ヒーリングとビジネス


まずはたとえ話からです。

***

険しい岩山に囲まれた町があります。
そこは昔は肥沃な土地でしたが、人々が木を切ったり山を掘ったり
好き放題にしたために、今では土地はやせほそっています。
その町の人たちは何より水不足に頭を悩ましていました。

あるとき、2人の旅人がその町から遠く離れた岩山の奥で水が湧いているのを見つけました。

旅人Aはこう言います。
「あの町の人たちは水に困っているから、この水を容器に詰めて持って行ったらきっといい商売になる」

旅人Bはこう言います。
「水は自然の恵みだぞ、それを商売にするのは良くない」

旅人A
「容器に入れて運ぶのだって手間がかかるのだからお金を頂くのは当然だろう」

旅人B
「何を言っているんだ、あの町の人々は困っているのだからここに水が湧いているのを教えてあげよう」

旅人A
「ではこうしないか? 場所は秘密にしてお金を払ってくれた人にだけ教えるってのは?」

旅人B
「お金なんかもらわないでみんなに教えてあげよう」

こうして意見の合わないふたりの旅人は仲違いをしました。

最初、旅人Aは水を売る商売をはじめましたが大盛況です。
町の人たちは遠くからその水が運ばれてきてるのだと思い込み、多少高いお金を払ってでも水を買いました。

旅人Aは商売を拡大しようと儲けたお金で荷車と水を入れるたくさんの容器を買いました。

しばらくして、旅人Bが町の人たちにわき水の場所を教えると、町の人たちは自分で水をくみに行くようになり、旅人Aの商売は廃れてなくなってしまいました。

旅人Aには荷車とたくさんの容器が残りました。

旅人Bには町の人たちのたくさんの感謝が残りました。

***

もし水をみつけたのが旅人Aだけだったら、もっと長く商売できたかもしれませんね(笑)

初めてミネラルウォーターが店頭に並びだした頃、水までもが商品になったのか!?
って思いました。今ではネットで情報が商品になる時代になりましたから驚きです。

この例え話、細かい説明はしませんが、水を神のエネルギーに置き換えて考えたなら
私のいわんとする事が、きっとおわかりいただけると思います。
■ヒーリングビジネス

私はよく、人が何かをする動機が愛や信仰を見極めるためにビジネスか?奉仕か?というような事を言います。これはヒーラーというよりは、霊的なマスターを見分けるときの基準としての言葉なのでとてもハードルも高いです(笑)

私自身はヒーリングでお金を頂いたことは一度もありません。神への信仰や愛に基づいて霊的な活動をしているからです。

私は報酬を受け取らないという姿勢が正しいと思っていますし、人にもそのように伝えています。しかし、この言葉がたまに誤解を生むのですが、私は必ずしも商業的なヒーラーを不要だとか、そういう事を言っている訳ではありませんよ♪

商業的なヒーラーの中にもヒーリングを広めたいとか高い理想を持って素晴らしい活動をしている人はいらっしゃると思います。
ただ、現在の商業的なヒーリングの実情を見ていると正直これはどうなんだろうと疑問を持たされる事があまりにも沢山あります。

 

■ヒーリングビジネスを考察

人は仕事を通して人や社会に貢献し、その成果(報酬)によって生きていくというのは当然のことです。

ヒーリングでお金を取るか否かは何かと議論にあがる事が多いですが、他の仕事をしたくない!自分の時間はすべて人を癒すことに使いたいんだ!という方がヒーリングをお仕事にできたらそれは素晴らしいことだと思います♪

もしヒーリングをビジネスとするのであれば、是非「人や社会に貢献する」という事を忘れないでください。それはプロのビジネスマンとしての姿勢です。

私はデザイナーという職業ですが、プロとして報酬を得るまでは、高校、専門学校と専門教育を受けましたし、毎日授業や課題以外にも数時間絵の勉強をしました。
社会でプロと成るには要求される一定の水準を超えた能力が必要です。
それはどんな職業でも同じであると思います。

ヒーリングやリーディングなどスピリチュアルな分野でも同じだと思います。
エネルギー治療と結びつくことでその効果を飛躍的に向上させられるような知識や技術はたくさんあると思います。 医療、精神療法、食事療法、鍼灸、マッサージ、リフレクソロジー。もし本当に人を癒したいという熱意があるのであれば、あらゆる知識や技術の習得を惜しまず、プロとして求められる、プロとして認められる水準の力を持つヒーラーを目指してください♪

もし本当に誠実に、ヒーリングを仕事としようと思ったなら、ヒーリングは目に見えない事であるが故に、普通の職業以上の努力とが必要な大変厳しい世界になると思います。

冒頭の旅人の話ですが、町の人たちは水場が遠くて不便だと思います。

もし旅人Aが私欲ではなく、人々の為に「町まで水を引く」といった事を最初に始めたなら、旅人Bや町の人たちはみんな協力してくれたかもですね♪
その気持ちがあったなら、きっと仕事も報酬もおのずとついてきたと思います。



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