いです。  

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